「本物そっくりで見分けがつかない…」そんなロレックスの偽物が市場に多く出回っています。
せっかくの高級時計、偽物を掴んで後悔しないためにも、より多くの見極めポイントを知っておくことや信頼できる販売店を選ぶことが重要です。
そこで本記事では、偽物の見分け方や販売店選びで意識したいポイントを解説します。ロレックスの購入を検討されている方は、必ずチェックしておきましょう!
本記事は「偽物の流通を推奨する」および「偽物の買取を行う」という趣旨の内容ではありません。また、本記事の画像や動画は用意した本物(エクスプローラーI Ref.114270)と偽物のサンプルを使用しております。予めご了承ください。
目次
ロレックスの偽物は多く出回っている
実は、ロレックスの偽物は世界中で多く出回っています。なかには、本物と見分けるのが非常に困難な「スーパーコピー品」と呼ばれる偽物も存在しており、専門家でさえ判断に迷うことがあるほどです。
そんな偽物の流通経路は、おもにインターネットや海外の市場です。具体的には以下で流通していることが多いです。
・ネットオークション(主に個人間で行われるもの)
・一部の中古品販売店や並行輸入品販売店
・海外の観光地や露店
偽物には「明らかに安価な価格で販売されているもの」や「本物と遜色ない見た目と価格で販売されているもの」などさまざまあります。このような状況から、偽物と知らずに購入してしまい、後になって真実を知るケースも少なくありません。
偽物に騙されないためにも、ここから解説する本物と偽物の見分け方をよく理解しておきましょう。
偽物のロレックスを見分ける方法
ロレックスの偽物は精巧に作られているものが多いですが、プロの職人が手がけた繊細で綺麗な本物と比べると、どこかにかならず違いがあります。
そのため、以下のように細かい部分を徹底的にチェックして偽物を見極めましょう。
・王冠マーク
・文字盤のプリント
・秒針の形状
・夜光塗料の塗り方
・リューズの仕上がり
・ベルト内側にあるロゴの刻印
・ブレスレットのネジ穴の隙間
・バネ棒の穴
・シリアルナンバーの刻印
・蓋裏のギザギザ部分
・ムーブメントの動作音
・ダイヤの輝き
それぞれの項目を、ロレックスの偽物サンプルを用いて詳しく解説します。
王冠マーク
ロレックスの時計には、ブランドの象徴である「王冠マーク」の印字や刻印があらゆる箇所にあります。その品質をチェックすることで、本物と偽物を見分けられます。
具体的には、王冠マークは以下の箇所に見られます。
・文字盤の上部
・風防の透かし刻印(一部透かしがないモデルもあります)
・ブレスレットの留め金具
・リューズ
文字盤に印字されているものや、リューズやブレスレットに装飾されている王冠マークは本物であれば全体的にシャープできれいなデザインとなっています。
対して、偽物は王冠の線が太めで均一である場合が多いです。先端の丸部分に向かって線が徐々に細くなっているか、しっかりと確認しましょう。
本物 | 偽物 |
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画像:分かりやすいのは右の偽物ブレスレット部分、シャープではなく丸みを帯びているのがわかります。丸部分への線も本物と比べて短いなど形も異なります。
また、2000年以降に生産された大半のロレックスには風防に透かしの王冠マークが入っています。(諸説あり)本物は肉眼で確認するのが難しく、ルーペを使用してやっと見えるほどです。
しかし、偽物の場合は、肉眼でもハッキリと見えるほどの透かしマークが入っています。ちなみに、グリーンガラスが採用されたミルガウスなど、一部透かしマークが入っていないモデルもあるので注意です。
本物 | 偽物 |
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画像:本物はかなり薄く入っていますが、偽物はハッキリと見えます。
文字盤のプリント
王冠マーク以外でも、文字盤全体にあるプリントの状態で見分けることができます。
アルファベットや数字、ROLEXの印字などは本物であれば繊細でシャープな線であることが特徴です。プロの職人が丁寧に印字しているため、滲みやズレなどの違和感はありません。
対して偽物は、フォントに統一感がなかったり配置がズレていたり、文字が全体的に太かったりします。
秒針の形状
秒針の作りも偽物と見分けやすいポイントです。本物の場合は先端がしっかり尖っていて、表面や側面など全体的な仕上げが滑らかで綺麗です。
しかし偽物の秒針は、先端が丸みをおびていて不自然に太いことが多いです。秒針の仕上がりも雑になっている傾向にあります。
