
ロレックスは「高級時計」でありながら、価値が落ちにくい“実物資産”として高い注目を集めています。世界的なブランド力や計画的な生産体制、安定した中古相場があり、資産として保有しても価値が維持されやすいのが特徴です。
ただし、どのモデルを選ぶか、どこで買うか、いつ売るかによって結果は大きく変わります。
この記事では、ロレックス投資の基本、メリットとリスク、買い方や売り方のポイントに注目モデルまで初心者向けにわかりやすく解説。ロレックスを賢く“資産”として扱いたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
利回りが高い!ロレックス投資とは
ロレックス投資とは、ロレックスの腕時計を“資産”として購入し、価値の上昇や高い換金性を活かして利益を狙う投資手法のことです。
ロレックスはラグジュアリーウォッチの中でもトップクラスのブランド価値を誇り、長期的に価格が上昇してきた背景があります。実際、アメリカのロレックス専門中古市場「Bob’s Watches」のレポートでは、2010〜2025年の15年間でロレックス全体の平均取引価格が550%超上昇したというデータも公開されています。
もちろん、すべてのモデルが同じように値上がりするわけではなく、価値が下がることもありますが、長期保有で価値が上昇した実例が多いことは確かです。こうした“価値が落ちにくい特性”から、ロレックスは実物資産として注目され続けています。
また、株式やFXほど短期的な値動きが大きい金融商品とは性格が異なり、ブランド価値・希少性・素材価値が価格を下支えしてくれるため、中長期的には比較的安定した実物資産として扱える点も魅力です。
「身に着けながら資産になる」という唯一無二の特性から、近年は富裕層だけでなく、個人投資家や初心者からの注目も高まっています。
出典:Rolex Watch Market Report: Trends, Insights and Investment Value|Bob’s Watches
ロレックスが投資対象として優れている5つの理由
ロレックスが投資対象として評価されているのは、単なる高級時計ではなく「価値が落ちにくい資産」として世界中で選ばれているためです。
ここでは、ロレックスが投資対象として優れている理由を5つのポイントに分けて紹介します。
圧倒的なブランド価値と世界的認知度
ロレックスは世界中で「高級時計の代名詞」として認知されており、そのブランド価値は他の時計ブランドを大きく上回ります。
1905年の創業以来、オイスターケースやパーペチュアルといった革新的技術を生み出し、スポーツモデルの人気や著名人からの支持によって常に“欲しいブランド”であり続けてきました。
こうした強いブランド力が需要を下支えし、ロレックスの価格が落ちにくい理由にもつながっています。投資対象として評価されるのは、この揺るぎない「ブランド価値」と「世界的認知度」があるからです。
希少性と計画的な供給制限
ロレックスは、生産量より需要が大きい状態が続いており、結果として人気モデルは慢性的な品薄が続いています。
とくに代表的なのが「デイトナ」「サブマリーナー」「GMTマスター2」「エクスプローラー」といったスポーツモデルです。これらは市場での人気が高く、正規店での入手が困難になっています。
その結果、市場では慢性的な品不足が続き、中古相場が高いまま維持される傾向があります。つまり、「数が出回らない=価格が下がりにくい」という構造が、ロレックス投資の大きな強みとなっているのです。
相場が安定して利回りが高い
ロレックスは「短期では調整することがあるいっぽう、長期では安定した利回りを出しやすい」資産です。
2022年以降は二次市場で一時的な調整が続いており、短期的には価格変動リスクがありますが、この“短期の揺れ”とは対照的に、長期スパンで見るとロレックス相場は上昇傾向にあります。
その背景には、ブランド特有の「価値が上がりやすい構造」があります。
- ほぼ毎年の定価改定(値上げ)で中古の底値が上昇しやすい
- 世界的なインフレ・円安で実質価値が押し上げられる
- 中古需要の拡大で相場が下支えされる
こうした複数の要因が価格の“土台”を強固にし、モデルによっては長期保有で価値が実際に上昇した例も珍しくありません。
- 短期:上下動はある
- 長期:安定して価値が積み上がりやすい
