宝石の売り時はいつがベスト?買取時の注意点や高く売るコツを解説

使わなくなった宝石を売るとき、「できるだけ高値で買取してほしい」と思う方は多いですよね。

実は、宝石は“売り時”によって買取価格に大きな差が出ることも。

そこでこの記事では、宝石を高く売るのに最適な時期を詳しく解説します。また、価値の高い宝石や高く売るコツを紹介!宝石の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事に記載された過去データや将来予測は、2025年までの業界情報をもとに編集・推定された内容です。宝石の価値は市場要因により変動するため、参考情報としてご活用ください。
※本記事に記載された将来の価格見通しや市場動向は、複数の業界レポートや公開情報をもとに編集・推定したものであり、いかなる投資判断を保証するものではありません。実際の投資はご自身の判断と責任において行ってください。

宝石の売り時はいつがベスト?

宝石を少しでも高く売るためには、“最適なタイミング”を見極めることが重要です。需要が高まる時期や市場が動くタイミングに合わせて売却することで、より高値になる可能性が上がります。

「今売るべき? もう少し待つべき?」と迷っている人は、まずは売り時のポイントをしっかり押さえておきましょう。

①景気が好調な時期

宝石の買取相場を見極めるうえで、まず注目したいのが日本全体の経済状況です。

宝飾品市場は景気の影響を受けやすく、株価が上昇して「景気がよい」というムードが高まると、宝石やジュエリーの購入が活発になる傾向があります。

とくにルビーやサファイア、エメラルドなどのカラーストーンは、ダイヤモンドのような評価基準(4C)がないため、色・透明度・大きさ・処理の有無などによって評価が分かれやすく、買取金額が不安定になりがち。そのため、好景気で宝飾品市場も盛り上がっているタイミングで売却するのがおすすめです。

用語解説
4C:GIA(米国宝石学会)が提唱したダイヤモンドの国際評価基準。Carat(カラット=重さ)・Cut(カット=輝き)・Color(カラー=色)・Clarity(クラリティ=透明度)の4つの要素を基準としている。

②貴金属相場の上昇時

ダイヤモンドやサファイアなどの宝石が付いたジュエリーを売る場合は、宝石そのものの価値だけでなく、地金(ゴールド・プラチナなど)部分の相場も必ずチェックしておきたいポイントです。

ジュエリーの素材が金なら金相場、プラチナならプラチナ相場が買取価格を左右します。

とくに近年は、金価格が高騰中。それと連動してプラチナや銀(シルバー)の価格も上昇傾向にあります。貴金属の価格推移を小まめにチェックして、上昇しているタイミングで売却しましょう。

とくに金価格の今後の推移について詳しく知りたい人は、こちらの記事がおすすめです。
>>金価格の今後は?10年後・20年後のAI予測も!

③人気が高まっているタイミング

宝石もファッションと同じように流行があります。高品質なダイヤモンドやカラーストーンなど評価が安定している宝石もありますが、そのほかはトレンドによって人気が大きく変動します。

現在どの宝石が注目されているかを知るには、買取店のサイトで参考買取価格をチェックするのがもっとも手軽で確実。人気が高まっている宝石は需要が増えているため、買取価格も上がりやすくなります。

また、これまでのトレンドだったシンプル・ミニマルなものから、2026年以降は「大ぶり」で「華やか」なジュエリーが流行となる予測も。大きめサイズのジュエリーや宝石の需要が高まる可能性があります。

参考:【2025-26秋冬ジュエリートレンド】注目すべき5大キーワード|ELLE


【2025年最新】今、高く売れる宝石は?

ここからは近年高値で取引されている傾向にある宝石を紹介。同じ宝石でも、色や産地によって価値がグッと上がるケースも見られます。

なお、「貴石」の定義は国や専門家によって異なるため、ここで挙げる以外の宝石でも高額買取される可能性は十分あります。

自分が持っている石に価値があるのかを知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
>>価値が高い宝石15選を紹介!将来の人気予想も解説

ファンシービビッドピンク(ピンクダイヤモンド)

「ダイヤモンド」は、数ある宝石の中でもとくに高い価格で取引されている宝石です。ジュエリーでは王道とも呼べる宝石ですが、いっぽうで近年はカラーストーンが密かなブームとなっており、「無色のダイヤモンド需要が落ち着くのでは?」という見方もあります。こうしたことから、無色のダイヤモンドは今が売り時ともいえるでしょう。

