【2025年最新】資産価値のある腕時計10選!買ってはいけない時計の特徴も紹介

高級時計は「身につける楽しさ」だけでなく、資産としての価値が注目されるようになりました。とくに「ROLEX(ロレックス)」や「PATEK PHILIPPE(パテック・フィリップ)」をはじめとしたトップブランドは、中古市場で値崩れしにくく、安定した需要を持つことから“実物資産”として選ばれるケースが増えています。

しかし、すべての高級時計が資産価値を持つわけではありません。同じブランドでもモデルごとの価値の差が大きく、購入する時計によっては購入直後から値下がりしてしまうリスクもあります。

そこで本記事では、2025年時点の市場動向を踏まえた“資産価値が下がりにくい腕時計”を厳選。あわせて、価値の落ちないブランドに共通する特徴、逆に値崩れしやすい時計の見極め方まで、はじめての方でもわかりやすく解説します。

高級時計を「資産」として賢く選びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事でご紹介するモデルは、編集部が独自の調査と市場の傾向に基づいて選定したものです。
※記載内容は2025年時点の情報に基づいており、時計の市場価値は需給バランスや経済状況によって常に変動する可能性があります。
※実際の買取価格や販売価格を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

資産価値のある腕時計10選!価値が下がりにくいモデルは?

長期的に価値が落ちにくい時計には、“市場から安定して選ばれ続けているモデル”という共通点があります。

ここでは、編集部が独自に選定した資産価値が高いとされる10ブランドと、その中でも価値が下がりにくいとされる具体的なモデルを厳選してご紹介します。

ROLEX(ロレックス)

時計の資産価値を語るうえで、ロレックスは常に話題に上がるブランドです。その圧倒的な知名度、高い品質基準、そして世界的な需要の高さから、デイトナ、GMTマスター、サブマリーナーといった一部のスポーツモデルは、定価をはるかに超えるプレミア価格で取引されることが珍しくありません。圧倒的な安定感と流動性(売りやすさ)が魅力です。

編集部が選ぶ!価値が下がりにくいロレックスのモデル

GMTマスター2
126710BLRO
コスモグラフ デイトナ
126500LN
通称「ペプシ」と呼ばれる赤青のベゼルカラーは、ロレックスのスポーツモデルの中でもとくに人気が高く、常に高い需要があります。ロレックスのフラッグシップであり、“キング・オブ・ロレックス”とも称されるモデル。ステンレススチール(SS)モデルは正規店での入手が極めて困難であり、その分、市場でのプレミア価値が付きやすくなっています。

以下の記事では、ロレックスを高く売る方法について詳しく紹介しています。あわせて確認ください。
>>ロレックスを高く売るにはこちら

PATEK PHILIPPE(パテック・フィリップ)

パテック・フィリップは世界三大時計の一角であり、“時計の王様”と称されるブランドです。「子から孫へ受け継ぐ」というブランドメッセージが示す通り、その希少性、精緻な技術、そして芸術性は他の追随を許しません。

とくに、ノーチラスやアクアノートといった人気モデルは、驚異的なプレミア価格で取引されており、ロレックスとは異なる「超富裕層向けの資産」としての地位を確立しています。

編集部が選ぶ!価値が下がりにくいパテック・フィリップのモデル

ノーチラス
5711/1A-011
アクアノート
5968A-001
パテック・フィリップのアイコンであり、ラグジュアリースポーツウォッチの代名詞ともいえる「ノーチラス」。生産終了後、その価値はさらに高騰し、現行モデルを含めても高い資産価値を持つ時計のひとつとされています。ノーチラスと並ぶ人気を誇るラグジュアリースポーツモデル。稀少性の高いステンレススチール製クロノグラフであり、若い富裕層からも高い支持を集め、二次流通市場でも高値で取引されています。

以下の記事では、パテックフィリップがなぜ高いのかを詳しく解説しています。あわせて確認ください。
>>パテックフィリップがなぜ高いのかは詳しくはこちら

AUDEMARS PIGUET(オーデマ・ピゲ)