この構造があるからこそ、ロレックスは投資対象として“利回りを得やすい資産”と評価されています。
実物資産としての安定性
ロレックスの腕時計は、金・プラチナ・宝石といった素材価値に加え、ブランド価値そのものが価格を下支えしてくれるため、実物資産としての安定性が非常に高いのが特徴です。
とくに近年は世界的なインフレが続いており、株式・債券などの“金融資産”よりも、価値が目に見える実物資産が選ばれやすい流れがあります。その結果、ロレックスを含む高級時計の投資需要も拡大しています。
換金しやすく売却先が豊富
ロレックスは世界中で流通量が多く、取り扱う買取店や時計店も非常に多いため、いつでも換金しやすい資産です。実際に売却先の選択肢も幅広く、状況に合わせて最適なルートを選べるのが大きな強みです。
代表的な売却先には、以下のようなものがあります。
- 国内外の買取店
- 時計専門店
- オークション
- フリマアプリ
- 海外バイヤー
これらを比較することで高値売却を狙いやすく、さらにロレックスは買取相場が公開されているケースも多いです。初心者でも扱いやすく、投資対象としてのハードルが低いと言えます。
【初心者向け】ロレックス投資のやり方

ロレックス投資は「とりあえず人気モデルを買う」だけでは成功しません。適切な準備と情報収集、そして購入から売却までの戦略が必要です。
ここでは、ロレックス投資を進める際に押さえておきたい5つのステップを初心者向けにわかりやすく解説します。
①購入するモデルを絞り込む
ロレックス投資では、まず投資対象となるモデルを明確にすることが重要です。以下のモデルは価格変動が大きく、投資として扱われやすい傾向があります。
- スポーツモデル(デイトナ、サブマリーナー、GMTマスター2など)
- 需要の強いステンレススチールモデル
- 復活や廃盤で注目される可能性のあるモデル
反対に、知名度が低いモデルや需要が限定的なモデルは、値上がりしにくい場合があります。「どのモデルを買うか」が投資リターンを大きく左右するため、まずここをしっかり決めましょう。
②定価の変動=買い時・売り時のヒント
ロレックスの相場は、メーカーの価格改定(値上げ)に強く影響を受けます。価格改定が行われると、そのラインを基準に中古の最低価格帯が上がりやすくなります。
なので、価格が上がった直後は“底値が切り上がる前のタイミング”になりやすく、中古を購入する側にとっては実質的な買いシグナルになります。
- 過去の値上げ時期
- 素材ごとの改定幅(ステンレス、金無垢など)
- 海外相場との価格差
こうした情報を定期的にチェックしておくことで「どのモデルが今後値上がりしやすいか」「どのタイミングで仕込むべきか」が読みやすくなります。
ロレックスの値上げについてくわしく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
>>【最新版】ロレックスの値上げ情報
③市場データを使って「底値」を把握する
ロレックス投資で最も重要なのは、相場の底=買い時を見極めることです。そのためには、次のような市場データを把握しておく必要があります。
- 中古相場の推移グラフ
- 月間平均価格
- 流通量(在庫数)
- 急騰・急落の要因分析
これらを可視化してくれるデータサービスを活用すれば、「今は底なのか、それとも高値圏なのか」を冷静に判断しやすくなります。
同じモデルでも購入タイミングによって数十万円の差が生まれることも珍しくありません。つまり、どれだけ“割安で仕込めるか”が、投資リターンを大きく左右するのです。
④買うべき個体の条件をチェックする
同じモデルでも、状態や付属品によって評価は大きく変わります。
- 状態(傷、研磨履歴、内部コンディション)
- 付属品(箱、保証書、タグ)
- 年式(ランダム番、保証期限の有無)
- 正規品かどうか(真贋)
投資として買う場合、高い換金性を維持するために「状態が良い」「付属品が揃っている」個体を選ぶのが鉄則。
とくに保証書(ギャランティーカード)の有無は査定額に大きく影響します。同じモデルでも、保証書があるだけで買取価格が数万円〜数十万円変わることも珍しくありません。そのため、可能であれば箱・保証書・付属品が揃った「フルセット」の個体を選ぶのが理想です。
ロレックスのギャランティカードについては下記記事で解説しています。
>>ロレックスのギャランティーカード(保証書)とは?