ただ、そうした中で「ファンシーカラーダイヤモンド」が注目の的に。ダイヤモンドはごく稀に、ピンクやオレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、パープルなどの天然色が生まれることがあり、色の濃さが一定以上のものは「ファンシーカラーダイヤモンド」と呼ばれています。希少性が非常に高く、通常の無色のダイヤモンドよりも高額で取引されるケースが多くあるのです。

とくに今は、ファンシーカラーダイヤモンドのひとつ、「ファンシービビッドピンク」(ピンクダイヤモンド)が大きな話題となっています。

2025年12月8日、アラブ首長国連邦・アブダビで開催されたサザビーズのオークションで、「デザート・ローズ」というオレンジピンクのダイヤモンドが880万ドル(約13億円)で落札され、ファンシー ビビッド オレンジ ピンク ダイヤモンドとしての世界記録を更新。GIAの鑑定では史上最大となる31.86カラットのペアシェイプカット、VVS1という最高級クラスのクラリティを誇るダイヤモンドとして、世界中から注目されました。

さらに、2020年にはピンクダイヤモンドの多くを算出していたアーガイルダイヤモンド鉱山が、産出量の減少や環境への配慮といった理由で閉山。供給量が少なくなっていることも価値を押し上げる要因になっています。

供給量が減っているいっぽうで需要の増すピンクダイヤモンドは、今後ますます価値が上がり、高く売れる可能性があります。

出典:31.86カラットのオレンジピンクダイヤモンドが880万ドルで落札|IDEX

ピジョンブラッド(ルビー)

“宝石の女王”とも称される「ルビー」は、世界中のコレクターから人気の高い宝石です。「コランダム」という鉱物からできており、ダイヤモンドに次ぐ硬さ(モース硬度9)を持っています。

中でも注目すべきは“鳩の血”という意味を持つ「ピジョンブラッド」です。鮮やかな深紅を放つトップクオリティのルビーが分類され、とくにミャンマー・モゴック産のものは非常に高い評価を受けています。ルビーは美しい赤色を引き出すために加熱処理を行うのが一般的ですが、加熱せずとも強い赤色と透明度を兼ね備えた”無処理のピジョンブラッド”は、極めて希少なのです。

実際、2023年6月にサザビーズ・ニューヨークで開催されたオークションでは、55.22カラットのピジョンブラッド「エストレラ・デ・フーラ」が3,480万ドル(約52億円)で落札され、カラーストーン全体での最高額記録を更新しました。

サイズや品質によっては、ダイヤモンドよりはるかに高額になることもある宝石なのです。カラーストーンブームに合わせて、高価値が期待できるかもしれません。

出典:希少で記録破りのピジョンブラッドルビーの完全ガイド|サザビーズ

パパラチアサファイア(サファイア)

「サファイア」は、ルビーと同じコランダムという鉱物からなる宝石です。中に含まれる不純物によって色が変わり、赤系のものがルビー、それ以外の色がサファイアと分類されます。

一般的にサファイアといえばブルーを思い浮かべますが、イエローやグリーンなど多彩なカラーが存在するのです。ブルーサファイアの価値は、産地による特徴や、個体ごとの色味・透明度、加熱処理の有無などによって大きく左右されます。

中でも世界三大希少石に数えられる「パパラチアサファイア」は非常に価値が高いです。ピンクとオレンジが溶け合ったような独特の色合いが特徴で、その神秘的なカラーはほかの宝石にはないもの。「パパラチア」と認められる条件を満たす個体は極めて少なく、市場でも非常に高い希少価値を誇ります。

ブルーサファイアはもちろん、ブルー以外のサファイアも高く売れる可能性があるでしょう。

ブルーイッシュグリーン(エメラルド)

「エメラルド」は紀元前から愛され続ける歴史ある宝石で、世界四大宝石のひとつに数えられます。

エメラルドの価値を大きく左右するのは、色(濃く鮮やかな緑)・透明度・産地・処理の有無です。深みのあるグリーンが魅力ですが、内包物や傷が多く、衝撃に弱いことから、ほかの宝石より繊細なのが特徴。そのため、市場に出回る多くのエメラルドにはオイルや樹脂による含浸処理が施されています。

一般的に高く評価されるのは、混じり気のない緑が特徴のコロンビア産エメラルドです。しかし、中でも近年注目を集めているのが「ブルーイッシュグリーン」と呼ばれるもの。青味を帯びた深い緑が特徴で、価値が高いとされています。

