
「Cartier(カルティエ)」は、2026年1月20日と5月21日に値上げを実施しました。
さらに、「今年も9月~10月頃に値上げがあるのではないか」という噂が、一部SNS上で出回っています。
【2026年】カルティエ値上げ履歴
【1月20日】平均9%UP
【5月21日】時計 平均5~6%UP
【次回未定】9月~10月頃にサイレント値上げあり?
この記事では、カルティエの2026年最新の値上げ情報をはじめ、過去の値上げ傾向や価格改定が続く背景を紹介。あわせて、カルティエの中古市場事情についても解説します。
本記事で紹介する改定後の価格は、更新日時点のカルティエ日本公式サイトに掲載されている税込価格です。価格は予告なく変更される場合があります。また、サイズや色、素材、仕様などによって価格が異なる場合もあります。最新情報は公式サイトやブティックでご確認ください。なお、値上げ率について公式発表はなく、以下に示す数値は編集部による独自調査をもとにした参考値です。
目次
【2026年最新】1月20日・5月21日にCartier(カルティエ)が値上げ!

2026年1月20日、カルティエの価格改定が実施されました。
値上げ対象アイテムはジュエリーや腕時計、レザーアイテムなど。このほか、アフターサービスの料金も値上げされました。値上げ率は平均9%となっています。公式発表はなかったものの、2025年末から値上げの噂が一部顧客や関係者間で出回っていました。
さらに5月21日、時計が平均5~6%程度の値上げをしました。この値上げについても公式発表はありませんでしたが、海外店舗や一部顧客の間では情報共有されていた模様で、SNS上ではさまざまな情報が飛び交っていました。なお、ジュエリーは値上げ対象外です。
次回の値上げは9月~10月頃!?2026年9月1日時点の情報
昨年2025年は9月10日に値上げが実施されたカルティエ。「今年も9月~10月に値上げされるかもしれない」という声がSNS上を中心に広がっています。
この噂の背景となったのが、2026年8月17日より人気アイテム「ダムール ペンダント」のスモールモデルがオンライン限定となったこと。公式サイトにも以下のような表示がされています。
※当作品は店舗での展示および取り扱いはございません。
引用:カルティエ ダムール ペンダント、ブリリアントカット ダイヤモンド、スモールモデル|Cartier
実際、カルティエと同じリシュモングループの「Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)」が値上げを実施する前に、公式サイト上の価格が非表示になる、一部アイテムが購入できなくなる、といった状況がありました。
こうした動きから、「カルティエも近々値上げされるかもしれない」「去年の傾向から今年も同じ時期に値上げされるかも」という噂が広がったのです。
また、一部SNSにおいて、カルティエのスタッフより「次回の値上げについては共有しない」という報告も。そのため、値上げが実施されるとしても、事前告知の一切ない“サイレント値上げ”になる可能性が高いです。
新しい情報が入り次第、こちらの記事に追記・更新していきますので、最新情報を逃さないためにもブックマークしてご確認ください。
※本内容は確定情報ではありません。価格改定の時期や内容は変更となる可能性があるため、最終的な判断はご自身の責任にてお願いいたします。
【2026年1月・5月改定】腕時計の値上げ一例
2026年1月と5月に値上げした、腕時計の価格推移を一部紹介します。
タンク
出典:Cartier
カルティエの「タンク」は、長方形のケースが象徴的なウォッチコレクションです。1917年の誕生以来、「タンク ルイ カルティエ」「タンク アメリカン」などさまざまな系譜ラインが生まれ、ブランドを代表するシリーズとなりました。
2026年5月の改定では、約3~7%の値上げが確認されました。
| モデル名 | 旧価格 | 1月21日 価格改定 | 5月21日 価格改定 |
|---|---|---|---|
| タンク ルイ カルティエ ウォッチ WGTA0010 SM/PG/レザー | 201万9,600円 | 219万1,200円 (約8.5%UP) | 234万9,600円 (約7.2%UP) |
| タンク マスト ドゥ カルティエ ウォッチ WSTA0107 SM/ステンレススチール | 60万5,000円 | 65万4,500円 (約8.2%UP) | 67万6,500円 (約3.4%UP) |
| タンク マスト ドゥ カルティエ ウォッチ W4TA0030 LM/ステンレススティール/レザー | 114万8,400円 | 124万800円 (約8%UP) | 128万400円 (約3.2%UP) |
| タンク フランセーズ ウォッチ WSTA0129 SM/ステンレススチール | 64万9,000円 | 70万4,000円 (約8.5%UP) | 73万7,000円 (約4.7%UP) |
| タンク フランセーズ ウォッチ WSTA0105 MM/ステンレススチール | 83万6,000円 | 90万7,500円 (約8.6%UP) | 94万500円 (約3.6%UP) |
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パンテール ドゥ カルティエ
出典:Cartier