⑤「売るタイミング」を決めて逆算する
投資目的でロレックスを購入する場合、「売る時期」を決めておくと判断がブレません。
- 値上げ直後のタイミング
- 希少モデルの廃盤発表前後
- 中古相場のピーク期
- 換金性が高まる繁忙期(3月・12月など)
こうした市場の動きを前提に、「いつ売るのか」「どの価格帯まで待つのか」を決めておけば、感情に左右されずに投資判断ができます。逆に、売る時期を決めていないと値下がりの際に焦って売却し、リターンを取り逃す原因になりがちです。
【2025年版】ロレックス投資におすすめのモデル5選

ロレックス投資で最も重要なのは、どのモデルを選ぶかです。
同じロレックスでも、モデルによって値上がりしやすさ、相場の安定度、需要の強さが大きく異なります。ここでは、2025年おすすめの投資向きロレックスを厳選して5つ紹介します。
※紹介するモデルは、編集部が独自の調査と市場の傾向に基づいて選定したものです。記載内容は2025年時点の情報に基づいており、市場価値は需給バランスや経済状況によって変動する可能性があります。
コスモグラフ デイトナ
ロレックス投資の“王道”と言われるのがデイトナです。
スポーツロレックスの中でもトップクラスの人気を誇り、正規店でほぼ購入できない希少性が相場を強烈に押し上げています。
- 世界的な需要が高く、中古価格の下落幅が小さい
- ステンレスモデルは特に供給不足
- モデルチェンジや新作発表で相場が動きやすい
価格の安定感と上昇期待のバランスが良く、2025年も投資対象として有力なモデルです。
ヨットマスター
スポーツモデルのなかでも「上品さ」と「希少性」を兼ね備えているのがヨットマスター。とくにロレジウム(プラチナ×ステンレスのコンビモデル)や40mmモデルは根強い人気があります。
- 供給量が少なく、他の一部ブランドに比べると値持ちが良い傾向がある
- ビジネスシーンや日常どちらでも使えるデザインで需要が安定
- 独自素材(プラチナベゼルなど)が価格を下支え
爆発的に高騰するモデルではありませんが、中長期で値崩れしにくい“堅実型モデル”として投資家から評価されています。
エクスプローラー
初心者がロレックス投資を始めやすいモデルとして人気なのがエクスプローラー。正統派のデザイン・シンプルな構造により、中古市場での回転率が非常に高いモデルです。
- 普遍性のあるデザインで需要が安定
- 価格帯が比較的手頃で、投資の最初の1本として選ばれやすい
- 2021年のRef.124270で伝統の36mmに回帰して以降、再評価が進む
(※2010年代は39mm仕様のRef.214270も存在)
派手さはないものの、相場が安定しやすく手堅いモデルといえます。
エアキング
2022年のリニューアルをきっかけに、各メディアやファンコミュニティで取り上げられる機会が増えたモデルです。
- リニューアル後の人気上昇で中古相場が底堅い
- スポロレの中では比較的買いやすい立ち位置
- 大きく値崩れしない安定感
“伸びしろのあるモデル”として、ロレックス投資の中堅枠として選ばれています。
サブマリーナー
デイトナと並び、ロレックス投資で外せない鉄板モデル。ダイバーズウォッチの完成形と呼ばれる圧倒的な知名度で、世界中に愛用者がいます。
- どの年代でも安定した需要
- ステンレスモデルは中古価格が下支えされやすい
- 新作発表・廃盤の影響を受けやすく、相場変動を捉えやすい
市場規模が大きく相場が形成されやすいため、売却時の価格が読みやすい=投資として扱いやすい定番モデルです。
ロレックスは仕入れ先も重要!購入元別のメリット・デメリット
ロレックス投資では「どのモデルを買うか」だけでなく、どこで買うか(仕入れ先)も非常に重要です。同じモデルでも、仕入れ先によって価格・状態・真贋リスク・付属品の有無が大きく異なり、将来の売却価格にも影響します。
ここでは、代表的な購入ルートごとの特徴や注意点をわかりやすくまとめていきます。
ロレックス正規店で購入
正規店での購入は、もっとも安心してロレックスを手に入れられる方法です。ブランド側のサポートが受けられ、資産価値の面でも有利な個体を入手しやすいのが特徴です。
メリット
- 100%正規品(偽物リスクがゼロ)
- メーカー保証が必ずつく
- 付属品がフルセットで揃う
- 最も高く売却しやすい“出どころが明確”な個体を入手できる
デメリット
- 人気モデルはほとんど買えない
- 購入までの待ち時間が非常に長い
- 購入条件(会員歴・購入履歴)が影響する場合がある
- 価格は定価ベースだが、入手困難
正規店は最も理想的な仕入れ先ですが、投資向きのモデルが入手困難なのが最大のネックです。
並行輸入店で購入
正規店で手に入らない人気モデルを購入したい場合に、多くの人が利用するのが並行輸入店です。新品〜未使用品まで幅広く扱っており、状態を比較しながら選べるのが特徴です。
メリット
- 正規店で買えないスポーツモデルも入手しやすい
- 新品〜未使用品の取り扱いが多い
- 価格や在庫が豊富で比較検討しやすい
- 付属品が揃った“状態の良い個体”を選びやすい