コロンビア産やブルーイッシュグリーンは高く売れる可能性が高いでしょう。

パライバトルマリン

「パライバトルマリン」は、鮮やかなネオンブルーの美しさが魅力的。近年人気が急上昇していて、注目を集めている宝石です。

とくに鮮やかで濃いネオンブルーやグリーンのパライバトルマリンは高価値とされ、色が薄いものや黒みがかったものは買取価格が下がる傾向があります。さらに、カラット数が大きいほど希少性が高まり、1カラットを超えると価格が急上昇するのも特徴です。

産地によっても価値に差があり、パライバトルマリン生産の大半を占めるブラジル産がもっとも高額とされています。しかし、そんなブラジルの国家鉱業庁(ANM)で、鉱業関連の手数料を改定。実質的に、パライバトルマリンの世界への供給に制限がかかりやすくなりました。

さらに2025年12月10日、アメリカ・ニューヨークで開催された「マグニフィセント・ジュエルズ」オークションで、13.54カラットのパライバトルマリンネックレスが420万ドル(約6億5,000万円)で落札。パライバトルマリン史上、世界最高額の落札額となりました。

これを受けて、パライバトルマリンの希少価値や人気が上昇。買取でもより高い価値が付けられる可能性があります。

パライバトルマリンについて詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。
>>パライバトルマリンってどんな宝石?価値や見分け方などを解説!

出典:巨大なパライバトルマリンが420万ドルの記録を樹立|IDEX

アレキサンドライト

「アレキサンドライト」は、1830年代にロシア・ウラル鉱山で発見された希少な宝石です。

最大の特徴は、光の種類によって色が変化すること。太陽光の下ではグリーンに、白熱灯の下では赤紫に変わり、「昼のエメラルド」「夜のルビー」といわれることも。その独特の色変化は非常に珍しく、高い価値を持っています。とくに、はっきりと色が変化する高品質なアレキサンドライトは市場でも希少とされ、高値で取引されることが多いです。

ただし、発見されたウラル山脈の鉱山はほぼ枯渇しており、現在はほとんど産出されていません。現在、主要な産地とされているのはスリランカやマダガスカル、インドなどですが、全体の産出量は減少傾向にあります。

こうしたことから、現在市場に出回っているものはアンティークやヴィンテージの比率が高いです。産出量も限定的なため希少性が極めて高く、高額で売れる宝石のひとつとされています。

タンザナイト

「タンザナイト」は、タンザニアのメレラニ鉱山でのみ産出される珍しい宝石です。

価値はおもに色の濃さ・透明度・サイズ・カット・多色性(見る角度で色が変わる特性)によって決まり、とくに色が濃く透明度の高い大粒のタンザナイトは非常に高価とされています。

そんなタンザナイトは産出地が限られていることで、今後数年~数十年の間に鉱山が枯渇するといわれている宝石です。この希少性がさらなる価値上昇の要因となっており、買取でも高額取引が期待できます。


宝石が高く売れるジュエリーブランドは?

ノーブランドでも売れますが、世界的に人気の高いジュエリーブランドなら価値が下がりにくく、比較的高く売れることも。とくに高く売れるのは以下の7つです。

  • Harry Winston(ハリー・ウィンストン)
  • Cartier(カルティエ)
  • Tiffany & Co.(ティファニー)
  • BVLGARI(ブルガリ)
  • Van Cleef & Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)
  • Boucheron(ブシュロン)
  • Chaumet(ショーメ)

ここでは、各ジュエリーブランドがなぜ高く売れるのかを、宝石へのこだわりとともに解説します。

Harry Winston(ハリー・ウィンストン)

世界五大ジュエラーのひとつである「Harry Winston(ハリー・ウィンストン)」。ファッションリングとしてはもちろん、結婚指輪や婚約指輪としても人気の高いブランドです。

高品質なダイヤモンドを厳選して使用していることから“キング・オブ・ダイヤモンド”と称されています。高品質なダイヤモンドのジュエリーはリセールバリューも高く、二次流通市場でも安定した需要があります。

弊社買取サービス「ブラリバ」の参考価格は、下記の通りです。

モデル宝石素材参考買取価格
リリークラスター ネックレスダイヤモンド18KYG79万3,500円
プリンセスカット マリッジリングダイヤモンドプラチナ9万1,000円
HWロゴ ピアスダイヤモンド18KWG36万4,100円

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ハリー・ウィンストンについてより詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
>>ハリー・ウィンストンってどんなブランド?歴史や人気アイテムを解説

