
「Cartier(カルティエ)」は、二次流通市場やフリマアプリでも人気が高いブランド。
ゆえに精巧な偽物が出回っており、購入時にトラブルが起こることも珍しくありません。
この記事では、買取サービス「ブラリバ」の査定士が監修したカルティエ偽物の見分け方を解説します。
時計・ジュエリー別の真贋ポイントに加え、本物を購入するための注意点も紹介しているので、ぜひご一読ください。
※本記事は「偽物の流通を推奨する」または「偽物の買取を行う」ことを目的とした内容ではありません。
※本記事はブランド公式の情報ではなく、当社が独自に調査・確認した内容をもとに作成しています。あくまで参考情報としてご活用ください。
※記載されている内容は2026年7月時点の情報です。
目次
カルティエとはどんなブランド?

画像は当社の基準内品の「カルティエ ラブリング」
カルティエは、1847年フランス・パリで創業された世界最高峰のジュエラーです。
世界各国の王室御用達として名を馳せ、タイムレスで革新的なデザインのアイテムを生み出しつづけています。
ジュエリーはもちろん、時計やレザーグッズなど幅広いカテゴリを展開。
ラブ、トリニティ、パンテール、サントスなどのアイコニックなコレクションは圧倒的な知名度と人気を誇ります。
しかし、人気の高さゆえに偽物も多く流通しているのが現状です。二次流通市場やフリマアプリでの購入を検討している場合は、事前に真贋ポイントを確認しておくことが大切です。
【基本編】カルティエの偽物の見分け方
ここからは、カルティエの時計とジュエリーに共通する真贋ポイントを解説します。
※記載している情報は真贋ポイントの一例であり、すべての偽物に当てはまるわけではありません。
※モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があるため、アイテムによっては真贋ポイントに当てはまらないこともあります。あくまで参考情報としてご活用ください。
見分け方①ロゴ
画像は当社の基準内品の「カルティエ」ロゴ部分
「Cartier」のロゴも、真贋を確認する際のチェックポイントです。
とくに注目したいのは、「C」の上部・「i」の頭・「r」の跳ね。これらの箇所には、カルティエのロゴならではの特徴が見られます。
本物の場合は、独特な書体と美しい形で仕上げられています。くっきりと彫られており、立体感があるのが特徴です。
対して偽物は文字のガタつきが見られたり、刻印の仕上がりが粗雑であったりするケースもあります。
ロゴの見分け方
本物
・「C」の上部・「i」の頭・「r」の跳ねる部分に独自の特徴がある
偽物
・文字がガタガタしていたり、刻印が雑な仕上がりになっていたりする
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方②付属品
画像は当社の基準内品の「カルティエ」付属品
偽物のカルティエを見分けるには、付属品にも注目しましょう。
カルティエ製品を購入した際には、赤いボックスやギャランティカード(保証書)、取扱説明書などが付いてくる場合があります。
本物であれば、ボックスは深みのある色味で高級感のある光沢が見られます。ロゴは文字の太さが均一でシャープな印象です。
ギャランティカードには購入日やシリアルナンバーなどが正確に印字されており、文字の色味やサイズが細部まで統一されていることが多いです。
いっぽう偽物は、ボックスの色味がくすんでいる、ロゴのバランスが崩れてほかの文字に重なっている傾向に。ギャランティカードに誤字脱字が見られることもあります。
なお、近年は紙のギャランティカードに代わり、オンライン上で製品や保証期間が管理される“電子保証書”が発行されることも。
ギャランティーカードが付属していないからといって、必ずしも偽物であるとは言い切れない点は、押さえておいてください。
付属品の見分け方
本物
・ボックスの色味が深く、美しい
・付属品の印字やロゴの色味・サイズが統一されている
・ギャランティカードの単語間に十分な間隔がある
偽物
・ボックスの質感が安っぽく、赤色がくすんでいる
・ロゴの大きさや文字の形が異なる
・ギャランティカードがない、または誤字脱字がある
・文字が太すぎてサイズも大きい
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方③シリアルナンバー
画像は当社の基準内品の「カルティエ」シリアルナンバー部分
本物のカルティエの時計・ジュエリーには、固有のシリアルナンバーが刻印されています。番号の形式や刻印の質も、真贋を確認するポイントのひとつ。
製造時期やモデルによって差はありますが、現行品のシリアルナンバーは、アルファベットと数字を組み合わせた番号で構成されているケースが多く見られます。
桁数や組み合わせのパターンは公表されていませんが、保証書と本体の番号は一致します。
また、シリアルナンバーの刻印にも注目したいところ。
