ホワイトゴールドとプラチナの価値はどちらが上?価値・希少性・買取価格を徹底比較

結婚指輪などを選ぶとき、「ホワイトゴールドとプラチナはどちらが価値が上なのか?」と迷う方は多いのではないでしょうか。

見た目が似ているだけに、価値や格の違いが分かりにくく、判断に悩みがちです。

この記事では、多角的な視点からホワイトゴールドとプラチナの価値について解説します。素材の違いや将来の評価についても詳しく紹介するため、気になる方はぜひ参考にしてください。

※本記事に記載された将来の価格見通しや市場動向は、複数の業界レポートや公開情報をもとに編集・推定したものであり、いかなる投資判断を保証するものではありません。売買はご自身の判断と責任において行ってください。
※本記事は価格動向の整理と判断材料の提示を目的としたものであり、特定の売買行動を推奨するものではありません。
※本記事に掲載している価格は「ブラリバ」のサイトおよび田中貴金属の公式サイトをもとにしています。
※参考買取価格は素材の純度やサイズなどによって異なる場合があります。

ホワイトゴールドとプラチナはどちらが価値が上?

現時点の1グラムあたりの買取相場価格で比較すると、ホワイトゴールド(18KWG)が2万円台、プラチナ(Pt1000)が1万円台です。つまり、ホワイトゴールドのほうが高額(価値が高い)ことがわかります。

ただし、ホワイトゴールドとプラチナはそれぞれ異なる素材であるため、価値に関する考え方がさまざまあり、一概にどちらが上とは言い切れない部分もあります。

ホワイトゴールドは金を主成分とする合金であり、金相場の影響を強く受ける点が特徴です。資産価値の観点では、金は長期的に価値を維持しやすい傾向があります。

プラチナは産出量が少なく、素材そのものの希少性が高い金属ですが、価格は工業需要の影響を受けやすく、相場が大きく動く場面もあります。


ホワイトゴールドとプラチナの違いは?素材・希少性を比較

ホワイトゴールドとプラチナは、見た目が似ているため同じ価値基準で語られますが、実際には価値の決まり方が大きく異なります。

ここでは、「素材」と「希少価値」の観点から、ホワイトゴールドとプラチナの価値の違いを解説します。

素材から見た価値の違い

ホワイトゴールドとプラチナは、素材が異なるため、それぞれに特徴があります。用途や身体的な相性によって、価値や選び方が変わるでしょう。

ホワイトゴールドの素材としての特徴

ホワイトゴールドは、金(K18など)を主成分とし、割金(ほかの金属)を混ぜて白色に加工した合金です

割金の種類はおもに「パラジウム割り」と「ニッケル割り」の2パターン。18KWGの場合、金の割合が約75%で、残りの約25%がパラジウム、またはニッケルをおもな配合としています。

白い色味(シルバー)は素材そのものの色ではなく、金属の配合やメッキによって生み出されたものです。ほとんどのホワイトゴールド製品にはメッキとしてロジウムコーティングされており、長期間の使用で剥がれてきてしまうケースが多くあります。

加えて、ホワイトゴールドは割金に含まれる金属の影響で、くすみや黒ずみが生じることも。そのため、定期的なメンテナンスや再メッキが推奨されています。

さらに割金の種類や配合によって、若干色味に違いが出ることがあります。

【パラジウム割り】
・金+パラジウム・銀・銅などの合金
・色は銀白色、パラジウムの割合が多いと黒味が増す

【ニッケル割り】
・金+ニッケル・銀・銅などの合金
・色は銀白色~淡い黄味
・金属アレルギーが出やすい

プラチナの素材としての特徴

プラチナは、自然界に存在する単一金属です。変質や変色が起こりにくい性質があります。

ただし、プラチナは柔らかい金属のため、ジュエリーに使用されているプラチナは合金になっていることが多いです。とくに、一般的なブライダルジュエリーには、プラチナとパラジウムの合金が使われています。

このように、ホワイトゴールドとプラチナは特徴が異なります。用途やアレルギー、色の好みなどによって、その人にとっての価値に差が生じるでしょう。

貴金属特徴
WG・金と割金を混ぜた合金
・加工で銀白色を表現しているものもある
・長期間の使用でロジウムコーティングが剥がれる
・割金によってアレルギーが出やすい
・黒ずみが生じやすい
Pt・単一の金属
・プラチナそのものの色
・プラチナ自体は柔らかい
・変質や変色が起こりにくい

