【2026年最新】ダイヤモンドの価格推移と今後の見通し!今が買い時・売り時?徹底解説

ダイヤモンドの価格は、世界情勢や需給バランスによって常に変動しています。「今が買い時なのか、それとも売るタイミングなのか…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか

この記事では、2009年から2025年12月までの価格推移を振り返りながら、2026年の見通しをわかりやすく解説。

さらに、ダイヤモンドを資産として持つメリットや、できるだけ高く売却するためのコツについても詳しくご紹介します。

※本記事に記載された将来の価格見通しや市場動向は、複数の業界レポートや公開情報をもとに編集・推定したものであり、いかなる投資判断を保証するものではありません。ご自身の判断と責任において参考情報としてご活用ください。
※本記事は価格動向の整理と判断材料の提示を目的としたものであり、特定の売買行動を推奨するものではありません。

過去10年超で見るダイヤモンド価格推移(2009年〜2024年)

ダイヤモンドの価格は、短期的には安定しているように見えるかもしれません。

しかし実際には、インフレや為替の変動、合成ダイヤモンドの普及といった外的要因の影響を受け、ゆるやかに上下を繰り返しています。

とくに注目すべきは、2021年の急騰と、2022年以降の反転・調整局面です。

年代相場の動き(RAPIベース)背景要因
2009年〜2012年上昇基調リーマンショック後の世界経済回復、中国を中心とした宝飾需要の拡大
2013年〜2015年微減・停滞中国経済の減速、在庫過多による調整
2016年〜2019年回復基調米国を中心とした婚約指輪需要の回復、富裕層消費の安定
2020年一時下落→回復コロナ禍による取引停滞後、鉱山閉鎖と供給制限で持ち直
2021年急騰(RAPI +17.4%)コロナ明けの需要急回復、在庫不足、インフレ環境
2022年下落(RAPI -10.7%)金融引き締め、需要減速、価格上昇の反動
2023年大幅下落(RAPI 約−20%)米中需要後退、ラボグロウン拡大、過剰在庫調整
2024年続落(RAPI −23%)

宝飾需要の低迷継続、業界全体の在庫圧縮

参考: Rapaport Press Release(Business Wire)
※2009年〜2019年の価格推移はIDEX Online(マーケットレポート)・Bain & Company – Diamond Reportの情報をもとに再構成しています。※RAPIは公式に年次ベースで体系的に整理されたデータが限定的であるため、本記事ではRapaportの月次リリースや業界分析をもとに、 中長期的な傾向を整理しています。

 

ダイヤモンド価格は、2021年にコロナ後の需要急回復を背景に大きく上昇したものの、2022年以降は金融引き締めや需要後退の影響を受け、調整局面が続いています

Rapaportが公表するRAPIを見ると、2023年・2024年はいずれも大幅な下落となっており、直近では下落ペースが落ち着きつつあるものの、市場全体としては回復途上にある段階といえます。」

「ダイヤは変動が少ない」というイメージがあっても、実際は世界経済と連動して少しずつ動いているということが、この十数年でよく分かります。

今後の相場を正しく読み解くには、こうした過去10年〜20年のトレンドと背景を理解しておくことが重要です。


2025年のダイヤモンド価格推移

※本グラフはRapaport Groupの公式プレスリリースBusiness Wireをもとに作成しています。市場動向の解説は、同内容を補足したRapaport Newsを参照しています。※RAPI(RapNet Diamond Index)とは国際的なダイヤモンド取引プラットフォーム「RapNet」が公表するダイヤモンド価格指数。本指数は卸売市場における代表的な高品質ダイヤモンドの価格動向を示すもので、個別の小売価格や買取価格とは異なる場合があります。

2025年のダイヤモンド市場は、急落は回避されたものの、本格的な回復には至らず、年間を通じて弱含みで推移していると位置づけられます。

Rapaportの月次レポートでも、市場全体としては不確実性が続いており、積極的な売買よりも慎重な取引姿勢が目立つ一年となっています。

年初〜春(1月〜4月)大きな下落は止まるが、回復はまだ先

2025年の年初にかけては、2023年〜2024年に続いた調整局面を経て、一部の高品質・主要サイズ帯を中心に相場の下げ止まりを示す動きが見られました

とくに米国市場では、婚約指輪需要の底堅さや流通在庫の調整進展が、相場を一定程度下支えしたとされています。

初夏(5月〜6月)価格は動かず、様子見が続く

5月から6月にかけては、価格水準に大きな変化は見られず、限定的な需要に支えられた横ばい推移となりました

ただし、市場全体が回復基調に転じたと判断できる段階には至っておらず、取引は選別的な状況が続いています。

夏以降(7月〜12月)不安要因が重なり、再び慎重に

7月以降、ダイヤモンド市場は再び慎重な局面に入りました。1カラットRAPIは7月の4,518から下落に転じ、8月は4,478、9月は4,437、10月には4,359まで低下し、11月は4,246、12月には4,146(前月比−2.3%)で年末を迎えています

Rapaportはこの背景として、世界的な宝飾需要の鈍化に加え、合成ダイヤモンドの普及による価格圧力、地政学リスクや為替変動への警戒感、さらに年末商戦における取引量の低迷を挙げています。こうした要因が重なり、市場心理は年後半を通じて慎重姿勢を強めました。

その結果、2025年の1カラットRAPIは通年で約9.9%下落し、年末時点でも明確な回復シグナルは確認されていません。


2026年は「判断が分かれる局面」?

