ロレックスが買えない4つの理由!正規店の「在庫ない」は嘘?買える人になる心得を紹介

「ROLEX(ロレックス)」の正規店へ行ったのに、「“在庫がない”といわれて買えなかった」という経験をしたことのある人は多いのではないでしょうか?

ロレックスが買えない理由はおもに4つです。

①希少性を高める販売戦略
②資産としての需要の高まり
③購入ルールの厳格化
④商品予約のルールも厳格化

そこでこの記事では、上記のような「ロレックスが買えない」といわれる理由を詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。

※本記事に掲載している価格は、更新日時点のロレックス日本公式サイトに掲載されている情報です。
※購入制限のルール、店舗の対応、資産価値に関するデータなどは、更新日時点の独自調査および一般的な傾向に基づいたものです。
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※記事内で紹介している「正規店での購入のコツ」や「資産価値・投資に関する見解」は、確実な購入や将来的な利益を保証するものではありません。本記事の情報を利用したことによって生じたいかなるトラブルや損失・損害等についても、当サイトは一切の責任を負いかねます。時計のご購入や売買に関する最終的なご判断は、ご自身の責任で行ってください。

ロレックスは今、正規店で買うのが難しくなっている

ロレックスは「正規店で買うのが難しいブランド」といわれています。

実際、SNS上では、実際に正規店へ足を運んだ一部の顧客から「在庫がないといわれた」「何度か訪問しているのに買えなかった」といった声が散見されます。

そのため、入荷されるまで根気強く店舗に通ったり、1日に何店舗も回ったりする“ロレックスマラソン”を行うことが、愛好家の間では通例になっているのです。

また、海外の一部店舗によっては、希望アイテムの「購入待ちリスト」に登録できる“ウェイティングリスト”と呼ばれるしくみがあります。しかし、それでも「人気モデルは2年待っても入ってくるかわからない」といわれたという人も。

こうした現状から、ロレックスを購入するまでのハードルが高くなっているのです。


ロレックスの正規店で買えないのはなぜ?4つの理由

では、なぜここまでロレックスを購入するのが難しくなっているのでしょうか?ここでは4つの理由に絞って解説します。

①希少性を高める販売戦略

ロレックスが正規店で手に入りにくい大きな理由として、ブランド価値を保つためにあえて生産数をコントロールし、希少性を高める戦略をとっていることが挙げられます。

スイスのヴォントベル銀行がまとめた報告書によれば、ロレックスは2025年に2年連続となる減産を行ったとされています。

実際の年間生産本数や店舗ごとの配分は非公開ですが、業界内の推計では年間約100〜120万本にとどまります。これを世界約900の正規店舗に分配すると、単純計算で1店舗あたりの年間入荷数はわずか1,300本程度。

一番人気の「デイトナ」に至っては、日本国内の店舗(54店舗)への入荷が月に約6本程度との噂もあり、圧倒的な品薄状況が数字からも裏づけられます。

品薄が続く背景には、以下のようなやむを得ない事情もあります。

  • 生産体制の限界: 職人の手作業による機械式時計であるため、高い品質を保ったまま急激な増産ができない。
  • 需要の急増: 中国やインドなど、新興国の富裕層増加により世界的な需要が急拡大している。

このような状況から、2029年にはスイス・フリブール州ビュールで新工場の稼働が予定されていますが、需給が改善される時期は現時点では不明です。

また、こうした事情を踏まえたうえでも、多くのアナリストは現在の状況を「ロレックスが希少性と価格決定力を優先し、意図的に生産を絞る戦略をとっている可能性が高い」と分析しています。

②資産としての需要の高まり

2017年のオークションで「ポール・ニューマン デイトナ」が約20億円で落札されたことは、ロレックスの資産価値を富裕層に広く知らしめた機会となりました。さらにコロナ禍において株・不動産以外の実物資産として投資需要が急増し、需要過多に拍車をかけました

米国の中古市場「Bob’s Watches」のレポートによると、2010〜2025年の15年間で平均取引価格は550%を超える上昇を見せています。2010年時点で約2,000ドルだった平均取引価格は、2025年には13,426ドルに達しました。

