ロレックスの時計はなぜ高い?5つの理由を解説!資産価値が落ちないモデルのリセール率も紹介

「ROLEX(ロレックス)」は2025年1月に定価改定を実施し、人気モデルを中心に価格が引き上げられました。さらに、二次流通ではモデルによって定価よりも高値で取引されるケースもあります。

なぜここまで高いのでしょうか?

そんな疑問を解決すべく、ロレックスの価格が高い5つの理由を解説します!価値が落ちにくい人気モデルの中古相場や、賢い購入・売却のポイントも紹介しているので、ぜひご覧ください。

※本記事に掲載している定価は、公開日時点でロレックス日本公式サイトに掲載されている情報です。
※本記事で紹介するモデルは、編集部が独自の調査と市場の傾向に基づいて選定したものです。
※記載内容は2026年時点の情報に基づいており、時計の市場価値は需給バランスや経済状況、商品の状態によって常に変動する可能性があります。
※実際の買取価格や販売価格、および在庫状況を保証するものではありません。あらかじめご了承ください。

ロレックスの時計が高い理由5選

「ロレックスはなぜこんなに高いのか」と感じる人は多いはず。ここからは、ロレックスの時計が高い理由を、以下の5つに絞って深掘りしていきます。

  • 徹底管理による圧倒的な品質の高さ
  • 120年以上の歴史が生むブランド力
  • 世界基準のアフターサービス体制
  • 金・プラチナなど高品質素材の使用
  • 世界的な需要と供給コントロール

徹底管理による圧倒的な品質の高さ

ロレックスの高価格を支える柱のひとつが、徹底した品質管理です。

ロレックスは、ムーブメントやケースなどの部品を一貫して自社製造する“マニュファクチュール”といわれています。出荷されるのは、独自の高い製造基準をクリアした製品のみです。

高性能で長く愛用できる時計を、熟練職人がていねいに作り上げるという姿勢が、高価格の正当性と価値の落ちにくさを長年支えているのです。

120年以上の歴史が生むブランド力

ロレックスは120年以上にわたる長い歴史の中で、確かな実績と戦略的なブランディングにより、圧倒的なブランド力を築きました。

今や世界標準になった「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」技術は、“ロレックスの3大発明”といわれています。水や衝撃に弱かった腕時計を日常で使える実用品へと進化させ、それまでの常識を覆しました。

1960〜70年代からは「製品の性能」を前提とした「着用者の卓越性」を前面に打ち出すテスティモニー戦略により、「成功した人が身につける時計」というイメージを、世界的に定着させました。

スポーツ選手・経営者・著名人との結びつきを巧みに活用し、時計そのものの価値をはるかに超えたステータスシンボルへと昇華させたのです。

こうして、今や時計業界において確固たる地位を築くブランドになりました。

世界基準のアフターサービス体制

ロレックスは購入日から5年間のメーカー保証が付いており、保証期間終了後も正規品と認められれば保証書なしで修理・メンテナンスに対応しています。

また、ロレックスのサービスセンターは世界100カ国以上に展開しており、世界中のどこからでもメンテナンスを受けられる体制が整っています。オーバーホール後には新たに2年間の国際サービス保証書が発行される点も見逃せません。

購入後のサポートまで含めた付加価値が、ロレックスの価格を支えています。

金・プラチナなど高品質素材の使用

ロレックスの高価格には、原材料となる素材の価値が大きく関係しています。

ロレックスを代表する「オイスタースチール」は、ロレックスのために製造される高性能スチールを指します(グレード904L)。耐衝撃性と耐蝕性に優れるいっぽう、一般的な時計に使われるステンレスより加工が難しく、コスト高の一因となっています。

また、ゴールドモデルに使用される18ctゴールド(K18)は、金価格の変動が製造コストに直結します。金1gあたりの参考小売価格(税抜)は、2020年の平均が6,122円だったのに対し、2025年の平均が17,302円と、約3倍に上昇しています。

素材の質に妥協しない姿勢が、ロレックスの価格に直結しているといえるでしょう。

出典:
オイスタースチール How tough is enough?|ROLEX
金価格推移 年次価格推移|田中貴金属

世界的な需要と供給コントロール

圧倒的な需要を誇るロレックスですが、むやみに生産を増やさず、厳格な供給コントロールを行っています。創業以来セールや値引きを一切行わないのも、ブランド価値を守る戦略です。

近年導入された厳しい「購入制限」は、限られた正規の供給を転売目的から守るための施策といえます。

需要に対して供給を意図的に絞り、定期的な値上げを行っても売れ続けるのは、最高水準のステータスが保証されている証拠です。この徹底した管理体制こそが、高額な定価の裏付けとなっています。

ロレックスの購入制限について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
>>【最新】ロレックス購入制限ルールを解説!


