【査定士監修】タグ・ホイヤーの偽物の見分け方8選!ロゴ・針・ベルトの真贋ポイントを解説

スイスの高級腕時計ブランド「TAG HEUER(タグ・ホイヤー)」。

世界中から愛されるブランドだからこそ、偽造品が多く出回っている現状があります。せっかくタグ・ホイヤーの時計を買うなら、偽物の購入は避けたいですよね。

そこでこの記事では、買取サービス「ブラリバ」の査定士が監修した、タグ・ホイヤーの真贋ポイントを解説します!ぜひ最後までご覧ください。

※掲載している商品画像は、当社が独自の基準で真贋チェックを行い、基準を満たしたものを使用しています。
※本記事は「偽物の流通を推奨する」または「偽物の買取を行う」ことを目的とした内容ではありません。
※本記事の真贋情報はブランド公式の情報ではありません。あくまで参考情報としてご活用ください。
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。

タグ・ホイヤーは世界中で人気のある時計ブランド

1860年に誕生したタグ・ホイヤーは、スイス時計の伝統を今に伝える名門ブランドです。モータースポーツとの深い関わりがあり、その正確な技術は世界中の時計ファンから信頼を集めてきました。

老舗ブランドではありますが、価格帯は20万円台から手に入るモデルもあり、幅広い年齢層に選ばれているのが大きな魅力です。

代表的なモデルには、以下のようなものがあります。

  • カレラ
  • フォーミュラ1
  • アクアレーサー

しかし、これらのモデルはとくに人気がある裏側で、本物そっくりの偽物が紛れ込んでいるのも事実です。
せっかく手にする大切な時計だからこそ、後悔しないための見分け方を知っておきましょう。


タグ・ホイヤーの偽物を見分ける8つのポイント

ここでは、タグ・ホイヤーの偽物を避けるための真贋ポイント8つを紹介します。

ただし、ここで紹介する真贋ポイントはあくまで一例であり、すべての偽物に当てはまるわけではありません。また、モデルや製造時期などによって仕様が異なる場合もあります。

ひとつのポイントだけで判断せず、複数のポイントを組み合わせて確認しましょう。

見分け方①ロゴ刻印

タグ・ホイヤーの時計は、文字盤やケースバック(裏蓋)、バックルなどの部分にブランドロゴが刻まれています。

文字盤やケースバックなどに配される「シールドロゴ」と、バックルなどに刻印されるテキストのみのロゴに分けて、解説していきます。

シールドロゴ

シールド(盾)型の五角形の中に、すべて大文字で「TAG HEUER」と書かれたロゴもあります。

下側はV字のように角度がついていますが、本物は「HEUER」の文字が角度に沿っています偽物は角度に沿っていない箇所があります。

テキストのロゴ

バックルなどには、大文字と小文字混じりの「TAG Heuer」というロゴが刻印されています。

本物のロゴは文字がくっきりしており、ムラが感じられません。位置も正確です。

偽物のロゴは、文字にかすれやにじみが見られたり、文字間隔が不均一であったりします。このほか、位置がややズレているものも見受けられます。

とくに、バックルの刻印が中心よりやや上にズレている、そもそも刻印がない、といったことも多いためチェックしてみましょう。

ロゴ刻印の真贋ポイント

【本物】
・ロゴの文字が驚くほどくっきりしている
・文字盤のロゴにムラなく色がついている
・全体のバランスが整っている
・印刷に立体感があり、角がシャープに立っている
【偽物】
・ロゴの印刷ににじみや、かすれがある
・文字同士の間隔がバラバラで不自然
・文字の太さや高さが揃っていない

