
「Cartier(カルティエ)」では、2026年1月20日に価格改定が実施されました。
これにより、多くのジュエリーや時計の定価が引き上げられました。人気コレクションのトリニティをはじめ、LOVEやタンクなどの定番モデルも値上げの対象に。
この記事では、カルティエの2026年最新の値上げ情報をはじめ、過去の値上げ傾向や価格改定が続く背景を紹介。あわせて、カルティエの中古市場事情についても解説します。
本記事に掲載する改定後の価格は2026年3月2日現在、カルティエ日本公式サイト掲載の税込価格です。価格は予告なく変更される場合があります。また、サイズや色、素材、仕様などによって価格が異なる場合もあります。最新情報は公式サイトやブティックでご確認ください。なお、値上げ率について公式発表はなく、以下に示す数値は編集部による独自調査をもとにした参考値です。
目次
【最新情報】2026年1月20日にCartier(カルティエ)の値上げが実施!

2026年1月20日(火)、カルティエの価格改定が実施されました。
値上げ対象アイテムはジュエリーや腕時計、レザーアイテムなど。このほか、アフターサービスの料金も値上げされました。値上げ率は平均9%となっています。
公式発表はなかったものの、2025年末から値上げの噂が一部顧客や関係者間で出回っていました。この噂で値上げを見越して来店する“駆けティエ”が増え、店舗によっては購入待ちの列や整理券が配られたという情報も。
また、近年は金をはじめとする貴金属価格の高騰が続いており、今後も値上げすることが予想されます。購入を検討しているアイテムは早めの決断が吉と出るかもしれません。
【2026年1月改定】ジュエリーの値上げ一例
2026年1月の価格改定では、カルティエの主要ジュエリーが一斉に値上がりしました。
人気の「トリニティ」や「LOVE(ラブ)」シリーズも対象となり、価格はさらに上昇しています。
以下では、カルティエのジュエリーの値上げ一例を紹介します。ぜひ次回の購入時の参考にしてください。
トリニティ リング

トリニティは、愛情・友情・忠誠を意味する3色のゴールドが絡み合う、カルティエを代表するシリーズです。とくにリングは結婚指輪としての人気も高く、世代や性別を問わず世界中の人々から愛されています。
2026年1月の価格改定では、定番のクラシックモデルに加え、スクエア型の「トリニティ クッション リング」などが値上げの対象となりました。いずれも人気の高い定番デザインであり、今回の改定によって購入価格は大幅に引き上げられました。
以下は、各アイテムの直近の価格推移です。
| モデル | 型番 | サイズ | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) | 値上げ率(値上げ額) |
| トリニティ リング クラシック | B4234200 | 44〜72 | 36万8,500円 | 39万9,960円 | 約8.5%(3万1,460円) |
| トリニティ リング スモール | B4235100 | 44〜70 | 26万6,200円 | 28万9,300円 | 約8.7%(2万3,100円) |
| トリニティ リング ラージ | B4236100 | 44〜72 | 61万6,000円 | 67万1,000円 | 約8.9%(5万5,000円) |
| トリニティ クッション リング クラシック | B4240600 | 45〜72 | 36万8,500円 | 39万9,960円 | 約8.5%(3万1,460円) |
| トリニティ クッション リング ラージ | B4239900 | 45〜72 | 65万4,500円 | 70万9,500円 | 約8.4%(5万5,000円) |
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LOVE(ラブ)リング

「LOVE」コレクションは1970年代のニューヨークで生まれた、自由な愛のシンボルです。ドライバーで留められたビスのモチーフは、永遠の強い絆を象徴し、変わらぬ愛を意味しています。
2026年1月の価格改定では、LOVE リングはスモールモデルからクラシックモデルまでのアイテムが値上げ対象となり、シリーズ全体をとおして価格が引き上げられました。
以下は、各モデルの直近の価格推移です。
| モデル | 型番 | サイズ | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) | 値上げ率(値上げ額) |