希少性の高さから見た価値の違い

希少性の観点では、プラチナのほうが高いといえます。

プラチナの年間産出量は約179トン(2024年実績)。いっぽう、金の年間産出量は約3,280トン(2024年実績)とされており、プラチナは金のおよそ18分の1という非常に限られた供給量であることがわかります。

いっぽうのホワイトゴールドは、金を主成分とする合金であり、希少性は原料である金の供給量に依存します。金自体も貴金属ではあるものの、世界各国で採掘されており、プラチナと比べると供給量は比較的安定しているのです。

ただし、ホワイトゴールドの割金に使われるパラジウムは高い希少性を持ちます。プラチナよりは低いですが、ホワイトゴールドも希少性の高い金属であることには変わりありません。

出典:MINERAL COMMODITY SUMMARIES 2026|United States Geological Survey(米国地質調査所)


ホワイトゴールドとプラチナの資産価値を比較!

ホワイトゴールドとプラチナは、ジュエリーで人気の2大ホワイトメタルです。しかし、資産価値という観点で見ると、その特性や相場動向には大きな違いがあります。

長期的な保有や将来的な売却を念頭に、両者の希少性と価格安定性の違いを比較・解説します。

希少性と産業需要が価格を左右するプラチナ

プラチナは金よりも地球上の存在量が少なく、極めて希少性の高い貴金属です。かつては「金よりも高価な貴金属」の代名詞でしたが、近年の資産価値は、金相場を下回る状況が続いています。

その理由は、プラチナの需要の半数以上が自動車の排ガス浄化触媒などの「工業用」であるためです。景気動向や産業構造の変化によって価格が大きく変動しやすく、純粋な「守りの資産」には向いていません。

ただし、プラチナ自体の希少価値がなくなるわけではありません。現在の相場は金よりも割安感があるため、ジュエリーとしての満足度と希少性を両立させたい層からは根強い支持があります。

圧倒的な換金性と安定性を誇るホワイトゴールド(金)

金を主成分とするホワイトゴールドの資産価値は「金相場」に直接連動します。金は世界中で「共通の通貨」として認識されており、地政学リスクや経済不安に強い「有事の金」としての絶対的な信頼があります。

近年の歴史的な金相場の上昇により、ホワイトゴールドの資産価値も大きく高まっています。プラチナと比較しても、市場の流動性が高く、世界中どこでも適正価格で換金できる点が最大の強みです。

市場価値や「売却時の有利さ」を重視するのであれば、現状はホワイトゴールドに軍配が上がります。もし手元に古いホワイトゴールドのジュエリーがあるなら、金相場が高騰している今は、売却してもよいタイミングといえるでしょう。


売る前にチェック!ホワイトゴールドとプラチナの見分け方

見た目が似ているホワイトゴールドとプラチナは、「刻印」で見分けることが可能です。

ホワイトゴールドのおもな素材は「金」であるため、18金は「18K」、14金は「14K」などと表されます。また、ホワイトゴールド(White Gold)の頭文字をとった「18KWG」や「14KWG」、金の純度を表す「750」という数字だけが刻印されている場合も。

いっぽうのプラチナ製品は、「Pt1000」「Pt950」などの刻印がされており、ホワイトゴールドと見分けるポイントになっています。

貴金属おもな刻印の一例
ホワイトゴールド18K(K18)
14K(K14)
18KWG
14KWG
750
プラチナPt1000
Pt999
Pt950
950
Pt900
900

刻印が薄れている、または見当たらない場合でも、専用機器による分析で査定は可能です。見分け方を理解しておくことで、売却時の判断や査定結果への納得感が高まります。

貴金属の刻印についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです!
>>貴金属の刻印の意味を一覧表で解説!