2026年のダイヤモンド市場については、価格が一方向に大きく動く局面を想定しにくい状況にある、という見方が広がっています。

国際的な価格指標であるRapNet Diamond Index(RAPI)を公表するRapaportも、2025年後半の市場について「不確実性(uncertainty)が継続している」と公式プレスリリース(※1)で言及しています。

そのため、短期的に値上がりを期待して保有を続けるよりも、「価格が大きく崩れていない今のうちに売却する」という判断が合うケースもあります

いっぽうで、天然ダイヤモンドは主要鉱山の老朽化や新規開発の停滞を背景に中長期的に供給量が減っていくと見込まれており(※2)、品質や希少性の高い石については、時間をかけて価値が見直される可能性も残されています。

2026年は、「誰にとっても今が売り時・買い時」と言える局面ではなく、持っているダイヤモンドの品質や、今後使う予定があるかどうかによって、売る・持つの判断が分かれる年といえるでしょう。

※1 Rapaport Press Release: Diamond Market Uncertainty Continues in September|Rapaport News
※2 Luxury in Transition: Securing Future Growth|Bain & Company


ダイヤモンドの価格に影響を与える3つの主要因

ダイヤモンドの価格を左右する要因は、おもに以下の3つが挙げられます。

供給と流通に影響する地政学リスク

天然ダイヤモンドの供給は、一部の主要産出国と鉱山に大きく依存しています。なかでもロシアは世界最大級の生産国のひとつであり、国際的な供給バランスや流通構造に与える影響は小さくありません。

近年は、ロシア・ウクライナ情勢を背景とした制裁や、G7諸国を中心としたロシア産ダイヤモンドのトレーサビリティ規制強化により、原産地確認や流通経路の管理が厳格化し、ダイヤモンドの流通構造が複雑化しています。

完全な供給遮断には至っていないものの、流通コストの増加や取引の慎重化が市場心理に影響を与えています。

合成ダイヤモンドの普及

近年、ダイヤモンド市場において最も大きな構造変化とされているのが、合成ダイヤモンド(ラボグロウン)の急速な普及です。

ラボグロウンダイヤは、外観や物理特性が天然ダイヤモンドとほぼ同一でありながら、価格は天然の数分の一程度で流通しています。

とくに米国市場では、婚約指輪用途を中心にラボグロウンの需要が高まっており、若年層の需要を大きく取り込んでいます。

円安・インフレによる国内価格の上昇

ダイヤモンドは国際商品であり、取引は主に米ドル建てで行われています。そのため、日本国内の価格には、為替(円安・円高)やインフレ動向が大きく影響します。

近年は、円安ドル高の進行に加え、輸送費・保険料・人件費などの上昇により、国内販売価格が高止まりしやすい環境が続いています。結果として、実際の国際相場が大きく変動していなくても、消費者目線では「価格が上がった」と感じやすい状況が生まれています。

こうしたマクロ経済要因は、短期的な価格変動を引き起こす要素として、つねに注意が必要です。

参考:日本銀行「企業物価指数(CGPI)」


ダイヤモンドが資産としておすすめな理由

ダイヤモンドの価格は、円安やインフレ、地政学リスクなど、さまざまな外部要因の影響を受けるため、短期的に価格が変動する可能性があります。

いっぽうで、一定の条件を満たした天然ダイヤモンドについては、実物資産のひとつとして検討されることがあります。

ここでは、ダイヤモンドが実物資産としておすすめされる理由をわかりやすく解説します。

世界共通の相場観がある

ダイヤモンドの価値は、Rapaport Diamond Report(ラパポート・ダイヤモンド・レポート)などの国際的な価格指標を参考にしながら、市場で形成されています。

これは金やプラチナと同じように、「世界中どこでも認識される価値基準が存在する」という点が大きな強みです。

実際、2008年のリーマンショック時には一時的に価格が下落しましたが、高品質なダイヤモンドを中心に、その後は徐々に回復する動きも見られました。このように、一定条件を満たす天然ダイヤモンドは、インフレ環境下で価値を維持しやすい実物資産のひとつとして検討されることがあります。

