
イタリア発のラグジュアリーブランド「Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)」。ブランドのアイコンである「イントレチャート」は、今や世界中で有名です。
しかし、その人気からボッテガ・ヴェネタの偽造品は数多く出回っています。
「どこを見れば本物と偽物を判断できるの?」
「購入前に確認すべきポイントは?」
と思っている方も多いでしょう。
そこでこの記事では、買取サービス「ブラリバ」の査定士が監修したボッテガ・ヴェネタの偽物を見分ける8つのポイントを紹介します。正しい知識を身につけて、自信を持って本物を見極められるようになりましょう!
※本記事は「偽物の流通を推奨する」または「偽物の買取を行う」ことを目的とした内容ではありません。
※本記事の真贋情報はブランド公式の情報ではありません。あくまで参考情報としてご活用ください。
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。
目次
Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)ってどんなブランド?

ボッテガ・ヴェネタは、1966年にイタリアのヴェネト州ヴィチェンツァで誕生したラグジュアリーブランドです。ブランド名の由来は、州の名前に由来してイタリア語で「ヴェネトの工房」を意味します。
フェットゥーチェ(平たい革ひも)を編み上げる独自技法「イントレチャート」は、ブランドのアイコン。バッグや財布などあらゆるレザーアイテムで展開しており、世界的な人気を誇ります。
それゆえ、ボッテガ・ヴェネタの偽物が多く出回っていることも事実です。購入時は真贋の確認が欠かせません。
ボッテガ・ヴェネタの偽物を見分ける8つのポイント
ボッテガ・ヴェネタの真贋を見極めるポイントは、おもに8つ。ロゴの刻印やタグの形状、革の質感、イントレチャートの仕上がりなどを確認することで、本物か偽物かを、見分ける参考になります。
ただし、モデルや仕様によって注目すべきポイントは異なります。そのため、ひとつの特徴だけで真贋を判断するのではなく、複数の要素を総合的に比較することが重要です。
見分け方① ロゴの刻印・型押し
画像は当社基準内品のボッテガ・ヴェネタ ロゴ部分
ボッテガ・ヴェネタのロゴ刻印(型押し)は、レザー製品の場合、目立たない箇所にきれいに押されているのが特徴です。
たとえば、バッグの「カンパーナ」では内側に、財布の「イントレチャート コインパース付き二つ折りウォレット」ではカード入れの下側に刻印が施されています。
本物は文字間隔などがそろい、読みやすいです。偽物は、本物に比べて文字間隔が狭い、または広くなっていることがあります。加えて、文字まわりのレザーにも凹みが見られ、ぼやけている印象を受けることがあります。
| ロゴの刻印・型押し 真贋ポイント | |
|---|---|
| 本物 | ・レザーアイテムの内部や目立たない箇所にきれいに押されている ・文字間隔が均等で読み取りやすい ・文字まわりのレザーがきちんと浮かび上がっている(文字だけが凹んでいる) |
| 偽物 | ・文字間隔が極端に狭い、または広い ・文字まわりのレザーも凹んでいる ・アルファベットの形や幅に微妙な違いが見られる |
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方② シリアルナンバー
ボッテガ・ヴェネタの製品には、アイテムを識別するためのシリアルナンバーが記されています。通常は白タグの裏やアイテムの内側など、見えにくい場所に表記されています。
まず、ボッテガ・ヴェネタのシリアルナンバーには「10桁」と「15桁」の2つが存在します。2012年頃までは「型番」「素材」「カラー」などを意味する10桁の英数字が表記されていましたが、近年は7桁目に「V」が入った15桁の英数字が表記されているのです。
偽物のシリアルナンバーは、番号自体が偽造で検索しても出てこない場合があります。また、フォントや色味が異なることもあるため、内容と見た目の両方から確認しましょう。
| シリアルナンバー 真贋ポイント | |
|---|---|
| 本物 | ・正しいシリアルナンバーが記載されている ・印字が濃い ・フォントが丸みを帯びている |
| 偽物 | ・実際のシリアルナンバーとは異なる英数字が並んでいる ・印字が色褪せたように薄い ・縦長のフォントを使用している(本物とは異なるフォント) |
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方③ 白タグのディテール
