【2026年7月更新】金価格が下落したのはなぜ?いつまで続く?理由と今後の見通しを解説

2026年に入り、金価格は乱高下を続けています。

市場では一時的な急落を見せる事態も起きているため「今後、金価格は本格的な下落に転じるのではないか」「自分の持っている金の価値はどうなるのだろう」と不安を感じる人も多いことでしょう。

この記事では、2026年現在において金価格が下落している背景や要因をリユース業者の視点でわかりやすく解説。金が下落する6つのシナリオや、金価格の下落局面で損をしないために「今すぐできる賢い対策」をまとめました。

本記事に記載された将来の価格見通しや市場動向は、複数の業界レポートや公開情報をもとに編集・推定したものであり、いかなる投資判断を保証するものではありません。ご自身の判断と責任において参考情報としてご活用ください。

目次


2026年現在、金価格はなぜ下落している?

※2026年7月の数字は同月3日までのデータ
※出典:金価格 店頭小売価格(税込)円/グラム|田中貴金属

金価格は2024年頃から堅調に上昇し、2026年現在も歴史的な高値圏を維持していますが、足元では一時的な金価格の下落や激しい乱高下も見られます。

このように、高値圏の中で一時的に金価格が下落する局面&相場が不安定になる背景には、以下のような要因があると考えられます。

①中東情勢の悪化・米長期金利の上昇
2026年2月から続く米・イスラエルによるイラン攻撃の長期化によって原油価格が高騰し、インフレの懸念が強まっています。これを受け、米金利上昇の圧力が生まれ、金価格に影響が出ています。
金は株式や債券などとは異なり、利息のつかない資産です。持っているだけではインカムゲインを得ることはできないため、より高い利回りが期待できる金融資産の魅力が上がれば、相対的に金利のつかない金の魅力が下がり、需要減退につながります

②米ドル高の進行
米金利の上昇は米ドル高につながります。高い利回りを求める投資家の資金が米ドルに流入することで米ドル高が進行。金はドル建てで取引されるため、金の割高感が生まれ、“金の買い控え”が起こることで金価格が下がります。

③利益確定売りの加速
利益確定売りが加速している
ことも、金価格が下落する要因のひとつです。
中東情勢の悪化や米金利の上昇、ドル高の進行など先行きが不透明な状況下で下落が続き、国際金価格が200日移動平均線をサポートラインとして推移しつつも、さらなる下落圧力が高まっています。


2026年に金価格が下落した要因

では、実際に金価格はどのような値動きを見せているのでしょうか。2026年に入ってからの金価格の推移を以下にまとめました。

※2026年7月の数字は同月3日までのデータ
※出典:金価格 店頭小売価格(税込)円/グラム|田中貴金属

グラフを見てみると、2026年の金価格は歴史的な超高値圏(2万円台)を維持しつつも、ピーク時からの一時的な金価格の下落や、激しい乱高下を繰り返していることがわかります。

金価格はインフレや世界経済などとも密接に関係していますが、一時的に相場が下落したタイミングでは、社会情勢にどのような動きが見られたのでしょうか。2026年現在、一時的な金価格の下落要因となった出来事をピックアップしました。

金価格が下落した出来事
1月・2月
  • 1月30日に連邦準備制度理事会(FRB)の独立性低下の懸念が和らぎ、米ドル高が進行した
3月
  • ホルムズ海峡の閉鎖をはじめ、中東情勢が緊迫化したことによるエネルギー価格高騰の影響を受けて米ドル高が進行
  • 原油価格の急騰による物価高の懸念が高まるなか、インフレを抑えるため米金利が上昇
4月
  • 前月の原油価格の急騰によって米金利の上昇が長引く可能性が示唆され、リスク資産への回帰が顕著となった
5月
  • 原油価格の高騰によるインフレ再燃を警戒し、世界的に金利が上昇した
  • インド政府が金の輸入関税を大幅に引き上げたことにより、金の買い控えが広がった
6月
  • 中東情勢に伴うエネルギーショックの長期化リスクなどを警戒し、米利上げの可能性が示唆された
  • 非農業部門雇用者数が市場予想を大きく上回ったことを受けて米長期金利が上昇し、米ドル買いが優勢になった
  • 国際金価格が200日移動平均線を割り、さらなる下落圧力が高まった
7月
  • 中東情勢に伴うインフレ懸念や好調な米雇用統計を背景に米国の金利が上昇し、米長期金利の上昇にともなう「米ドル高」が進行した