小さくて持ち運べる「ポータブル資産」

ダイヤモンドのもうひとつの特徴は、高い価値を非常に小さなサイズで保有できる点です。

同程度の価値を持つ不動産や貴金属と比べると、保管や持ち運びの面で物理的な制約が少ないという利点があります。

また、素材としての耐久性が高く、適切に保管すれば長期間にわたって形状や品質を保ちやすい点も、実物資産として評価される理由のひとつです。

ただし、ダイヤモンドはすぐに現金化できる資産ではなく、流動性は高くありません。そのため、短期的な売買や緊急時の換金を前提とした資産として考えるのは適切ではない点には注意が必要です。

また、すべてのダイヤモンドが資産価値を持つわけではなく、品質やサイズ、鑑定書の有無、流通性などによって評価は大きく異なります。購入の際は、資産性だけでなく用途や保有目的を踏まえた慎重な判断が重要です。


ダイヤモンド投資・購入時の注意点

ダイヤモンドは魅力的な資産ですが、投資対象としては少しクセがあります。ここからは、購入・保有時に注意すべきポイントを解説します。

売却時の流動性には注意が必要

ダイヤモンドは、金のように「重さ=価格」とならないため、資産としての流動性はやや低いとされています。

同じ1カラットでも、カラー・クラリティ・カット(4C)やブランド、鑑定書の有無によって、価格が数十万〜百万円単位で異なることも珍しくありません。

合成ダイヤ対策として鑑定書が重要

合成ダイヤモンド(ラボグロウン)の市場拡大により、「本物かどうか」の見極めがますます困難になっています。

肉眼では天然と合成を見分けることは不可能であり、必ず鑑定書付きのダイヤモンドを選ぶことが重要です。

GIA(米国宝石学会)やCGL(中央宝石研究所)といった信頼ある機関の鑑定書があれば、ダイヤモンドの品質評価において信頼性が高まります。

保管環境と管理方法に注意

ダイヤモンドは非常に硬度の高い宝石ですが、保管方法によっては傷や欠けといったリスクがあります。

とくに、他の宝石や金属と接触した状態で保管すると、周囲の素材を傷つけたり、逆に石座部分がダメージを受ける可能性もあります。

保管の際は、個別のケースや布袋に入れ、ほかのジュエリーと分けて保管することが望ましいです。

ダイヤモンドの性質についてくわしく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

>>ダイヤモンドは衝撃で割れる?性質や予防策を伝授


ダイヤモンドを高く売るには?

ダイヤモンドを資産として保有するうえでは、購入時の注意点だけでなく、「いつ・どこで・どう売るか」も非常に重要なポイントです。

せっかく価値のあるダイヤモンドを持っていても、売却方法を誤ると本来の価格よりも安く手放してしまう可能性も。

ここからは、ダイヤモンドを少しでも高く、安心して売るための具体的なポイントを紹介します。

鑑定書・証明書の保有

GIAやCGLなど、信頼ある鑑定機関の証明書があれば、ダイヤモンドの価値が正確に評価され、相場より高値での買取が期待できます。

証明書を紛失してしまった場合でも、再発行が可能なケースもあるので、一度確認してみましょう。

購入時の付属品やケースの有無

ブランドジュエリーであれば、元箱や保証書、付属のギャランティカードなどがそろっていることで再販価値がアップします。

査定時には「新品に近い状態」であるかどうかも見られるため、保管状態の良さも重要な評価ポイントです。

複数業者で相見積もり

1社だけの査定では、本当にその価格が適正かどうか判断できません。ダイヤモンドは国際相場と為替の影響を受けやすいため、海外市場の価格にも詳しい専門店に依頼することが重要です。

時間をかけずに比較するなら、宅配査定やLINE査定を活用するのもおすすめです。


ダイヤモンドを売るなら「ブラリバ」がおすすめ!

高額な資産であるダイヤモンド。売却時は専門知識と取引実績のある専門店を選ぶことが大切です。

もしダイヤモンドの売却に悩んだら、ぜひ当社「ブラリバ」にご相談ください。

ブラリバにはこんなメリットがあります。

  • ダイヤモンド専門の査定士が常駐し、適正な価値を正しく見極め
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ダイヤモンド売買は“冷静な判断”がカギ

ダイヤモンドは、一定の希少性と国際的な需要を持ついっぽうで、価格が常に右肩上がりで推移する資産ではありません。

実際の相場は、世界経済の動向や地政学リスク、合成ダイヤモンドの普及、為替環境など、複数の要因が重なり合って変動しています。

とくに近年は急騰と調整を繰り返しながら推移しており、短期的な値動きを前提とした売買には向きにくい状況が続いています。

そのため、ダイヤモンドの売買を検討する際は、「今すぐ上がる・下がる」といった見方に左右されるのではなく、石の品質や市場環境、保有目的を踏まえたうえで、中長期的な視点で冷静に判断することが重要です。

価格動向を正しく理解し、自分にとって適切なタイミングを見極めることが、ダイヤモンドと上手に付き合うための最大のポイントといえるでしょう。

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