上記で紹介したシリアルナンバーが記載されている白いタグの作りにも、真贋を見分ける重要なポイントがあります。
正規品の白タグの端は、切りっぱなしのディテールが特徴です。未処理のため、ギザギザした見た目になっています。いっぽうの偽物は、端がきれいに切りそろえられているケースが多く、真贋を見極めやすい箇所となっているのです。
また、偽物はタグに印字されているロゴのフォントが本物と異なる場合もあるため、そうした点にも注目しましょう。
| 白タグのディテール 真贋ポイント | |
|---|---|
| 本物 | ・タグの端が未処理でギザギザしている ・正しいフォントが使われている |
| 偽物 | ・タグの端が真っ直ぐに切り取られている(ギザギザしていない) ・正規品とは異なるフォントを用いている |
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。
白タグがないアイテムはRFIDを確認する
アイテムによっては白タグがない場合もありますが、以下のことが考えられます。
- 古すぎるアイテムにはそもそも白タグが付いていない可能性が高い
- 白タグの代わりにRFIDが埋め込まれている
RFIDとは「Radio Frequency Identification」の略称で、電波を用いて非接触でデータを読み書きする自動認識技術のこと。アイテムの内側にスマホの専用アプリをかざすと、シリアルナンバーなどの情報を読み取ることができます。
近年は一部のアイテムにおいて、白タグの代わりにRFIDが搭載されているため、白タグがないアイテムはRFIDを確認することも真贋チェックには有効です。
ただし、RFIDが搭載されているのは一部のアイテム。そのため、「白タグがない=偽物」「RFIDがない=偽物」ともいえないのが実際のところです。また、精巧な作りの偽物になると、RFIDが埋め込まれている場合もあります。
近年のアイテムで白タグがないものは、RFIDの確認が有効的ではありますが、確実な真贋ポイントとして判断できないことを念頭に置いておきましょう。
見分け方④ イントレチャートの編み方

画像は当社基準内品のボッテガ・ヴェネタ イントレチャートの財布
ボッテガ・ヴェネタを象徴するイントレチャートは、真贋を見極めるとくに重要なポイントです。
本物は、熟練した職人の緻密な手仕事によって編み込まれています。編み目が均等で密度が高く、隙間がほぼありません。偽物は、編み込みが不均一で編み目の大きさが異なる箇所が目立ちます。
また、偽物のイントレチャートは、編み目の数が異なることも。本物の商品と見比べて編み目を数えるなどして、確かめるとよいでしょう。
| イントレチャートの編み方 真贋ポイント | |
|---|---|
| 本物 | ・編み目が均等で密度が高い ・編み目の数が厳密に計算されている |
| 偽物 | ・編み目が不均一で大きさが異なる ・編み込みの隙間が広がり、編み込みの角が不自然に処理されている ・本物と編み目の数が異なる |
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方⑤ レザーの質感

画像は当社基準内品のボッテガ・ヴェネタ バッグ
ボッテガ・ヴェネタの製品には、厳選された上質な本革が使用されています。その質感は、真贋を見極めるうえで重要なポイントです。
本物は高品質なレザーを用いており、しっとりとした手触りや自然な光沢、重みのある質感が特徴です。いっぽうの偽物は、低品質なレザーやフェイクレザーが使われていることが多くあります。そのため、表面にざらつきを感じたり、チープな印象を受けることも。
また、本物と偽物では発色が異なる場合があります。手触りや色味に注目して確認してみましょう。
| レザーの質感 真贋ポイント | |
|---|---|
| 本物 | ・高品質なレザーが使用されている ・手触りが少し水分を含んだようにしっとり、滑らかである ・本革ならではの重みがある ・発色が鮮やか |
| 偽物 | ・粗悪なレザー、フェイクレザーが使用されている ・表面にざらつきがある ・安っぽく見える ・本物とは異なる発色をしている |
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方⑥ 縫製の仕上がり

画像は当社基準内品のボッテガ・ヴェネタ 財布
ボッテガ・ヴェネタの製品は、縫製の美しさにも職人の技が光ります。縫い目の均一さや仕上げのていねいさは、真贋を見分ける重要なポイントです。