※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方②インデックス

タグ・ホイヤーのインデックスにも真贋ポイントがあります。

タグ・ホイヤーの多くのモデルでは、暗闇の中でも時刻を確認できるように「スーパールミノバ」という夜光塗料がインデックスや針に塗られています。

本物は精巧に塗られているいっぽうで、偽物は塗料が塗られている部分が大きい傾向にあります。また、塗りムラがみられることもあります。

インデックスの真贋ポイント

【本物】
・夜光塗料が正確に塗られている
【偽物】
・夜光塗料が塗られた範囲が大きい
・塗料の塗りムラが見られる

※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方③針

タグ・ホイヤーの針はていねいに作り込まれており、ここにも偽物を見分けるポイントがあります。

本物の針をルーペなどで細かく見ると、針の側面まできちんと研磨されていることが多いです。

偽物の針は、細かい部分の研磨がされていないことが多く、針の側面がざらついていたり、ギザギザした印象を受けたりします。

また、複数の時刻を表示できるGMTウォッチの場合、長針・短針・秒針とは別に、24時間で1周するGMT針が備えられています。GMTウォッチの偽物には、GMT針が備わっていても、時針(短針)と完全に連動してしまって単独での時差調整ができないものや、24時間で1周する正しい動作をしないものが多く見られます。

さらにクオリティの低いものだと、そもそもGMT針が備わっていないものもあるため、注意しましょう。

針の真贋ポイント

【本物】
・針の横側や先が鋭く整っている
・中央の軸まで隙間なく、精密に組み立てられている
・GMTウォッチにはGMT針がついている
・GMT針が正しく動作する
【偽物】
・針先などの細かい箇所の仕上がりが粗雑
・本物のような輝きがない
・針の裏や角に、金属を削った際のギザギザが残っている
・GMT針単独で時差調整ができない、正しい動作をしない
・GMTウォッチなのにGMT針がない

※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方④ベルト・コマ

タグ・ホイヤーのベルトやコマも本物と偽物の違いが出やすい箇所です。それぞれの違いをチェックしてみましょう。

ベルト

本物のベルトは、チタンやステンレススティールなどの素材が使用されたモデルが多くあります。腕にはめるなど手に触れたときに、引っ掛かりや傷ができないよう、入念に研磨してエッジを適度に落としていることが多いです。滑らかかつ、輝きを備えた仕上がりになっています。

いっぽうの偽物は研磨が足りず、引っ掛かりを感じたり、ザラつきを感じやすい傾向にあります。また、本物よりも安っぽい素材を使っていることが多く、ベルトを振るとカチャカチャと音が鳴りやすいことも偽物に見られる特徴です。

コマ

カレラやアクアレーサーなどに採用されている3連タイプのメタルブレスレットでは、中央・右・左の3つの独立したパーツを組み合わせて1コマを構成しています。

偽物はコスト削減のため、3つのパーツが一体になっていたり、1つのパーツに溝を入れて3つのパーツが連なっているように見せかけていることが多くあります。

ベルト・コマの真贋ポイント

【本物】
・金属が研磨されて手触りが滑らか
・上品な輝きを備えている
・1コマは3つの部品で構成されている
【偽物】
・ベルトをなぞると引っ掛かりがある
・ザラつきを感じる
・カチャカチャと音が鳴る
・コマの部品がつながっている

※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方⑤リファレンスナンバー・シリアルナンバー

タグ・ホイヤーの時計には、ケースバックにリファレンスナンバーや固有のシリアルナンバーが記されています。

偽物にはでたらめな番号使いまわしされている番号が記されていることがあります。公式サイトなどでリファレンスナンバーを調べると、本物か偽物かを見分ける手がかりになります。

シリアルナンバーは、保証書などと突き合わせて確認してみましょう。

ただし、悪質な偽物の時計には、本物のリファレンスが記載されていることも。そのため、リファレンスナンバーやシリアルナンバーだけでは完全に見分けられない点に注意しましょう。