| ラブ リング スモール イエローゴールド | B4085000 | 44〜72 | 21万6,700円 | 23万5,400円 | 約8.6%(1万8,700円) |
| ラブ リング スモール ホワイトゴールド | B4085100 | 44〜72 | 23万1,000円 | 25万1,900円 | 約9.0%(2万900円) |
| ラブ リング スモール ピンクゴールド | B4085200 | 44〜72 | 21万6,700円 | 23万5,400円 | 約8.6%(1万8,700円) |
| ラブ リング クラシック イエローゴールド | B4084600 | 44〜72 | 33万円 | 35万8,600円 | 約8.7%(2万8,600円) |
| ラブ リング クラシック ピンクゴールド | B4084800 | 44〜72 | 33万円 | 35万8,600円 | 約8.7%(2万8,600円) |
| ラブ リング クラシック ホワイトゴールド | B4084700 | 44〜72 | 35万3,100円 | 38万5,000円 | 約9.0%(3万1,900円) |
| ラブ リング クラシック プラチナ | B4084900 | 44〜70 | 67万6,500円 | 73万7,000円 | 約8.9%(6万500円) |
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カルティエ ダムール ネックレス

カルティエ ダムールは、一粒の宝石を中央にあしらったシンプルなデザインが特徴のシリーズです。「ダムール(d’Amour)」はフランス語で「愛の」「愛にまつわる」という意味。「愛」を象徴するとして、カルティエを代表するシリーズのひとつです。
2026年1月の価格改定では、シリーズ全体で20%~30%以上の大幅な値上げが確認されています。前回の値上げ率は2%~5%程度の小幅だっただけに、今回の値上げ率はかなり大きな衝撃ともなりました。
以下は、各モデルの価格です。
| モデル | 型番 | サイズ | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) | 値上げ率(値上げ額) |
| カルティエ ダムール ネックレス スモール ピンクゴールド(ダイヤモンド) | B7215700 | モチーフ直径4.5mm/チェーン長380〜410mm | 19万4,700円 | 25万1,900円 | 約29.4%(5万7,200円) |
| カルティエ ダムール ネックレス スモール イエローゴールド(ダイヤモンド) | B7215800 | モチーフ直径4.5mm/チェーン長380〜410mm | 19万4,700円 | 25万1,900円 | 約29.4%(5万7,200円) |
| カルティエ ダムール ネックレス スモール ホワイトゴールド(ダイヤモンド) | B7215900 | モチーフ直径4.5mm/チェーン長380〜410mm | 20万5,700円 | 26万9,500円 | 約31.0%(6万3,800円) |
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クラッシュ ドゥ カルティエ

円錐形のスタッズである「ピコ」、ピラミッド型のスタッズ「クル カレ」、ビーズなどからなるデザインが特徴的な「クラッシュ ドゥ カルティエ」シリーズ。独自性のあるスタイルが、幅広い世代から注目されています。
2026年1月の価格改定では、スモールモデルからミディアムモデル、パヴェダイヤ付きまで幅広いアイテムが値上げ対象となりました。全体として8%前後の値上げが確認されています。
シリーズ全体の価格帯が一段と高まり、高級感がより際立つ改定となりました。
| モデル | 型番 | サイズ | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) | 値上げ率(値上げ額) |
| クラッシュ ドゥ カルティエ リング スモール ホワイトゴールド(ロジウム加工) | B4233100 | 45〜64 | 46万2,000円 | 50万500円 | 約8.3%(3万8,500円) |
| クラッシュ ドゥ カルティエ リング スモール ピンクゴールド | B4229800 | 45〜64 | 43万4,500円 | 47万3,000円 | 約8.9%(3万8,500円) |
