【プロ監修】ロレックス デイトジャスト偽物の見分け方12選!王冠マークや刻印の違い

世界的な高級時計ブランド「ROLEX(ロレックス)」。その中でもDATEJUST(デイトジャスト)は、とくに人気が高いだけに偽物が多く流通していることも事実です。

そこでこの記事では、買取サービス「ブラリバ」の査定士監修のもと、【ロレックス デイトジャストの偽物の見分け方12選】を解説します!王冠マーク・刻印・ムーブメントなどの真贋ポイントをわかりやすく紹介しますので、気になる人はぜひ最後までご覧ください。

※掲載している商品画像は、当社が独自の基準で真贋チェックを行い、基準を満たしたものを使用しています。
※本記事は「偽物の流通を推奨する」または「偽物の買取を行う」ことを目的とした内容ではありません。
※本記事はブランド公式の情報ではありません。あくまで参考情報としてご活用ください。
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。

目次


ロレックスを代表する定番モデル「デイトジャスト」の魅力

1945年誕生の「デイトジャスト」はロレックスの三大発明(オイスターケース、パーペチュアル、デイトジャスト機構)がすべて集約された記念碑的モデルです。

最大の特徴は、モデル名の由来でもある「午前0時に日付が瞬時に切り替わるデイトジャスト機構」。多彩なサイズや素材が展開されており、ビジネスから日常使いまで幅広く活躍する汎用性の高さも魅力です。

とくにステンレススチールと18Kイエローゴールドを組み合わせたコンビモデル「Ref.16233(36mm)」などは、中古市場でも根強い人気を誇ります。

しかし、その圧倒的な知名度と流通量ゆえに精巧な偽物も数多く出回っているため、購入の際は十分に真贋を見極めることが必要です。


ロレックス デイトジャストの偽物の見分け方12選

ここからは、ロレックス デイトジャストの真贋ポイント12選を紹介します。

ただし、これらはあくまで真贋ポイントの一例であり、すべての偽物に当てはまるわけではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があるため、複数の項目をあわせて総合的に判断してください。

見分け方①デイトジャスト機構

画像は当社の基準内品のロレックス デイトジャスト

まず注目したいのが、最大の特徴でもあるデイトジャスト機構です。

本物は、精度の高いデイトジャスト機構が搭載されているため、日付が変わる午前0時に瞬間的に切り替わります

いっぽうの偽物は精度の低いムーブメントを使用していることが多いです。日付の切り替わりが午前0時前後になったり、徐々に切り替わったりする場合があります。

なお、本物であってもパーツの摩耗や内部の遊びにより、数分程度ズレて切り替わることはあります。しかし、1950年代の初期世代を除き、現代の中古市場に流通する主要なモデルや現行品において、日付がゆっくりと変わる仕様の本物は存在しないため、徐々に変わる場合は偽物を疑いましょう。

デイトジャスト機構の見分け方

本物
・午前0時に日付が瞬時に切り替わる
・モデルによって切り替わりタイミングに若干の差あり
偽物
・午前0時より前に日付の変更が始まることがある
・日付の動きがゆっくりで不自然

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方②デイト(カレンダー)の数字

画像はいずれも当社の基準内品のロレックス デイトジャスト

日付窓から覗くカレンダーディスク(日車)の数字も、真贋を見極める重要なポイントです。

本物はインクの発色がよく、日付窓の中央に数字がぴったりと収まっています。とくに1980年代以前のモデルは「太字カレンダー」と呼ばれる立体的で力強いフォントが特徴です。

いっぽうの偽物は、窓内の数字が上下左右にズレていたり、フォントやサイズが本物と微妙に異なったりするケースが散見されます。

全体的に印字が粗く、線が不自然に細かったり、古いモデルの太字を真似てインクが滲み、輪郭が歪んだりしているのが特徴です。

デイト(カレンダー)の数字の見分け方

本物
・インクの発色がよく、立体的でシャープな印字
・日付窓の中央に数字が正確に配置されている
・古いモデルは「太字カレンダー」が特徴
偽物
・窓内の数字が中央からズレていることが多い
・フォントやサイズが本物と異なる
・文字が不自然に細い
・太字を真似ようとしてインクが滲んでいる

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方③王冠のマーク

ロレックスのシンボルである王冠マークは、おもに「文字盤」「風防ガラス」「バックル」の3点に入っています。

①文字盤

画像は当社の基準内品のロレックス デイトジャスト 文字盤部分

本物の文字盤の12時位置にある王冠マークは、立体仕上げによる繊細な造形が特徴です。偽物は平坦なプリント仕上げになっていたり、配置が微妙にズレていたりするケースが多く見られます。