パテック・フィリップと並び、世界三大時計のひとつである「AUDEMARS PIGUET(オーデマ・ピゲ)」。ラグジュアリースポーツウォッチブームの火付け役「ロイヤルオーク」で広く知られています。

八角形のベゼルと「タペストリー」と呼ばれる文字盤の模様が特徴で、デザインの普遍性と高い芸術性により、とくに若い富裕層からの支持も厚く、資産価値を保ちやすいブランドです。

編集部が選ぶ!価値が下がりにくいオーデマ・ピゲのモデル

ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー
26574OR.OO.1220OR.02
ロイヤルオーク オフショア
26420RO.OO.A002CA.01
複雑機構である永久カレンダーを搭載したローズゴールドモデル。技術的な価値と素材の価値に加え、すでに生産が終了していることから流通量が極めて少なく、現在は非常に稀少性の高い一本となっています。ロイヤルオークを大型化し、よりスポーティなデザインにしたオフショアライン。ローズゴールドとラバーストラップの組み合わせは、ラグジュアリーでありながら現代的な人気を博しています。

以下の記事ではオーデマについて詳しく解説しています。あわせて確認ください。
>>オーデマピゲとはどんなブランドなのかを詳しく見る。

RICHARD MILLE(リシャール・ミル)

「RICHARD MILLE(リシャール・ミル)」は“時計界のF1”とも呼ばれる、極めて革新的でアバンギャルドなデザインが特徴のブランドです。製造本数が非常に少なく、定価自体が数千万円に及ぶモデルが多いため、一般市場にはほとんど流通しません。

高いブランド力と希少性、そして富裕層間のステータスシンボルとしての地位が、その超高額な資産価値を支えています。

編集部が選ぶ!価値が下がりにくいリシャール・ミルのモデル

RM 011RM 35-02
出典:RICHARD MILLE

出典:RICHARD MILLE

ブランド初期を支えたフライバッククロノグラフモデル。フライバックは計測中にワンプッシュでリセットと再スタートが可能な高度なクロノグラフ機構で、航空計器由来の高い実用性と技術力を示す複雑機能です。リシャール・ミルのアイコン的なデザインと高い人気から、安定した需要があります。テニスプレーヤーのラファエル・ナダルとのコラボレーションモデルの流れを汲む、軽量で耐衝撃性に優れたモデル。カーボン素材の使用など、リシャール・ミルの技術革新を象徴しています。

以下の記事ではリシャールの時計が高い理由を詳しく解説します。あわせて確認ください。
>>リシャールの値段がなぜ高いのかを詳しく知る

VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)

1755年創業の「VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)」。世界三大時計の中でも最古のメゾンであり、創業以来270年以上にわたって途切れることなく時計製造の歴史があります。

とくに、その高い技術力に裏打ちされたクラシックでエレガントなモデルに定評があります。近年では、スポーティーな「オーヴァーシーズ」の評価が高まり、ロレックスやパテック・フィリップに次ぐ資産価値の上昇を見せています。

編集部が選ぶ!価値が下がりにくいヴァシュロン・コンスタンタンのモデル

トラディショナル
82172/000R-9382
オーヴァーシーズ
49150/B01A-9095
極限までシンプルを追求したクラシックライン。時代に左右されない普遍的なデザインは、長期的な価値を維持しやすい特徴を持ちます。スポーツラグジュアリーウォッチとしての地位を確立し、とくにブルー文字盤は市場で高い人気があります。高い製造技術と現代的なデザインが評価されています。なお、この品番はすでに生産終了となっており、現在は流通在庫および中古市場のみとなるため希少性は高くなっています。

OMEGA(オメガ)

ロレックスと並び、世界的な知名度を誇る「OMEGA(オメガ)」。スピードマスターやシーマスターといった一部のアイコニックなモデルは、需要が高く安定したリセールバリューを維持しています。