本物は文字の輪郭がシャープで、フォントも均一ですが、偽物は輪郭がぼやけ、粗い仕上がりになっている場合があります。
シリアルナンバーの見分け方
本物
・アルファベットと数字を組み合わせた番号で構成されているケースが多い
・保証書に記載されている番号と一致する
・文字の輪郭がシャープでくっきり、歪んでいない
・番号は、太く均一な間隔で刻まれている
偽物
・保証書の番号と一致しない
・フォントがバラバラで、歪んでいる
・文字の輪郭がぼやけ、粗雑な仕上がりになっている
・同じ番号が複数の商品に使われている例がある
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
【時計編】カルティエ時計の偽物の見分け方8選
画像は当社の基準内品の「カルティエ タンク」
カルティエ製品のなかでも、時計とジュエリーは偽物が多く出回っています。ここからは、それぞれの真贋ポイントを解説していきます。
まずは、カルティエの偽物時計の見分け方を確認していきましょう。
見分け方①刻印
画像は当社の基準内品の「カルティエ タンク マスト」
カルティエ時計には、インデックス・文字盤中央・ベルトなどに、ブランドロゴや素材表記などが刻印されています。
この刻印の鮮明さやインクの均一さ、文字の鮮明さは真贋ポイントのひとつ。
たとえば、ローマ数字のインデックスに隠された「CARTIER」の文字(シークレットサイン)は、本物であれば文字がつぶれておらず、鮮明に読み取れるはずです。
画像は当社の基準内品の「カルティエ タンク マスト」インデックスのロゴ部分
偽物の場合は、文字がつぶれている、インクがにじんでいるといった特徴が見られることも。
なおモデルによって、インデックス部分の刻印は位置が異なるため、注意が必要です。
刻印の見分け方
本物
・インデックス:「CARTIER」がつぶれておらず、インクのにじみがない
・文字盤中央:鮮明に刻印されている
・ベルト:ゆがみやがたつきがなく、きれいに彫られている
偽物
・インデックス:文字がつぶれ、インクがにじんでいる
・文字盤中央:インクがにじみ、文字がつぶれかけている
・ベルト:レーザー刻印が多く浅く、点々が見られる
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方②ベルト・バックル
画像は当社の基準内品の「カルティエ」ベルトのネジ穴・バックル部分
偽物を見分けるうえでは、ベルト・バックルも確認すべきポイントです。
本物は、ベルトのネジ穴のサイズ、バックルの塗装仕上げなど、細部までていねいに仕上げられています。
いっぽう、偽物はネジ穴が一回り小さく、バックルやマイナスネジの内側の塗装が雑な傾向に。とくに塗装のムラは判断材料になりやすいため、しっかりと確認することをおすすめします。
ベルト・バックルの見分け方
本物
・ベルト:ネジとネジ穴のサイズがぴったりで、隙間はあいていないことが多い
・バックル:ムラなくきれいに塗られている
偽物
・ベルト:ネジ穴が一回り小さく、隙間があいていることがある
・バックル:塗り方が雑でムラが出ている
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方③風防部分
画像は当社の基準内品の「カルティエ」時計の風防部分
文字盤を覆う風防部分の素材も、真贋を確認するうえで見逃せないポイント。
本物のカルティエ時計の多くには、サファイアクリスタルガラスが採用されています。透明度が高く、どの角度から見ても文字盤がクリアに確認できることが多いです。
斜めから光に当てるとうっすらと青や紫に光り、爪で叩くと「コンコン」と澄んだ高い音が鳴る点も特徴です。
いっぽう、偽物にはプラスチック素材が使われているケースも。爪で軽く叩いたときにプラスチック特有の軽い音が鳴る場合、偽物の可能性が高いでしょう。
ただしヴィンテージ品のカルティエ時計には、アクリルプラスチックが使用されている例もあるため、素材だけではなく、反射の仕方や音などにも注目しましょう。
風防部分の見分け方
本物
・多くのモデルでサファイアクリスタルガラスが採用されている
・反射しにくく、どの角度からも文字盤がクリアに見える
・斜めから光に当てると、うっすら青や紫に光って見える
・爪で叩くと「コンコン」という高い音が鳴る
偽物
・プラスチック素材が使われていることが多い
・光に反射して文字盤が見えにくいことがある
・爪で叩くとプラスチック特有の音が鳴る
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方④リューズ
画像は当社の基準内品の「カルティエ」時計のリューズ部分
時計の側面に設けられた小さなつまみ部分を、リューズといいます。偽物のカルティエ時計を見分ける際には、色石の有無を確認しましょう。
製品によって異なりますが、多くのモデルでは多角形のリューズに、合成スピネルや天然サファイアが埋め込まれています。