ホワイトゴールドとプラチナ 今後の相場傾向

近年は金価格の上昇を背景に、ホワイトゴールドの評価がプラチナを上回る場面も見られるようになりました。

いっぽうで、過去に大きく下落したプラチナ相場も持ち直す動きがあり、両者ともに相場環境は変化しています。世界情勢や産業需要の影響を受けながら、今後どのような価格推移をたどるのかに注目が集まっています。

金相場の動きがホワイトゴールドに与える影響

ホワイトゴールドは金を主成分とする合金であるため、その価値は金相場の動きに大きく左右されます。金は世界情勢や為替、インフレ懸念などの影響を受けやすく、経済が不安定な局面では安全資産として選ばれやすい傾向です。

こうした環境下では金相場が上昇しやすく、その影響を受けてホワイトゴールドの評価も高まりやすくなります。

今後の価値を考えるうえでは、ホワイトゴールド単体を見るのではなく、金相場全体の動向を把握することが判断材料になります。

金価格の動きや背景については、金相場の将来動向を解説した記事も参考にしてください。

>>【最新】金価格、今後どうなる?10年後・20年後のAI予想も解説!

プラチナ価格が変動しやすい背景

プラチナは宝飾用途だけでなく、工業用途の比重が高い金属です。なかでも自動車産業で使われる排ガス浄化触媒向けの需要が大きく、産業構造の変化が価格に影響しやすい特徴があります。

景気動向や技術革新によって需要が大きく変わる場合があり、景気後退局面では工業用途の需要減少を背景に、相場が調整されるケースも見られます

ただし、近年は金相場に引っ張られるようにして、世界情勢などを踏まえて相場が上下するようにもなりました。プラチナ相場の動きや背景については、価格推移を解説した記事も参考にしてください。

>>【最新】プラチナ価格はこれからどうなる?高騰の理由と今後の見通しを解説!


ホワイトゴールドとプラチナを高く売るコツ5つ!

ホワイトゴールドとプラチナをできるだけ高値で売却するために、押さえておきたい5つのポイントを紹介します。

ちょっとした工夫で査定額が変わることもあるため、売却前にぜひ確認しておきましょう。

簡単な手入れをしてから査定に出す

査定に出す前には、指輪やネックレスに付いた目立つ汚れや皮脂を、柔らかい布で軽く拭き取っておきましょう。皮脂や汗汚れをそのままにしておくと、くすみや変色の原因となり、見た目の印象が悪くなる場合があります。

ただし、強く磨いたり研磨剤を使ったりする必要はなく、無理な手入れはかえって傷を付けてしまう恐れがあるため避けてください。

状態が極端に悪く見えると、査定時の第一印象に影響することもあります。あくまで「無理のない範囲で整える」ことを意識し、簡単な手入れを行うだけでも、本来の状態が伝わりやすくなり、評価を下げにくくする効果が期待できます

箱や保証書など揃っているものは一緒に出す

購入時の箱や保証書などが残っている場合は、査定の際に一緒に提出することが望ましいでしょう。付属品があることで商品の来歴が分かりやすくなり、査定がスムーズに進む場合があります。

また、再販時の評価材料にもなるため、付属品が揃っていれば査定額にプラスに働くこともあります。ただし、付属品がなければ査定できないというわけではなく、本体のみでも問題なく査定は可能です。

相場が動いているタイミングを意識して売却する

金やプラチナの買取価格は、売却時点の相場に大きく左右されます。相場が上向いている局面では評価が高まりやすいですが、相場が落ち着いていると査定額も伸びにくくなる傾向があります。

金相場が上昇しているときは、金を主成分とするホワイトゴールドの評価も高まりやすい点が特徴です。プラチナについても、需給バランスや市場環境によって査定額は変動します。

昨今は金・プラチナともに相場が高騰しており、売却のチャンスといえます。ただし、相場の天井を正確に見極めることは難しく、タイミングを待ちすぎると判断に迷ってしまうケースも少なくありません。

売却時期に迷った場合は、相場を反映した査定を受けて現在の価値を確認し、その金額をもとに判断する方法が有効です。まずは査定を通して、今の相場感を把握してみるのもひとつの選択肢といえるでしょう。

複数の業者で査定を受ける

買取価格は、業者ごとに査定基準や在庫状況が異なるため、提示される金額にも差が生じます。各社で得意とするジャンルや販売ルートが違うことも、評価が分かれる理由のひとつです。