| クラッシュ ドゥ カルティエ リング ミディアム ピンクゴールド | B4229900 | 45〜64 | 59万4,000円 | 64万3,500円 | 約8.3%(4万9,500円) |
| クラッシュ ドゥ カルティエ リング ミディアム イエローゴールド | B4239100 | 45〜64 | 59万4,000円 | 64万3,500円 | 約8.3%(4万9,500円) |
| クラッシュ ドゥ カルティエ リング ダブル ピンクゴールド | B4237800 | 45〜64 | 72万6,000円 | 79万2,000円 | 約9.1%(6万6,000円) |
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ジュスト アン クル
出典:Cartier
「ジュスト アン クル」は1970年代のニューヨークで誕生したコレクション。名称はフランス語で「ただの釘」を意味します。釘を象った斬新なフォルムを高級ジュエリーへと昇華したコレクションで、男女問わず身に着けられる点も人気の理由です。
2026年1月の価格改定では、シリーズ全体をとおして8%~9%程度の値上げに。
| モデル | 型番 | サイズ | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) | 値上げ率(値上げ額) |
| ジュスト アン クル ネックレス ダイヤモンド イエローゴールド | B7224889 | 幅:2.2mm/内径:14.2mm/チェーンの長さ38〜42cm(調節可能) | 74万8,000円 | 81万4,000円 | 約8.8%(6万6,000円) |
| ジュスト アン クル トルク ネックレス スモールモデル ダイヤモンド | N7424424 | 29~33cm | 282万4,800円 | 307万5,600円 | 約8.9%(25万800円) |
| ジュスト アン クル リング スモールモデル ピンクゴールド | B4225800 | 46〜64 | 22万6,600円 | 24万6,400円 | 約8.7%(1万9,800円) |
| ジュスト アン クル リング ダブル ダイヤモンド ホワイトゴールド | B4211000 | 46〜64 | 85万8,000円 | 93万5,000円 | 約9.0%(7万7,000円) |
| ジュスト アン クル イヤリング イエローゴールド | B8301446 | 直径:12.45mm | 16万3,900円 | 17万8,200円 | 約8.7%(1万4,300円) |
| ジュスト アン クル ブレスレット クラシックモデル ホワイトゴールド | B6048317 | 15~20cm | 145万2,000円 | 158万4,000円 | 約9.1%(13万2,000円) |
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【2026年1月改定】腕時計の値上げ一例
2026年はジュエリー以外にも腕時計の価格改定がありました。ここでは、人気のタンクシリーズをはじめとする腕時計の値上げ一例を紹介します。
タンク
出典:Cartier
カルティエの「タンク」は、長方形のケースが象徴的なウォッチコレクションです。1917年の誕生以来、「タンク ルイ カルティエ」「タンク アメリカン」などさまざまな系譜ラインが生まれ、ブランドを代表するシリーズとなりました。
2026年1月の改定では、シリーズ平均約8%の値上げが確認されました。
以下は、主要モデルの直近の価格推移です。
| モデル | 型番 | サイズ | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) | 値上げ率(値上げ額) |
| タンク マスト ドゥ カルティエ ウォッチ ラージモデル(高効率クォーツ/ステンレススティール/ダイヤモンド/レザー) | W4TA0030 | ケースサイズ:33.7mm x 25.5mm/厚さ:6.6mm | 114万8,400円 | 124万800円 | 約8.0%(9万2,400円) |
| タンク ルイ カルティエ ウォッチ(SM/手巻き/ピンクゴールド) | WGTA0010 | ケースサイズ:29.5mm x 22.0mm/厚さ:6.8mm | 201万9,600円 | 219万1,200円 | 約8.5%(17万1,600円) |