本物の色石は濃く美しい青色ですが、偽物には明るい青色のイミテーション石が使われており、本物と形状が異なるケースが見られます。
リューズの見分け方
本物
・モデルによって異なるが、色石には紺に近い濃い青色の合成スピネルや天然サファイアが採用されている
偽物
・明るい青色のイミテーション石が使われている
・石の装飾がない
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方⑤裏蓋
画像は当社の基準内品の「カルティエ」時計の裏蓋部分
裏蓋を確認する際には、質感や形状に注目しましょう。
本物は素材の品質が高く、刻印やフォント、切込み(くぼみ)までていねいに仕上げられていることがほとんど。
偽物の場合はメッキ感が強く、高級感のない質感で、表面の処理も粗い傾向にあります。傷や打痕が見られる、文字配列が不自然といった印象を受けたら偽物の可能性が高いといえます。
裏蓋の見分け方
本物
・高級感のある質感
・切込み部分の内側まで滑らかで均一に仕上げられている
偽物
・メッキ感が強い
・金属のとげが残っていることがある
・傷や打痕が見られる
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方⑥針
画像は当社の基準内品の「カルティエ」時計
針は、カルティエ時計を象徴するパーツのひとつで、仕上げや作り、色味などに差が出やすいといえます。
モデルによって異なりますが、カルティエ時計の多くのモデルには「ブルースティール(青針)」が採用されています。
本物の場合は落ち着いた高級感のある色合いで、先端や根本は滑らかに処理されていることがほとんどです。
対して偽物は、不自然に明るい青色で浮いた印象になりやすいことがあります。そのほか、塗装剥がれや切断跡など処理の甘さが目立つ可能性も。
針の見分け方
本物
・落ち着いた青色
・先端や根本など、細部まで滑らかに処理されている
偽物
・塗装による青色で、深みがなく浮いて見える
・細部の処理が粗い
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方⑦金属の仕上げ
画像は当社の基準内品の「カルティエ」時計のベルト部分
偽物のカルティエ時計を見分ける際は、金属の仕上げにも注目してください。
本物はていねいな研磨が施されており、表面が均一で、手触りも滑らかといえます。
いっぽう偽物は研磨の精度が低く、表面をなぞると微妙なひっかかりを感じる場合があります。
見た目だけでは判断が難しい場合もあるため、実際に触れて確認できるのであれば、手触りも併せて確認しましょう。
金属の見分け方
本物
・ていねいに処理されており、均一に仕上げられている
・手触りが滑らか
偽物
・研磨の仕上がりが粗い
・表面をなぞるとひっかかる可能性がある
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方⑧カレンダー
画像は当社の基準内品の「カルティエ」時計のカレンダー部分
カルティエ時計のなかには、カレンダー機能が搭載されているモデルがあります。カレンダー機能が搭載されている場合は、印字に注目するのがポイント。
本物は数字の印字がシャープで、色も均一なため、読み取りやすいとされています。
しかし、偽物は数字の太さがバラバラ、インクが薄いなどの特徴が見られる場合も。フォントの形状に違和感を覚えるときは偽物の可能性を疑うとよいかもしれません。
カレンダー部分は小さなパーツですが、見逃さず、細部まで確認するのが大切です。
カレンダーの見分け方
本物
・数字がシャープに印字されている
・色が均一である
偽物
・数字の太さがバラバラである
・インクが薄い
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
【ジュエリー編】カルティエジュエリーの偽物の見分け方

画像は当社の基準内品の「カルティエ ダムール ネックレス」
つづいて、偽物のカルティエジュエリーを見分けるポイントを解説します。
見分け方①ダイヤモンド
画像は当社の基準内品の「カルティエ」リングのダイヤモンド部分
ダイヤモンドがあしらわれたカルティエジュエリーの場合は、石の品質に注目してください。
本物のカルティエジュエリーには、VSクラス以上のクラリティを持つ上質なダイヤモンドが用いられています。
形状が美しいのはもちろん、透明度が非常に高く、内包物はほとんど見当たりません。そして石留めの形状や間隔も均一で、表裏ともに美しく処理されています。
いっぽう偽物はダイヤモンドの質が低く、キズや内包物が目立つ傾向に。石留めが曲がり、石が傾いていることもあります。
ダイヤモンドの評価の決まり方について知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
>>ダイヤモンドの価値を見極める方法!評価が決まる4つのCとは?