「パンテール ドゥ カルティエ」は、時計でもあり、ブレスレットでもある、華やかなデザインが特徴のウォッチシリーズです。「パンテール(パンサー)」はフランス語で「豹」を意味し、1980年代に誕生してからカルティエを象徴するアイコンとなっています。
2026年5月の改定では、約5~6%の値上げが確認されました。
| モデル名 | 旧価格 | 1月21日 価格改定 | 5月21日 価格改定 |
|---|---|---|---|
| パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ WSPN0012 ミニ/ステンレススチール | 64万9,000円 | 70万4,000円 (約8.5%UP) | 73万7,000円 (約4.7%UP) |
| パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ WSPN0013 SM/ステンレススチール | 77万円 | 83万6,000円 (約8.6%UP) | 88万円 (約5.3%UP) |
| パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ WSPN0016 LM/ステンレススチール | 101万6,400円 | 109万5,600円 (約7.8%UP) | 116万1,600円 (約6%UP) |
| パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ WGPN0048 ミニ/YG | 360万3,600円 | 392万400円 (約8.8%UP) | 410万5,200円 (約4.7%UP) |
| パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ WGPN0046 SM/YG/2連ブレス | 653万4,000円 | 706万2,000円 (約8.1%UP) | 739万2,000円 (約4.7%UP) |
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ベニュワール
出典:Cartier
「ベニュワール」は、楕円形のケースが特徴的なエレガントなウォッチシリーズです。1958年に誕生した「オーバル サントレ」ウォッチが、1973年に「ベニュワール」と名前が変わり、その名称はフランス語で「浴槽」を意味します。
2026年5月の改定では、約6~11%程度の値上げが確認されました。
| モデル名 | 旧価格 | 1月21日 価格改定 | 5月21日 価格改定 |
|---|---|---|---|
| ベニュワール ウォッチ WGBA0078 ミニ/YG | 244万2,000円 | 265万3,200円 (約8.6%UP) | 295万6,800円 (約11.4%UP) |
| ベニュワール ウォッチ WGBA0025 SM/YG | 323万4,000円 | 352万4,400円 (約9%UP) | 373万5,600円 (約6%UP) |
| ベニュワール ウォッチ WGBA0040 ミニYG/レザー | 135万9,600円 | 147万8,400円 (約8.7%UP) | 158万4,000円 (約7.1%UP) |
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サントス
出典:Cartier
「サントス」は、ベゼルにあしらわれたビスモチーフとスクエア型のケースが特徴的なウォッチシリーズです。1904年、ブラジル人飛行家アルベルト・サントス=デュモンの「飛行中にも時間を確認したい」という依頼から誕生した腕時計です。
2026年5月の改定では、複数のモデルが値上げ対象となり、約3%~10%程度の値上げが確認されました。
| モデル名 | 旧価格 | 1月21日 価格改定 | 5月21日 価格改定 |
|---|---|---|---|
| サントス ドゥ カルティエ ウォッチ WSSA0082 SM/ステンレススチール | 101万6,400円 | 109万5,600円 (約7.8%UP) | 113万5,200円 (約3.6%UP) |
| サントス ドゥ カルティエ ウォッチ WSSA0029 MM/ステンレススチール | 125万4,000円 | 135万9,600円 (約8.4%UP) | 139万9,200円 (約2.9%UP) |
| サントス ドゥ カルティエ ウォッチ W2SA0016 MM/YG/ステンレススチール | 187万4,400円 | 203万2,800円 (約8.5%UP) | 213万8,400円 (約5.2%UP) |
| サントス ドゥ カルティエ ウォッチ WGSA0029 LM/YG | 673万2,000円 | 732万6,000円 (約8.8%UP) | 811万8,000円 (約10.8%UP) |
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【2026年1月改定】ジュエリーの値上げ一例
2026年1月の価格改定では、カルティエの主要ジュエリーも一斉に値上がりしました。以下では、カルティエのジュエリーの値上げ一例を紹介します。
トリニティ リング

トリニティは、愛情・友情・忠誠を意味する3色のゴールドが絡み合う、カルティエを代表するシリーズです。とくにリングは結婚指輪としての人気も高く、世代や性別を問わず世界中の人々から愛されています。