②風防ガラス

画像は当社の基準内品のロレックス デイトジャスト

2000年頃以降に製造されたモデルには、風防ガラスの6時位置に王冠の透かしマーク(レーザー刻印)が入っています。偽物はこの透かしのドットが粗く、肉眼でも不自然にはっきりと見えすぎる傾向があります。

ただし、2000年頃以前のアンティークや旧型モデルには透かしがないため、「透かしがない=偽物」と誤認しないよう注意が必要です。

③バックル

画像は当社の基準内品のロレックス デイトジャスト バックル部分

バックル部分の王冠マークは、中央がもっとも高い山型の造形です。いっぽう偽物は、上部が横一直線になっていたり、先端の隙間の仕上げが粗く不自然な厚みがあったりする場合があります。

王冠マークの見分け方

本物
・文字盤(12時位置)の王冠マークはアップライト仕上げで立体的
・風防ガラス(6時位置)内側に王冠の透かしマークがある
・バックルの王冠は中央が最も高い山型
偽物
・文字盤の王冠マークがプリント仕上げで平坦、または位置がズレている
・風防ガラスの透かしマークのドットが粗く、肉眼で見えすぎる
・バックルの王冠上部がほぼ横一直線で、仕上げが粗い

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方④シリアルナンバー・モデルナンバー

シリアルナンバーは製造年や個体を識別する番号、モデルナンバー(リファレンス)は商品の型番を指します。

本物のモデルナンバーはケース側面(12時側のラグ間)に深く鮮明に刻まれています。いっぽう、シリアルナンバーの刻印位置は年代によって異なるため注意が必要です。

2000年代半ばから文字盤外周の立ち上がり部分(通称ルーレット)にも刻印されるようになり、2010年頃以降のモデルはルーレットの6時位置のみに刻印されるよう移行しています。そのため「ケース側面にシリアルがないから偽物」と早合点しないよう気をつけてください。

画像はいずれも当社の基準内品のロレックス デイトジャスト

本物の刻印は精巧で、光に当てると美しく輝きます。いっぽう偽物は、ナンバー自体がない場合や、刻印が浅くぼやけている、文字が点線状で粗いといった特徴が見られます。ただし、精巧な偽造ナンバーが刻まれているケースもあるため、文字の美しさや深さをルーペ等でしっかりと確認することが大切です。

シリアルナンバー・モデルナンバーの見分け方

本物
・モデルナンバーはケース側面(12時側)に鮮明に刻印
・シリアルナンバーは年代により「ケース側面(6時側)」または「インナーリング」にある
・光に当てると刻印が美しく輝く
偽物
・シリアルやモデルナンバーが刻まれていない
・刻印がぼやけていたり、点線状で粗かったりする
・偽造ナンバーが使われていることもあるため刻印の質に注意

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方⑤バックル(留め具)の刻印

画像は当社の基準内品のロレックス デイトジャスト バックル部分

ブレスレットのバックル(留め具)に打たれている刻印も、真贋で大きな差が出るポイントです。

本物のバックル部分には、「クラスプコード」と呼ばれるアルファベットと数字の刻印があります。本物の刻印は文字のエッジが非常に滑らかで、均一な深さで美しく打たれているのが特徴です。

なお、1976年頃から2010年頃に製造されたモデルであれば、このコードの規則性からおおよその製造時期を特定できます。ただし、2011年頃以降のモデルはランダムな3桁の英数字へと仕様変更されているため、コードから製造年を読み解くことはできません。

いっぽうの偽物は、安価なものだとクラスプコード自体が存在しないケースがあります。また、精巧な偽物でコードが刻まれていても、金属加工の精度が低く「文字の深さがバラバラ」「レーザーの焼き跡で文字の内部が黒くザラついている」など、細部の仕上げに必ず粗が出ます。

バックル(留め具)の刻印の見分け方

本物
・バックルに「クラスプコード」が均一な深さで滑らかに刻印されている
・1976〜2010年頃のモデルは製造年と連動、2011年以降はランダムな英数字
偽物
・バックルにクラスプコードの刻印がない
・刻印があっても文字の深さが不均一
・レーザーによる焼き跡で、文字の底面が黒くザラついている