本物の縫製は表側から内側の細部にいたるまで、ていねいに仕上げられています。ステッチのピッチが均一で縫い目が真っ直ぐにそろい、ほつれなどがほとんどありません。カーブや端の糸処理もきれいで、乱れがないのが特徴です。
それに対して偽物の縫製は、雑な箇所が多くあります。角やカーブしている部分はガタつきがあったり、糸のほつれがあったりすることも。とくに、外側からは見えにくいライニング(裏地)の縫製は粗い箇所が目立つケースが多いです。
| 縫製の仕上がり 真贋ポイント | |
|---|---|
| 本物 | ・縫い目のピッチが均等で真っ直ぐ ・糸の端が丁寧に処理され ・曲線や角の部分でも縫い目が乱れない |
| 偽物 | ・糸のほつれが目立つ、触るとすぐにほつれる ・縫製に雑さが見られる ・ステッチが不均一(とくに四角のカーブしている部分など) |
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方⑦ 金具の品質

画像は当社基準内品のボッテガ・ヴェネタ 財布 金具部分
ボッテガ・ヴェネタの製品では、ファスナーやスナップボタンなどの金具部分も真贋を見分ける重要なチェックポイントです。光沢や重み、仕上げの精度など、細部に大きな差が現れます。
本物は高品質な金具が使用されています。見た目にも感触にも重厚感があり、ファスナーやスナップボタンの動作も滑らかな傾向があります。
偽物の金具には粗悪な素材が用いられ、細かい傷が多くあります。不自然な光沢がある、メッキが剝がれやすい、といったこともひとつの特徴。ファスナーやスナップボタンがある場合には、動作に違和感を感じるケースもあります。
見た目に加え、感触などもチェックしましょう。
| 金具の品質 真贋ポイント | |
|---|---|
| 本物 | ・真鍮などの高品質な素材が使用されている ・メッキ加工がていねいで美しい艶がある ・適度な重みと高級感がある ・ファスナーやボタンの開閉が滑らかで、動作音も静か |
| 偽物 | ・低品質な素材が使用されている ・仕上げが粗い、細かい傷が目立つ ・メッキが剥がれやすい ・金具自体が軽すぎる ・不自然な光沢がある |
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。
見分け方⑧ ファスナーとファスナーの縫い目
ボッテガ・ヴェネタのファスナー部分にも、真贋を見極める重要なポイントがあります。
多くの正規品では、スイスの高級ファスナーメーカー「riri」のものが使用され、ファスナーの胴体の内側に「riri」という刻印が見られます。偽物は刻印がないか、ほかのメーカーの刻印になっている場合があります。
ただし、近年は蝶が刻印されているものや、刻印のないものが使われていることもあるため、「刻印が違う/刻印がない=偽物」とはいえません。
ファスナープルがレザーの持ち手になっている場合は縫製を見ましょう。本物は、ファスナープルの付け根部分も縫われており、持ち手を一周するように縫い目があります。また、カーブしている部分の縫製もきれいです。いっぽうの偽物は、ファスナープルの付け根が縫われておらず、縫い目が「U字」のようになっていることがあります。また、カーブ部分ではガタつきも見られるため、チェックしてみましょう。
| ファスナーとファスナーの縫い目 真贋ポイント | |
|---|---|
| 本物 | ・ファスナー胴体の内側に「riri」と刻印されている ・レザーのファスナープルの縫い目は、周囲を一周するようにていねいに縫われている |
| 偽物 | ・「riri」の刻印が潰れている ・ファスナーの縫い目が省略されて「U字」を描いている |
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。
ほかにも!注意したいボッテガ・ヴェネタの偽物サイン
偽物は巧妙な例もあるため、下記のポイントも合わせて確認すると安心です。
【接着剤の痕跡】
財布のカード入れやポケット周辺に接着剤の跡が見られる場合は注意が必要です。正規品では仕上げがていねいで、こうした痕跡は通常見られないとされています。
【付属カード類の不自然な日本語】
付属カードの日本語表記に誤植や不自然な文字があるケースは、疑わしい傾向があります。
〈不自然な日本・文字の例〉
・「ン」が「ソ」になっている
・「る」が「ゐ」になっている
【「outlet」表記について】
内側の白タグに「outlet」と表記されているアイテムもありますが、それだけで偽物とは断定できません。ボッテガ・ヴェネタのアウトレット品には実際に「outlet」表記が付く場合があり、注意が必要です。