    1月から7月現在にかけて米ドル高や金利上昇、エネルギー価格の高騰などが複雑に絡みあうなかで金価格が乱高下していることがわかります。とくに、FRBの動向や中東情勢の緊迫化は金価格にも大きな影響を与えているといえるでしょう。

    利益を確定させるためにも、市場の動向を追って売却のタイミングを見極めることが大切です。


    今後、金価格はどうなるの?

    下落が続く金価格。今後はどのような動きが予想されるのでしょうか。以下では、短期・長期の2つの視点から解説します。

    短期的には下落・乱高下が続く可能性がある

    2026年現在は変動率の高い相場展開となっていますが、今後数か月~1年程度は変わらず価格が乱高下する可能性があります

    アメリカの金融政策やインフレ動向が不透明なうえ、イランを巡る中東の地政学リスクにも敏感に反応する市場になっています。ロイターが公表した情報では、ホルムズ海峡の閉鎖が夏の終わりまで続く場合は、金価格も3,500ドル水準まで下落するおそれもあることが指摘されました。

    また実質金利が上昇する局面では、利息を生まない金から投資資金が一時的に流出しやすくなります。

    長期的には継続的に上昇する見通し

    短期的には下落リスクがあるものの、金の価値がゼロになるような「大暴落」が起きる可能性は低いと見られています。金はそのものに価値がある「実物資産」だからです。

    さらに、新興国を中心とした中央銀行による継続的な金購入(脱米ドル化の動き)や、根強い地政学リスクの高まりを背景に、長期的な需要は底堅く推移する可能性があります。

    こうした点を総合すると、2026年の金相場は一時的に値下がりする場面があったとしても、長期的に大きく下落する局面が続くとは考えにくいでしょう。

    金価格の今後の予想について詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
    >>金価格は今後どうなる?10年後・20年後のAI予想も!


    金価格が下落するのはどんなとき?考えられる6つのシナリオ

    現在の金相場は高値圏にありますが、今後の経済状況や市場環境によっては、金価格が一時的に下落する可能性もあります。ここでは、金価格が下落する場合に考えられる主な6つのシナリオを見ていきます。

    1. 米ドル高になる
    2. アメリカが利上げする
    3. インフレーションが緩和する
    4. 株式などリスク資産が上昇する
    5. 地政学リスクが緩和する
    6. 金の供給増・需要減

    ただし、これらはあくまでも予測です。「こうなる可能性がある」ことを念頭に、金価格の下落要因になり得る点について解説します。

    ①米ドル高になる

    一般的に、金価格と米ドルは逆相関関係にあるといわれています。つまり、米ドル高になると金の価値が下がる傾向にあるのです。

    世界の通貨に対して米ドルの価値が上がると、米ドル以外の通貨の価値が下がり、米ドル以外の通貨で換算したときの金価格が相対的に上昇します。このため、米ドル以外の通貨で取引を行う投資家の金需要が減少し、金価格が下がる傾向にあります。

    米ドルは世界の基軸通貨となっており、金の国際取引においても米ドル建てで取引されることが基本。そのため、金価格と米ドルには強い結びつきがあるのです。

    ただし、突発的な経済危機や地政学リスクの高まりがある際は、逆相関関係が崩れることもあります。

    ②アメリカが利上げする

    アメリカの政策金利と金価格の間には、逆相関関係があります。一般的に、金利が上昇すると金価格が下がり、金利が下がると金価格が上がります

    金利というのは、いわば利子のことです。たとえば、銀行にお金を預けていると利子がつきますが、金利が上がるともらえる利子(お金)が多くなります。つまり、金利が上昇すると、金へ投資する魅力が下がるため、金価格が下がるというわけです。

