【2025年最新】ブシュロン値上げ情報まとめ!キャトルやセルパンボエムの価格推移を紹介

「BOUCHERON(ブシュロン)」は近年、定期的な値上げを続けています。

人気シリーズの「キャトル」や「セルパンボエム」といった定番ジュエリーも対象となり、購入を迷う方や、「次の値上げ前に購入したい」と考える方もいるでしょう。

この記事では、ブシュロンの代表的なアイテムの価格推移を紹介します。さらに、価格改定やその背景、2026年の値上げ予想についても解説します。価格動向が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

本記事に掲載する改定後の価格は2025年10月9日現在、ブシュロン公式サイト掲載の税込価格です。価格は予告なく変更される場合があります。また、サイズや色、素材、仕様などによって価格が異なる場合もあります。最新情報は公式サイトやブティックでご確認ください。
なお、値上げ率について公式発表はなく、以下に示す数値は編集部による独自調査をもとにした参考値です。

2025年のBOUCHERON(ブシュロン)価格改定事情

ブシュロンは、2025年2月6日に価格改定したことが確認されています。ブランド公式からの発表がない“サイレント値上げ”だったものの、中心となったのはジュエリーと時計のラインです。多くの定番・人気アイテムで平均約3%の値上げされました。

為替や原材料の高騰、市場の需給など複数の要因が影響したと考えられ、購入や売却を検討する際は各モデルの新旧価格差を把握しておくと判断しやすくなります。

いっぽうで、「ピヴォワンヌ ソリテールリング」など一部のダイヤモンドジュエリーは価格が見直され、約1.3%の値下げが行われたという報告も見られました。


【2025年10月更新】ジュエリーの値上げ一例

直近の改定では、主要モデルの多くで価格の引き上げが確認されました。ここからは、代表的なジュエリーの価格推移を詳しく解説します。

キャトル クラシック タイネックレス ミディアム

出典:BOUCHERON

「キャトル クラシック タイネックレス」は、キャトルを象徴する4コードをスライド式リングに凝縮した、存在感のあるタイネックレスです。ロングチェーンが特徴で、装いに合わせて長さを調整できるのが魅力。ビジネスからフォーマルまで幅広く使える汎用性の高さが、多くの人に選ばれる理由です。

2025年2月の価格改定で、「キャトル クラシック タイネックレス ミディアム」の価格は155万7600円→161万400円に上昇し、約3.4%の値上げとなりました。

モデル型番素材サイズ旧価格
(参考価格)
新価格
(参考価格)
値上げ率
(値上げ額)
キャトル クラシック
タイネックレス ミディアム
JCL01146ラウンドカット ダイヤモンド12石(計0.27カラット)
18Kイエローゴールド
18Kホワイトゴールド
18Kピンクゴールド
ブラウンPVD
ネックレスの長さ:90cm
モチーフの長さ:11.7mm
モチーフの幅:10mm
155万7600円161万400円約3.4%
(5万2800円)
キャトル クラシック
タイネックレス スモール
JCL01151ラウンドカット ダイヤモンド12石(計0.18カラット)
18Kイエローゴールド
18Kホワイトゴールド
18Kピンクゴールド
ブラウンPVD
ネックレスの長さ:75cm
モチーフの長さ:8mm
モチーフの幅:7.6mm
101万6400円104万2800円約2.6%
(2万6400円)

※横にスクロールできます

セルパンボエム ペンダント スモール

出典:BOUCHERON

1968年に誕生した「セルパンボエム」は、しずく型のモチーフと粒金風の縁取りが印象的なコレクション。

「セルパンボエム ペンダント スモール」は控えめながらも上品に輝き、ギフトとして選ばれることも多いジュエリーです。中でも18Kピンクゴールドにダイヤをあしらった定番モデルは、日常使いしやすいサイズ感が魅力となっています。

2025年2月の価格改定で、「セルパンボエム ペンダント スモール」の価格は91万8500円→95万7000円に上昇し、約4.2%の値上げとなりました。

モデル型番素材サイズ旧価格
(参考価格)
新価格
(参考価格)
値上げ率
(値上げ額)
セルパンボエム ペンダント スモールJPN00552ラウンドカット ダイヤモンド8石(計0.33カラット)
18Kピンクゴールド
長さ:44cm91万8500円95万7000円約4.2%
(3万8500円)

※横にスクロールできます

キャトル クラシック ペンダント スモール

キャトル クラシック ペンダント スモール

キャトルのミニリングをモチーフにした小ぶりのペンダントで、1石のダイヤがさりげなく輝く定番モデルです。シンプルなデザインのため装いを選ばず、はじめてのキャトルとして選ばれることも少なくありません。軽やかなサイズ感で、重ねづけにも取り入れやすい点が魅力です。