2026年1月の価格改定では、定番のクラシックモデルに加え、スクエア型の「トリニティ クッション リング」などが値上げの対象となりました。いずれも人気の高い定番デザインであり、今回の改定によって購入価格は大幅に引き上げられました。
以下は、各アイテムの直近の価格推移です。
| モデル | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) |
| トリニティ リング クラシック B4234200 | 36万8,500円 | 39万9,960円 (約8.5%UP) |
| トリニティ リング スモール B4235100 | 26万6,200円 | 28万9,300円 (約8.7%UP) |
| トリニティ リング ラージ B4236100 | 61万6,000円 | 67万1,000円 (約8.9%UP) |
| トリニティ クッション リング クラシック B4240600 | 36万8,500円 | 39万9,960円 (約8.5%UP) |
| トリニティ クッション リング ラージ B4239900 | 65万4,500円 | 70万9,500円 (約8.4%UP) |
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LOVE(ラブ)リング

「LOVE」コレクションは1970年代のニューヨークで生まれた、自由な愛のシンボルです。ドライバーで留められたビスのモチーフは、永遠の強い絆を象徴し、変わらぬ愛を意味しています。
2026年1月の価格改定では、LOVE リングはスモールモデルからクラシックモデルまでのアイテムが値上げ対象となり、シリーズ全体をとおして価格が引き上げられました。
以下は、各モデルの直近の価格推移です。
| モデル | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) |
| ラブ リング スモール B4085000 イエローゴールド | 21万6,700円 | 23万5,400円 (約8.6%UP) |
| ラブ リング スモール B4085100 ホワイトゴールド | 23万1,000円 | 25万1,900円 (約9%UP) |
| ラブ リング スモール B4085200 ピンクゴールド | 21万6,700円 | 23万5,400円 (約8.6%UP) |
| ラブ リング クラシック B4084600 イエローゴールド | 33万円 | 35万8,600円 (約8.7%UP) |
| ラブ リング クラシック B4084800 ピンクゴールド | 33万円 | 35万8,600円 (約8.7%UP) |
| ラブ リング クラシック B4084700 ホワイトゴールド | 35万3,100円 | 38万5,000円 (約9%UP) |
| ラブ リング クラシック B4084900 プラチナ | 67万6,500円 | 73万7,000円 (約8.9%UP) |
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カルティエ ダムール ネックレス

カルティエ ダムールは、一粒の宝石を中央にあしらったシンプルなデザインが特徴のシリーズです。「ダムール(d’Amour)」はフランス語で「愛の」「愛にまつわる」という意味。「愛」を象徴するとして、カルティエを代表するシリーズのひとつです。
2026年1月の価格改定では、シリーズ全体で20%~30%以上の大幅な値上げが確認されています。前回の値上げ率は2%~5%程度の小幅だっただけに、今回の値上げ率はかなり大きな衝撃ともなりました。
以下は、各モデルの価格です。
| モデル | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) |
| カルティエ ダムール ネックレス スモール B7215700 ピンクゴールド | 19万4,700円 | 25万1,900円 (約29.4%UP) |
| カルティエ ダムール ネックレス スモール B7215800 イエローゴールド | 19万4,700円 | 25万1,900円 (約29.4%UP) |
| カルティエ ダムール ネックレス スモール B7215900 ホワイトゴールド | 20万5,700円 | 26万9,500円 (約31%UP) |
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クラッシュ ドゥ カルティエ

円錐形のスタッズである「ピコ」、ピラミッド型のスタッズ「クル カレ」、ビーズなどからなるデザインが特徴的な「クラッシュ ドゥ カルティエ」シリーズ。独自性のあるスタイルが、幅広い世代から注目されています。
2026年1月の価格改定では、スモールモデルからミディアムモデル、パヴェダイヤ付きまで幅広いアイテムが値上げ対象となりました。全体として8%前後の値上げが確認されています。
シリーズ全体の価格帯が一段と高まり、高級感がより際立つ改定となりました。
| モデル | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) |
| クラッシュ ドゥ カルティエ リング B4233100 スモール/ホワイトゴールド(ロジウム加工) | 46万2,000円 | 50万500円 (約8.3%UP) |
| クラッシュ ドゥ カルティエ リング B4229800 スモール/ピンクゴールド | 43万4,500円 | 47万3,000円 (約8.9%UP) |
