
2024年頃から金をはじめとする貴金属価格が高騰しており、現物投資が注目を集めています。そんな現物投資のひとつとして、宝石のなかでも価値の高い「ダイヤモンド」に目を付けている人もいるはず。
しかし、宝飾品としてのイメージが強いダイヤモンドに対して、「本当に投資対象になるの?」「詐欺に遭うのが怖い…」と不安を感じることも少なくありません。
この記事では、「“ダイヤモンド投資”は本当に資産形成として役立つのか?」という疑問を解消します。そのほか、ダイヤモンドの資産価値やダイヤモンド投資の種類も紹介!気になる人はぜひ最後までご覧ください。
※本記事は価格動向の整理と判断材料の提示を目的としたものであり、特定の売買行動を推奨するものではありません。
※参考買取価格は素材の純度やサイズなどによって異なる場合があります。
目次
投資はアリ?ダイヤモンドの資産価値

2026年2月時点(執筆時点)、一部を除く天然ダイヤモンドの価値は徐々に下がっています。
ダイヤモンドは世界共通の評価基準によって評価され、その価値が決まるもの。そのため、世界的にダイヤモンドの価値が下がっているということです。
つまり、資産形成のためのダイヤモンド投資は、現時点では利益を出すことが難しいといえます。
しかし、希少性の高い「カラーダイヤモンド」や1カラット以上の「大粒ダイヤモンド」に限っては、長期的な資産価値の維持・上昇が期待できます。ダイヤモンドを投資対象や資産保全を目的とする場合は、そうした希少価値の高いものを選ぶ必要があります。
ダイヤモンドの資産価値が下がっている理由
宝石として価値が高いイメージのあるダイヤモンドですが、なぜ価値が下がっているのでしょうか?ここでは、おもな2つの理由を紹介します。
人工ダイヤモンドが普及しているから
ダイヤモンドの価値が下がっているひとつめの理由は、人工ダイヤモンドの普及です。
人工ダイヤモンドとは、その名のとおり人工的につくられたダイヤモンドのこと。「合成ダイヤモンド」や「ラボグロウンダイヤモンド」ともいわれます。
天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドの結晶構造は同じで、その特性も同じです。肉眼では違いがほぼわかりませんが、人工ダイヤモンドのほうが価格が安いことから、ジュエリーとして選ぶ人が増加しています。結果的に天然ダイヤモンドの価値に影響を与えているというわけです。
需要に対してダイヤモンドの供給が多いから
前述した人工ダイヤモンドの普及や世界的なインフレ・経済不安などを背景に、天然ダイヤモンドの需要が落ち込んでいます。
そうした状況の中で、2026年1月、世界有数のダイヤモンド産出国であるボツワナでは、ダイヤモンド事業が縮小。同国のダイヤモンド販売の約9割を担うDebswana(デブスワナ)が、ダイヤモンドの供給過多によって、採掘事業の縮小・停止したことを発表しています。
2025年12月末のボツワナにおけるダイヤモンドの在庫は2,400kgとされています。2024年1年間のダイヤモンド生産量が3,600kgということを考えると、その量は約6割にも匹敵し、需要が落ち込んでいることがわかります。
出典:
宝石価格の低迷が続く中、ボツワナのダイヤモンド備蓄が増加|CNBC AFRICA
ボツワナ:ダイヤモンドの在庫過多により生産縮小|GLOBAL NEWS VIEW
資産価値のあるダイヤモンドを選ぶポイント
一般的には価値が下がっているダイヤモンドですが、一部のダイヤモンドは非常に希少価値が高く、長期的な資産価値を期待できるものがあります。
では、「資産価値のあるダイヤモンド」とはどのようなものでしょうか?ここでは、価値のあるダイヤモンドを選ぶためのポイントを3つ紹介していきます。
- カラーダイヤモンドを選ぶ
- 投資目線の「4C」を基準とする
- 信頼できる鑑定機関で鑑定を受けているものを選ぶ
カラーダイヤモンドを選ぶ

ダイヤモンドの中でもとくに希少価値が高いのが、カラーダイヤモンドです。カラーダイヤモンドとは、色を持つダイヤモンドのことをいいます。
通常のダイヤモンドの色は「D~Z」のグレードで判断され、無色であるほど高く評価されるもの。この枠組みを超える、一定以上の色の濃さを持つものをとくに「ファンシーカラーダイヤモンド」といい、無色のダイヤモンドよりも高く評価される傾向があるのです。
| GIA Color Scale | |
|---|---|
| Colorless | D |
| E | |
F | |
| Near Colorless | G |
| H | |
| I | |
| J | |
| Faint | K |
| L | |
| M | |
| Very Light | N |
| O | |
| P | |
| Q | |
| R | |
| Light | S |
| T | |
| U | |
| V | |