リファレンスナンバー・シリアルナンバーの真贋ポイント

【本物】
・ケースバックに正しいリファレンスナンバーやシリアルナンバーが記載されている
・リファレンスナンバーは公式サイトなどで調べることができる
・シリアルナンバーは保証書などにも正しく記載されている
【偽物】
・リファレンスナンバーやシリアルナンバーの記載がない
・リファレンスナンバーやシリアルナンバーがでたらめ、ほかの時計にも使い回されている
・時計のシリアルナンバーと保証書のシリアルナンバーが一致しない

※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方⑥回転ベゼル

タグ・ホイヤーには、回転ベゼルが備えられたモデルがあります。

本物の回転ベゼルは、回転させたときに適度な重み手ごたえを感じる操作感です。

偽物は軽いタッチで回転できてしまう、または重すぎる場合があります。

回転ベゼルの真贋ポイント

【本物】
適度な重みや手ごたえを感じる
【偽物】
軽いタッチで回転する、または重すぎる

※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。

見分け方⑦フォント

フォントも真贋ポイントのひとつです。

タグ・ホイヤーの時計の文字盤やベゼルなどには、独特のフォントが使われていることが多くあります。偽物は、本物に近いフォントを使用している傾向にありますが、見比べると節々に違いがあります。

たとえば、本物と比較して偽物は、線が太い、または細い角張りすぎているといった違いがよく見られます。公式サイトと照らし合わせて確認してみましょう。

見分け方⑧付属品

タグ・ホイヤーの時計本体だけではなく、付属品にも真贋ポイントがあります。

タグ・ホイヤーの時計を正規店で購入すると、ギャランティカードや取扱説明書などの付属品がつきます。

本物は、付属品に使われている素材もしっかりしており、記載されているロゴや説明も適切です。時計本体は箱に入れるなど、ていねいな包装が施されます。

いっぽうの偽物は、素材が粗悪な傾向があります。また、記載内容を注意深く見ると、誤字脱字印字がぼやけている箇所も見られます。

さらに、時計本体がジップ付き保存袋に入れられているなど、包装が簡易的な場合も偽物の可能性が高いです。

付属品の真贋ポイント

【本物】
・ギャランティカードや冊子の素材が上質
・文字のかすれや誤字脱字がない
・包装がていねい
【偽物】
・ギャランティカードや冊子の素材が安っぽい
・文字のかすれや誤字脱字が見られる
・包装が簡易的で粗雑

※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。

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タグ・ホイヤーの本物を手に入れるための3つの注意点

ここからは、タグ・ホイヤーの偽物を避けるための注意点を解説していきます。

フリマアプリやネット通販では出品者情報を必ずチェックする

フリマアプリなどをはじめ、インターネットで購入する場合、出品者情報をよく調べましょう。

偽物を売っている出品者の場合、同じ商品を数多く出品していたり、評価内容が不自然なほど褒め言葉ばかりになっていたりすることがあります。

そのほか、気を付けたい注意点は以下のとおりです。

  • 取引実績がきちんとあるか
  • 同じ商品の出品が不自然に多くないか
  • 評価があるか、または不自然な評価内容になっていないか
  • 定価や相場と比較して極端に安い価格設定になっていないか
  • 詳細な商品写真が複数掲載されているか

公式発表のないモデル・配色などは避ける

公式サイトや過去のカタログにも掲載されていないモデルは、偽物の可能性が高いです

実在しない色使いや文字盤の組み合わせは、コピー品を作る業者が勝手に生み出した「架空のモデル」であることも珍しくありません。

そうした偽物は「限定品」「海外限定」「希少」といった言葉を並べて出品されていることがあります。メーカーの正しい情報が見当たらない場合や型番が分からないときは、偽物の可能性を疑いましょう。

「並行輸入品」を装った悪質な業者に要注意

並行輸入品とは、海外の正規店から独自に買い付けや輸入を行い、販売されている商品のことです。並行輸入品自体は違法なものではありませんが、この言葉を悪用して偽物を売る業者が存在することを頭に入れておきましょう。

並行輸入品の購入を検討する際は、信頼できる業者であるか、返品のルールがきちんと記載されているかなどを確認しましょう。

並行輸入品について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
>>並行輸入品とは?しくみ・安全な買い方を解説!


