宝石は裸石でも売れる!買取前に押さえておきたい5つのポイント

ジュエリーを長年使用していると、宝石が外れて石のみになってしまったこともあるのではないでしょうか。

こうした、ジュエリーに加工されていない状態の宝石を「裸石」(ルース)といいます。

「裸石の状態だと価値がないのでは…」と不安になるかもしれませんが、裸石の状態や種類によっては高価買取が期待できるケースもあるのです。

本記事では、裸石の買取事情や注意点について、くわしく解説していきます!

本記事の内容は一般的な宝石評価基準に基づいています。実際の査定額は、宝石の品質や店舗の査定基準によって異なりますので、複数の専門店にて確認されることをおすすめします。

ジュエリーから外れた裸石だけでも買い取りできる?

結論、裸石だけで買い取りは可能です。

買取店によって対応は異なりますが、最近では裸石の状態でもしっかり査定・買取してくれる店舗が増えてきました。とくに、宝石の種類や品質によっては高価買取の対象になることもあります。

ただし、一般的にはジュエリー(宝石+金属)の状態のほうが高く評価される傾向があります。これは、地金(金やプラチナなど)の価値も加味して査定がされるためです。

色石(カラーストーン)も買取可能

裸石のみの買取は、グレーディングが統一されているダイヤモンドが前提ですが、以下のような色石(カラーストーン)であれば買取対象になります。

  • ルビー
  • サファイア
  • エメラルド
  • タンザナイト
  • アレキサンドライトなど

ただし、色石は統一されたグレーディング基準が存在しないため、買取店によって査定金額にばらつきが出やすいのが特徴です。
複数の宝石専門の買取店で査定を受けたうえで、信頼できる店舗を選びましょう。


裸石とジュエリーの買取価格の違い

「ジュエリー(石+金属)」と「ジュエリーから外れた裸石」では、買取価格に大きな差があります。
ジュエリーの場合、宝石そのものの価値に加え、地金(金・プラチナなど)の価値やデザイン性も加味されるため、高額査定につながりやすい傾向があります。

いっぽう、裸石は純粋に石の品質だけが査定対象となるため、状態や証明書の有無によっては評価が伸びづらいこともあります。

ジュエリーが高値になる理由

ジュエリーの場合は、以下のように複数の価値が合算されて査定額が決まります。

ジュエリーの価値=宝石の価値+地金(金・プラチナなど)の価値+デザイン料

いっぽう、裸石のみの査定では宝石の価値しか見られないため、買取価格が伸びにくいこともあります。

POINT
ブラリバでは、実際に「ジュエリーの買取内訳」や「宝石別の査定額目安」などを公開しています。
リアルな査定相場を知りたい方は、ぜひチェックしてください。
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裸石を売るときに押さえておきたいポイント

裸石のみの状態で買取を依頼する場合、いくつか準備や注意点があります。
よりスムーズに、そして少しでも高く買い取ってもらうために、以下のポイントはしっかり押さえておきましょう。

金属の土台がある場合は一緒に持ち込む

ジュエリーの金属部分(リングの枠・ネックレスのチェーンなど)も、金やプラチナ素材であれば高額査定が期待できます。

宝石が外れていても、金属部分だけで数千円〜数万円の値がつくこともあるため、一緒に査定に出すことで全体の買取額がアップする可能性が高まります。

金やプラチナでできている土台は、それ自体に買取価値があります。宝石が外れてしまったジュエリーは、ジュエリーとしての価値は失われたものの、金属や宝石それ自体の価値を失ってはいません。まずは試しに査定に出してみることをおすすめします。

裸石の保管にも注意

裸石はむき出しのまま保管すると、傷や欠けが生じやすくなります。査定額にも影響するため、日頃の扱いにも注意が必要です。

以下のような方法で丁寧に保管しましょう。

  • 1石ずつ収納できるルースケースを使用
  • 衝撃を避けられるシリコンゴム付きの密閉容器に収納
  • 柔らかい布やティッシュで1点ずつ包む

とくにエッジのあるファセットカットの宝石は、欠けやすいため要注意。売却予定がなくても、適切な保管を心がけておくと安心です。

鑑定書・鑑別書があればかならず持ち込む

ジュエリーや宝石を購入した際についてくる鑑定書(ダイヤモンド用)や鑑別書(色石用)は、品質を示す重要な書類です。これらがあると、宝石の信頼性が高まり、査定額が大きくアップすることもあります。

もし書類を紛失している場合でも、発行機関や発行時期によっては、再発行できるケースもあります。ただし、購入店舗を通じて手続きが必要だったり、再発行不可な場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

鑑定書にはどんな情報が書かれている?

鑑定書(例:GIACGL)には、以下のような宝石の評価項目が記載されています。

  • Carat(カラット):宝石の重さ。サイズに直結します。
  • Color(カラー):色味の評価。無色透明〜黄味などを評価。
  • Clarity(クラリティ):内包物(インクルージョン)の有無と程度。
  • Cut(カット):カットの精度や仕上がり。ダイヤモンドでは特に重要。

とくにこの「4C評価」が明記されている鑑定書は、ダイヤモンドの価値判断において重要視され、査定額にも大きく影響します。

市場価値や相場を事前にチェックしておく

宝石の買取価格は、市場の需給やトレンドによって変動します。

宝石専門の買取店の買取実績や相場情報をチェックしておくことで、査定時に適正価格がついているかどうかを判断する材料になります。

裸石の買取で注意したい“対象外”になりやすいケース

どんな裸石でも必ず買い取ってもらえるわけではありません。ここでは、買取が難しいケースや注意点についても確認しておきましょう。

  • 合成石や模造石(例:キュービックジルコニア・ガラスなど)
  • 著しく傷ついたり欠けたりした裸石
  • 真贋判定が難しいノーブランドの色石

これらは「宝石の価値を証明できない」「リセールが難しい」といった理由で買取不可となるケースもあります。
自身が所有している宝石の価値が不明な場合は、無料で査定・相談に応じてくれる店舗を活用するのがおすすめです。


はじめて宝石を売るならプロに相談を

はじめて宝石の買取を検討する方にとって、「どのお店を選べばいいのかわからない」「裸石だけでも大丈夫?」といった不安があるのは当然です。そうした場合は、実績豊富な専門店を選ぶのが安心でしょう。

宝石やジュエリーの買取に慣れていない人には、信頼できる専門スタッフが在籍する「ブラリバ」がおすすめ!

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ジュエリーから外れた裸石のみでも売却はできる!

ジュエリーから外れてしまった宝石(裸石)であっても、状態や品質が良好であれば十分に査定・売却が可能です。とくに以下のポイントを意識すれば、より高値での買取につながりやすくなります。

  • 鑑定書・鑑別書がある場合は必ず持参する
  • 金やプラチナの土台が残っていれば一緒に査定に出す
  • 裸石は丁寧に保管し、傷や欠けを防ぐ
  • 市場相場を事前に調べておくと安心
  • 色石は査定基準が曖昧なため、複数の専門店で比較する

いっぽうで、合成石や模造石、著しく傷ついた裸石などは、買取対象外となる場合もあります。不安な点がある場合は、無料で相談・査定に応じてくれる専門店を上手に活用することが大切です。

大切にしてきた宝石だからこそ、信頼できるプロの目で適正な価値を見極めてもらいましょう。

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