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方⑥針・インデックスの仕上げ

画像は当社の基準内品のロレックス デイトジャスト

針やインデックス(アワーマーカー)といった、立体的な金属パーツそのものの仕上げクオリティは、真贋が非常にはっきりと表れるポイントです。

本物の針は、製造工程で側面までていねいに面取りと磨きがかけられており、ルーペでどの角度から見ても滑らかで美しい輝きを放ちます。断面にギザギザとしたバリ(金属を打ち抜いた際に残るトゲ状の突起)はありません。

また、針の中心にある軸部分(ハカマ)の処理も美しく、インデックスの金属枠や、そこに流し込まれた夜光塗料の仕上がりもきれいです。

いっぽうの偽物は金属パーツの製造精度が低く、ルーペで観察するとプレスで打ち抜いたままのザラついた断面や、側面にバリが残っているのが確認できます。

さらに、偽物は針そのものが薄くペラペラとした印象を与えることが多く、針の中心軸の処理が雑で金属が潰れていたり、インデックスの枠から夜光塗料がはみ出していたりといった粗さが見られるのも大きな特徴です。

針・インデックスの見分け方 

本物
・針やインデックスの側面までていねいに磨き上げられ、滑らか 
・断面にバリ(金属の突起)やザラつきが一切ない 
・針の中心軸(ハカマ)の処理や、夜光塗料の塗布が完璧 
偽物】 
・プレスで打ち抜いたままのザラついた断面になっている
 ・ルーペで見ると側面にバリが残っている
・針が不自然に薄く、中心軸が潰れている、または夜光塗料のはみ出しがある

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。 

見分け方⑦文字盤(ダイアル)

文字盤(ダイアル)のベースとなる表面の質感や光沢も、真贋を見極める重要なポイントです。

画像は当社の基準内品のロレックス デイトジャスト

デイトジャストの文字盤には、多くのモデルで「サンレイ仕上げ」と呼ばれる放射状の微細なヘアライン加工が施されています。本物はこの研磨加工が非常にきめ細かく、光を当てると中心から外側に向かって、扇状の美しい光沢と陰影が滑らかに広がります。

いっぽうの偽物は、このベースとなる表面仕上げのコストを削っている傾向にあり、全体的に色がくすんで見えるケースが多くあります。サンレイ仕上げを模していても、放射状の線が粗くてギラギラと安っぽく反射したり、逆に照明下でもほとんど光沢が感じられず「のっぺり」とした質感になっていたりするのが特徴です。

文字盤(ダイアル)の見分け方

【本物
・サンレイ仕上げによる放射状の研磨が非常にきめ細かい
・光を当てると、扇状の美しい光沢と滑らかな陰影が出る
・ベースカラーに深みと高級感がある
偽物
・全体的に色がくすんでおり、深みがない
・サンレイ仕上げの線が粗く、ギラギラと安っぽく光る
・光沢がほとんどなく、のっぺりとした質感になっている場合がある

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方⑧風防・サイクロップレンズ

画像は当社の基準内品のロレックス デイトジャスト

風防(ガラス面)と、日付を拡大する「サイクロップレンズ」の品質も、真贋を確認するうえで見落とせないポイントです。

本物の風防とサイクロップレンズには、サファイアクリスタルが使用されています。さらに、2000年代半ば以降のモデルでは、サイクロップレンズ部分に反射防止(AR)コーティングが施されており、光の反射を抑えてカレンダーの数字がくっきりとクリアに読み取れるようになっています。風防全体に無反射コーティングが採用されたのは2020年代の現行モデルからです。

いっぽうの偽物は、風防やサイクロップレンズが安価なガラス素材などでできていることが多いです。光が乱反射して白っぽく濁って見えることがあります。とくにサイクロップレンズは拡大率が低く、数字が歪んで見えることも。

少し角度を変えただけで、文字盤の数字や針が極端に読み取りにくくなる場合は、風防の品質に問題がある可能性があります。

風防・サイクロップレンズの見分け方

本物
・風防とサイクロップレンズにサファイアクリスタルが使われている
・透明度が高く、歪みなく読み取れる
・2000年代半ば以降のモデルは、サイクロップレンズに反射防止処理あり
・レンズ越しの日付がクリアで歪みなく読み取れる
偽物
・ガラスやレンズの処理が甘く、光が乱反射して白っぽく濁る
・レンズ越しの日付が歪んで見える
・少し角度を変えると数字や針が読み取りにくくなる