ダイヤモンドの見分け方
本物
・VSクラス以上のクラリティのダイヤモンド
・透明度が高く、内包物がほとんどない
・爪が均一で石がしっかり留まっている
偽物
・キズや内包物が目立つ
・光り方が鈍く、濁って見えることがある
・石留めが曲がっていたり、石が傾いていたりする
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方②刻印
画像は当社の基準内品の「カルティエ」リングの刻印部分
刻印も、カルティエジュエリーの真贋ポイントのひとつ。
本物は、文字の位置やフォントバランス、文字間のスペースが統一されており、仕上がりが美しい傾向にあります。
偽物の場合は、文字の輪郭がぼやけている、文字間隔が不均一である可能性もあります。「©」マークが太く、「Cartier」の文字が読み取りにくい場合も。
しかし、精巧な偽物の場合は美しい刻印を再現しているケースもあるため、複数のポイントを総合的に確認することが大切です。
刻印の見分け方
本物
・刻印がきれいで文字の位置、フォントバランス、文字間隔が整っている
・「©」マークが細く「Cartier」の文字がはっきり読める
・固有のシリアルナンバーが記載されている
偽物
・文字の輪郭がぼやけていたり、文字間隔が不均一である
・「©」マークと「Cartier」の文字が太く読みにくい
・シリアルナンバーが記載されていない
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方③ビス
画像は当社の基準内品の「カルティエ ラブリング」
ラブブレスやラブリングなど、一部のモデルにはビスモチーフがあしらわれています。このビスの仕上げも真贋ポイントです。
本物はフチや彫り込みの内側にいたるまで、ていねいに仕上げられているケースがほとんどです。
ビスのマイナス溝の底まで滑らかに仕上げられており、指で触れても、ひっかかることは少ないでしょう。
いっぽう偽物は、全体的に粗い仕上がりとなっている場合も。フチの彫りが粗く、内側は処理の甘さから縦線模様のようなムラが確認できることもあります。
手で触れたときにチクチク・ザラザラした感触がある場合は、偽物の可能性が考えられます。
ビスの見分け方
本物
・フチや彫り込みの内側などが滑らかに仕上がっている
・マイナス溝の底までていねいに仕上げられ、触ってもひっかからない
偽物
・処理が甘く、全体的に粗い仕上がりになっている
・モチーフの彫りがガタガタになっていることがある
・触るとチクチク・ザラザラした感触がある
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方④開閉箇所
画像は当社の基準内品の「カルティエ」クラスプ部分
偽物のカルティエジュエリーを見分けるためには、開閉箇所も確認したいところです。
本物の場合は、外側からは見えない箇所であってもていねいに仕上げられている可能性が高いです。
18金無垢を使用しているため、メッキの剥がれが見られることはあまりありません。
対して偽物の場合は金メッキを施しているケースが多く、塗装の剥がれやムラが見られることがあります。
開閉箇所の見分け方
本物
・細かい箇所まで美しく、滑らかに仕上げられている
偽物
・金の塗りが雑でムラが出ており、全体的に粗い仕上がりになっている
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方⑤接合部分
画像は当社の基準内品の「カルティエ ジュスト アン クル ブレスレット」
接合部分の仕上げは、ジュエリーの品質が表れやすい箇所のひとつ。真贋を確認する際にも注目しましょう。
本物のカルティエジュエリーは、金具部分のつなぎ合わせがていねいに処理されています。そのため、つなぎ目が目立ちにくい傾向にあります。
しかし、偽物は接合部分の仕上げが粗く、不自然な打痕や傷などが見られるケースも。処理が甘く、歪な形状になっていることもあります。
接合部分の見分け方
本物
・接合部分の処理がていねいで、つなぎ目が目立ちにくい
偽物
・接合部分の仕上げが粗い
・不自然な打痕や傷が見られる
・歪んだ形状になっていることがある