| タンク フランセーズ ウォッチ ミディアムモデル(クォーツ/スティール) | WSTA0105 | ケース直径:32mm x 27mm/厚さ:7.1mm | 83万6,000円 | 90万7,500円 | 約8.6%(7万1,500円) |
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パンテール ドゥ カルティエ
出典:Cartier
「パンテール ドゥ カルティエ」は、時計でもあり、ブレスレットでもある、華やかなデザインが特徴のウォッチシリーズです。「パンテール(パンサー)」はフランス語で「豹」を意味し、1980年代に誕生してからカルティエを象徴するアイコンとなっています。
2026年1月の改定では、シリーズ全体で8%~9%前後の値上げが確認され、人気コレクションの購入ハードルが一段と高まりました。
| モデル | 型番 | サイズ | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) | 値上げ率(値上げ額) |
| パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ LM(クォーツ/ステンレススチール) | WSPN0016 | サイズ:31mm x 42mm/厚さ:6.71mm | 101万6,400円 | 109万5,600円 | 約7.8%(7万9,200円) |
| パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ ミニ(クォーツ/イエローゴールド) | WGPN0048 | サイズ:25mm x 19mm/厚さ:6mm | 360万3,600円 | 392万400円 | 約8.8%(31万6,800円) |
| パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ SM(クォーツ/イエローゴールド) | WGPN0046 | サイズ:23mm x 30mm/厚さ:6mm | 653万4,000円 | 706万2,000円 | 約8.1%(52万8,000円) |
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ベニュワール
出典:Cartier
「ベニュワール」は、楕円形のケースが特徴的なエレガントなウォッチシリーズです。1958年に誕生した「オーバル サントレ」ウォッチが、1973年に「ベニュワール」と名前が変わり、その名称はフランス語で「浴槽」を意味します。
2026年1月の改定では、複数のモデルが値上げ対象となり、8%~9%程度の値上げが確認されました。
| モデル | 型番 | サイズ | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) | 値上げ率(値上げ額) |
| ベニュワール ウォッチ ミニ(イエローゴールド) | WGBA0045 | 長さ:24.6mm/幅:18.7mm/厚さ:7.2mm | 244万2,000円 | 265万3,200円 | 約8.6%(21万1,200円) |
| ベニュワール ウォッチ ミニ(イエローゴールド/レザー) | WGBA0040 | 長さ:24.6mm/幅:18.7mm/厚さ:7.2mm | 135万9,600円 | 147万8,400円 | 約8.7%(11万8,800円) |
| ベニュワール ウォッチ ミニ(ホワイトゴールド/ダイヤモンド) | HPI01773 | 長さ:24.6mm/幅:18.7mm/厚さ:7.2mm | 963万6,000円 | 1049万4,000円 | 約8.9%(85万8,000円) |
| ベニュワール ウォッチ SM(イエローゴールド) | WGBA0025 | 長さ:31.4mm/幅:23.1mm/厚さ:6.9mm | 323万4,000円 | 352万4,400円 | 約9.0%(29万400円) |
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過去はどうだった?2023年~2025年の価格改定をおさらい

カルティエは過去3年で、年2回程度のペースで価格改定を行っています。
直近となる2025年は5月と9月に価格改定を実施しました。