夜光塗料の塗り方
文字盤にある数字には、夜光塗料が白く塗られています。
本物はムラがなくきれいに塗られていますが、偽物の場合は塗料が不均一であったり、枠からはみ出ているケースもあります。また、実際に暗闇で見たりブラックライトを当てると、偽物は本物よりも弱くぼんやりと光ります。
本物 | 偽物 |
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画像:偽物はバランスが少し悪いのが分かります。
リューズの仕上がり
ロレックスのリューズ部分は丁寧に面取りがされており、触ってもギザギザ感がなく滑らかに動かすことができます。しかし偽物の場合は、ギザギザとした感触が残るようなクオリティであったり、巻くと指が痛むような感覚があったりします。
ベルト内側にあるロゴの刻印
ベルトのバックル内側にあるロゴの刻印も見るべきポイントです。本物は立体感のある滑らかな美しい刻印が特徴。
しかし偽物の刻印は立体感がなく、粗く削ったような雰囲気と平べったい見た目であることが多いです。
ブレスレットのネジ穴の隙間
ブレスレットのクオリティにも注目です。本物のロレックスはブレスレットが精巧に作られており、側面のネジ穴に隙間がありません。また、ブレスレットとネジ部分の深さが統一されており、溝がなく一体化しているのが本物の特徴です。
対して偽物の場合は、ブレスレットとネジ穴に段差や隙間があることが多いです。ネジがそもそもズレているケースもあります。
本物 | 偽物 |
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画像:本物には隙間がありませんが、偽物にはあるのが分かります。
バネ棒の穴
バネ棒を取り付ける穴部分でも本物と偽物を見分けることができます。
本物は、バネ棒がジャストサイズで入る大きさの穴でありきれいなU字型をしています。偽物の場合は、本物と比べて2倍近く大きい穴であり形はいびつであることが多いです。
ロレックスのバネ棒はモデルによって異なるため、モデルに応じたバネ棒の大きさを理解しておきましょう。
シリアルナンバーの刻印
ロレックスは2010年G番以前のものは、ブレスレットを外してケースとラグの間、6時位置にシリアルナンバーが刻印されています。2010年以後は、インナーベゼル部分に刻印されるようになりました。
このシリアルナンバーの刻印も本物と偽物を見分けるポイントです。本物のシリアルナンバーは丁寧に刻印されており深さがあるのが特徴です。
対して、偽物の場合はそもそも刻印がなかったり、あっても刻印が文字の浅かったりする傾向にあります。
蓋裏のギザギザ部分
ロレックスの裏蓋の縁にはギザギザとした装飾があります。本物であれば非常に精巧に作られており、均等にギザギザが1周しています。ひとつひとつの掘りもきれいで丁寧に仕上げられています。
対して偽物は雑に仕上げられており、ギザギザに統一感がありません。等間隔でない箇所があるなどの粗さが目立ちます。
本物 | 偽物 |
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画像:本物はとてもきれいに揃っています。偽物は揃っていません。
ムーブメントの動作音
ムーブメントの動作音も偽物かどうかを判断するポイントです。
本物の動作音は静かであり、「シュルシュル」とした音が特徴です。対して偽物の場合は「カチカチ」や「カタカタ」といった大きめの音がします。
また、機械の振動数なども違う場合がありますので、より専門的に調べるのであればタイムグラファーを使用して確認するのも見分け方のひとつとしてあります。
【本物の動画】動作音は静かであることがわかります。
【偽物サンプル動画】カチカチと音が鳴っているのがわかります。
ダイヤ仕様のモデルは輝きをみる
ダイヤの状態でも本物と偽物を見分けることができます。本物であれば高品質なダイヤモンドがあしらわれているため、カーボン(黒い内放物)が見当たらなくキラキラと輝いています。
しかし偽物の場合は、白く濁っていたりカーボンが存在していたりします。また、ダイヤ部分とその周りの装飾部分に隙間がある場合は、後から付けたアフターダイヤである可能性もあります。
あとは、ブラックライトを当てることで、ダイヤが持つ「蛍光性」の確認をするとより危険を回避できます。本物かつ蛍光性があれば青く光ります。しかし、ダイヤにも個体差があり「蛍光性」のあるものだけが光るため、あくまで試してみる程度の方法です。
人気モデル特有の見極めポイントを紹介!