Cartier(カルティエ)

カルティエはフランスの高級宝飾ブランドで、世界五大ジュエラーのひとつ。「王の宝石商、宝石商の王」と称され、歴史的に多くの王族が愛用してきた世界的名門ブランドです。

とくに、使用するダイヤモンドは独自の高い基準を設けています。たとえば、4Cの中でももっとも重要とされる「カット」は、次のような基準です。

センターストーンに使用する0.30カラット以上のブリリアントカット ダイヤモンドは、GIAの定める“Very Good”から“Excellent”*のグレードで、最高の光沢と独特の輝きをもたらします。

引用:カルティエ ダイヤモンド|Cartier

こうした高い基準によって選び抜かれた宝石(ジュエリー)は、二次流通市場でも人気が高いため、買取金額が高くなる傾向にあります。

当社買取サービス「ブラリバ」の参考価格は、下記の通りです。

モデル宝石素材参考買取価格
カルティエ ダムール ネックレス(SM)ダイヤモンド18KYG10万2,600円
1895 ソリテールリングダイヤモンドプラチナ13万5,300円
ジュスト アンクル ネックレスダイヤモンド18KYG46万6,700円

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カルティエのジュエリーの価値を詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
>>カルティエのジュエリーの価値とは?人気商品や高く売るための方法

Tiffany & Co.(ティファニー)

「Tiffany & Co.(ティファニー)」は世界五大ジュエラーのひとつで、1837年創業のアメリカを代表する人気ブランドです。上品で洗練されたデザインと幅広いラインナップで、多くの人に愛されています。

ティファニーで使用されているダイヤモンドは、熟練した職人によって作られたもののみ。中でも世界基準の「4C」をクリアしたもののうち、約0.04%しか採用していません

高品質なダイヤモンドのみを採用していることから、リセールバリューも高くなるのが特徴です。

弊社買取サービス「ブラリバ」の参考価格は、下記の通りです。

モデル宝石素材参考買取価格
ティファニー ソリティア リングダイヤモンドプラチナ28万円
ティファニー T スマイル ペンダントダイヤモンド18KYG20万1,800円
ティファニーノット ダイヤピアスダイヤモンド18KYG39万7,900円

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ティファニーの資産価値を詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
>>ティファニーの資産価値はなぜ高い?高額査定が狙えるジュエリー

参考:ダイヤモンドガイド|Tiffany & Co.

BVLGARI(ブルガリ)

「BVLGARI(ブルガリ)」は、世界五大ジュエラーの中で唯一のイタリアブランド。男性でも身につけられるシンプルなジュエリーも展開しており、男女問わず人気があります。

そして、ブルガリの象徴でもあるのがカラーストーン。「色石の魔術師」と称されるほど、ブランドの地位を築いてきました。定番コレクションの中でも、さまざまなカラーストーンや素材を用いており、二次流通市場でも人気が高いといえるでしょう。

弊社買取サービス「ブラリバ」の参考価格は、下記の通りです。

モデル宝石素材参考買取価格
セーブ・ザ・チルドレン ネックレスルビー、オニキスシルバー9254万6,600円
ゴッチャ サファイヤリングサファイア18KYG10万6,100円
アルベアーレダイヤモンド リングダイヤモンド18KYG16万3,300円

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ブルガリについてより詳しく知りたい方はこちらも記事もチェックしてください。
>>ブルガリってどんなブランド?魅力と特徴に迫る!

Van Cleef & Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)

「Van Cleef & Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)」は世界五大ジュエラーのひとつであり、その中でもパリ五大ジュエラーにも選ばれている唯一のジュエリーブランドです。

ヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーには、厳格な基準を満たすものだけが使用され、「黄金の手」とも称えられている熟練職人たちの技術を継承しながら作られています。とくに四つ葉のクローバーをモチーフとした「アルハンブラ」シリーズが人気で、二次流通市場でも高い人気があります。

当社買取サービス「ブラリバ」の参考価格は、下記の通りです。

モデル宝石素材参考買取価格
ヴィンテージ アルハンブラ ダイヤピアスダイヤモンド18KWG149万3,700円
スウィートアルハンブラ マザーオブパール ネックレスマザーオブパール18KYG17万9,700円
フリヴォル ペンダント ミニモデルダイヤモンド18KYG42万100円

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BOUCHERON(ブシュロン)