上記は単独での決め手になりにくいため、複数のポイントを総合して判断すると精度が高まります。そのため、細部まで落ち着いて確認しましょう。

「売る前に価値を確かめたい…」
「不要になったアイテムを高く売りたい!」
そんな方は、ブランド品買取サービス「ブラリバ」にお任せください。
プロの査定士が真贋確認も含めてていねいに査定。そのまま売却が可能です。電話やLINEで簡単に申し込みできるので、まずは気軽に査定して価値を確認してみてください。
偽物のボッテガ・ヴェネタを買わないために!購入前に知っておきたいこと

ボッテガ・ヴェネタの正規品とコピー品の違いは一見わかりにくい場合もあるため、購入前にチェックすべきポイントを把握しておくことが大切です。ここでは、ボッテガ・ヴェネタならではの特徴を踏まえ、偽物を見分けるための注意点を紹介します。
フリマアプリやネット通販での購入は出品者情報を必ず確認
フリマアプリやネット通販でボッテガ・ヴェネタのアイテムを購入する際は、必ず出品者情報をチェックしましょう。
まず注意したいのが、価格設定です。相場よりも不自然に安い価格には、警戒してください。
たとえば、ボッテガ・ヴェネタの財布は8万~15万円前後、バッグは20万円以上のものがほとんど。これらが“半額以下”や数万円で売られている場合は、注意が必要です。とくにそうした「安すぎる」新品アイテムを繰り返し出品している場合は、偽物の可能性が高いと考えましょう。
また、掲載されている写真の質や枚数も重要です。写真が鮮明で、角度を変えた写真が複数掲載されているか、保存袋や保証書などの付属品が写っているかを確認してください。画像が暗い、1枚しかない場合は注意が必要です。
さらに、「正規品保証」や返品対応の有無、出品者の評価や取引履歴も確認し、信頼できる相手かを見極めることが大切です。少しでも不自然さを感じた場合は、無理に購入せず見送る判断が安全でしょう。
出品者情報でとくに確認すべきポイント
- 価格設定が定価と比較して極端に低くないか(新品が定価の半額以下の場合は要注意)
- 同じ出品者が複数の新品を格安で出品している
- 掲載されている写真が鮮明、あらゆる角度から撮影されているか
- 取引履歴や評価が少ない、プロフィール欄が空欄
- 利用者からの評価や口コミに気になる点はないか
- 保証の有無、返品対応がどのようになっているか
公式発表のないモデル・カラーなどは避ける
ボッテガ・ヴェネタが公式に発表していないモデル名やカラーを掲げた商品は、偽物の可能性が高いため注意が必要です。
存在しない型番や配色のアイテムは、見た目が精巧でも正規ルートでは流通していないケースが多く見られます。購入前には、ボッテガ・ヴェネタが過去正式に発表・販売したモデルかどうかを必ず確認しましょう。
公式サイトや正規販売店のアーカイブを参照すれば、実在する製品かどうかを確かめられます。
また、「限定品」「先行販売」「廃盤予定」などの宣伝文句には、とくに注意が必要です。希少性を強調する言葉は購入意欲をあおるために使われることが多く、信頼できる情報源からの裏付けがなければ安易に信用すべきではありません。
このように、ブランド公式情報を基準に冷静に判断することが、偽物を避けるための方法です。
モデル・配色で確認すべきポイント
- 正規のカタログに掲載されているものか、過去に発表されていたモデルまたは配色か
- 「限定」「廃盤」「海外先行」「海外限定カラー」という言葉に信憑性があるか
「並行輸入品」を装う悪質な業者に要注意
海外の正規代理店ルートを経由せずに輸入される「並行輸入品」は、本来は正規品を比較的安く購入できる合法的なしくみです。
しかし、悪質な業者の中には「並行輸入」の名を借りて偽造品を販売する例が見られます。そうした業者は「正規品と同等品質」「海外直輸入」といった曖昧な表現を使い、本物らしさを装っていることがあるのです。
こうした販売手口には十分注意が必要です。信頼できる並行輸入店かどうかを見分けるには、以下の点を確認しましょう。
並行輸入品を購入する際に確認すべきポイント
- 並行輸入品の売買に実績があるか(運営年数や取引履歴など)
- 利用者からの評価や口コミに気になる点はないか
- 会社の住所や連絡先が明記されているか
- 「特定商取引法に基づく表記」があるか
また、並行輸入品についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
>>【最新】並行輸入品とは?偽物との見分け方を解説!