デイトナ・GMTマスターII・サブマリーナーなどの人気スポーツモデルは定価の2〜3倍で取引されるケースもあり、正規店で購入できれば即利益が出る構造になっています。ただし、モデルや状態・時期によって結果は異なるため、確実ではありません。

「ロレックスの投資」に興味のある人は、下記の記事を参考にしてください。
>>【最新】ロレックス投資は高利回り?やり方や失敗例、おすすめモデルを紹介

③購入ルールの厳格化

ロレックスの資産価値が広く知られるようになると、定価で買って高値で売る“転売ヤー”が急増しました。これにより、本来の時計愛好家が買えないという状況が発生し、日本国内のロレックス正規店では2019年11月に購入制限ルールを導入しています。

2024年12月にはルールが大幅に見直され、原則全モデルを対象に「1つ購入したらその後6カ月間は待機が必要」というルールが設けられました。ただし、とくに人気の高い一部のプロフェッショナルモデルについては、1年間の購入制限が設けられています。

こうしたルールも買えない理由のひとつです。

ロレックスの購入制限についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
>>ロレックスの購入制限とは?新ルールや対象モデルを徹底解説!

④商品予約のルールも厳格化

正規店では、入荷スケジュールや在庫状況を一切公開していません。電話での在庫確認には原則的に応じておらず、実際に足を運ぶ以外に確認手段はないのです。

また、2025年末より場合によって「商品予約」ができるようになりましたが、店舗や在庫・入荷状況によって対応は異なります。また、商品予約ができたとしても、一定条件により購入しにくい状況は変わりません。

編集部調査によると、商品予約についての顧客の声は、以下のような傾向があります。

  • 一部のモデルに限り商品予約が可能
  • 入荷の連絡が来たら1週間以内に来店、または連絡をする
  • 予約した本人のみが購入可能

こうした販売方針の結果、ロレックスの時計を買いにくい状況につながっています。


      ロレックスの「在庫がない」は嘘?その言葉の実態とは

      何度ロレックスに通っても「在庫がない」と断られ続ける、在庫確認の時間があまりにも長い、といったケースは多く、SNS上でも「本当は在庫があるのでは?」という声が上がることもあります。

      希望するモデルを伝えた際に、スタッフが「在庫を確認してきます」といった場合は、転売目的かどうかを見極める時間にもなっているともいわれており、来店履歴・購入履歴・態度などが判断材料になるという説も。

      ただし、2021年にロレックスは公式声明で「急増する需要に供給が追いついていない」と説明しており、不公平な販売戦略は否定しています。

      「在庫がない」というのは完全な嘘ではないものの、在庫と顧客対応に差を感じるという声が上がっていることは事実です。


      ロレックスが買えるまでの目安期間

      ロレックスマラソンを始めてから完走(購入できる)までの平均は、体験談ベースで2か月以上とされています。しかし、購入までの期間はモデルによっても大きく変わります。編集部の調査によると、モデル別の購入までにかかる期間の目安は、以下のとおりです。

      エクスプローラー
      エントリーモデルは比較的買いやすく、数か月以内で買えるケースも

      サブマリーナー / GMTマスターII
      数か月〜半年以上かかることが多い。平均10〜20回前後の来店が必要

      デイトナ
      1年以上かかるケースが多い。ロレックスマラソンの中でも最難関といわれる

      基本的には購入まで数か月以上を要し、人気モデルであるほどその期間は長くなる傾向があるといえます。希望モデルを購入するためには、根気強く店舗に通うことも重要です。


      ロレックスを買える人になるための心得

      正規店でロレックスを買うためには、スタッフとの関係構築や来店頻度が購入確率を左右することも。ここでは、ロレックスを買える人になるために意識しておきたい心得を紹介します。

      転売目的だと思われない行動を心がける

      転売目的だとスタッフに判断される、もしくは疑われた場合は、販売を断られてしまうことがあります。そのため、「ロレックスの時計がほしい!」「時計愛好家である」ということを行動で示すことが大切です。

      具体的には以下のことを意識すると、転売目的とは思われにくくなります。

      転売目的だと思われにくい!
      正規店への来店で意識したいポイント

      • 店内でスマートフォンを使って相場を調べない
      • 資産価値や売却価格の話題を出さない
      • 誕生日や何かの記念、長年の憧れなど、具体的な購入理由を自分の言葉で伝える
      • 家族や友人と一緒に来店する
      • すでに所有しているロレックスを着用して訪問する