ロレックスは中古市場でも価値が下がりにくい

定価が高額なロレックスですが、一度購入したあとも価値が落ちにくい(リセールバリューが高い)という大きな特徴を持っています。

正規店で新品が極めて手に入りにくい状況が続いているため、「定価以上を出してでも今すぐ欲しい」という層が中古市場に流れているのです。

中古市場で価格が高騰し、価値が下がりにくい理由は以下のとおりです。

  • 新品の入手困難さから、中古市場における需要が圧倒的に多い
  • 実物資産や投資対象として、世界規模で買い手が存在する
  • 正規店の定価が値上げされると、連動して中古相場も底上げされる
  • 耐久性が高く、古いモデルや廃盤品にも高い価値がつく

とくにデイトナやサブマリーナーなどの人気スポーツモデルは、定価を大きく上回る「プレミア価格」での取引が常態化しています。

時計としての実用性だけでなく、手放すときにも損をしにくい「資産」としての側面が、中古市場での高値と人気を支えているのです。


価値が下がりにくいロレックスの人気モデル

ロレックスのなかでも、リセールバリューが高く資産価値が落ちにくいモデルがいくつか存在します。購入を検討している方は、以下のモデルをぜひ参考にしてみてください。

※定価は更新日時点のロレックス公式サイトに掲載されている情報です。中古相場は2026年5月時点の一般的な公開データをもとにした金額を掲載しています。

サブマリーナー

1953年に発表されたサブマリーナーは、ロレックスを代表するダイバーズウォッチです。現行モデルはケース径41mm・防水300mで、約70時間のパワーリザーブを誇ります。

スーツにもカジュアルにも馴染む汎用性の高さが幅広い層に支持されており、ノンデイトとデイト付きの2タイプが展開されているコレクションです。

正規店での入手が難しいとされるモデルのひとつで、定価より中古相場が高くなる傾向があります。中古市場でも安定した需要があり、資産価値が落ちにくいモデルです。

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モデル名サブマリーナーサブマリーナー デイト
型番124060126610LN
定価149万4,900円168万3,000円
中古相場約180〜230万円約210〜270万円

※横にスクロールできます
※定価はモデルや素材、時期などによって変動する場合があります。中古相場は、アイテムの状態、需要、時期などによって変動します

コスモグラフ デイトナ

1963年に誕生したコスモグラフ デイトナは、ロレックスの中でも圧倒的な人気を誇る代表的なモデルです。

デイトナビーチのサーキットにちなんで命名されたスポーツウォッチで、現行モデル(Ref.126500LN)はケース径40mm・Cal.4131搭載・セラクロムベゼル採用により耐傷性も高い仕上がり。クロノグラフ機能も備えています。

年間生産量はロレックス全体の数%程度と極めて希少で、換金率は定価の2〜3倍が常態化しています。

とくにプラチナ製のアイスブルー文字盤(Ref.126506)は、さらに生産量が限られているといわれ、高いプレミアがつくケースが多いです。

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モデル名

コスモグラフ デイトナ
(白)

コスモグラフ デイトナ
(黒)

コスモグラフ デイトナ
(アイスブルー)

型番

126500LN

126500LN

126506

定価

249万9,200円

249万9,200円

1,254万4,400円

中古相場

約570〜600万円

約500〜570万円

約2,000万円~3,300万円

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※定価はモデルや素材、時期などによって変動する場合があります。中古相場は、アイテムの状態、需要、時期などによって変動します

エクスプローラー

1953年、人類のエベレスト初登頂を記念して誕生したエクスプローラー。過酷な環境下に耐え得る時計として、世界中の探検家たちに選ばれている時計です。

36mmと40mmの2サイズ展開で、3・6・9のアラビア数字インデックスとシンプルな3針デザインが特徴。性別・年齢を問わず、普段使いとしても幅広い層から支持されています。

ほかのスポーツモデルと比べて定価が低めに設定されており、エントリーモデルとしても人気。そんな人気が中古市場においても底堅い需要と価値を保っています。

モデル名

エクスプローラー
(36mm)

エクスプローラー
(40mm)

型番

124270

224270

定価

117万7,000円

124万1,900円

中古相場

約140〜170万円

約160〜190万円

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※定価はモデルや素材、時期などによって変動する場合があります。中古相場は、アイテムの状態、需要、時期などによって変動します