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方⑨コマの側面のネジ穴

画像は当社の基準内品のロレックス デイトジャスト 側面部分

ブレスレットのコマをつなぐネジ(スクリューピン)とネジ穴の仕上げも、偽物の粗が出やすいポイントです。

本物のブレスレットは、側面のネジ頭と穴の間に無駄な隙間がなく、表面がぴったりと収まっています。また、ネジのマイナス溝の彫りも深く均一で、ネジを外してコマの内側の穴を覗き込むと、正円に仕上げられています。

いっぽうの偽物は、ネジ頭と穴の間に不自然な隙間が空いていたり、ネジのマイナス溝の仕上がりがザラついていたりします。ネジを外して内側を見ると、ネジ穴が不規則に歪んでいるケースも見受けられます。

ただし、ネジの取り外しは時計に傷をつけるリスクがあるため、ご自身で確認する際は、側面の隙間の有無やマイナス溝の綺麗さをチェックするに留めましょう。

コマの側面のネジ穴の見分け方

本物
・側面のネジ頭と穴に隙間がなく、ぴったり平らに収まっている
・ネジのマイナス溝の彫りが深く均一
・コマの内側のネジ穴が綺麗な正円に仕上げられている
偽物
・ネジ頭と穴の間に不自然な隙間がある
・ネジのマイナス溝の仕上げがザラついている
・コマの内側のネジ穴が三角形など不規則な形に歪んでいる

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方⑩ムーブメント

内部のムーブメント(駆動機構)の精度や操作感も、真贋を判断する重要なポイントです。

前提として、1970〜2000年代に製造された「オイスタークォーツ(Ref.17000など)」といった一部の歴史的モデルを除き、一般的なデイトジャストはすべて「機械式(自動巻き)」のムーブメントを搭載しています。

本物の機械式モデルは、秒針が細かく滑らかに進む「スイープ運針」が特徴です。

秒針が1秒ごとにカチカチと止まりながら動く(ステップ運針)場合は、安価なクォーツムーブメントを入れた偽物の可能性が極めて高くなります。

また、最近の偽物には精巧なコピー機械式ムーブメントが使われていることもありますが、本物特有の「リューズを巻いたときの滑らかな感触」や「針を合わせたときの精密な動き(遊びの少なさ)」までは再現しきれていないことが多く、操作感に違和感が出やすいのが特徴です。

ムーブメントの見分け方

本物
・基本は自動巻きで、秒針が滑らかに進む(スイープ運針)
・リューズの巻き上げや針回しの感触が非常に滑らかで精密
偽物
・自動巻きモデルのはずなのに、秒針が1秒ごとにカチカチと動く
・リューズを巻いたときの感触が重い、またはスカスカして安っぽい
・針を合わせる際に不自然なガタつき(遊び)がある

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方⑪素材・重量

素材と重量は、手に取った瞬間に差を感じやすいポイントのひとつです。

本物には高品質なオイスタースチール(ステンレス)や金の含有率75%の18ctゴールド(18Kゴールド)といった希少価値の高い金属が使用されているケースがほとんどです。

風防にサファイアクリスタル、装飾にダイヤモンド、一部のレディースモデルなどにはプラチナも採用されているため、手に持つとずっしりとした重さを感じられます。素材の表面は美しい光沢を持ち、触れてもトゲトゲした感触が見られないことがほとんどです。

いっぽうの偽物にはプラスチックなど安価な素材が使われているケースが多く、手に持つと本物と比べて軽い印象を受けることがあります。

表面を触るとトゲトゲしく、場合によっては肌に引っ掛かるほど粗い仕上がりのものも見られます。アルミのような質感が感じられる場合も、偽物の可能性を疑ってみましょう。

素材・重量の見分け方

本物
・高品質なステンレスや18Kゴールドを使用
・金属の密度が高く、手に持つとずっしりとした重みがある
・金属のフチまでていねいに研磨されており、肌触りが非常に滑らか
偽物
・低グレードの金属や安価な合金が使われており、見た目よりも軽い
・持ったときに中身がスカスカしているような違和感がある
・研磨が甘く、角を触るとトゲトゲとしたザラつきや痛みを感じる

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方⑫ベゼル

画像は当社の基準内品のロレックス デイトジャスト

ベゼルの素材と金属の仕上がりも、真贋で明確な差が出やすいポイントです。とくにデイトジャストを象徴する「フルーテッドベゼル(溝付きベゼル)」には、ケースがステンレススチールであっても、ベゼル部分には18Kホワイトゴールドを採用しているモデルが多く存在します。