5月の値上げ率は平均3〜7%でしたが、9月には平均で約5〜8%の値上げとさらに引き上げられ、一部モデルでは10%近い値上げがあったと確認されています。
とくにゴールド素材を多く使用するジュエリーは値上げ幅が大きく、人気アイテムも例外なく価格が引き上げられました。背景には金相場の高騰があり、カルティエの時計や「ダムール」などの定番コレクションも値上げの対象となっています。
| 年月日 | 対象アイテム | 値上げ率 |
| 2023年4月17日 | ジュエリー、時計、スペアパーツの一部商品など | 7%~10% |
| 2023年10月17日 | ジュエリー、時計、フレグランスなど | 4%~5%%(一部商品は12~17%) |
| 2024年5月21日 | ジュエリー、時計など | 3%~6%(一部商品は20%超) |
| 2024年11月6日 | ジュエリー、時計など | 3%~10%(一部商品は値下げ) |
| 2025年5月14日 | ジュエリー、時計など | 3%~7% |
| 2025年9月10日 | ジュエリー、時計など | 5%~8% |
カルティエの次回値上げはいつ?AIが予想
今後いつ値上げされるのか。みなさんが最も気にしているポイントだと思います。
そこで、これまでの価格改定の動向や外部環境を踏まえ、弊社のアシスタントAIを用いて次回の価格改定時期を予測しました。
過去の価格改定を振り返ると、カルティエは近年、年に2回程度のペースで価格改定を行う傾向が定着しています。実際、2023年以降は春〜初夏に1回、秋頃にもう1回というサイクルが続いてきました。
こうした流れを踏まえると、2026年についても複数回の価格改定が行われる可能性は高いと考えられ、次回は2026年10月頃に価格改定が実施される可能性が浮上しています。
さらに、円安傾向の長期化や金・プラチナといった貴金属価格の高止まり、人件費・物流コストの上昇が続いている点を考慮すると、年初の改定に加えて、例年通り5〜6月頃に追加の価格改定が行われるシナリオも想定されます。
価格改定の対象としては、過去の傾向から、トリニティやLOVE、ダムールといった定番ジュエリーコレクション、さらにタンクやパンテールなどの人気腕時計モデルが影響を受けやすいと予想されます。これらは需要が高く、素材価格や為替の影響を反映しやすいアイテムであるため、改定のたびに対象となるケースが多く見られます。
このように、2026年は年初と春以降の2回に分けて価格改定が実施される可能性が高い年といえるでしょう。購入を検討している場合は、改定時期を意識した早めの判断が重要になりそうです。
※本予測は、過去の価格改定データや市場動向をもとに、AIが算出した参考情報です。ここで想定していない為替・経済情勢の変化など外部要因によって、価格動向が変わる可能性もあるため、最終的な判断は慎重に行う必要があります。
あくまで予測ではありますが、貴金属価格の高騰やコスト上昇が続く状況を踏まえると、年2回にとどまらず、追加の価格改定が行われる可能性も否定できません。少しでも有利なタイミングで購入するためには、カルティエの公式サイトをはじめ、本記事やSNSなどで最新情報をこまめにチェックしておくことが大切です。
カルティエの値上げが続く3つの理由

カルティエは近年、継続的に価格改定を行っており、その背景には一般的なインフレや為替変動だけでは説明しきれない要因があります。
こうした背景から、カルティエは計画的に価格を引き上げていると考えられます。では、カルティエの値上げが続く3つの理由について詳しく解説します。
原材料価格の高騰
カルティエはジュエリーや時計の製造に金やプラチナなどの貴金属を多く使用しており、これらの価格上昇がコスト増の要因となっています。
金の国内小売価格(田中貴金属店頭小売価格)は、2025年9月に1gあたり2万円を突破。足元でも高水準で推移しています。
またプラチナも、供給面の不確実性や需給の引き締まりが意識されやすく、価格が下支えされる局面があります。
加えてカルティエの高級腕時計ではムーブメントや部品製造などのコストも増加し、総合的な負担が拡大していると考えられます。こうした環境下で、企業側がコストを吸収しきれない場合、最終的に販売価格へ反映される(値上げにつながる)可能性があります。
金・プラチナの価格予想を知りたい人は以下の記事もぜひチェックしてください。
>>金価格は今後どうなる?予想をチェック!
>>プラチナの価格推移!これから上がる?