ここからは、以下の人気モデル特有の見分け方を解説していきます。モデルごとの仕様部分にも本物との差が出るため、それぞれどこを見るべきか理解しておきましょう。
・デイトナ
・サブマリーナー
・エクスプローラー
・デイトジャスト
・GMTマスターII
なお、解説している見極めポイントは上記モデルのすべてに該当するものではないため予めご了承ください。対象の仕様である場合に参考にしてください。
デイトナの見分け方
メタル製の王冠マーク
デイトナの正規品には、文字盤にメタルの王冠マークがあります。本物の王冠マークは直線的でスタイリッシュであるのに対し、偽物は丸みを帯びていたり線が太めに描かれていることが多いです。また、本物の王冠マークは立体的になっていますが、偽物は高さが低かったり、フラットになっているものもあります。
さらに、王冠マークの仕上げの美しさもポイントです。本物は丁寧に鏡面仕上げで磨かれていますが、偽物は曇っていたり汚れていたりすることがあります。細かいパーツですが、偽物とわかりやすい部分ですのでしっかりチェックしましょう。
セラクロムベゼルの質感
2016年に登場したRef.116500LN以降、デイトナには「セラクロムベゼル」が搭載されています。セラクロムベゼルはハイセラミック素材を使用しており、傷がつきにくく退色しにくいのが特徴です。また、しっとりした独特の光沢感があり、ベゼルの数字の彫りも美しく仕上がっています。
偽物の場合、ベゼルの色合いがのっぺりしており、角度を変えても本物のような滑らかさや光沢を感じられません。ベゼルの数字部分もレーザー刻印で雑に仕上げているため、縁にバリや傷が目立ちます。
デイトナの見分け方についてもっと詳しくみたい方は「デイトナ偽物見分け方」の記事もチェックしておきましょう。
サブマリーナーの見分け方
ベゼルの数字
サブマリーナーはダイバーズウォッチで、潜水時間を計測するためベゼルに数字が刻まれています。本物は高度な技術で美しく仕上げられ、文字や色合いがきれいに描かれているため、見分ける際の大きなポイントとなります。本物は数字が彫られた上に白い線がきれいに塗られているのが特徴です。
偽物は白い線の塗り方や数字の彫り方が粗末である場合が多く、文字がぼやけたり塗りが外枠にはみ出しています。粗悪な偽物になると、ただ数字が描かれているだけのものもあります。さらに、偽物はベゼルの数字がやや細長く数字のゼロが小さいなど、文字のバランスが悪い点も見逃せません。
細部の彫込み
サブマリーナーのベゼルの外側には丸い彫り込みが入っています。本物は上下左右均一に彫られ、ムラのない輝きを持っているのが特徴です。また、彫り込みの中の磨き方はベゼルに対して垂直になっており、磨きのラインもまっすぐきれいです。
偽物の場合は、彫り込みの半円が大きく不格好です。彫り方も粗いため、バリが出ていたりざらつきが見られるほか、磨きのラインが斜めだったりムラがあります。
エクスプローラーの見分け方
エクスプローラーI | エクスプローラーII |
インデックスのデザイン
エクスプローラーの文字盤は非常にシンプルです。「エクスプローラーI」はバーインデックスがメイン、「エクスプローラーII」はドットのインデックスがメイン。そのため、インデックスのバランスや鮮明さの違いをしっかり確認しましょう。
本物のエクスプローラーの場合、文字はシャープでくっきり、塗料の塗り方もきれいです。インデックスに塗られている夜光塗料もムラがなく、縁の太さも均一になっています。偽物の場合、インデックスの位置が本物とずれていたり、夜光塗料の塗り方や盛り方も雑です。
針の作り
エクスプローラーⅡには、「24時間針」と呼ばれる赤色(第2世代〜第3世代)またはオレンジ色の針があります。24時間計を示すためのもので、視認性を高めるための塗料が塗られています。本物と偽物では、針の太さや塗料の塗り方が異なるため、比較的見分けやすいポイントです。
ロレックスの職人は、高度な技術を使って針に塗料を塗り、美しく仕上げます。そのため、本物は一見塗料が塗られているとわからないほど滑らかで、シャープな作りとなっています。
いっぽう偽物は、塗りや仕上げの技術が不足しているため、塗料がベッタリとついていて針が太くなっている傾向にあります。塗料も付け根までしっかりと塗られていなかったり、表面がザラザラしているなど、明らかに作りが粗い状態が多いです。
デイトジャストの見分け方
デイトジャスト機構の機能性
デイトジャストには、日付表示機能のある「デイトジャスト機構」が備わっています。ロレックスの三大発明のひとつとも呼ばれています。
このデイトジャスト機構が本物であれば、午前0時になった瞬間にすぐ日付が切り替わります。この精巧な作りをコピーするのはかなり難しいとされています。そのため、日付がじっくりと切り替わる場合は偽物のデイトジャストである可能性が高いでしょう。