最も安全なのは「正規店」と「公式サイト」

「絶対にタグ・ホイヤーの本物がほしい!」という人は、タグ・ホイヤーの正規店や公式サイトで購入しましょう。付属品がすべて揃った新品が手に入り、メーカーの保証もしっかり受けられるのが大きな魅力です。

信頼できるリユースショップも選択肢のひとつ

少しでも予算を抑えたい場合やすでに廃盤しているモデルを購入したい場合には、信頼できるリユースショップも活用してみましょう

プロの査定士が在籍している店舗では、しっかりとした査定がなされた商品が並んでいます。これまでの買取実績なども確認し、信頼できるかどうかを見極めましょう。

「とはいえ、どこで購入したらいいのかわからない…」

そんな人には、「WASTE_NOT by BRING」がおすすめです!

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偽物かも…タグ・ホイヤーのコピー品を買ってしまった場合の対処法

買った後に「もしかして偽物?」と気づいたときは、落ち着いて行動することが大切です。ここでは、偽物を買ってしまった場合の対処法を解説します。

まずは購入元に問い合わせる

トラブルを解決するには、まず取引の記録をしっかり残しておきましょう。商品ページの画面を保存し、写真や値段の情報を手元に置いておくことが大切です。

準備ができたら、購入元や運営元へ連絡し、分かっている事実を落ち着いて伝えるようにしてください。

トラブル解決のためにやるべきこと

  • 出品ページや掲載写真のデータを保存する
  • 偽物の疑いがあることを出品者や運営元に伝える(感情的な言葉は使わない)
  • 返品や返金の対応について確認・交渉する
  • アプリや通販サイトの補償が使えるかどうかを詳しく調査
  • 連絡は記録が残るメッセージ機能を使う
  • 運営のサポートを受けやすい状態を維持する

やり取りの記録をすべて残しておくことが、自分を守るための強い味方になります。ひとつずつ手順を踏み、不当なトラブルから身を守りましょう。

消費者センターなどに相談する

購入元や運営元との話し合いで解決しない場合、すぐに消費生活センターへ相談しましょう。全国共通の消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、最寄りの消費生活センターにつないでもらえます。

また、偽物の販売は商標権侵害にあたる違法行為です。悪質なときは、警察相談専用電話「#9110」や最寄りの警察署への相談も選択肢として検討しましょう。

相談の際は、購入時の証拠(取引履歴・スクリーンショット・商品画像など)をあらかじめ整理しておくと、手続きがスムーズに進みやすくなります。

参考:
消費者ホットライン|消費者庁
警察に対する相談は警察相談専用電話 「#9110」番へ|政府広報オンライン

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正しい知識で、本物のタグ・ホイヤーを手に入れよう!

タグ・ホイヤーは世界的に有名な時計ブランドですが、その人気の裏では偽物が多く出回っています。

本物のタグ・ホイヤーを手に入れるためには、下記の真贋ポイントを押さえておきましょう。

タグ・ホイヤーの真贋ポイント

ロゴ:正確なフォント・位置に刻まれているか
インデックス:夜光塗料が適切に塗られているか
針:側面まで研磨されているか
ベルト:金属のエッジが面取りされて滑らかであるか
コマ:1コマが正しい構造になっているか
リファレンス:正しいリファレンスが刻印されているか
シリアルナンバー:記載があるか
回転ベゼル:回転に適度な重みや手ごたえを感じるか
フォント:文字の線が細すぎたり、太すぎたりしないか
付属品:素材が粗悪でないか、誤字脱字がないか

正しい知識を持つことでトラブルを避け、安心して長く愛用できる時計選びが叶うでしょう。自分に合う一本を納得して選ぶために、正規店や公式サイト、信頼できる専門店の活用を優先してください。

出典:TAG HEUER

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