画像は当社の基準内品のロレックス デイトジャスト

本物のフルーテッドベゼルは、山と谷のカットが非常にシャープで、完璧な対称性を持っています。18Kゴールド特有の深みのある煌びやかな光を、くっきりと美しく反射するのが特徴です。

いっぽう偽物の多くは、コスト削減のためにホワイトゴールドではなくステンレス安価なメッキ素材を使用しています。そのため、輝きが黒ずんでいたり、全体的にくすんだ印象を与えます。

さらに金属の加工精度が低いため、溝の彫りが浅く、山の角が丸みを帯びており、光を当てても高級感のある反射が得られません。

ベゼルの見分け方

本物
・溝の山と谷のカットがシャープ
・18Kホワイトゴールドなどの高品質素材による深みのある輝き
・光を当てると、くっきりと鋭く反射する
偽物
・安価な素材が使われている
・加工精度が低く溝が浅い、または不均一
・山の角が丸みを帯びており、光の反射が鈍い

※記載している見分け方は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。


偽物のデイトジャストを避けるための購入時の注意点

偽物のロレックス デイトジャストを購入しないためには、購入前の慎重な確認が欠かせません。とくにフリマアプリや非正規ルートでの購入はリスクが高く、精巧な偽物に気づかないまま購入してしまうケースも少なくありません。

ここでは、偽物の被害を未然に防ぐために押さえておくべき、購入時の重要な注意点を紹介します。

フリマアプリや不審な通販サイトでの購入は慎重に判断する

高額なデイトジャストは、個人売買やフリマアプリでの購入に高いリスクが伴います。偽物だけでなく「写真と実物が違う」「付属品がない」などのトラブルも多発しているためです。

以下の特徴がある出品や不審なサイトには十分注意し、少しでも不安があれば購入を控えましょう。

  • 出品写真が少なく、細部の状態が確認できない
  • 保証書や購入元の説明が曖昧、または記載がない
  • 運営会社の情報や支払い方法、返品条件が不透明

「並行輸入品」を装う悪質な販売業者に注意する

「並行輸入品」とは正規ルート以外で輸入された商品のことで、それ自体は偽物ではありません。しかし、これを隠れ蓑にして「海外正規品」と称し、偽物や真贋不明品を販売する悪質な業者も存在します。

購入時は、以下の販売店情報を必ず確認してください。

  • 会社情報や古物商許可番号が明記されているか
  • 実店舗の有無や、独自の鑑定体制が整っているか
  • 明確な保証内容と返品条件があるか

「並行輸入品」について詳しく知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。
>>並行輸入品とは?偽物との見分け方と安全な購入ガイド

相場を大きく下回る価格の商品には注意する

人気モデルのデイトジャストが極端に安く販売されている場合は要注意です。偽物のリスクに加え、深刻な動作不良」「重大な修理歴」「盗難品などの問題を抱えている可能性があります。

同型番でも年式やコンディション、付属品(保証書や箱)の有無によって価格は変動しますが、明確な理由なく相場を大きく下回るものには裏があります。

購入前に複数の時計専門店や中古サイトを比較し、適切な相場感を把握しておくことが大切です。


ロレックス デイトジャストを安全に購入できる場所

本物のデイトジャストを手に入れるには、購入ルートの選択が非常に重要です。ここでは、安全に購入できる3つの選択肢を紹介します。

正規店で購入する

新品を購入するなら、偽物のリスクがなくメーカー保証も受けられる「正規店」がもっとも安全です。

ただし、デイトジャストなどの人気モデルは常に在庫があるわけではなく、希望のモデルをすぐに購入できるケースは稀です。

正規店での購入が難しい場合の対処法については、下記の記事も参考にしてみてください。
>>ロレックスが買えない4つの理由を解説!

ロレックス認定中古時計(RCPO)で購入する

中古モデルを確実に安全に手に入れたい場合は、「ロレックス認定中古時計(RCPO)」もおすすめです。メーカー自身が品質と真正性を保証するプログラムで、以下のような特徴があります。

  • ロレックス公式による真正性保証と、2年間の国際保証が付帯
  • 正規店で新品が手に入りにくい状況でも安心して購入可能
  • 日本では「ロレックス ブティック 表参道」が取扱店となっている

