ロレックスを海外で買うと安い?購入方法やメリット・デメリット、税金について解説

ロレックスを海外で買うと安い?

「海外ならロレックスが安く買える」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

旅行や出張のついでに現地の正規店や免税店でデイトナや人気モデルを狙っている方もいるかと思います。ただし、為替レート・現地税・帰国時の税金・渡航費まで含めたトータルコストで見ると、かならずしもお得になるとは限りません。

海外で買う方法や購入先ごとの違い、メリット・デメリット、税金のしくみについて詳しく解説します。

※本記事に記載された価格や買取情報は2026年6月時点のデータをもとにしており、市場動向により変動する可能性があります。参考情報としてご活用ください。
※本記事はSNSや購入者の口コミなどを参考に編集部の独自調査により作成したものです。実際の購入を保証するものではございません。

ロレックスは海外で買うと安い?

「海外で買えばお得」というイメージは、ロレックスに限っては慎重に考える必要があります。

為替レート・現地税・免税還付の有無・カード手数料・帰国時の税金を含めたトータルコスト全体で比較してはじめて、お得かどうかが見えてきます。

ロレックスは年1〜2回の価格改定により、国ごとの大きな価格差が生まれにくいように調整しています。しかし、円安の影響を受けて、スイスやヨーロッパで購入しても日本より高くなるケースが十分にあります。

現地の表示価格だけで判断せず、諸費用込みの総額で比較する視点を持っておきましょう。


ロレックスを海外で買うならどこの国が安い?

どの国で購入すると安いかは、現地価格・為替レート・消費税やVATの税率・免税還付の有無・帰国時の税金を総合して判断が必要です。

海外出張が多いビジネスマンや定期的に海外旅行をする方にとって、渡航先での購入は十分に検討できる選択肢といえます。

ロレックスを購入する際の主要な国・地域の特徴をまとめると、以下のとおりです。

国・地域税制の特徴デイトナ(Ref.126500LN)の現地価格
日本249万9,200円
※税込価格
シンガポールGST(物品サービス税)約9%・旅行者還付あり23,800 SGD
※税抜価格
※日本円換算で約297万2,453 円
香港消費税・VATなし136,200 HKD
※税抜価格
※日本円換算で約278万6,935円
スイスVAT8.1%・旅行者還付あり15,000 CHF
※税込価格
※日本円換算で約302万1,960円
アメリカ州ごとに売上税が異なる(0〜10%程度)16,900 USD
※税込価格
※日本円換算で約270万8,656円
タイVAT7%・旅行者還付あり609,500 THB
※税込価格
※日本円換算で約300万831円
韓国VAT10%・旅行者還付あり25,990,000 KRW
※税込価格
※日本円換算で約270万8,656 円
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※GST(物品サービス税)、VAT(付加価値税)は、旅行者が条件を満たすと帰国時に一部払い戻しを受けられます
※各国の定価は2026年6月時点のロレックス公式サイト及び正規販売店サイトに掲載されている価格です。
※2026年6月17日時点の為替レートを参考に日本円に換算しています。

どの国も「安い」と断言できるわけではなく、渡航のタイミングや為替次第で条件は大きく変わります。


ロレックスを海外で買う方法

ロレックスを海外で買う方法は、大きく分けて正規店・免税店・中古並行輸入店の3つです。

購入先によってリスクや価格、保証内容が異なるため、それぞれの特徴を事前に理解しておくと、現地での判断がスムーズになります。

海外の正規店で購入する

海外でロレックスを買う方法として、もっとも安心なのが現地の正規販売店での購入です。

ロレックス公式サイトの店舗検索で渡航先の正規店の情報を事前に確認してから、来店するのがおすすめです。なお、公式サイトはあくまで店舗検索のみで、オンライン購入はできません。

正規店で購入するメリットは、本物を手に入れられる安心感と5年間の国際保証が付くことです。ただし、デイトナなどの人気モデルは海外正規店でも在庫が少なく、かならず購入できるとは限りません。

店舗によっては、ウェイティングリストへの登録や、パスポートなどの本人確認書類が必要になる場合があります。店舗ごとに販売ルールや購入制限が異なるため、渡航前に現地店舗のルールを確認しておきましょう。

空港や市中の免税店で購入する

空港内の正規販売店では、免税制度を利用できる場合があり、市中店舗より税負担を抑えられるケースも多いです。

旅行者が免税を利用して購入できるのは、主要な国際空港の制限エリア内にある免税店、市中にあり出国時に空港で商品を受け取る空港型市中免税店などが代表的です。

デイトナをはじめとするスポーツモデルなどの人気モデルは、免税店でも在庫が少なく、展示品のみで販売在庫がない可能性もあります。

希望モデルが決まっている場合は渡航前に現地の免税店へ問い合わせておくと、現地での時間を有効に使えます。

海外の中古時計店・並行輸入店で購入する

海外の中古時計店や並行輸入店では、正規店では見つかりにくい人気モデルや生産終了モデルを探せる点が魅力です。

正規ルートでの入手が難しいモデルを求めて、海外の中古市場に足を運ぶ方も一定数います。ただし、デイトナやサブマリーナーなどの人気モデルは海外の中古市場でもプレミア価格がつきやすく、日本より安く買えるとは限りません。

購入前には、販売店の実績・保証書や付属品の有無・返品条件・メンテナンス履歴・真贋保証の有無を確認してください。言語の壁もあるため、購入条件は書面や明細でも残しておくと安心です。


海外の正規店でもロレックスマラソンは必要?