| W | |
| X | |
| Y | |
| Z | |
※出典:ダイヤモンドのカラーの重要性は明らかです|GIA
ファンシーカラーダイヤモンドは産出量が非常に限られており、その希少性から無色のダイヤモンドよりも高い価値が付くケースがあります。なかでもピンクダイヤモンドは、ファンシーカラーのなかでも評価が高い存在です。
2025年12月に開催されたサザビーズのオークションで、31.86カラットのオレンジピンクダイヤモンドが880万ドル(約13億円)で落札されました。
加えて、ピンクダイヤモンドの主要産出地であったオーストラリアのアーガイル鉱山が2020年に閉山し、入手難易度が一段と上がりました。
この希少性の高さが資産価値を押し上げる要因となり、近年では投資対象としても注目されています。
出典:
31.86カラットのオレンジピンクダイヤモンドが880万ドルで落札|IDEX
アーガイル鉱山のピンクダイヤモンドは終わりを迎えるのでしょうか?|GIA
投資目線の「4C」を基準とする

ダイヤモンドの価値はGIA(米国宝石学会)が提唱した「4C」の基準によって評価され、価値が決まります。
一般的な宝飾品としての基準と資産価値を期待できる基準は異なるため、その点を理解しておきましょう。
カラット(Carat)
カラットとはダイヤモンドの質量(大きさ)のこと。「1カラット=0.2g」です。質量が大きいほど産出量が限られ、希少性が高まるため、資産価値に影響します。
宝飾品に使われるダイヤモンドは0.1~0.3カラット程度が一般的ですが、資産価値が落ちにくいとされているのは1カラット以上のものといわれています。
カラー(Color)
カラーとはダイヤモンドの色のこと。上記でも紹介したように、「D~Z」のグレードで判断され、無色「D」に近いほど高く評価されやすいです。
宝飾品は無色のダイヤモンドが多く使われており、無色に近いほどよいとされています。しかし、資産価値を狙うなら、カラーダイヤモンドがおすすめです。
カラーダイヤモンドは、色の濃淡だけでなく、彩度や色相にもとづいた独自の基準で評価されます。カラーダイヤモンドに関しては4Cとは異なる基準で評価されることが特徴です。
クラリティ(Clarity)
クラリティとはダイヤモンドの透明度のこと。宝石の中の内包物(インクルージョン)や傷(ブレミッシュ)が少ないほど透明度が高く、評価も高くなります。
GIAの鑑定では、10倍に拡大したときの見え方で11段階の評価をしています。一般的には「SI」以上であれば品質に問題はないとされていますが、投資目的ならSI以上のグレードを選びたいところ。
ただし、最高クラスの「FL」と「IF」は、市場での流通が少なく、条件のよい個体はとくに入手が難しいとされています。
| グレード | 名称 | 評価基準 |
|---|---|---|
| FL | Flawless | 10倍拡大で内包物・外部傷ともに見つからない |
| IF | Internally Flawless | 10倍拡大で内包物が見つからない |
| VVS1 VVS2 | Very Very Slightly Included | 10倍拡大で内包物の発見が困難 |
| VS1 VS2 | Very Slightly Included | 10倍拡大で軽微な内包物が見つかる |
| SI1 SI2 | Slightly Included | 10倍拡大で内包物が容易に見つかる |
| I1 I2 I3 | Included | 肉眼でも確認でき、透明度や輝きに影響がある |
カット(Cut)
カットはダイヤモンドの研磨・形のこと。カットひとつで輝きが大きく変わります。4Cの中では唯一ダイヤモンドの持つ特徴ではなく、カットした職人の技術が評価されるのです。
宝飾品に用いられることが多いのは「ラウンドブリリアントカット」で、市場でもっとも需要があります。流動性(売りやすさ)を重視するなら、おすすめのカットといえるでしょう。
また、GIAではラウンドブリリアントカットの中でも評価基準を設けており、資産価値を重視する投資用ルースを選ぶなら、EXのグレードが求められます。ラウンドブリリアントカットの評価基準は以下のとおりです。
| 基準 | 評価 |
|---|---|
| EX(Excellent) | 最高峰。最高の輝きを放つ |
| VG(Very Good) | 非常によい |
| G(Good) | よい |
| F(Fair) | やや劣る |
| P(Poor) | 劣る |
▼カラー:DまたはDにより近いもの
▼クラリティ:SI以上
▼カット:EXまたはVGのラウンドカット
出典:
GIA 4Cカラー|GIA
ファンシーカラーダイヤモンドの品質要因|GIA
GIA 4C クラリティ|GIA
GIA 4C カット|GIA
信頼できる鑑定機関で鑑定を受けているものを選ぶ