デイトジャスト

デイトジャストは、1945年に誕生した世界初の日付自動表示腕時計。午前0時ジャストに日付が変わることからその名がつけられています。

レディ デイトジャストを含めると、28mm・31mm・36mm・41mmの4サイズ展開で、素材や文字盤のバリエーションも豊富なため、男女問わず幅広い層に選ばれています。

スポーツモデルと比べて入手しやすく、2023年以降は中古相場が上昇傾向にあります。コンビ・ゴールドモデルは金相場の上昇に連動して価値が上がりやすい特徴があり、資産性の観点からも注目度が高まっています。

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モデル名

デイトジャスト 41

デイトジャスト 41

型番

126300

126303

仕様

オイスタースチール
オイスターブレス

コンビモデル
オイスターブレス

定価

132万3,300円

243万4,300円

中古相場

約140〜180万円

約200〜300万円

※横にスクロールできます
※定価はモデルや素材、時期などによって変動します。中古相場は、アイテムの状態、需要、時期などによって変動します

ヨットマスター

ヨットマスターは、1992年にビーチリゾートを楽しむ富裕層向けに誕生した、ラグジュアリーなスポーツモデルです。

1999年にはロレジウム(プラチナベゼル × オイスタースチール)というロレックス独自のコンビ素材を採用したモデルが登場。高い堅牢性と輝きを持つ点が人気です。

貴金属素材の採用が価格の下支えとなっており、資産性の面でも一定の安心感があります。

デイトナやサブマリーナーと比べて入手しやすく、ロレックスらしい希少感とのバランスが評価されているモデルです。はじめてラグジュアリースポーツモデルを手にしたい方にも選ばれやすい存在といえます。

モデル名

ヨットマスター 40

型番

126622

定価

196万200円

中古相場

約200万円~300万円

※定価はモデルや素材、時期などによって変動する場合があります。中古相場は、アイテムの状態、需要、時期などによって変動します

オイスター パーペチュアル

1926年に誕生した初代オイスターの直系モデルであるオイスター パーペチュアル。通称“ノンデイト”とも呼ばれています。

現行モデル(Ref.126000)はケース径36mm・Cal.3230搭載・約70時間パワーリザーブ・100m防水です。ロレックスの中でも低い価格設定で、エントリーモデルの代表として幅広い層に支持されています。

2020年に追加されたターコイズブルーは人気が高く、正規店での入手は容易ではありません。

画像

モデル名

オイスター パーペチュアル 36
(ブラック)

オイスター パーペチュアル 36
(ターコイズブルー)

型番

126000

126000

定価

99万6,600円

99万6,600円

中古相場

約100〜120万円

約140万円〜

※横にスクロールできます
※定価はモデルや素材、時期などによって変動する場合があります。中古相場は、アイテムの状態、需要、時期などによって変動します


高いけど買う価値あり!ロレックスの魅力

「高いのはわかっているけれど、それでも欲しい」と感じさせるのがロレックスの底力です。ここからは、ロレックスの魅力を解説します。

身に着けるだけでステータスになる

ロレックスは「成功した人が身につける時計」というイメージから、身に着けているだけで周囲への印象が大きく変わります。

とくにビジネスシーンでは「ハロー効果」が働きやすく、着用するだけで社会的に信頼できる人物という印象を与えやすいとされています。経営者の交流会や商談の場でロレックスが会話のきっかけになる実例も多く、人脈形成にも一役買うことも。

時計としての機能を超えた社会的な価値が、ロレックスの魅力のひとつです。

用語解説
ハロー効果:目立つ特徴に引きずられてほかの評価も変わる心理現象のこと。たとえば、「高級時計を身に着けている=仕事ができる一流の人物だ」といった無意識の好印象を相手に与える効果を指す。