デメリット
- 新品でも定価より高いケースがある
- 保証書の日付が古い、または海外発行の場合がある
- 店舗によってサービス品質に差がある
- 真贋チェックのレベルにバラつきがある
並行輸入店は、「正規店で買えないモデルを確実に買いたい」人に向いていますが、店舗選びは慎重に行う必要があります。真贋精度やアフターサービスの質は店舗によって大きく異なるため、信頼できる販売店を見極めることが重要です。
リユースショップで購入(中古/未使用品)
もっとも選択肢が多く、状態を見ながら選べるのがリユースショップです。価格帯も幅広く、投資目的での“個体選び”にも向いています。
メリット
- 価格が比較的割安
- 状態・付属品をその場で確認できる
- 豊富な在庫から選べる(年式・個体差を比較しやすい)
- 買取強化店だと回転が早く、新鮮な在庫が入る
デメリット
- 状態が個体ごとに大きく異なる
- オーバーホール歴や研磨履歴が不明な場合がある
- 付属品が欠けているケースもある
- 価格は相場連動型で高騰時は割高になる
投資目的なら、「状態が良い」「付属品が揃っている」個体に絞るのが鉄則です。
フリマアプリ・ネットオークションで購入
価格が安く見えることもありますが、偽物のリスクが高く、投資目的では慎重に判断すべき購入ルートです。
メリット
- 相場より安く出品されるケースがある
- 希少モデルに出会えることもある
- 個人同士のため値引き交渉がしやすい
デメリット
- 実物を事前に確認できない
- 出品者の知識・真贋レベルに差がある
- 高額商品のため、すり替え・偽物のリスクがある
- 付属品欠品や細かい傷の見落としが起きやすい
とくにフリマアプリは気軽に利用できるいっぽうで、偽物が紛れ込むリスクが高いのも事実です。高額な投資商品であることを踏まえると、初心者にはあまりおすすめできません。
真贋に不安がある場合は、以下の記事も参考にしてください。
>>ロレックスの偽物の見分け方はこちら
ロレックス投資でありがちな失敗例

ロレックス投資には魅力があるいっぽうで、判断を誤ると損失につながるケースもあります。
ここでは、初心者から上級者まで陥りがちな失敗例をまとめて解説します。
ロレックス投資詐欺に引っかかる
ロレックスの人気を悪用した投資詐欺は年々増えています。
「相場より格安で買える」「高利回りを保証する」など、不自然にお得な話には必ずリスクがあります。
- 異常に安い価格
- 在庫を見せない“予約”販売
- SNSの個人取引
- 保証書のみを見せて実物を発送しない
といった詐欺パターンが一般的です。信頼できる店舗・事業者以外からの購入は避けるようにしましょう。
市場価格がピークに達しているモデルに投資する
すでに相場が上がりきった“ピーク状態”で買うと、その後の伸びしろが少なく、値下がりリスクが高くなります。
ピーク状態で買うことで以下のことが考えられます。
- わずかな相場調整でも大きなマイナスになりやすい
- 投資回収まで時間がかかる
プレミア相場のモデルに飛びつくのは失敗の典型例です。相場が落ち着いているタイミングを待つことが重要です。
円安時に購入する
ロレックスは海外ブランドのため、為替の影響を大きく受けます。
円安が進むと輸入価格が上昇し、国内の販売・買取価格も上昇します。このため、円安局面での購入は総じて割高になります。
反対に、円高時はロレックスの販売価格が“相対的に安くなる”ため、投資では有利です。為替を見ずに買うと、狙えるリターンが減ってしまう点に注意しましょう。
短期のリターンを狙う
ロレックス投資は変動率が大きく、基本的に短期で利益を出すのが難しい投資です。
- 値上がりは“モデル変更”“供給状況”など年単位の変化で起きる
- 短期間での変動率(リスク)が大きい
ロレックスは本来、中長期でゆるやかに価値が上がる資産です。短期での利ざや狙いは、高確率で失敗につながります。
モデルのみで選ぶ
“人気モデルだから”という理由だけで買うのも、よくある失敗例です。
同じモデルでも、
- 年代
- 色
- 素材
- 付属品
- 状態
によって価値は大きく変わります。たとえば同じサブマリーナーでも、保証書・傷の程度・研磨履歴だけで数十万円以上の差がつくことがあります。投資では、モデル名ではなく、個体そのものの価値を見極めることが不可欠です。
ヴィンテージロレックスをオーバーホールに出す
ヴィンテージ(1980年代以前)は、現行品とは評価基準が異なります。
正規オーバーホールでは、状態によっては針や文字盤が現行品の“サービスダイヤル”に交換され、元のパーツが返却されないことがあります。その場合、ヴィンテージとしてのオリジナル性が失われ、コレクター評価が下がるケースが多いです。
とくにレアダイヤルや経年変化(焼け・変色)に価値がある個体は、メンテナンス方針について専門店と事前に相談することが重要です。
ロレックスを高く売るために押さえておきたい4つのポイント
ロレックスを資産として有効に活用するためには、購入時だけでなく売却時の戦略をしっかりと組むことが重要です。