「海外なら簡単に買える」と期待して渡航する方も多いですが、実際には海外正規店でもロレックスマラソンが必要になるケースがあります。

日本国内の購入制限は海外店には適用されませんが、海外でも店舗ごとに販売方針や顧客優先の運用があります。

アメリカを例に挙げると、滞在期間が限られる旅行者にとって長期戦は現実的ではないでしょう。ただし、旅行の合間に複数の正規店を巡れば、運よく購入できるチャンスもあるかもしれません。

渡航先の正規店をあらかじめリストアップし、購入できない可能性も踏まえて回ることが大切です。


海外でロレックスを購入した人の声

画像は当社撮影の「ロレックス」コスモグラフ デイトナ

海外の正規店を訪れた方のSNS上での体験談を見ると、現地の在庫状況や販売方針の傾向がわかります。

タイに5回通って店員と仲良くなり、LINEでやり取りできるように

いつまでハワイにいるか確認され、希望モデルが入荷したら連絡すると言われた

バンコクではデイトジャストか金無垢サブが限界。プロフェッショナルモデルの購入は観光客には難しい

スイスでもロレックス正規店に行列。国際的なロレックスマラソンになっている

ディープシーと青サブは提案してもらえたが、デイトナなどの超人気モデルの状況は日本も海外も変わらない

海外正規店では提案モデルが増えるケースもありますが、デイトナなど人気モデルの入手難易度は世界共通という声が目立ちます。

入手困難モデルの詳細は、以下の記事で紹介しています。
>>【2026年最新】ロレックス入手困難モデルはこちら


ロレックスを海外で買う3つのメリット

ロレックスを海外で買うことには、国内購入にはない独自のメリットがあります。

価格面だけでなく、モデルの選択肢や購入後のサービス面も含めて、事前に把握しておくと現地での判断がスムーズです。

国内では流通が少ないモデルに出会える

画像は当社撮影の「ロレックス」コスモグラフ デイトナ

海外でロレックスを買う魅力のひとつが、国内では在庫が少ないモデルに出会える可能性があること。

国や店舗ごとに在庫状況と販売方針が異なり、タイミング次第で人気モデルを購入できる場合もあります。

また、海外で購入するメリットは以下のような内容が挙げられます。

  • 入荷直後や複数店舗を回ることで、購入チャンスが広がる
  • 観光客が多い都市や空港周辺の店舗は在庫が動きやすい傾向があり、お目当てのモデルに思いがけず巡り会える可能性がある
  • ジュネーブやロンドンなどロレックスに縁深い地で買えば、旅の記念としても特別な一本になる

ただし、デイトナやサブマリーナーなどは世界的に需要が高いモデルは、海外でも容易には手に入りません

正規品なら海外購入でもアフターサービスを受けられる

海外の正規販売店でロレックスを買った場合でも、5年間の国際保証が適用されます

帰国後も日本国内の正規サービスセンターでメンテナンスや修理を受けられるため、購入国を問わずアフターサービスの安心感は変わりません。

保証を受けるには、正規販売店で購入をした場合であっても、店舗側で購入時に製品が電子登録されていることが必要です。

なお、偽物や非純正部品が使われた時計は、原則として、正規サービスの対象外である点には注意してください。

円高のタイミングなら購入費用を抑えやすい

円高のタイミングでロレックスを海外で買うと、現地価格の円換算額を抑えやすくなります。たとえば、1万ドルのロレックスは、1ドル140円なら140万円、1ドル120円なら120万円となり、為替だけで20万円の差が生じます。

ただし、現在はさまざまな国に対して円安が続いており、海外での購入は割高になりやすい状況です。

為替は日々変動するため、カードの海外事務手数料や決済日のレートまで含めた総額で判断することをおすすめします


ロレックスを海外で買うデメリット

海外でロレックスを買うメリットはありますが、渡航前に押さえておきたいデメリットも3つあります。

それぞれのリスクを理解したうえで、購入を検討しましょう。

偽物や状態の悪い個体を購入してしまうリスクがある

海外の中古時計店や並行輸入店では、流通経路が複雑になるため、偽物や状態の悪い個体を購入するリスクがあります。

ロレックスは精巧な偽物も多く出回っているため、中古品を海外で買う際は以下の項目を確認してください。

  • 販売店の実績と口コミ
  • 保証書・付属品の有無
  • 外装とムーブメントの状態
  • 真贋保証と返品条件の有無

正規店以外での購入は、事前調査を徹底したうえで慎重に判断することが大切です。偽物の見分け方については、以下の記事も参考にしてください。
>>【買取専門店が伝授】ロレックス偽物の見分け方を画像・動画付きで解説