パリ五大ジュエラーのひとつである「BOUCHERON(ブシュロン)」。確かな技術力はもちろんのこと、個性のある中性的なデザインで世界的な人気を博しています。

とくにハイジュエリーやブライダルコレクションでは、最高品質のカラーストーンを使用。「RJC」(責任ある宝飾品業のための協議会)の厳格な選定基準で、希少価値の高いカラーストーンを採用しています。

弊社買取サービス「ブラリバ」の参考価格は、下記の通りです。

モデル宝石素材参考買取価格
ファセットダイヤリングダイヤモンドプラチナ7万5,800円
セルパンボエム ペンダント エクストラスモールダイヤモンド18KWG32万6,700円
セルパンボエム クリップイヤリング ラージダイヤモンド18KWG247万4,000円

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CHAUMET(ショーメ)

「CHAUMET(ショーメ)」はパリ五大ジュエラーのひとつで、200年以上の歴史があるブランド。中でも結婚指輪は、「永遠の愛と絆の証」と呼ばれており、カップルから絶大な人気を集めています。

ショーメのダイヤモンドは国際基準の4Cに加え、ショーメの独自基準「調和(harmony)」によって選定されます。宝石とデザインの調和も大事にしており、それが人気の大きな理由のひとつになっているのです。

弊社買取サービス「ブラリバ」の参考価格は、下記の通りです。

モデル宝石素材参考買取価格
リアン エヴィダンス リングダイヤモンド18KPG7万8,100円
ショーメ ダイヤネックレスダイヤモンド18KWG7万4,600円
ジュ ドゥ リアン ブレスレットダイヤモンド18KPG12万9,500円

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宝石を高く売るコツや買取時の注意点は?

宝石を売るタイミングや人気のあるブランドを調べるのも大切ですが、そのほかに買取価格がアップするポイントもあります。

ここでは、宝石をより高く売るための具体的なコツや注意点をわかりやすく紹介します。

鑑定書や鑑別書、付属品はすべて用意する

宝石を購入すると、鑑定書鑑別書がついてきます。鑑定書とはダイヤモンドの4C評価が記載されたもの、鑑別書とは宝石の種類や特徴、処理方法を示すもの。いずれも、宝石の品質を証明するものとなることから、買取時には重要になることが多いです。

また、宝石をブランドのショップで購入した場合は、専用の箱や袋、ショップカードなどの付属品も捨てずにとっておくとよいでしょう。新品に近い状態で購入したい人からのニーズが高いため、付属品が揃っているだけで査定額が上がることがあります。

日頃からお手入れをしておく

宝石の買取は、購入時に近い状態であるほど高値が付きやすい傾向があります。日頃からできる範囲でお手入れをしておくのがおすすめです。

ジュエリーを着用するとどうしても皮脂や汗などが付着してしまいます。これを放置すると劣化してしまうため、使用後は柔らかい布で拭き取りましょう。

ただし、宝石によって適した手入れ方法は異なるため、確認してからお手入れするようにしてください。

一般的なダイヤモンドやカラーストーンのお手入れ方法

①中性洗剤をぬるま湯に溶かす
②ぬるま湯につけながらやわらかいブラシで磨く(毛先の柔らかい歯ブラシなどで、そっとこするだけで十分)
③真水ですすいで、柔らかい布で拭き取る

加工や処理が施された宝石は、熱や刺激に弱く、加工や処理が剝がれ落ちてしまう可能性があります。お湯や超音波洗浄、スチームクリーナーなどはおすすめしません。

そのほかの宝石のお手入れが知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
>>【サファイア】水に弱い?お手入れ方法・保管方法を紹介
>>【パライバトルマリン】お手入れ方法と注意点を解説

出典:
ダイヤモンドのお手入れとクリーニングガイド|GIA
宝飾品のお手入れのコツ|GIA

正しい方法で保管する

宝石は直射日光や湿気に弱いため、冷暗所で保管するのがベスト。保管する際は、宝石同士がぶつかって傷がつくのを防ぐため、ひとつずつ個別にしまうことも重要なポイントです。

また、過度な乾燥は宝石の劣化につながることがあるため、乾燥剤の使用も控えてください。

宝石の劣化を遅らせることで、買取時の価格が従来よりも上がりやすくなります。

状態がよい間に売る

宝石を高価で買取するには、状態のよさがもっとも重要。宝石は汗や皮脂、熱など外部からの影響で徐々に劣化していきます。

とくに、エメラルドは、高温多湿や乾燥した環境に長時間置くとオイルが抜けてしまい、内包物や亀裂が見えやすくなります。

パールや琥珀のような有機質の宝石や、ターコイズのような小さな穴がある多孔質の宝石は特に影響を受けやすく、色がくすんでしまう原因に。

売り時を先延ばしにすると保管期間中に状態が劣化してしまい、想定していた買取価格がつかないケースも。そのため、使わないと思ったタイミングが、宝石を売るベストタイミングかもしれません。