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。製造時期によって仕様が異なる場合があります。
とくに偽物が多い!カルティエの人気アイテム
人気アイテムは、カルティエのなかでもとくに偽物が多い傾向にあります。
ここからは、カテゴリ別に、偽物が多く出回っているコレクションやモデルの例を見ていきます。
①時計
画像は当社の基準内品の「カルティエ タンク」
カルティエの時計は二次流通市場でも多く流通しています。真贋では刻印や文字盤の数字、針など細部まで確認することが大切です。
なかでも、とくに偽物が多く出回っているコレクションは以下のものがあります。
- タンク
- サントス
- パンテール
- パシャ
コレクションごとにモデルの特徴を把握し、細部まで確認したうえで購入しましょう。
②ジュエリー

画像は当社の基準内品の「カルティエ トリニティリング」
カルティエジュエリーは、シンプルでアイコニックなモデルほど、偽物が出回りがちです。一例は、以下のとおりです。
- ラブリング/ラブブレスレット
- トリニティリング
- ジュスト アン クル ブレスレット
とくに、リングやブレスレットは偽物が出回りやすいカテゴリのひとつ。
購入時には、刻印やビスの形状、仕上げの滑らかさなどの真贋ポイントをしっかりと確認しましょう。
③バッグ・財布

画像は当社の基準内品の「カルティエ ウォレット C ドゥ カルティエ」
時計やジュエリーだけではなく、カルティエのバッグ・財布も偽物が多く出回っています。なかでも、以下のコレクションには注意が必要です。
- パンテール C ドゥ カルティエ
- ウォレット C ドゥ カルティエ
- マスト ドゥ カルティエ
偽物のバッグ・財布を見分けるには、カーフスキンの質感や金具、ロゴ刻印、縫製などに注目したいところ。
偽物の場合は、金具の質感やロゴの刻印、縫い目などに違和感を覚えるケースも少なくありません。見た目だけではなく、内側のつくりを確認することも大切です。
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本物のカルティエを手に入れるための注意点

本物のカルティエを購入するためにも、以下の注意点は押さえておきたいところです。
- 画像・評価を確認する
- 相場より著しく安い場合は注意する
- 「スーパーコピー」「N級品」は購入しない
ひとつずつ見ていきましょう。
画像・評価を確認する
フリマアプリなどでカルティエを購入する場合は、商品画像と販売元の評価を確認しましょう。
「画像が極端に少ない」「評価が少ない」といった特徴のある出品者からの購入は避けるのがベターです。
やり取りを通して、少しでも違和感を覚えた場合は購入を見送ることも検討してください。
相場より著しく安い場合は注意する
相場より極端に安い商品には、偽物のリスクが潜んでいます。
カルティエは圧倒的なステータス性を誇るため、リユース品でも相場を大きく下回る価格で取引されることはほとんどありません。
「安すぎる=お得」ではなく、「安すぎる=疑うべきサイン」という意識を持ちましょう。
購入前にアイテムごとの相場を把握しておくと、判断の目安になります。
「スーパーコピー」「N級品」の購入は避ける
「スーパーコピー」や「N級品」と記載されている商品は、購入してはなりません。
これらは、精巧に作られた偽物です。偽物を販売・譲渡する行為は違法であるうえ、思わぬトラブルに発展するおそれもあります。
ブランドの価値を壊すことにもつながるため、「スーパーコピー」や「N級品」には手を出さないようにしましょう。
本物のカルティエを購入できる場所
本物のカルティエを手に入れるためには、購入場所の選択が肝心です。偽物のリスクを避けるために、信頼できる購入先を把握しておきましょう。
カルティエ正規店
本物のカルティエを確実に手に入れたいなら、正規店での購入を検討してください。
正規店であれば真贋の必要なく、自身に合うアイテムを探せるうえ、付属品も揃います。
正規メンテナンスやアフターサービスなど、購入後のサポートも充実。
2026年現在、日本国内には複数のカルティエ正規店が存在しており、公式サイトから確認できます。
参考:ストアロケーター|カルティエ公式サイト
公式オンラインブティック