言語の違いで商品の状態や保証内容を確認しづらい

海外店舗でロレックスを買う際は、商品の状態・保証内容・付属品・支払い条件・返品可否を現地語や英語でやり取りする必要があります。

中古品や並行輸入品は、傷の有無・修理歴・保証範囲を正確に把握できないと、購入後のトラブルに発展する可能性があります。

不安がある場合は英語や日本語対応が可能な店舗を選び、保証書や購入明細の内容を購入前に書面で確かめておくと安心です。

渡航費を含めると結果的に割高になる可能性がある

海外でロレックスを買う際は、本体価格だけでなく航空券・宿泊費・現地交通費・海外保険も含めたトータルコストで比較することが欠かせません。

免税や価格差で数万円安くなっても、渡航費を加えると国内購入より割高になるケースもあります。

2026年6月現在、JAL・ANAの燃油サーチャージは高い水準にあり、航空券代も含めると、渡航コストは膨らみやすい状況です。

購入目的での渡航は総額での比較が必須です。旅行や出張のついでに買う場合のほうがメリットを感じやすいといえます。

ロレックスを安く買う方法を検討している人向けには、こちらの記事で解説しています。
>>【2026年最新】ロレックスを安く買う方法は?


ロレックスを海外で購入したときにかかる税金

海外でロレックスを買う際に意外と見落としやすいのが、帰国時にかかる税金です。

免税店で購入した場合も例外ではなく、税金のしくみを事前に把握しておくことが大切です。

20万円を超えるロレックスは消費税が課税される

海外でロレックスを買って日本へ持ち込む場合は、その他の物品と合わせた海外市価の合計が20万円を超えると申告が必要です。

課税対象となるのは、海外市価の60%に対して、10%の消費税・地方消費税がかかります。実質的な税負担は購入価格の6%程度で、関税は腕時計の場合は対象外です。

たとえば、海外市価100万円のロレックスを持ち帰った場合、60万円に対して約10%、つまり約6万円の税負担が生じる計算です。

「免税店で買ったから非課税」とはならない点は、事前に押さえておきたいポイントです。

帰国時にかかる消費税の計算方法

帰国時に課税される消費税は、購入価格そのものではなく、海外市価に0.6をかけた課税価格をもとに算出します。

計算式の目安は、「海外市価×0.6=課税価格」「課税価格×7.8%=消費税」「消費税×22/78=地方消費税」です。

デイトナ Ref.126500LNの価格を249万9,200円と仮定して試算すると、以下のとおりです。

項目金額
課税価格(×0.6)149万9,000円
消費税(×7.8%)約11万6,900円
地方消費税(×22/78)約3万2,900円
納税額の目安約14万9,800円
※横にスクロールできます
※税関の計算方法に則り、課税価格は1000円未満を切り捨て、税額は100円未満を切り捨てています。

上記はあくまで概算であり、正確な納税額は税関申告時に確定します。

海外の免税店で買ったら税金はかからない?

「免税店で買ったから税金ゼロ」は誤解。海外の免税店で免除されるのは現地の税金だけであり、日本帰国時の課税とは別物です。

2つの違いを整理すると、以下のとおりです。

  • 現地免税店の免税:購入国のVATや消費税が免除される制度
  • 日本帰国時の課税:海外市価の合計が20万円超で消費税・地方消費税が課税される

免税店で買ったロレックスも、帰国時には税関申告が必要になる場合がある点は覚えておきましょう。

関税は課税される?

海外で購入したロレックスに関税はかかりません。腕時計は、関税率が無税(フリー)に設定されているためです。ただし、「関税がかからない=税金が一切かからない」ではない点は、押さえておく必要があります。

課税対象になる場合、支払うのは消費税・地方消費税が中心です。海外市価の合計が20万円を超えれば申告義務が生じ、消費税の負担が発生します。

帰国時は関税の有無だけでなく、消費税の申告が必要かどうかも合わせて確認しておくと安心です。

税金の申告をしなかったら罰則対象に

申告対象のロレックスを申告せずに持ち込んだ場合は、本来の税金に加えて無申告加算税や延滞税が課される可能性があります。

税関の調査後に申告した場合でも、原則として納付税額に対して無申告加算税が上乗せされます。故意に申告しなかったと判断されれば、犯罪として罰せられるケースもあるのです。

「バレなければ問題ない」は通用しないため、海外でロレックスを買ったら帰国時の申告を忘れずに行ってください。

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ロレックスを海外で買うなら価格・税金・購入先を確認して判断しよう

ロレックスを海外で買えば、かならず安くなるわけではありません。

現地価格・為替レート・免税制度・帰国時の消費税を含めたトータルコストで比較してはじめて、国内購入との差が見えてきます。2026年6月現在は多くの通貨に対して円安傾向が続いており、為替メリットを期待しにくい状況でもあります。

正規店は本物を安心して購入できる反面、デイトナなどの人気モデルは海外でも入手が難しいのが現実です。

中古店や並行輸入店を利用する場合は、真贋保証・保証書の有無・返品条件を事前に確認してから購入を判断してください。

旅行や出張のついでなら検討の余地がありますが、購入目的だけの渡航は航空券や宿泊費も含めて国内購入と比較してから判断しましょう。

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