1社だけの査定では、相場より低い価格であっても気付きにくく、そのまま判断してしまうリスクがあります。複数の業者で査定を受けることで、現在の適正価格が見えやすくなり、比較したうえで冷静に判断ができるでしょう。

無理にその場で売却する必要はなく、提示額を比べながら検討すると、結果的に価値を下げずに売却しやすくなります。

素材を自己判断で加工・修理しない

売却を目的として加工や修理に出すことはおすすめしません。たとえば、コーティングが剥がれているからといって再メッキをしても、再メッキの料金分が査定額に反映されるとは限らず、かえってマイナスになってしまうことも。

さらにホワイトゴールドは、メッキを重ねることによって素材の判定が難しくなるケースがあります。プラチナも、過度な加工によって重量が減ると、その分評価が下がる可能性があるのです。

購入時の状態のまま査定に出すのが無難です。


ホワイトゴールドやプラチナを売るならどこがいい?

ホワイトゴールドやプラチナの売却方法にはいくつかの選択肢があり、それぞれ特徴が異なります。自分が何を重視したいのかを整理したうえで、売却方法を選ぶことが大切です。

フリマアプリ

フリマアプリは自分で価格を決めて出品できるため、条件が合えば高値で売れる可能性があります。

いっぽうで、出品作業や購入者とのやり取り、発送までをすべて自分で行う必要があります。そのため、手間がかかる点は理解しておきましょう。貴金属の場合は、真贋に関するトラブルや相場設定の難しさもあり、個人間取引ならではのリスクが伴います。

相場を正しく把握できていないと、価格を付けづらかったり、損をしてしまったりすることもあります。素材や相場に関する知識があり、取引対応にも慣れている人向けの売却方法といえるでしょう。

リサイクルショップ

全国に店舗数が多く、思い立ったときにすぐ持ち込める点が、リサイクルショップの大きな特徴です。チェーン展開している店舗も多く、身近で利用しやすい売却先といえるでしょう。

貴金属専門ではないため、査定が簡易的になる場合があります。素材や相場を細かく反映した評価が行われず、相場より低い価格が提示されることもあります。

とくに、ジュエリーのブランド性やデザイン性は価格に反映されにくい傾向です。それでも、その場で査定から現金化まで完結する手軽さは魅力といえます。すぐに現金が必要な人にとっては、選びやすい売却方法です。

質屋

質屋は、品物を担保として預けて現金を借りることのできるしくみ。預けた品物には期限が設けられ、その期間内に借入金と利息を返済すれば、品物が手元に戻る点が特徴といえます。

期限内に返済できない場合は品物が処分(質流れ)されますが、追加で返済を求められることはありません。また、店舗によってははじめから売却を目的とすることも可能です。

利息を支払って期限を延長することも可能ですが、利用期間が長くなるほど利息の負担が大きくなるため、長期的な利用には向きません。そのため、給料日までのつなぎ資金など、一時的な資金調達を目的とする場合に選ばれやすい方法です。

買取専門店

買取専門店は、専門知識を持つ査定士がホワイトゴールドやプラチナを素材価値にもとづいて査定するため、相場を反映した価格が提示されやすい傾向があります。そのため、適正な価値評価を受けやすい点が特徴です。

提示された金額に同意しなければ無理に売却する必要はなく、安心して相談できる点もメリットです。適正価格と取引時の安心感を重視したい人には、向いている方法といえます。

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専門の査定士が在籍しており、その日の相場やアイテムの状態などにもとづいてていねいに査定を行っています。店頭買取のほか、宅配買取や出張買取も行っているため、全国どこからでもご利用可能です。

お手元に売却したいアイテムがある方は、お気軽にご相談ください。

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ホワイトゴールドとプラチナは「価値の見方」でどちらが上かが変わる

ホワイトゴールドとプラチナは、買取金額ではホワイトゴールドのほうが価値が高いです。しかし、「どちらの価値が高いのか」ということは「価値をどう捉えるか」によって変わります。

今の市場価値が高い、もしくは今後も価値上昇が期待できるものを選びたいなら、金価格高騰の恩恵を受けやすいホワイトゴールドがおすすめ。

ブランドジュエリーとして不変のステータスを選びたいなら、王道のプラチナがおすすめです。

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