ダイヤモンドは4Cにもとづいて複数の鑑定機関で評価されます。その中でも、信頼性の高いとされる鑑定機関は4Cを提唱したGIA、国内ではCGLやAGTなど。
投資用ダイヤモンドを購入する際は、上記鑑定機関での鑑定を受けているダイヤモンドがおすすめです。加えて、きちんと鑑定書がついているものを選びましょう。
ダイヤモンド投資のメリット4つ

ダイヤモンド投資には、実物資産ならではの特性を活かしたメリットがあります。ここでは、ダイヤモンド投資の4つのメリットを紹介します。
希少性が高く資産価値がゼロになりにくい
株や債券などとは異なり、ダイヤモンドはそれ自体に価値があるため、資産価値が突然ゼロにはなりにくい点が魅力です。
また、ダイヤモンドの相場は「ラパポート・ダイヤモンド・レポート」にもとづいて形成されてきた歴史があります。この価格が国際的な卸売価格の指標となっており、価格が突然ゼロになるリスクは極めて小さいといえます。
実物資産として手元に保有できる
ダイヤモンドは自分の手元で管理できる現物資産です。
小さく、軽量であることから、自宅でも保管しやすく、必要に応じて持ち運べる点は実物資産ならでは。手元で直接管理できることが、精神的な安心感につながると感じる人もいるかもしれません。
自宅で保管する場合、銀行などの貸金庫の利用料や、運用手数料といったコストがかからないこともメリットといえます。
保管や管理などのメンテナンスがほぼ不要
ダイヤモンドは時間経過による劣化や腐食が起こりにくい素材です。
硬度が非常に高く、日光や湿気による影響も受けにくいため、定期的なメンテナンスや管理コストがほとんどかかりません。こうした特性から、ダイヤモンドは管理負担の少ない実物資産として扱いやすい存在といえるでしょう。
ただし、衝撃で欠けてしまう可能性はあります。取り扱いには気を付けましょう。
長年にわたり取引されてきた実績がある
ダイヤモンドは長い歴史の中で価値あるものとして扱われ、国や文化を超えてその価値が認識されてきました。
国際的な評価基準「4C」や価格指標である「ラパポート・ダイヤモンド・レポート」の存在により、ダイヤモンドは一定の評価軸のもとで取引されています。
価格は景気や需給の影響を受ける局面もありますが、長期的には価値が意識され続けてきた歴史があり、その実績が資産価値への信頼につながっています。
ダイヤモンド投資のデメリット4つ

ダイヤモンド投資は実物資産としての魅力はありますが、すべての人にとって最適な投資手段とは限りません。
投資である以上、メリットだけでなく、事前に把握しておくべき注意点やデメリットも存在します。
少額からはじめることが難しい
ダイヤモンド投資は、株式や暗号資産のように数百円・数千円単位の少額から気軽に始めることが難しい商品です。
とくに資産価値のある高品質なダイヤモンドは、ひとつ数十万円~数千万円になります。高品質なダイヤモンドを求めるほど、購入ハードルは高くなっていきます。
短期間で利益を出す投資には向いていない
ダイヤモンドは、短期売買による値上がり益を狙いやすい資産ではありません。株式や暗号資産のように日々市場価格が大きく変動する商品ではないため、短期間で売買して利益を出すのは難しい傾向があります。
加えて、売却時には専門業者による鑑定や査定を経る必要があり、株式のように即時に現金化できるわけではありません。
こうした性質から、ダイヤモンドは基本的に長期保有を前提とした投資といえるでしょう。
詐欺や過剰価格販売に遭うリスクがある
ダイヤモンドは、専門知識を持たない一般の人にとって価値判断が難しい商品です。明確な市場相場が分かりにくいため、実際の価値以上の価格で販売されてしまうケースも見られます。
鑑定書が付いていない、または信頼性の低い鑑定書が添付されたダイヤモンドが流通している例もあり、品質や真贋の判断が難しくなる要因となっています。
なかには「必ず値上がりする」といった投資目的を強調し、高額で販売する悪質な業者による事例や、詐欺被害が報告されているのも事実です。
価格や相場の情報収集が簡単ではない
ダイヤモンドは市場価格を把握しにくい資産です。
実際、ダイヤモンドに関する価格情報の多くは専門業者向けで、個人が判断材料として使える情報は限られています。国際的な価格指標として知られる「ラパポート・ダイヤモンド・レポート」も、業界の有料会員向けに提供されており、一般には公開されていません。
こうした価格の分かりにくさが、ダイヤモンド投資における購入判断や売却判断を難しくしている要因のひとつです。
ダイヤモンド投資の始め方!購入先・事前準備を確認しよう

ダイヤモンド投資を始める際は購入先選びが最初のハードルとなるでしょう。ここでは、具体的な購入先と、投資を始める前に知っておくべき事前準備を解説します。
投資用ダイヤモンド(ルース)のおもな購入先
現物投資としてダイヤモンドを購入する場合、基本的には以下の場所を利用します。
【ルース(裸石)専門店・卸売業者】