本物のボッテガ・ヴェネタを購入するなら「正規店」と「公式サイト」

本物を手に入れるなら、ボッテガ・ヴェネタの直営店や公式オンラインストアでの購入がおすすめです。
直営店では実際に商品を手に取り、質感や色味を自分の目で確かめられるほか、最新コレクションもいち早く入手できます。
公式サイトであれば、自宅から安全に購入でき、正規ルートのため偽物の心配がありません。さらに、正規購入ならアフターサービスや修理対応などのサポート体制も整っており、品質保証も万全です。
価格だけで判断せず、信頼できる正規ルートで購入することが、本物の価値を長く楽しむための方法といえるでしょう。
信頼できるリユースショップでの購入も◎
正規店や公式サイト以外でも、鑑定体制が整った信頼できるリユースショップなら、本物のボッテガ・ヴェネタを安心して購入できます。
経験豊富な鑑定士が在籍し、一般社団法人 日本流通自主管理協会(AACD)の基準に基づく真贋チェックを行っている店舗であれば、品質面でも信頼度が高いといえます。
弊社が運営する公式リユース通販サイト「WASTE_NOT(ウェイストノット)」では、厳選されたボッテガ・ヴェネタのアイテムを豊富に取り扱っています。
掲載商品は、熟練バイヤーによる真贋鑑定を経て出品されており、品質管理も徹底されているのです。気になる方はぜひチェックしてみてください。
もしかして偽物?ボッテガ・ヴェネタのコピー品を買ってしまった場合の対処法
ボッテガ・ヴェネタのアイテムを購入した後に「もしかして偽物かも…」と感じた場合でも、焦らずに冷静な対応を取ることが大切です。ここでは、ボッテガ・ヴェネタのコピー品を誤って購入してしまったときに取るべき具体的な対処法を紹介します。
はじめに購入元に問い合わせる
購入したアイテムに偽物の疑いがある場合、まずは購入元へ連絡しましょう。店舗や個人から購入した場合は、冷静に状況を伝えたうえで返品や返金を希望する旨を明確に伝えます。
その際、商品の写真や購入時の明細など、証拠となる資料を添えるとスムーズです。
フリマアプリやオンラインストアで購入した場合は、取引メッセージから出品者に連絡を取り、それでも対応が難しい場合は運営事務局へ相談しましょう。フリマアプリでは、受取評価を行う前に申告することが重要です。
運営側には偽物対応の補償制度やガイドラインが設けられているケースが多く、所定の手続きを踏めば返品・返金が認められることもあります。
購入先サイトの「返品規定」や「返金ポリシー」を必ず確認し、定められた期限内に必要な手続きを行うようにしましょう。
消費者センターなどに相談する
悪質な業者とトラブルになった場合は、早めに公的な相談窓口へ連絡しましょう。最寄りの消費生活センターや「消費者ホットライン(188)」では、偽ブランド品や返金トラブルなどの相談を受け付けています。
専門の相談員が状況を整理し、問題解決に向けたアドバイスや業者との調整を行ってくれる場合もあります。
また、AACDの「消費者Q&Aセンター」を利用するのも有効です。ここでは、並行輸入品や中古ブランド品などの真贋に関する相談を受け付けており、必要に応じて協会独自の基準で「基準内」「基準外」といった真贋判定を無料で行っています。
公的機関や専門窓口を活用すれば、トラブルを一人で抱え込まずに済み、適切な対応を取ることができます。泣き寝入りせず、早めに相談することが大切です。
参考:消費者ホットライン|消費者庁
参考:消費者Q&Aセンター|一般社団法人 日本流通自主管理協会(AACD)
ボッテガ・ヴェネタ偽物の見分け方を押さえてアイテムを購入しよう
ボッテガ・ヴェネタは世界的に人気の高いことから、精巧に作られた偽物やコピー品が多く流通しています。
中には本物と見分けがつかないほど完成度の高いものも存在しますが、本記事で紹介した真贋ポイントを押さえておけば、購入前にコピー品を回避することができます。
以下は、ボッテガ・ヴェネタの偽物を見分ける・買わないためのおもなポイントです。
- ロゴの文字がかすれたりズレたりしている場合は注意が必要
- シリアルナンバーは「V」を含む15桁の英数字。「V」の欠如は偽物の可能性がある
- イントレチャートの編み方が不揃い、角の処理が粗い、接着剤の跡がある場合は要注意
- 素材が硬い、ざらつきがある、安っぽい印象のものは偽物の疑い
- 相場より極端に安い商品は要注意
- 詳細不明な販売元からの購入は避ける
近年はコピー品の精度が年々向上しており、見た目や質感だけで判断するのが難しくなっています。とくに、中古市場での購入を検討している場合は、最新の真贋情報や販売ルートの信頼性を常に確認することが大切です。
そのため、正しい知識で賢く選び、本物のボッテガ・ヴェネタのアイテムを楽しみましょう!