正規品を購入するためには、カルティエ公式オンラインブティックを利用するのもおすすめです。
正規店と同様に偽物のリスクなく、時計やジュエリー、バッグなどの幅広いアイテムを探すことができます。
配送や返品、お手入れなど、購入前に押さえておきたいサービス内容も確認できるため、自宅にいながらも安心して買い物を楽しめるでしょう。
正規販売店
正規販売店での購入も、選択肢のひとつです。
BEST ISHIDAなどの一部の正規販売店では、カルティエの時計やジュエリーを取り扱っています。
タイミング次第で希望のアイテムが店頭に並ぶことがあり、品番や素材などを確認して購入できます。
正規販売店で購入する際には、取扱実績や評価など、販売元の信頼性をあらかじめ確認しておくことが重要です。
リユースショップ
本物のカルティエを購入する際には、リユースショップの利用を検討してもよいでしょう。
リユースショップを選ぶ際には、販売実績が豊富で、真贋体制が整っているか確認したいところ。
専門知識を有する査定士が在籍している場合は、真贋チェックをクリアしたアイテムが手に入るため、大きな安心感につながるはずです。
リユース品のカルティエを購入するときは、買取実績豊富な専門の査定士が在籍する「WASTE_NOT」の利用をご検討ください。
時計やジュエリーをはじめ、カルティエのアイテムを多数揃えております。
偽物のカルティエを買ってしまったときの対処法

「購入したカルティエのアイテムが偽物かも…」と感じたときには、慌てずに適切な行動をとることが肝心です。
その際には、以下の手順に沿って対応しましょう。
まずは購入元に問い合わせる
初めに行うのは、購入元への問い合わせです。返品・返金を求める場合は、メールなど記録に残る形で伝えましょう。
連絡する前に、以下を手元に準備しておくことをおすすめします。
- 商品写真
- 出品ページのスクリーンショット
- 取引履歴・支払い履歴
- 出品者とのメッセージ内容
証拠を残しておくことで、交渉がスムーズに進みやすくなります。フリマアプリの場合は、プラットフォームの事務局への申告も並行して行ってください。
消費者センターや警察に相談する
購入元に問い合わせても解決しない場合は、公的な相談窓口を活用してください。
消費者ホットライン「188」に電話すると、最寄りの消費生活センターにつないでもらえます。
悪質な詐欺の疑いがある場合は、警察相談専用電話「#9110」への相談も検討することをおすすめします。
公的な窓口に相談する際も、商品画像や取引履歴、サイトURLなどの証拠を準備しておきましょう。
参考:消費者ホットライン|消費者庁
参考:警察に対する相談は警察相談専用電話「#9110」番へ|政府広報オンライン
カルティエの偽物の特徴を理解して、本物を見極めよう
世界最高峰のジュエラーであるカルティエは、人気の高さから偽物が出回るケースも少なくありません。なかでも時計とジュエリーは偽物が多い傾向にあります。
本物とほとんど見分けがつかない精巧な偽物も存在しますが、真贋ポイントを押さえておくことで、事前にトラブルを避けられる可能性が高まります。
改めて、主なチェックポイントをおさらいしましょう。
【要チェック!】カルティエの真贋ポイント
- ロゴ:ブランド独自の特徴が見られるか
- 付属品:ボックスの色味やロゴのバランスなどが美しく仕上がっているか
- シリアルナンバー:アルファベットと数字を組み合わせた番号か
- 刻印:インクのにじみやかすれがなく、鮮明に刻印されているか
- 時計(ベルト・バックル):ベルトのネジ穴サイズやバックルの塗装にムラがないか
- 時計(風防部分):ガラス素材に透明感があるか
- 時計(リューズ):色石の色味や形状は美しい仕上がりか
- 時計(裏蓋・針・研磨):金属表面はきれいに研磨されているか
- ジュエリー(ダイヤモンド・ビス):ダイヤモンドには内包物がなく、ビスモチーフは内側まで滑らかに仕上がっているか
- ジュエリー(開閉部分・接続部分):細部までていねいに仕上げられているか
本物を手に入れるためには、正規店や公式オンラインブティックの利用がおすすめです。
正しい知識を身につけ、納得できる商品を見極めながら、カルティエの魅力を存分に楽しみましょう。