在庫情報などは、RCPOの取扱店であるロレックス ブティック表参道の公式サイトから確認できるため、正規店と併せて活用しましょう。

信頼できるリユースショップも選択肢のひとつ

生産終了した旧型モデルや状態のよい中古品を探すなら、真贋チェックの体制が整ったリユースショップも有力な選択肢です。

安全なショップを見極める際は、以下のポイントを必ず確認しましょう。

  • 専門知識を持った査定士が在籍しているか
  • 一般社団法人 日本流通自主管理協会(AACD)に加盟しているか
  • 古物商許可番号が明記されているか
  • 返品条件や保証内容が明確か

当社が運営する「WASTE_NOT」は、AACDの基準に則り真贋チェックを行い、偽造品や不正商品の流通防止に取り組んでいます。古物商許可番号や運営元の情報も明記しておりますので、安心してデイトジャストをお探しいただけます。

正規店では見つかりにくいモデルをお探しの人は、ぜひチェックしてみてください!
>>「WASTE_NOT」でロレックス デイトジャストを見てみる


もしかして偽物?デイトジャストの偽物を買ってしまった場合の対処法

購入したデイトジャストが「偽物かもしれない」と気づいても、慌てる必要はありません。まずは落ち着いて状況を整理し、以下の手順で迅速に対処しましょう。

まずは購入元に問い合わせる

偽物の疑いがある場合は、まず購入元へ連絡し、返品や返金対応について交渉します。連絡の前に、証拠として必ず以下の準備をしておきましょう。

  • 商品本体・付属品・梱包材などを、届いたままの状態で保管する
  • 購入ページ・取引履歴・出品者とのメッセージのやり取りをスクリーンショットで保存する
  • 「受取評価」や「取引完了」の手続きをしない

フリマアプリや通販サイトの場合、「受取評価」や「取引完了」の手続きをしてしまうと、運営会社の補償制度やサポートを受けられなくなる恐れがあります。

消費者センターや警察に相談する

販売者と連絡が途絶えたり、返金に応じてもらえない場合は、保存した証拠をもとに早急に外部機関へ相談しましょう。

消費者ホットライン「188(いやや)」
最寄りの消費生活センターにつながり、専門の相談員から返品・返金に向けた具体的なアドバイスがもらえます。

警察相談専用電話「#9110」または最寄りの警察署
明らかな詐欺サイトで購入した場合や、偽造品が届いて悪質性が高い場合は、警察への相談も検討してください。

クレジットカード会社・金融機関
支払い方法に応じて、カード会社や振込先の銀行へ早急に連絡し、引き落としの停止や補償対応について相談しましょう。

相談をスムーズに進めるためにも、不審なサイトのURL、商品画像、振込記録、メール内容などは、あらかじめ手元に揃えておくことが大切です。

参考:
消費者ホットライン|消費者庁
警察に対する相談は警察相談専用電話 「#9110」番へ|政府広報オンライン

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真贋ポイントを押さえて、本物のロレックス デイトジャストを手に入れよう

ロレックスのデイトジャストは流通量が多い人気モデルのため、購入時は偽物が紛れていることもあります。

この記事で紹介した真贋ポイントを、改めておさらいしましょう!

ロレックス デイトジャストの真贋ポイント

  • デイトジャスト機構:午前0時に日付が瞬時に切り替わるか
  • デイト(カレンダー)の数字:インクの発色が鮮やかで、窓の中央に配置されているか
  • 王冠マーク:文字盤のマークが立体的か、ガラスの透かしが粗すぎないか
  • シリアル・モデルナンバー:刻印が鮮明か、年代と刻印位置が一致しているか
  • バックルの刻印:クラスプコードが均一な深さで刻印されているか
  • 針・インデックスの仕上げ:金属の断面にバリがなく、綺麗に磨き上げられているか
  • 文字盤(ダイアル):サンレイ仕上げの線がきめ細かく、美しい光沢があるか
  • 風防・サイクロップレンズ:レンズ越しの日付が歪みなくクリアに読み取れるか
  • コマの側面のネジ穴:ネジ頭に隙間がなく、内側の穴が綺麗な正円か
  • ムーブメント:秒針が滑らかに動き(スイープ運針)、操作感が精密か
  • 素材・重量:ずっしりとした重みがあり、金属のフチの触り心地が滑らかか
  • ベゼル:溝のカットがシャープで、光を鋭く美しく反射するか

ただし、真贋ポイントだけで判断しきれないケースもあります。少しでも不安を感じた場合は、正規店や信頼できるリユースショップの利用がおすすめです。

正しい知識を身につけ、納得のいく商品を見極めながら、本物のロレックス デイトジャストの魅力を存分に楽しみましょう。

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