| クラッシュ ドゥ カルティエ リング B4229900 ミディアム/ピンクゴールド | 59万4,000円 | 64万3,500円 (約8.3%UP) |
| クラッシュ ドゥ カルティエ リング B4239100 ミディアム/イエローゴールド | 59万4,000円 | 64万3,500円 (約8.3%UP) |
| クラッシュ ドゥ カルティエ リング B4237800 ダブル/ピンクゴールド | 72万6,000円 | 79万2,000円 (約9.1%UP) |
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ジュスト アン クル
出典:Cartier
「ジュスト アン クル」は1970年代のニューヨークで誕生したコレクション。名称はフランス語で「ただの釘」を意味します。釘を象った斬新なフォルムを高級ジュエリーへと昇華したコレクションで、男女問わず身に着けられる点も人気の理由です。
2026年1月の価格改定では、シリーズ全体をとおして8%~9%程度の値上げに。
| モデル | 旧価格(参考価格) | 新価格(参考価格) |
| ジュスト アン クル ネックレス B7224889 ダイヤモンド イエローゴールド | 74万8,000円 | 81万4,000円 (約8.8%UP) |
| ジュスト アン クル トルク ネックレス N7424424 スモールモデル ダイヤモンド | 282万4,800円 | 307万5,600円 (約8.9%UP) |
| ジュスト アン クル リング B4225800 スモールモデル ピンクゴールド | 22万6,600円 | 24万6,400円 (約8.7%UP) |
| ジュスト アン クル リング B4211000 ダブル ダイヤモンド ホワイトゴールド | 85万8,000円 | 93万5,000円 (約9.0%UP) |
| ジュスト アン クル イヤリング B8301446 イエローゴールド | 16万3,900円 | 17万8,200円 (約8.7%UP) |
| ジュスト アン クル ブレスレット B6048317 クラシックモデル ホワイトゴールド | 145万2,000円 | 158万4,000円 (約9.1%UP) |
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過去はどうだった?2023年~2025年の価格改定をおさらい

カルティエは過去3年で、年2回程度のペースで価格改定を行っています。
2025年は5月と9月に価格改定を実施しました。
5月の値上げ率は平均3〜7%でしたが、9月には平均で約5〜8%の値上げとさらに引き上げられ、一部モデルでは10%近い値上げがあったと確認されています。
とくにゴールド素材を多く使用するジュエリーは値上げ幅が大きく、人気アイテムも例外なく価格が引き上げられました。背景には金相場の高騰があり、カルティエの時計や「ダムール」などの定番コレクションも値上げの対象となっています。
| 年月日 | 対象アイテム | 値上げ率 |
| 2023年4月17日 | ジュエリー、時計、スペアパーツの一部商品など | 7%~10% |
| 2023年10月17日 | ジュエリー、時計、フレグランスなど | 4%~5%(一部商品は12~17%) |
| 2024年5月21日 | ジュエリー、時計など | 3%~6%(一部商品は20%超) |
| 2024年11月6日 | ジュエリー、時計など | 3%~10%(一部商品は値下げ) |
| 2025年5月14日 | ジュエリー、時計など | 3%~7% |
| 2025年9月10日 | ジュエリー、時計など | 5%~8% |
2026年は3回以上価格改定を行う可能性も!?
2026年は1月20日と5月21日に価格改定が実施されました。
過去3年のデータを見ると、4月~5月と9月~11月の年2回にわたり、値上げが実施されてきました。2026年はすでに2回の価格改定が行われていますが、原材料である貴金属相場が歴史的な高騰を続けていることから、秋ごろにも“追い値上げ”が実施される可能性があるといえるでしょう。
とくにジュエリーや時計などの人気ラインを検討されている人は早めの行動をおすすめします。
カルティエの値上げが続く3つの理由

カルティエは近年、継続的に価格改定を行っており、その背景には一般的なインフレや為替変動だけでは説明しきれない要因があります。
こうした背景から、カルティエは計画的に価格を引き上げていると考えられます。では、カルティエの値上げが続く3つの理由について詳しく解説します。
原材料価格の高騰
カルティエはジュエリーや時計の製造に金やプラチナなどの貴金属を多く使用しており、これらの価格上昇がコスト増の要因となっています。
金の国内小売価格(田中貴金属店頭小売価格)は、2025年9月に1gあたり2万円を突破。足元でも高水準で推移しています。
またプラチナも、供給面の不確実性や需給の引き締まりが意識されやすく、価格が下支えされる局面があります。
加えてカルティエの高級腕時計ではムーブメントや部品製造などのコストも増加し、総合的な負担が拡大していると考えられます。こうした環境下で、企業側がコストを吸収しきれない場合、最終的に販売価格へ反映される(値上げにつながる)可能性があります。
金・プラチナの価格予想を知りたい人は以下の記事もぜひチェックしてください。
>>金価格は今後どうなる?予想をチェック!