投資家やコレクター向けに、枠に留められていない石のみの状態(ルース)を販売している業者です。国際的な鑑定機関(GIAなど)の鑑定書が付いたダイヤモンドを、市場価格に近い適正な価格で購入できます。
【国内外のオークション】
サザビーズやクリスティーズといった国際的なオークションや、国内の宝飾品オークションです。投資価値がとくに高いファンシーカラーダイヤモンドも出品されやすく、希少な石を手に入れるための有力な選択肢となります。
ハイブランドのジュエリー店は避けたほうが無難
投資目的としてダイヤモンドを買うなら、ハイブランドや有名なジュエリー店での購入はおすすめできません。
ジュエリーの価格には、ダイヤモンドそのものの価値に加えて「ブランド料」「デザイン・加工費」「店舗の運営費」などが大きく上乗せされています。そのため、投資として利益を出すのが難しいからです。
失敗しないために!ダイヤモンド投資の事前準備
ダイヤモンド投資を行う前に、以下の準備をしておくと安心して投資を始められます。
1.投資予算と目的を決める
必ず生活に支障のない余剰資金で行い、長期保有による資産保全なのか、将来的な値上がりを期待するのかを明確にしましょう。
2.基礎知識(4Cと鑑定書)を身につける
悪質な業者に騙されないために、4Cの基準や、信頼できる鑑定機関(GIAやCGLなど)の見方をある程度理解しておくことが重要です。
3.出口戦略(売却先)を想定しておく
現物投資は「買って終わり」ではありません。将来現金化が必要になった際、適正価格で買い取ってくれる宝石専門の買取業者などを事前に見つけておきましょう。
最初から高額なダイヤモンドを購入するのはリスクが高いため、まずは相場感や取引の流れを理解するところから、慎重にスタートすることが大切です。
こんな方法もある!ダイヤモンド投資の種類
ダイヤモンド投資には複数の方法があり、それぞれ性質やリスクの考え方が異なります。実物のダイヤモンドを直接保有する方法もあれば、金融商品を通して間接的に市場へ投資する方法もあります。
どの手法が適しているかは、投資の目的やリスク許容度によって変わるため、自分のスタンスに合った選択が重要です。
【現物投資】ダイヤモンドの現物(ルース)に投資

ダイヤモンド投資として一般的なのが、現物のダイヤモンド(ルース)を購入すること。
現物であることから手元での保管が可能で、運用に関してコストなどもかかりません。
ただし、資産価値のあるルースは、4Cの評価が非常に高いものやカラーダイヤモンドなど、希少性・価格ともに高いもの。もっとも一般的ではありますが、購入するという最初のハードルが高いといえます。
【株式投資】ダイヤモンドの関連企業
ダイヤモンドを扱う企業の株式を購入する投資方法もあります。対象となるのは、ダイヤモンドの採掘会社や加工会社、宝飾品メーカーなどです。
この場合、ダイヤモンド価格の動向だけでなく、各企業の業績や経営状況、市場環境といった要素が株価に反映されます。
株式投資であるため、現物のダイヤモンドを直接保有するわけではありませんが、株価を通してダイヤモンド市場に間接的に関わることが可能です。
いっぽうで、一般的な株式投資と同様に価格変動が大きくなる可能性があり、ダイヤモンド価格が上昇していても、企業の業績次第では株価が下落するケースもあります。
【投信・ETF】ダイヤモンド関連の投資信託・ETF
ダイヤモンド投資のひとつとして、ダイヤモンドに関連する投資信託やETF(上場投資信託)に投資する方法もあります。
現在、ダイヤモンドそのものに特化した国内投資信託は限定的ですが、海外市場に目を向けると、ダイヤモンド採掘や製造に関わる企業の指数に連動するETFが存在します。
ただし、値動きが大きいことから、実際の投資は慎重に行う必要があります。
【番外編】需要増加中!“人工ダイヤモンド”投資
ダイヤモンドに投資をするなら、急成長で注目を集める人工ダイヤモンドに目を向けてもよいかもしれません。
人工ダイヤモンドは宝飾品としての需要はもちろんのこと、硬度や熱伝導性に優れていることから、半導体や軍事用部品の製造に欠かせない素材なのです。しかし、現在はシェアの大半を中国が占めており、この依存体制が課題とされてきました。
そこで、日米政府は対米投融資の第1号案件として人工ダイヤモンド事業を選定。日本の人工ダイヤモンドメーカーが、ジョージア州での人工ダイヤモンド製造施設でつくられた人工ダイヤモンドを調達することになりました。
この調達に関心を示したのが、日本の人工ダイヤモンドメーカーである旭ダイヤモンド工業とノリタケ。この案件が発表されてから2銘柄の株価が急騰し、注目を集めています。このように、人工ダイヤモンドの関連企業の株を買うことも、大きな枠組みとしてのダイヤモンド投資といえるでしょう。
出資:対米投融資1号案件の人工ダイヤ、日本企業が調達に関心 旭ダイヤやノリタケ|ロイター
ダイヤモンドはどこで売れる?