      欲しいモデルをひとつに絞る

      希望するモデルを絞っておくことで、熱意が伝わりやすくなり購入できる可能性が高まります

      「モデルは何でもいいから買いたい」という姿勢は、転売目的と疑われる可能性が高まります。モデルを絞るのが難しいという場合は、素材や着用目的を決めておくなど、具体的な着用イメージがあるとよいでしょう。

      欲しいモデルをアピール!
      熱意を伝えるために意識したいポイント

      • 欲しいモデルのリファレンス番号や素材、文字盤カラーなどを把握しておく
      • 欲しいモデルの特徴や魅力をいえるようにしておく
      • ほかのモデルの在庫を同時に確認しない

      清潔感と誠実な態度で好印象を残す

      来店時の態度や振る舞いが、スタッフの第一印象を大きく左右します。高価なブランド品を身に付ける必要はありませんが、清潔感のある服装とていねいな言葉遣いは最低限意識しましょう。

      入店直後に在庫確認をするのはNGで、まずはスタッフと自然な会話からはじめることが大切です。高圧的な態度はさらに印象を悪化させます。「在庫を売ってもらう」ではなく「この人に売りたい」と思ってもらえるようになる関係を意識することが、正規店で買える人への近道になるでしょう。

      スタッフに顔を覚えてもらう

      複数回の来店を重ねてスタッフに顔を覚えてもらえるようにしましょう。

      来店を繰り返すうちに、スタッフから本物の愛好家として認識されやすくなります。スタッフにも積極的に声をかけ、関係を深めていくことがポイント。

      「また来てくれた」と覚えてもらえる存在になることが、在庫を案内してもらえる可能性を引き上げます。1~2回の来店で希望するモデルを購入できる可能性は低いと考え、継続して通い続けることが大切です。


      正規店で買いやすいロレックスのモデル

      正規店でロレックスがなかなか買えない状況が続いていますが、比較的購入しやすいモデルも存在します。はじめてのロレックスとして十分検討できる、入手難易度が低めの4つのモデルを紹介します。

      オイスターパーペチュアル

      ケース素材オイスタースチール
      ケースサイズ(mm)28 / 31 / 34 / 36 / 41
      防水性100m
      定価91万4,100円~104万5,000円

      ※価格は2026年5月時点の情報。価格は素材やサイズ、時期などにより変動する可能性があります。

      ロレックスのエントリーモデルといわれるオイスターパーペチュアル。防水オイスターケースと自動巻きパーペチュアル機構を備えたシンプルな3針モデルで、日付表示はなく、通称“ノンデイト”ともいわれます。

      とくにオイスタースチールのモデルは定価100万円前後(2026年時点)と、ロレックスの中では手の届きやすいモデルということも買いやすいポイント。ダイアルのカラーバリエーションやケースサイズが豊富で、狙い目といえます。

      エアキング

      ケース素材オイスタースチール
      ケースサイズ(mm)40
      防水性100m
      定価120万8,900円

      ※価格は2026年5月時点の情報。価格は素材やサイズ、時期などにより変動する可能性があります。

      エアキングは、初代「ロレックス オイスター」の航空の世界における伝統を受け継ぐスポーツモデルです。3・6・9のアワーマーカーと、ミニッツスケール(分表示)を配したブラックダイアルが特徴。

      現行モデルは「Ref.126900」のみで、定価は約120万円。ほかのスポーツモデルと比べると入手しやすいといえます。

      デイトジャスト

      ケース素材オイスタースチール
      ケースサイズ(mm)31 / 36 / 41
      防水性100m
      定価114万4,000円〜131万3,300円

      ※価格は2026年5月時点の情報。価格は素材やサイズ、時期などにより変動する可能性があります。

      1945年に発表されたデイトジャストは、ロレックスを代表するスタンダードモデルです。世界初のデイトジャスト機構を搭載し、3時位置のサイクロップレンズで日付を拡大表示できます。

      ベゼル・文字盤・ブレスレットの種類が多く、組み合わせ次第でバリエーションが多いモデルです。生産数が多く、スポーツモデルと比べて正規店で出会える確率が高いモデルといえます。