カレンダーに印字されている数字
デイトジャストは、3時の位置に日付表示機能が搭載されており、その小窓に見える文字のフォントで見分けることもできます。
本物の日付表示は、くっきりとした鮮やかな印字であり、中央に配置されたきれいな見た目をしています。対して偽物の場合は、インクの滲みや配置のズレ、フォントがそもそも異なっているケースが見受けられます。
GMTマスターIIの見分け方
文字盤にあるGMT-MASTER IIの印字
GMTマスターIIの文字盤には「GMT MASTER II」という印字があります。この印字から本物と偽物を見分けることができます。
本物のGMTマスターIIはこの「GMT MASTER II」がホワイトで印字されているのに対して、偽物はグレーで印字がされています。色味が異なるため、比較的わかりやすい見分け方です。
GMT針の仕上がり
ほかにもGMTマスターIIは「GMT針」でも見極めることが可能です。GMT針とは、2つの国の時刻を表示するための時針のことをいいます。文字盤を見ると、短針・長針のほかのもうひとつ長めの時針がありますが、それがGMT針です。
GMT針は本物の場合、先端の矢印部分まで塗料がきれいに塗られています。対して、偽物はしっかり塗られていないことが多いです。
ディープシーの見分け方
インデックスのドットの大きさ
ディープシーを見極めるにはインデックスのドットを見てみましょう。偽物は本物よりもインデックスのドット部分はやや大きい傾向にあります。また、文字盤全体が本物であればツルッとしているのですが、偽物の場合はマットでザラっとした質感であることも多いです。
ORIGINAL GAS ESCAPE VALVEの印字
インナーベゼル部分に印字されている「ORIGINAL GAS ESCAPE VALVE」の書体にも注目です。本物はシャープでくっきりとした見た目の印字ですが、偽物の場合は丸みがあったり、書体がぼんやりしていることが多いです。
販売店の選び方で意識したいポイント
偽物の購入リスクを下げるためには「ロレックスをどこで購入するか」というのも大切なポイントです。ここでは販売店の選び方で、意識したい以下のポイントを解説します。
・なるべく正規販売店で購入する
・中古品や並行輸入品を狙うなら、信頼できる店で購入する
なるべく正規販売店で購入する
ロレックスから公式に認可されている正規販売店は、すべて本物を取り扱っています。
また、正規販売店で購入すれば、ギャランティカードが付属することや、アフターサービスを受けられることなどのメリットがあります。そのため、欲しいモデルが現行品であれば正規販売店での購入が一番安心です。
しかし、ロレックスは大変人気であるため正規販売店ですら在庫切れの状況が続いています。さらに、入荷したロレックスを販売してもらうためには、「信頼できる顧客」とみなされることも大切です。
欲しいモデルが現行品であり、偽物を掴みたくない場合は、こまめに店舗へ通って購入のチャンスを待ちましょう。
中古品や並行輸入品を狙うなら、信頼できる店で購入する
欲しいモデルが現行品のなかでもとくに希少なモデル、または生産終了モデルなどの場合は、中古品や並行輸入品を購入することも検討したいところです。
しかし、これらを扱う販売店では、正規の流通経路を利用していないため、偽物が混在しているリスクがあります。
それでも、中古品や並行輸入品のロレックスを購入したいという場合は、信頼できる販売店で購入することが重要です。以下のポイントを参考に、安心できるところを選びましょう。
・評価の高い口コミやレビューが多いところ
・大手ECサイトに出店しているところ
・独自の保証サービスを展開しているところ
まずは公式サイトやSNSなどを参考に、創業年数や口コミ・レビューをチェックします。高評価が多い店舗や、長い期間運営されているお店は、優良店である可能性が高いです。
また、楽天やYahoo!ショッピングなど大手ECサイトに出店しているところもおすすめです。上記のような大手ECサイトでは、厳しい出店審査があります。さらに、偽造品対策や規約違反罰則を徹底している傾向にあります。必ずしも安心とは言い切れませんが、ひとつの判断基準になります。
さらに、独自の保証サービスを展開しているかどうかも大切です。たとえば、「自社で修理工場を持っており、定期メンテナンスを承っている」などの保証サービスがあれば、信頼できる販売店と言えるでしょう。
信頼できる販売店の特徴をいくつか挙げましたが、当てはまるからといって必ずしも安心できるというわけではありません。実際に購入したいアイテムの相場や状態などを含め、さまざまなポイントをチェックして総合的に判断することが大切です。
偽物を購入してしまった場合
ここでは万が一、偽物を購入してしまったときのために、覚えておきたい内容を解説します。
偽物を買ってしまった場合、所持するだけで犯罪になる?