ダイヤモンド投資は買って終わりではなく、売ることで利益を得てこそ意味があります。しかし、ダイヤモンドを売る先によっては、査定額が異なり、場合によっては買い叩かれてしまうこともあります。
そこで、ダイヤモンドの各売却先のメリット・デメリットを紹介します。自分の目的に合わせた売却先を把握しましょう。
フリマアプリ・ネットオークション
フリマアプリやネットオークションは、個人間でダイヤモンドを売買できる方法です。自分で価格を設定できるため、条件が合えば高値で売れる可能性があります。
いっぽうで、高額なダイヤモンドほど購入希望者が現れるまでに時間がかかる場合も少なくありません。出品にあたっては、商品の説明や写真撮影、購入者とのやり取り、発送までをすべて自分で行う必要があり、手間と時間がかかります。
また、真贋をめぐるトラブルや支払いに関する問題など、個人間取引ならではのリスクも伴います。こうした点から、投資として現金化したい場合には、慎重な判断が求められる方法といえるでしょう。
質屋
質屋は、ダイヤモンドを担保として預け、現金を受け取るしくみです。売却ではなく、あくまで一時的に「預かり」となる点が特徴で、期限内に借入金を返済すればダイヤモンドを手元に戻すこともできます。
急ぎで現金が必要な場合に利用されるケースが多く、その場で査定から資金化まで進められる点は利点といえるでしょう。ただし、査定額は控えめになる傾向があります。
返済されないリスクを見込んだ金額設定となるため、ダイヤモンド本来の価値がすべて反映されるわけではありません。そのため、長期的な資産整理や投資の出口として利用するには使いにくい方法といえます。
宝石やジュエリーの買取専門店
ダイヤモンドを売却する方法のひとつに、宝石やジュエリーの買取専門店を利用する選択肢があります。専門店にはダイヤモンドの知識を持つ査定員が在籍しており、4Cの評価や鑑定書の内容を踏まえた査定が行われます。
ジュエリーとしてのデザイン価値だけでなく、ダイヤモンドそのものの価値も評価対象となるため、フリマアプリや質屋と比べて価格の妥当性や安心感を重視する人に選ばれやすいです。
なかでも、宝石・ジュエリーの取り扱い実績が豊富で、複数の販路を持つ業者ほど、需要に応じた価格を提示しやすくなります。
実際にダイヤモンドを売りたいと考えているなら、買取サービス「ブラリバ」がおすすめです!鑑定書つきのダイヤモンドはもちろん、鑑定書がない場合でも査定対象となります。実績豊富な査定士が、お持ちのダイヤモンドをしっかり査定します。
店舗買取のほか、出張や宅配での買取も承っており、全国どこからでもご依頼いただけます。気になる人はぜひご相談ください。
慎重に判断してダイヤモンドに投資をしよう
ここ数年、ダイヤモンドの価値は下がっているため、“ダイヤモンド投資”で利益を出すには難しいといえるでしょう。しかし、ダイヤモンドの中でもとくに希少性の高いものは、資産価値を維持しやすく、分散投資先としては期待できるかもしれません。
希少性の高いダイヤモンドとは、「カラーダイヤモンド」や「4C」の評価が高いもの。ポイントを押さえて購入しましょう。
また、投資として検討する場合は、購入時点の判断だけでなく、「将来どのように売却するか」までを含めて想定しておくことが重要です。
ダイヤモンドの現物投資は非常にハードルが高いため、慎重に検討しましょう!