買取需要が高い時期に売る

最近のトレンドアイテムや限定デザインの宝石は、発売直後や人気のある時期に売ると、高価買取されやすくなります

また、ボーナス時期やイベントシーズン、円安などのタイミングも、宝石の買取価格が上がりやすいポイント。

売るタイミングを意識することで、買取価格が通常より上がる可能性があります。


宝石を売ったら税金は発生する?

宝石を売却する際、場合によっては課税対象になることがあります。とくに高価な宝石や、購入時よりも高く売れた場合などは、税金について正しく理解しておくことが重要です。

ここでは、宝石を売却する際に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

購入時の価格より高く売れた場合

宝石を売却して利益が出た場合は、譲渡所得となり課税の対象となります。

この場合の利益は、売却価格から購入時の金額や諸費用、譲渡にかかる費用を差し引いた額で計算してください。具体的には、以下のような計算式になります。

譲渡所得=売却価格  -(購入価格+購入時の諸費用+売却時の経費)

購入時の諸費用には、鑑定書の取得費用や購入時の手数料などが含まれます。また、売却時の経費には、鑑定料や買取業者への手数料などが該当します。

たとえば、50万円で購入したダイヤモンドリングを70万円で売却した場合、単純計算で20万円の利益が出ます。この20万円(諸費用を差し引いた後の金額)が譲渡所得として課税対象になるというわけです。

なお、購入価格よりも売却価格が低い場合は、課税の対象にはなりません。

出典:譲渡所得の対象となる資産と課税方法|国税庁

売却金額が1個30万円を超える宝石の場合

通常、生活用として保有している貴金属や宝石(生活用動産)を売却しても、譲渡所得として課税されることはありません。

しかし、生活用動産の中でも貴金属・宝石・書画・骨董などで「1個または1組の価額が30万円を超えるもの」については、生活用動産の非課税の対象外となる可能性があります。

ここでいう「30万円」の基準は、取引時点の価額(売却金額)をベースに判断されるといわれています。そのため、売却代金が30万円を超える高額な宝石を売却し、かつ利益が出た場合には、譲渡所得として課税対象となるケースがあります。

いっぽうで、同じ宝石でも売却金額が30万円以下であれば、生活用動産として非課税となる場合が多いとされています。

ただし、実際の判定はケースバイケースにより異なることがあります。高額な宝石の売却を検討している場合は、事前に税務署や税理士に確認するとよいでしょう。

業者か個人で税金の種類が異なる

宝石の売却による所得の種類は、売却の頻度や目的によって異なります。

営利目的で継続的に売却している場合、すなわち資産を長期間にわたって繰り返し譲渡している場合は、営利目的とみなされます。この場合、事業所得または雑所得として課税対象になります。

たとえば、定期的に宝石を仕入れて転売している、あるいは年に何度も高額な宝石を売却しているような場合は、事業として認識される可能性があります。

いっぽう、フリマアプリやオークションサイトなどで単発的に売却する場合は、譲渡所得に分類されます。

営利目的でなく、かつ1点あたりの購入価格が30万円以下であれば、課税対象にはなりません。つまり、使わなくなった宝石を処分する程度であれば、多くのケースで税金の心配は不要です。

ただし、継続性や営利性の判断は個別のケースによって異なるため、不安な場合は税務署や税理士に相談することをおすすめします。

出典:譲渡所得の対象となる資産と課税方法|国税庁

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宝石の売り時やポイントを抑えて高値で売ろう

宝石を少しでも高く売るためには、売る時期と買取のコツを知っておくことが重要。相場や買取需要、お手入れ方法などを意識するだけで、価格が大きく変わることもあります。

とくにカラーストーンやジュエリーの需要が高まっており、買取価格も高額になっています。宝石を高く売りたいを考えている方は、当社買取サービス「ブラリバ」の利用がおすすめ!専門スタッフが最新の市場動向を踏まえて、ていねいに査定するため、安心して納得のいく取引ができます。

>>【随時更新】宝石・ジュエリーの買取実績はこちら!

賢くタイミングを見極めて、納得のいく価格で売りましょう。

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