偽物を買ってしまった場合、自分用として購入したのであれば原則として罪には問われません。しかし、偽物と知りながら「販売目的」で買うことは、商標法違反となります。
そのため、「気付かずに偽物を購入してしまった」という場合は焦らずに、販売店へ返品対応を依頼するか、警察に被害届を出しましょう。
買取専門店で偽物は買取してもらえない?
結論からいうと、時計やブランド品などの偽物は買取してもらえません。
偽物を販売することは法律違反であるため、買取専門店は偽物を買取してしまった場合、その時点で売ることができずに赤字になってしまうからです。もし、買取査定に出したものが偽物だった場合、はっきりと偽物と伝えられることはなく買取不可として返品されます。
ちなみに「偽物かどうかわからないから買取査定に出すこと」は違法ではありませんが、「偽物と分かっていながら買取査定に依頼すること」は犯罪です。詐欺罪や不正競争防止法違反になる可能性があるため、偽物だと判断したのであれば、売らないよう注意してください。
お持ちのロレックスが偽物かどうか不安である場合は
既に持っているロレックスが偽物かどうか不安なのであれば、以下の2つの方法を試してみましょう。
・オーバーホールの依頼をする
・複数の買取専門店に査定を依頼する
それぞれ詳しく解説します。
オーバーホールの依頼をする
まずは、正規代理店の日本ロレックスや、ロレックスのサービスセンターにオーバーホールを依頼する方法です。
上記にて修理やメンテナンスを受けられるのは、ロレックスが本物である場合のみです。そのため、オーバーホールを依頼して見積もりを出してもらえないといった場合は、偽物である可能性が高いでしょう。
ですが、古いモデルなどの場合は、修理部品の在庫切れで断られることもあるそうです。そのため、あくまでもひとつの方法として参考にしてください。
また、オーバーホールの本来の目的は「本物かどうかを見てもらうこと」ではありません。店舗によっては、査定目的なのだと判断された場合に断られることもあるかもしれません。
オーバーホールの費用など、より詳細が知りたい方は「ロレックス オーバーホールの記事」をぜひチェックしてください。
複数の買取専門店に査定を依頼する
次に複数の買取専門店で査定依頼をするという方法です。
買取専門店は、偽物の時計やブランド品などを買取することができません。もし、査定依頼した品物が偽物であれば、直接偽物だと伝えられることはなく断られます。
しかし、なかには間違って本物と判断してしまう店舗もあるかもしれません。そのため、「複数の買取専門店で査定が断られるようであれば、偽物の可能性が高い」といった判断方法がおすすめです。
ロレックスの査定ならブラリバにおまかせ!
近年、ロレックスの偽物作りの技術は飛躍的に向上しています。そのため、判断するのが難しいほど精巧な偽物が増えているのも現実です。
もし、お手持ちのロレックスが不安だという場合は、お気軽にブラリバへご相談ください。ブラリバでは、ロレックスの買取実績が豊富な査定士が、確かな知識でロレックスを査定させていただきます。
ロレックスの偽物を見分けるためには細部までチェックしよう
ロレックスの偽物を見分けるためには、刻印の精度や文字盤のデザインなど、あらゆる細部に注目することが重要です。加えて、購入時には信頼できる販売店を利用することも大切です。偽物を避ける知識を身につけて、本物を手に入れましょう。
もし、「持っているロレックスが偽物かどうか不安」ということならば、ブラリバの査定がおすすめです。ブラリバではロレックスの知識豊富な査定士が、大切なロレックスを丁寧に確認いたします。無料電話やLINEより、ぜひ気軽にお問い合わせください。