ここでは、売却を成功させるためにとくに意識すべき4つのポイントを解説します。
市場相場と売り時を見極める
ロレックスを高く売るためには、現在の相場を理解し、「売るタイミング」を見極めることがカギになります。
具体的には、以下の状況は売り時と考えられます。
- 中古相場が短期的に上向き(過去3〜6か月の価格が継続して上昇している)
- 定価改定(値上げ)が行われた直後
- 円安が進行しているタイミング(ドル高)
- 人気モデルが生産終了になった時
- 新作発表で旧型への注目が集まっている時
- ボーナス時期・年末年始など需要が高まる時期
これらを踏まえて「今が売りのチャンスか否か」を冷静に判断できれば、売却価格を大きく引き上げることが可能です。
きれいな状態を保つ(保管・メンテナンス)
状態がよい時計は、それだけで査定額を押し上げる大きな要素になります。
以下を意識して大切に保管・管理しましょう。
- 傷・打痕・風防(ガラス)にヒビや欠けがないか定期的に確認。
- ブレスレットやケースに過度な磨きが入っていないか、オリジナルの状態を維持。
- 保証書・箱・タグなど付属品が揃っているかチェック。これにより査定額が数十万円変わるケースもあります。
- 適切な保管環境(湿度・温度)を守る。長期間保管するならムーブメントの定期点検も検討。
メンテナンスは「売る直前に慌てて行う」のではなく、所有期間中から“状態を維持する体制”を築いておくことが高値売却のカギです。
査定は数社で受ける
「この店で決めよう」と1社だけで判断すると、損する可能性があります。ロレックスは買取店によって査定基準が異なるため、複数の店舗で査定を受けて比較することが高値売却への近道になります。
複数査定を行う際は、次のポイントを押さえておきましょう。
- 査定ルートは複数活用する
買取専門店・時計専門店・オンライン査定など、異なるタイプの店舗を比較するのがおすすめです。 - 査定額に差が出ることを前提にする
同じ個体でも査定額に数万円〜数十万円の差が出ることは珍しくありません。 - 情報は正確に伝える
モデル・年式・状態・付属品・保証書の有無を明確に伝えることで、より正確な比較ができます。 - 条件面もしっかり確認する
査定予約のルール、キャンセル料の有無、買取後の支払い方法(現金/振込)、手数料なども事前に確認しましょう。
これらを比較することで自分のロレックスの“本当の価値”が見えてきて、納得のいく高額売却につながります。
専門知識のある業者に売る
ロレックスを売る際には、査定士や買取業者の知識量や再販ルートの違いによって、査定額に大きな差が生まれます。モデル・年式・素材・付属品といった細かなポイントを正しく評価できない業者の場合、本来の価値を見落としてしまい、結果的に安く買いたたかれるリスクがあります。
そのため、ロレックスに精通した専門業者を選ぶことが重要です。どのような根拠でその査定額になるのか、状態・付属品・市場相場について明確に説明できる業者であれば、安心して任せることができます。また、国内外にしっかりとした再販ルートを持つ店舗は、高値で販売できるため、その分査定額にも反映しやすい傾向があります。
当社買取サービス「ブラリバ」では、ロレックス専門の査定体制と海外を含む幅広い再販ネットワークを整えていることから、適正価格での買取を行っています。
ロレックスをはじめとする時計の買取をご検討の方は、ぜひお気軽に「ブラリバ」へご相談ください!
>>【随時更新】ロレックスの買取実績!
ロレックス投資は準備次第で誰でも始められる実物資産
ロレックス投資は特別な知識が必要な投資と思われがちですが、基本さえ押さえれば誰でも始められる実物資産の運用方法です。世界的なブランド価値や安定した相場、換金のしやすさなど、ロレックスならではの強みが資産形成に役立ちます。
いっぽうで、相場のピークで購入したり、仕入れ先や売却先の選び方を誤ると、リターンが得にくくなることもあります。モデル選びや相場チェック、業者選定などの準備をしっかり行うことが、成功のポイントです。
ロレックスは「身につけながら資産になる」という珍しい投資対象です。これから投資を始めたい方も、すでにロレックスを持っている方も、今回のポイントを参考にしながら、あなたに合ったロレックス投資を検討してみてください。


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GMTマスターⅡ
サブマリーナ
エクスプローラー
エクスプローラーⅡ
デイトジャスト
デイトジャストⅡ
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ヨットマスターⅡ
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オイスター
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スカイドゥエラー
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