    歴史的にもFRBが利上げを実施した局面では、金相場が下落となるケースが多く確認されています。

    参考:金価格の動向と金利について|JOGMEC

    ③インフレーションが緩和する

    インフレーション(以下インフレ)の動向も金価格に大きな影響を与えています。

    一般的に、インフレが進行すると金価格が上昇しやすくなります。これは、インフレでお金の価値が下がるとものやサービスを買いにくくなるいっぽうで、金の価値は失われにくく、「安全資産」としての需要が高まるからです。

    2026年は、世界的にインフレ率が少しずつ落ち着いていくと見られています。地域差はあるものの、米国・ユーロ圏ともに物価上昇率は縮小傾向にあり、日本も2026年度前半には鈍化が予測されます。このインフレ圧力の緩和により、金への投資需要が一巡し、価格上昇のペースは落ち着く可能性があります。

    さらに、インフレ抑制のためにFRBが利上げを行った場合には、金利上昇による圧力から金価格は下落に転じる可能性があります。近年でも、コロナ禍後のインフレ高進に対応して急速な利上げが実施され、金相場の上値は抑えられる展開となりました。

    インフレや利上げは互いに関係しているため、世界動向にも目を向けておく必要があります。

    参考:
    金価格の動向と金利について|JOGMEC
    世界成長:まちまち、かつ不確実|IMF

    ④株式などリスク資産価格が上昇する

    株式をはじめとするリスク資産の上昇、いわゆる「リスクオン」局面は、金価格にとって逆風となる傾向が強いです。

    株価が上がると投資家は株式投資(リスク資産)に資金を集中させるため、相対的に金の需要が低下しやすくなります。世界経済や市場環境が安定して株価が上昇しているときは、「有事の金」としての魅力が薄れるためです。

    歴史的にも、1989年の冷戦終結後には株式市場の活況が続き、その影響で金相場は長期にわたり低迷しました。

    世界的にリスク資産が上昇し始めたら、金価格が下がることを念頭に置いておきましょう。

    ⑤地政学リスクが緩和する

    戦争や紛争などが勃発・継続し、地政学リスクが高まると、安全資産として金需要が高まり、金価格が上昇します。反対に、地政学リスクが緩和されると金需要が低下し、金価格が下落します。不安定な状況では安全資産の金需要が高まり、金価格は上昇しやすくなるのです。

    しかし、停戦合意や緊張緩和など平和に向かう報道が出ると、状況は一変します。

    歴史的にも、1989年の米ソ冷戦終結時には国際的な緊張緩和と米国の好景気が重なり米ドルへの信頼が高まった結果、金は大量に売られ、その後10年以上にわたって低迷しました。

    1991年の湾岸戦争でも、開戦直後に金価格は一時上昇しましたが、短期間で終結したことで安心感が広がり、リスク資産に資金が戻って相場は以前の水準を下回りました。

    2022年に始まったロシアのウクライナ侵攻や、アメリカ・イスラエルによるイランへの攻撃で、世界情勢は緊張状態が続いています。しかし、こうした状況がよい方向へ向かい、地政学リスクの軽減につながれば、金価格は下がるでしょう。

    ⑥金の供給増・需要減

    金価格は需要と供給のバランスによって大きく左右されます。一般的に、供給よりも需要が高いと価格は上昇し、需要よりも供給が高いと価格が下がるのです。

    近年では、採掘技術の進歩によって金鉱山の生産効率が高まり、供給量が増加しています。

    世界の年間金産出量は1995年に約2,300トンだったものが、2018年に約3,556トンへと増加し、25年間で5割以上の伸びを記録しています。

    ただし、現在は産業用や宝飾品としての需要が高い状況が続いています。産業用においては、技術革新により金を必要とする量が少なくなれば、需要が下がり、相対的に供給が高まる可能性も考えられます。