2025年2月の価格改定で、「キャトル クラシック ペンダント スモール」の価格は56万6500円→58万3000円に上昇し、約2.9%の値上げとなりました。

モデル型番素材サイズ旧価格
(参考価格)
新価格
(参考価格)
値上げ率
(値上げ額)
キャトル クラシック ペンダント スモールJPN00547ラウンドカット ダイヤモンド1石(0.01カラット)
18Kホワイトゴールド
18Kイエローゴールド
18Kピンクゴールド
ペンダントの長さ:45cm
モチーフの長さ:8mm
モチーフの幅:7.6mm
56万6500円58万3000円約2.9%
(1万6500円)
キャトル ホワイト ペンダント スモールJPN00550ラウンドカット ダイヤモンド1石(0.01カラット)
18Kイエローゴールド
18Kホワイトゴールド
18Kピンクゴールド
ペンダントの長さ:45cm
モチーフの長さ:8mm
モチーフの幅:7.6mm
54万4500円56万6500円約4.0%
(2万2000円)

※横にスクロールできます
※カラーや仕上げの組み合わせによって価格は変わるため、同じモデル名でもコレクション名や型番を基準に比較し、改定前後の価格を確認しておくことを推奨します

キャトル クラシック リング スモール

出典:BOUCHERON

キャトルの4コードを、多色ゴールドとブラウンPVDコーティングで表現した象徴的なリングです。ほどよい厚みと幅があり、日常使いしやすいのが魅力。単体でも重ねづけでも映えるデザインとして人気を集めています。

サイズ感はやや小さめのつくりのため、ラージは普段より2サイズ大きめ、スモールは普段より1サイズ大きめを選ぶことが公式より推奨されています。なお、「キャトル」コレクションのリングはサイズ直しができないため、購入前に試着やサイズガイドをよく確認してからの購入がおすすめです。

2025年の価格改定で、「キャトル クラシック リング スモール」の価格は67万6500円→70万4000円に上昇し、約4.1%の値上げとなりました。

モデル型番素材サイズ旧価格
(参考価格)
新価格
(参考価格)
値上げ率
(値上げ額)
キャトル クラシック リング スモールJRG0029018Kイエローゴールド
18Kホワイトゴールド
18Kピンクゴールド
ブラウンPVD
44~7567万6500円70万4000円約4.1%(2万7500円)

※横にスクロールできます

キャトル ラディアント ダイヤモンド リング ラージ

出典:BOUCHERON

クル ド パリやグログランをピンクゴールドに刻み、ホワイトゴールドのダイヤラインでコントラストを効かせた、存在感のあるラージリングです。キャトルの華やかさを存分に楽しみたい方にふさわしいモデルで、フォーマルな場面でも映える風格があります。

2025年の価格改定で、「キャトル ラディアント ダイヤモンド リング ラージ」の価格は184万8000円→188万7600円に上昇し、約2.1%の値上げとなりました。今回の改定幅は約2%と小さく、ほかのキャトルと比べても控えめな水準にとどまっています。

モデル型番素材サイズ旧価格
(参考価格)
新価格
(参考価格)
値上げ率
(値上げ額)
キャトル ラディアント ダイヤモンド リング ラージJRG02484ラウンドカット ダイヤモンド25石(計0.49カラット)
18Kピンクゴールド
18Kホワイトゴールド
44~75184万8000円188万7600円約2.1%
(3万9600円)

※横にスクロールできます


過去の価格改定事情

ここ数年、ブシュロンの価格改定は年2回のペースで行われる傾向にあります。直近では2月上旬と7月下旬に数%ほどの見直しが行われることが多く、定番コレクションも対象になるケースが目立ちます。

過去の発表や流通での案内を振り返ると、2022年以降の推移は下の表のとおりです。改定の背景には、為替や原材料費の高騰、人件費や輸送費の上昇に加え、グローバル全体での価格調整といった要因が重なっています。

購入や買い替えを考える際は、このサイクルを意識しつつ、旧価格の適用期限や在庫状況を早めに確認しておくと安心です。

年月日対象アイテム値上げ率

2022年2月8日

多くのジュエリー

約4~5%

2022年7月20日

一部ジュエリー

約7%

2023年2月7日

ジュエリーなど一部商品

約3〜5%

2023年7月20日

ジュエリーなど一部商品

約5〜6%

2024年2月7日

ジュエリー、ウォッチ、ウォッチアクセサリー全品

約7%

2024年7月24日

ファッション・ブライダルジュエリーなど

約5%(一部商品は10%超)


今後も値上げは続く?2026年の値上げ予想

前述のとおり、これまでブシュロンの価格改定は2月上旬と7月下旬の年2回行われる傾向がありましたが、2025年7月には値上げが確認されていません。さらに、直近の価格改定(2025年2月)では一部ダイヤモンドジュエリーの値下げが確認されたことから、値上げの流れが落ち着いたようにも見えます。