為替レートの変動による影響
フランスを拠点とするカルティエは、取引通貨としてスイス・フランやユーロを使用しているため、日本国内の販売価格は為替レートの影響を受けやすい傾向にあります。とくに円安が進行する局面では、輸入コストの上昇を通じて価格改定が行われやすくなります。
実際、現在も円安傾向は続いており、2026年1月には一時1スイスフラン=200円をつけたことも。こうした為替環境は、カルティエ製品の国内価格にとって一定の上昇圧力となっています。
人件費・物流コストの上昇
カルティエは製造を支える熟練職人の人件費上昇や、物流関連費用の高騰といった要因にも直面しています。
欧州のインフレにより職人の賃金は上昇しており、カルティエが高品質な製品を維持するには人件費の増大を受け入れざるを得ません。
さらに、燃料価格の上昇に伴う輸送費の増加や高額商品の取り扱いに必要な保険料の高騰も負担を押し上げています。
カルティエは世界中の顧客に安全で確実に製品を届けるため、これらのコストを削減することは難しく、結果的に販売価格への転嫁は避けられない状況です。人件費や物流コストの上昇が、カルティエの価格改定を後押しする大きな要因となっています。
値上げは売却のチャンス?カルティエの中古市場事情
カルティエが定価を引き上げると、その影響は中古市場にも波及します。新品価格が上昇することで、中古品との価格差が広がり、中古品の割安感が強まるためです。
その結果、「新品ではもう買えない」という層が中古市場へ流入し、需要が高まりやすくなります。
とくに「トリニティ」や「LOVE」などの定番シリーズ、流通量の少ないモデルは希少性が増し、買取価格が上昇するケースも少なくありません。
このように、定価の値上げが続く局面では、中古品の評価も引き上げられやすい傾向があります。
現在は買取価格が比較的高水準で推移しているため、モデルや状態によっては、カルティエを売却する好機といえる状況です。
希少性が高まる
カルティエの新品価格が上昇すると購入を控える傾向が強まり、既存の所有者も手放しにくくなるため、市場に流通する数量は減少します。
その結果、中古品の希少性が高まり、とりわけ生産終了モデルや限定品では中古市場での価値がさらに上昇するのです。実際、約30年前に定価5万円程度だったトリニティリングは、現在では中古市場でも約15万円で取引される例があります。
さらに、希少性の高いモデルでは定価を上回る価格が付くこともあり、カルティエのヴィンテージ時計がオークションで数千万円の高値で落札された事例もあります。このように、希少性はカルティエの中古価格に直結する重要な要因です。
中古需要が増える
カルティエは中古市場でもとくに人気が高く、新品価格の上昇で購入が難しくなった層が中古品へ流れることで需要が拡大しています。その結果、限られた在庫を巡る競争が激化し、取引価格の上昇につながりました。
加えて、円安の影響により海外から日本の中古カルティエ製品を買い求める動きが強まり、国内価格を押し上げました。日本の中古品は保存状態の良さから海外で高く評価されやすく、円安の環境下ではその需要がさらに拡大しているのです。
こうした状況により中古市場は活発になり、売却を検討する側にとって有利な環境が続いています。
買取価格の上昇
ブランド品は定価を基準に買取価格が決まるため、定価の上昇に伴って買取金額も上がる傾向があります。そのため、値上げ後のほうが査定額が高くなることが期待できます。
さらに、カルティエ自身も公式認定中古サービスを通じてリセール事業を強化しており、高額買取に積極的です。
弊社のブランド買取サービス「ブラリバ」でもカルティエ製品の買取を強化しており、売却の好機を迎えているといえます。
>>【随時更新】カルティエの買取実績を見る!
カルティエの値上げ情報を押さえて賢く行動しよう
カルティエは原材料や人件費の高騰などにより、年2回のペースで価格改定を実施しています。人気モデルも軒並み値上げの対象とされ、さらに高級感のある価格帯へ引き上げられました。
今後も値上げは続くと予想され、「今がもっとも安いとき」とも判断できます。そのため、ほしいアイテムはほしいと思ったときに買うのがおすすめです。
なお、価格改定後の詳細については本記事内で随時情報を更新してお伝えする予定です。気になる方は、ぜひブックマークしてチェックしてください。今後も値上げ情報をキャッチして、賢く行動しましょう!
参考文献:
公式サイト|カルティエ
Cartier Parent Richemont Posts Higher Sales on Jewelry Boost|The Wall Street Journal