>>プラチナの価格推移!これから上がる?
為替レートの変動による影響
フランスを拠点とするカルティエは、取引通貨としてスイス・フランやユーロを使用しているため、日本国内の販売価格は為替レートの影響を受けやすい傾向にあります。とくに円安が進行する局面では、輸入コストの上昇を通じて価格改定が行われやすくなります。
実際、現在も円安傾向は続いており、2026年1月には一時1スイスフラン=200円をつけたことも。こうした為替環境は、カルティエ製品の国内価格にとって一定の上昇圧力となっています。
人件費・物流コストの上昇
カルティエは製造を支える熟練職人の人件費上昇や、物流関連費用の高騰といった要因にも直面しています。
欧州のインフレにより職人の賃金は上昇しており、カルティエが高品質な製品を維持するには人件費の増大を受け入れざるを得ません。
さらに、燃料価格の上昇に伴う輸送費の増加や高額商品の取り扱いに必要な保険料の高騰も負担を押し上げています。
カルティエは世界中の顧客に安全で確実に製品を届けるため、これらのコストを削減することは難しく、結果的に販売価格への転嫁は避けられない状況です。人件費や物流コストの上昇が、カルティエの価格改定を後押しする大きな要因となっています。
値上げは売却のチャンス?カルティエの中古市場事情
カルティエが定価を引き上げると、その影響は中古市場にも波及します。新品価格が上昇することで、中古品との価格差が広がり、中古品の割安感が強まるためです。
その結果、「新品ではもう買えない」という層が中古市場へ流入し、需要が高まりやすくなります。
とくに「トリニティ」や「LOVE」などの定番シリーズ、流通量の少ないモデルは希少性が増し、買取価格が上昇するケースも少なくありません。
このように、定価の値上げが続く局面では、中古品の評価も引き上げられやすい傾向があります。
現在は買取価格が比較的高水準で推移しているため、モデルや状態によっては、カルティエを売却する好機といえる状況です。
希少性が高まる
カルティエの新品価格が上昇すると購入を控える傾向が強まり、既存の所有者も手放しにくくなるため、市場に流通する数量は減少します。
その結果、中古品の希少性が高まり、とりわけ生産終了モデルや限定品では中古市場での価値がさらに上昇するのです。実際、約30年前に定価5万円程度だったトリニティリングは、現在では中古市場でも約15万円で取引される例があります。
さらに、希少性の高いモデルでは定価を上回る価格が付くこともあり、カルティエのヴィンテージ時計がオークションで数千万円の高値で落札された事例もあります。このように、希少性はカルティエの中古価格に直結する重要な要因です。
中古需要が増える
カルティエは中古市場でもとくに人気が高く、新品価格の上昇で購入が難しくなった層が中古品へ流れることで需要が拡大しています。その結果、限られた在庫を巡る競争が激化し、取引価格の上昇につながりました。
加えて、円安の影響により海外から日本の中古カルティエ製品を買い求める動きが強まり、国内価格を押し上げました。日本の中古品は保存状態の良さから海外で高く評価されやすく、円安の環境下ではその需要がさらに拡大しているのです。
こうした状況により中古市場は活発になり、売却を検討する側にとって有利な環境が続いています。
買取価格の上昇
ブランド品は定価を基準に買取価格が決まるため、定価の上昇に伴って買取金額も上がる傾向があります。そのため、値上げ後のほうが査定額が高くなることが期待できます。
さらに、カルティエ自身も公式認定中古サービスを通じてリセール事業を強化しており、高額買取に積極的です。
弊社のブランド買取サービス「ブラリバ」でもカルティエ製品の買取を強化しており、売却の好機を迎えているといえます。
>>【随時更新】カルティエの買取実績を見る!
カルティエの値上げ情報を押さえて賢く行動しよう
カルティエは原材料や人件費の高騰などにより、年2回のペースで価格改定を実施しています。2026年は1月20日と5月21日(時計のみ)に値上げをしています。
今後も値上げは続くと予想され、「今がもっとも安いとき」とも判断できます。そのため、ほしいアイテムはほしいと思ったときに買うのがおすすめです。
なお、価格改定後の詳細については本記事内で随時情報を更新してお伝えする予定です。気になる方は、ぜひブックマークしてチェックしてください。今後も値上げ情報をキャッチして、賢く行動しましょう!
参考文献:
公式サイト|カルティエ
Cartier Parent Richemont Posts Higher Sales on Jewelry Boost|The Wall Street Journal