資産性が高く、投資先として人気

ロレックスは購入した後も、二次流通での価値が上がりやすい、資産性のあるブランドです。「身に着けられる資産」として、投資先の選択肢にもなっています。

ここ数年、ロレックスの中古相場は上昇傾向が続いています。株式やFXと異なり、急激な価格変動が起きにくく、使い続けても高値で売却できるケースが多い点が魅力です。

長く使い続けられる耐久性がある

ロレックスは、904Lステンレス・サファイアクリスタル風防・セラクロムベゼルといった、耐久性の高い素材を採用しています。

過酷な状況下にも耐え、日常使いでも傷つきにくく、長年使い続けても美しさが損なわれにくい設計です。

適切なオーバーホールを行えば数十年~数世代にわたって使用できる設計で、親から子へと受け継がれる事例も少なくありません。


少しでも高く売るために!ロレックス売却前に押さえるポイント

資産価値の高いロレックスを売却する際、事前の準備ひとつで査定額が大きく変わることがあります。

少しでも高く売るために、売却前に押さえておきたいポイントを確認しておきましょう。

買取相場をチェックする

ロレックスの相場を知らずに査定に行くと、低価格で買い叩かれてしまうリスクがあります。そのため、買取店の公式サイトなどで型番ごとの相場を事前に確認しておきましょう

円安局面や定価改定直後は買取相場も上昇しやすいため、売却タイミングは相場の動きに連動させると有利に働きます。

事前に希望価格を決めておけば、低すぎる査定額が出た際に即断して他店へ持ち込める判断軸にもなるでしょう。

付属品はできる限り揃えて査定に出す

付属品が揃っている個体は二次流通でも人気が高い傾向があり、査定額がアップするケースがあります。

とくに国際保証書(ギャランティカード)は重要です。状態にもよりますが、保証書の有無で数万〜数十万円程度の差が出るケースがあります。

すべての付属品が揃った完品状態で査定に出すと、トータルで数万円単位のプラス査定になるケースが多くあるのです。付属品はかならずとっておきましょう。

高価買取をしているお店に買取を依頼する

同じモデル・同じ状態でも、店舗によって査定額に差が出るケースがあります。異なる3〜5店舗で相見積もりをとり、比較することが重要です。

業者選びのポイントは、ロレックスや時計専門の買取店で、実績豊富な専門査定士が在籍し、査定料・キャンセル料が無料の店舗を選ぶのが基本です。

納得できる価格が出るまで売却を急がないことも、高値売却につながります。


高騰時代でもロレックスを賢く手に入れる!4つの購入ルート

定価での購入が年々難しくなっている2026年現在、どのルートで手に入れるかが賢い買い物を左右します。

正規店以外にも選択肢はあるため、それぞれの特徴を把握したうえで自分に合った方法を選びましょう。

RCPOで購入する

RCPO(Rolex Certified Pre-Owned)とは、2022年12月にロレックスが開始した公式認定中古プログラムのこと。日本では「ロレックス ブティック 表参道」で取り扱っています。

ロレックスが真正性と品質を保証し、販売時に2年間の国際保証が付与されるため、偽物リスクがなく最も安心感の高いルートです。

来店は公式サイトからの抽選予約が必要ですが、購入制限の対象外のため通常の新品購入より敷居が低い点も魅力です。

海外の正規店で直接購入する

日本国内での購入が難しい場合は、海外店舗も選択肢のひとつです。

ロレックスの定価は世界各国でほぼ統一されており、海外購入で大幅に安くなるわけではありませんが、日本では販売されていない海外限定モデルや日本未入荷カラーを購入できる場合があります。

ただし、帰国時には輸入関税や消費税の申告が必要なため、渡航前に税関ルールを確認しておくことが必須です。

並行輸入品を購入する

並行輸入品とは、海外の正規店や代理店から独自ルートで仕入れたもののこと。正規店より在庫が豊富で、日本未入荷モデルや廃盤モデルが見つかることもあり、購入先のひとつになります。

いっぽうで、並行輸入品を謳って偽物を売る悪質なケースも。そのため、購入時は業者の信頼性や保証書の有無・内容、ギャランティカードなどを必ず確認しましょう。

リユースショップで購入する

リユースショップでは中古・並行輸入・廃盤モデルまで幅広い在庫が揃っており、実物を見て状態を確認してから購入できます。専門の査定士が在籍している店舗であれば、真正性が高く、安心できる購入先といえるでしょう。

フリマアプリや個人間取引と比べてトラブルに発展するリスクが低い点も魅力といえます。正規店でなかなか出会えないモデルを探しているなら、リユースショップの活用がおすすめです。

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ロレックスが高いのは価格以上の価値があるから

ロレックスの高価格には、明確な裏付けがあります。おもなポイントは、以下のとおりです。

  • 厳格な生産管理による品質の高さ
  • 120年以上の歴史からなるブランド力
  • 徹底した価格管理と供給制限による希少性の維持
  • 中古市場でのリセールバリュー

人気モデルは、使いながら資産価値を維持できる「身に着けられる実物資産」として、時計の枠を超えた存在です。

高い理由にしっかり納得できれば、ロレックスは決して高すぎる買い物ではありません。

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