    また、供給増のもうひとつの要因として、各国中央銀行による保有金の売却があります。経済危機や財政悪化といった局面では、中央銀行が外貨準備の一部として保有する金を市場で売却することが考えられます。各国の大量放出により、供給が一気に高まる可能性があるでしょう。


    過去から学ぶ!下落の歴史とその背景

    金は有事に強い資産とされ、長期的には上昇傾向を示してきました。しかし、短期的には急落する局面も繰り返し訪れているのです。

    ここでは、過去の代表的な金価格の下落事例とその背景を振り返ります。1980年代の米ソ冷戦緊張緩和期、2008年のリーマンショック時、2013年に起きた相場急落の3つの局面で金価格が下がった要因を整理し、共通点と違いを見ていきます。

    【1980年代】米ソ間の緊張緩和による金価格下落

    1979年末のソ連によるアフガニスタン侵攻で地政学リスクが高まり、金価格は急騰しました。1980年1月には国内金価格が1グラムあたり6,495円に達し、当時の史上最高値を記録しています。

    しかし、そのわずか4か月後の1980年5月には1グラムあたり3,645円まで急落し、約3,000円もの大幅な下落となりました。

    その背景には、米ソ両国の関係改善があります。ソ連が東西関係の正常化に動いたことで冷戦下の緊張が和らぎ、米ドルへの信頼が回復すると、安全資産としての金需要は後退し、金価格下落につながりました。

    その後も1980年代を通して、金相場は長期低迷期に入りました。米国の高金利政策による米ドル高やインフレの沈静化に加え、1989年の冷戦終結によって地政学リスクが大きく後退したことも影響し、1990年代末まで下落が続きます。

    最終的に1999年9月には1グラムあたり962円まで下落し、当時の史上最安値を記録。金市場にとって、まさに「冬の時代」と呼べる長期低迷期となったのです。

    【2008年】リーマンショックによる金価格下落

    出典:金価格 店頭小売価格(税込)円/グラム|田中貴金属

    2008年9月、米国大手証券会社リーマン・ブラザーズの破綻をきっかけに世界的な金融危機
    「リーマンショック」が発生しました。金融市場は大混乱に陥り、信用不安が拡大するなかで、安全資産とされた金も例外ではなく一時的に急落しました。

    2008年11月には国内市場で金価格が1グラムあたり2,352円まで値下がりしています。その背景には投資家による「現金化」の動きがありました。

    危機下では流動性を最優先するため、多くの資産が売却され、換金性の高い金も手放されることで価格が下落したのです。

    しかし、その後各国中央銀行(米FRBなど)が大幅利下げや巨額の資金供給を実施すると、米ドル安進行や将来のインフレ懸念が台頭し、金需要は急速に回復しました。

    その結果、2011年にはニューヨーク金価格が約1,900米ドルに達し、当時の史上最高値(名目ベース)を更新しました。

    参考:リーマン・ショックで激震!4年間の「金狂宴」の背景は?|トウシル

    【2013年】13年ぶりの金価格下落

    2001年頃から2012年まで、金価格は9.11テロや世界的な金融危機、各国による大規模な金融緩和を背景に上昇をたどってきました。

    しかし、2013年の金相場は年間を通して下落に転じ、2000年以来13年ぶりに年間ベースでマイナスを記録しています。

    背景には、アメリカ経済の回復がありました。FRBが量的緩和の縮小(テーパリング)に踏み切るとの観測が広がり、将来的な金利上昇への期待から金の安全資産としての魅力が大幅に低下。投資マネーは金から株式などリスク資産へ移動しました。

    2013年の株式市場は先進国株を中心に活況を呈し、アメリカのS&P500株価指数は過去最高値を更新。その結果、海外の金価格は年間で約28%下落し、1981年以来となる大幅な下落率を記録しました。