しかし、為替や貴金属相場の変動、人件費や物流費の上昇は依然として続いており、2026年も価格改定が実施される可能性が高いといえるでしょう。

素材やストーンの有無で改定率は変わり、同じモデル名でも型番によって価格が異なる場合があります。購入を検討する際は、公式サイトや正規店の告知をこまめに確認し、気になるモデルの在庫や旧価格の適用期限を早めにチェックしておくことがおすすめです。

購入を検討している際は、「今が一番安い可能性が高い」と意識しておくとよいでしょう。


ブシュロンの値上げが続く3つの理由

ブシュロンの価格改定は、素材や職人技への投資、メゾン間での価格整合、希少性を守る供給管理、円相場の影響といった固有の要因が重なって生じています。ここからは、ブシュロンが値上げを行う3つの理由を解説します。

原材料費の高騰

ブシュロンは金やプラチナを多く使うブランドであり、その原価は地金相場の影響を受けやすい特徴があります。

日本国内では、金価格が2025年9月に史上初の1グラムあたり2万円を突破し、高水準を推移しています。

金に次いで、プラチナや銀も上昇が続いており、商品を安定的に調達するには価格変動への対応が欠かせません。こうした状況下では、素材の無駄を減らしたり製造効率を上げたりしても吸収できる余地には限界があり、定番コレクションを含む価格改定が行われやすいと考えられます。

参考:金価格推移|田中貴金属

ブシュロンが守る職人技術と輸送コストの高騰

ブシュロンのハイジュエリーは、熟練職人による繊細な石留めや研磨工程を経て完成します。そのため、単なる人件費上昇ではなく、伝統的な職人技術を次世代へ継承し続ける投資が価格に反映されています。

2023年11月には、パリを拠点とするハイジュエリー専門のアトリエを買収しています。これについて、ブシュロンの最高経営責任者であるエレーヌ・プリ・デュケンは、「今回の取引は、歴史ある当ブランドの生産力を向上させることが目的だ。最高のクラフツマンシップを維持しつつ、需要増に応えることが可能になる」としています。

また、ブシュロンのジュエリーは世界中の直営店や顧客に届けられます。そのため、海上運賃や保険料の上昇に加え、宝石や完成品を盗難や損傷から守るためのセキュリティ費用が発生します。 こうした取り組みは単なるコストではなく、ブシュロンが掲げる「希少性の維持」と「顧客体験の保護」を両立させるために不可欠です。

参考:「ブシュロン」がハイジュエリーの専門アトリエを買収 「需要増に応えるため」とCEO|WWDJAPAN

為替変動の影響

ブシュロンの日本価格は、ユーロ/ドル建ての原価や本社のプライスリストに左右されやすく、円安が進む局面では定価が上がりやすい仕組みになっています。

さらに、為替だけでなく地域ごとの価格をそろえる動きも重なるため、円相場に関係なくグローバル調整の観点から値上げが行われることもあります。購入を検討する際は、為替の動きと価格改定の告知タイミングを意識し、必要性が高ければ早めに動くのが安心です。


ブシュロンの値上げは売却のチャンス!

ブシュロンをはじめとする高級ブランドは、定価が中古市場の評価にも直結します。そのためブランド全体の価格帯が上がると、資産価値も底上げされやすくなります。

たとえば、ブシュロンで定番人気のジュエリーは、定価の上昇に合わせて買取相場が見直されることが少なくありません。そのため値上げはアイテム売却のチャンスともいえます。

売却を検討する際は、こうした背景も踏まえて買取業者を見極めることが望ましいでしょう。当社買取サービス「ブラリバ」では無料査定を行っており、店頭・宅配など希望に合わせた方法で手軽に相談できます。

最新の定価改定や市場の動きを踏まえ、最適な価格を提示しているため、より納得感のある判断につながるはずです。

  • ていねいな査定で売却を検討したい方
  • 納得感のある査定額で売却したい方
  • LINEや宅配などあらゆる形式で査定を行いたい方

ブシュロンをはじめ、ブランド品の売却を検討している方は、お気軽にご相談ください!
>>【随時更新】ブシュロンの買取実績!

高額売却ならお気軽にご相談ください

お持ちのお品物の価値
最短でお答えいたします


ブシュロンの値上げ情報を押さえて賢く行動しよう!

2022年以降、ブシュロンの価格改定は年に2回ほど行われる傾向があり、2025年も一部モデルで平均約3%の見直しが確認されています。

人気モデルは定価だけでなく中古市場の価格も上がりやすいため、最新の定価や在庫、改定の時期を意識して計画的に検討することが大切です。

情報を素早くキャッチして、ブシュロンのアイテムを賢くゲットしましょう!

ブランド品の高価買取ならブラリバにおまかせください!
ブランド品の高価買取ならブラリバにおまかせください!