      エクスプローラー

      ケース素材オイスタースチール
      ケースサイズ(mm)36 / 40
      防水性100m
      定価117万7,000円~124万1,900円

      ※価格は2026年5月時点の情報。価格は素材やサイズ、時期などにより変動する可能性があります。

      探検家向けのツールウォッチとして1953年に誕生したスポーツモデルのエクスプローラー。3・6・9のアラビア数字インデックスを持つシンプルなブラックダイアルが特徴です。

      スポーツモデルの中では正規店で出会いやすい部類のモデルといえます。


      買える確率が上がる!?ロレックス購入のコツ

      複数の正規店を巡る「ロレックスマラソン」は、入荷タイミングに出会える確率を上げる定番の手法です。1日で複数店舗を巡れば、それだけチャンスは広がります

      たとえば、東京・銀座・日本橋エリアにはロレックスの正規店がいくつかあるため、1日で回る負担も少なくなります。自宅から通いやすく、店舗が集中しているエリアを狙ってロレックスマラソンをしてみてもよいでしょう。

      また、一部の正規店では、事前来店予約(抽選)を実施しているケースがあります。マラソンと並行して活用するのも有効です。

      「ロレックスマラソン」について詳しく知りたい人は、下記の記事をご覧ください。
      >>ロレックスマラソンを完走するコツや注意点!


      なかなか売ってくれない…そんなときに試したいロレックスの購入ルート

      正規店でなかなか買えない場合でも、ロレックスを購入できる手段はほかにもあります。それぞれの特徴とメリットを確認しておきましょう。

      RCPOプログラム(ロレックス認定中古時計)

      RCPOとは「Rolex Certified Pre-Owned」の略で、ロレックス公式が認定した中古時計プログラムのことです。

      真正性が保証され、必要に応じてオーバーホールが行われたロレックスの中古時計を、正規店で購入できることが大きなメリット。購入後は2年間の国際保証が付きます。

      正規店では入手困難な過去の人気モデルや、状態のよい生産終了(ディスコン)モデルに出会える可能性がある点も魅力です。

      RCPOについては以下の記事を参考にしてください。
      >>ロレックス認定中古(RCPO)とは?基本情報まとめ

      海外正規店

      日本の店舗での購入が難しいなら、海外の正規店で購入することも選択肢のひとつです。

      ただし、品薄状況は世界共通。購入目的で海外店舗に行くのではなく、旅行や出張のついでに立ち寄る程度の活用が、現実的といえます。

      “旅行のついでに出会えたらラッキー”くらいの気持ちで海外店舗の活用も検討しましょう。

      並行輸入品

      並行輸入品とは、海外の正規販売店からバイヤーが買い付けて日本に輸入した製品です。時計そのものは正規品と同じで、在庫があればすぐに購入できる点が大きなメリットといえます。

      いっぽうで、人気モデルは定価を上回るプレミア価格での販売が多く、保証書が未記入の場合は修理が有償になるケースもあるため、購入前に確認しておきましょう。

      リユースショップ

      ロレックスの正規店での購入が難しい状況が続く中で、二次流通での購入が現実的な選択肢になっているといっても過言ではありません。

      リユースショップでは現行モデルから廃盤モデルまで幅広いラインナップが揃っており、在庫があればすぐに購入できます。

      正規店でなかなか出会えないモデルを探しているなら、リユースショップの活用もおすすめです。レアなモデルにも出会えるチャンスもあります!

      リユースショップでの購入を検討している場合は、ぜひ「WASTE_NOT」もチェックしてみてください。
      >>「WASTE_NOT」でロレックスを見てみる

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      ロレックスが買えない理由を理解して、今日から行動をはじめよう

      ロレックスの時計を正規店で買えない理由は、「需要過多・転売対策・顧客選別」という複雑な問題があります。欲しいモデルを絞り込み、購入制限を把握したうえで正規店に足を運び続けることが購入への近道といえるでしょう。

      また、正規店でなかなか買えない場合には、RCPOや海外正規店、並行輸入、リユースショップでの購入など、正規店以外の選択肢を検討するのもひとつの手です。

      いつ買えるかわからない不確かさも含めて、ロレックスの魅力。ロレックスを手に入れるため、諦めずに行動し続けましょう!

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