    富の保全手段としての金の位置づけは後退し、12年間続いた強気相場は終わりを迎えたのです。

    参考:金相場、昨年は13年ぶりの下落-資産保全手段として魅力失う|Bloomberg

    【2020年】コロナショック時の換金売りと急回復

    2020年初頭、新型コロナウイルスの世界的な感染が拡大し、世界中の株式市場が大暴落しました(コロナショック)。

    この未曾有の危機に対し、投資家は手元の現金を確保しようとパニックに陥り、安全資産であるはずの金でさえも一時的に売却(換金売り)され、価格が急落したのです。

    しかし、その下落は一時的なものに。各国が大規模な金融緩和策を打ち出すと、貨幣価値の下落を懸念した資金が再び金市場へ流入。結果として、急落した金相場はわずか数か月で回復しました。


    今は金を売るべき?買うべき?下落局面の賢い対策

    現在の相場急落を受けて、「金を今売るべきか、待つべきか」と迷っている人は多いでしょう。ここでは、金を保有する目的別に、それぞれの賢い行動指針を解説します。

    投資目的のインゴットは買い増し&保有

    投資や資産防衛を目的としてインゴットや金貨を保有している場合は、目先の急落に慌てて売る必要はありません。

    金は長期的に見れば価値を保ちやすい実物資産です。資金に余裕があるなら、価格が下がったこのタイミングを「安く仕込めるチャンス」と捉え、少しずつ買い増しを行って平均取得単価を下げるのも有効な投資戦略のひとつ。

    実際、金利引き上げなどで価格が下がったタイミングは、安値で仕込む絶好の機会です。下落局面で積立投資の継続や追加購入を行うことで平均取得単価を引き下げ、将来の価格回復時に得られる利益幅を大きくできます。

    さらに「◯%下落したら買い増す」といったルールを事前に設定しておけば、感情に左右されず戦略的に行動できます。価格下落を悲観するのではなく、将来の反発を見据えて資産を増やす好機と捉えることが重要です。

    使っていないアクセサリーや古い貴金属は売却がおすすめ

    近年の金価格高騰を受けて、昔に購入したネックレスや指輪などを探した人もいるのではないでしょうか?

    タンスに眠っていたアクセサリー類や長年使っていない貴金属製品は、今よりも相場が下がる前に売却するのもおすすめです。

    一時的な下落局面とはいえ、10〜20年前の相場と比べれば、現在の金価格は依然として数倍にあたる歴史的超高値圏にあります。今後さらに下落して「あの時売っておけばよかった…」と後悔するよりも、高値がついている今のうちに現金化し、確実に利益を手にするのも合理的な選択と言えます。

    迷ったら「一部売却」で現金化しリスク分散

    金を全部売って後悔しないか不安
    でも、これ以上下がって損をするのも嫌だ…

    と判断に迷う場合は、手持ちの金の一部だけを売却する「一部売却」がおすすめです。

    金相場はプロでも完全に先を読むのは難しく、今後上がる可能性も下がる可能性もあります。すべてを持ち続けてさらなる急落リスクを抱えるよりも、歴史的高値圏にある今のうちに一部を売って確実に現金を確保しておくことで、どちらに相場が転んでも対応できる賢いリスクヘッジになります。


    金の下落にまつわるFAQ

    金相場が急変動するなか、「このまま暴落して価値がなくなってしまうのでは?」と不安を抱える人は少なくありません。ここでは、金価格の下落や今後の見通しについて、Q&A形式で解説します。

    Q1.金の下落はいつまで続く?

    金価格の下落がいつ底を打つかを正確に予測することは、非常に困難です。現在の下落は、アメリカの金融政策や利確が大きな要因であり、これらの市場環境が落ち着くまで数か月程度は価格の乱高下が続く可能性があります。

    Q2.金の買い時はいつ?

    上記でも解説しましたが、投資目的であれば、下落局面は「金の買い時」といえます。一時的な急落時に少しずつ買い増しを行う「押し目買い」は有効な戦略です。

    ただし、金は利息を生まない資産であるため、余剰資金の10%程度を目安に分散投資しましょう。

    買い時について詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
    >>金を買うベストタイミングはいつ?

    Q3.米トランプ政権の影響で、金価格は暴落する?

    2026年1月、トランプ政権によってベネズエラ・マドゥロ大統領が拘束されました。さらに2月には「エピック・フューリー作戦(イラン攻撃)」、それに伴う最高指導者ハメネイ師の死亡、さらには世界経済の生命線であるホルムズ海峡が封鎖され、トランプ政権の動向は金相場に大きな影響を与え続けています。

    通常、地政学が高まっている状況下では金価格の上昇が定説ですが、軍事資金調達のための各国中央銀行による金の売却や米ドルへの資金集中により、金価格が下落する場面も見受けられます。

    さらに、ホルムズ海峡閉鎖によってエネルギー供給不安が起こると、世界的なインフレは避けられません。インフレ圧力が続く限り、金は防衛資産として評価されます。一連のトランプ政権の動向で一時的な下落に陥りますが、再び歴史的な高値をつける展開が予測されます。

    Q4.金の価値がなくなることはある?

    上記でも触れましたが、金の価値がゼロになることは可能性は低いといえます。金は株式や債券と異なる実物資産であり、金そのものに価値があるからです。

    また、宝飾品としての需要だけでなく、電子機器などに使われる工業用の実需も安定して存在します。一時的に価格が下落・調整することはあっても、無価値になってしまう可能性は低いといえるでしょう。

    Q5.金価格の今後のAI予想は?

    弊社のAIアシスタントによる予想は以下のとおりです。

    ■短期(1年以内)シナリオ
    2026年は高値圏での乱高下が続く見通しです。米利下げに加え、イラン攻撃やホルムズ海峡の緊張による供給不安が安全資産需要を押し上げ、金価格は上昇圧力が強くなっています。いっぽう、ドル円は155〜160円台で高止まりしており円建て価格を押し上げている状況です。停戦進展や円高に振れれば2万5,000〜2万8,000円/gへの調整余地がありますが、緊張長期化なら3万〜3万5,000円/gも視野に入るでしょう。

    ■長期(10年後)シナリオ
    長期的には上昇トレンド継続が有力です。中東情勢の不安定化や資源ルートのリスクは構造的に安全資産需要を高め、金の価値を下支えするでしょう。加えて、中央銀行の金保有拡大やインフレの定着、円安圧力が重なり国内価格は上昇しやすいといえます。短期的な停戦や金利上昇で調整はあり得ますが、10年スパンでは3万5,000〜5万円/gレンジへの段階的な上昇がメインシナリオとなるでしょう。

    ※この予測は、過去5年の金価格推移、インフレ率、需要動向など複数の公開データをもとに、AIが機械学習により算出した参考値です。ここで予測されていない外部要因によって、価格が下落に転じるリスクも十分にあるため、投資判断は慎重に行う必要があります。

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    金は一時的な下落があっても、長期では安定しやすい

    金価格は長期的には比較的底堅いと見られています。ただし、供給の増加や地政学リスクの緩和、政策金利の引き上げ、インフレ率の低下、円高による為替の影響などで一時的に下落することもあります。

    金価格が高騰している局面では売却のチャンスです。ブラリバでは、相場が上昇している時期に高額査定となった実績が多数あります。

    買取アイテム参考買取金額
    ブルガリ インゴットネックレス Au75039万6,500
    ブシュロン キャトルクルドパリ リング Au75014万9,500円
    ミキモト K18 ハート ピン1万3,500円

    ※2026年6月時点の情報です。
    ※買取金額は過去のお取引の実績で、現在の買取金額を保証するものではございません。実際の買取価格は、お品物の状態、相場、在庫状況により変動いたします。

    相場高騰時には通常より高値で売却できる可能性が高まります。買取を検討する際は、最新の相場動向を確認し、適切なタイミングで行動することが大切です。

    2026年7月10日現在の
    金1gあたりの買取相場価格

    買取相場価格:2万3,391
    ※出典:ブラリバ「今日の1gあたりの買取相場価格」
    ※買取相場価格に手数料は含まれておりません

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