とくに、宇宙や海といった歴史的なストーリーを持つモデルは、資産価値の面で安定感があります。

編集部が選ぶ!価値が下がりにくいオメガのモデル

スピードマスター プロフェッショナル
310.30.42.50.04.001
シーマスター ダイバー300M
210.32.42.20.10.001
人類初の月面着陸に携行された「ムーンウォッチ」として、オメガの歴史とストーリーを背負うモデル。世代を超えて価値が認められる普遍的なデザインです。小説および映画シリーズ『007』の主人公であるジェームズ・ボンドが着用する時計として有名で、高い実用性とデザイン性を兼ね備えています。高い認知度と安定した人気が特徴です。

以下の記事では、オメガのスピードマスターの値上がり情報を詳しく解説しています。
>>2025年最新!オメガスピードマスターの値上がり情報はこちら

IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)

「IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)」はシンプルで実用的ながらも、優れた技術力を感じさせるデザインが特徴のブランドです。とくに、パイロットウォッチやポルトギーゼといった、独自の明確なデザインコードを持つモデルは、時代が移り変わっても評価が安定しています。とくに大人の男性から根強く支持されており、資産価値も安定しやすい傾向にあります。

編集部が選ぶ!価値が下がりにくいIWCのモデル

ポルトギーゼ クロノグラフ
IW371605
ポルトギーゼ・オートマティック 40
IW358402
IWCの中でもとくに人気が高く、定番中の定番モデル。端正なデザインとクロノグラフの組み合わせは、市場での需要が非常に安定しています。40mmの使いやすいサイズと、シンプルながらも美しさを持つ3針モデル。実用性とIWCらしい品格が融合しており、高い評価を受けています。

Cartier(カルティエ)

「王の宝石商、宝石商の王」と呼ばれる「Cartier(カルティエ)」は、宝飾品としての価値と時計としての歴史的価値を両立させています。

とくに、「タンク」や「サントス」といったアイコニックなデザインを持つモデルは、トレンドに左右されにくく、長期的に価値を保ちやすい特徴があります。

編集部が選ぶ!価値が下がりにくいカルティエのモデル

サントス・ドゥ・カルティエ スケルトン ウォッチ
WHSA0007
タンク ソロ
W5200013
世界初の男性用腕時計の系譜を受け継ぐモデル。その歴史的背景と普遍的なデザインが、資産価値の安定を支えています。なお、この モデルは現在生産終了となっており、新品は流通在庫および中古市場を通じた入手に限られるため、さらに高い希少性とコレクター性を備えた一本です。長方形のケースが特徴のタンクは、世界中のセレブリティに愛されてきたアイコンモデル。そのデザインは時代を超えて価値が認められています。

Breguet(ブレゲ)

「時計の歴史を200年早めた」と評される天才時計師アブラアン・ルイ・ブレゲの哲学を受け継ぐブランド「Breguet(ブレゲ)」。トゥールビヨン(重力による精度の狂いを補正するため、調速機構全体を回転させる高度な複雑機構)を発明した人物であり、その技術的な価値は折り紙付きです。ブレゲ針、ブレゲ数字といった独特のデザイン要素は、他のブランドにはない個性を持ち、クラシック時計の最高峰として安定した価値を維持しています。

編集部が選ぶ!価値が下がりにくいブレゲのモデル

マリーン2 ラージデイト
5817BR/Z25/V8
クラシック 5930
5930BB/12/986
マリーン(海)の名を冠するスポーティなモデル。ブレゲ特有の繊細な意匠と、現代的なデザインが融合し、人気を高めています。ブレゲの伝統的な技術とデザインが凝縮されたライン。極めて高い技術力と歴史的背景が、価値を支える土台となっています。

Jaeger-LeCoultre(ジャガー・ルクルト)

「Jaeger-LeCoultre(ジャガー・ルクルト)」は自社一貫生産(マニュファクチュール)にこだわり、多くの高級ブランドにムーブメントを提供してきた実績を持つ「技術屋」としての側面が強いブランドです。とくに、ケースを反転できる「レベルソ」は、その独創的なデザインと歴史から非常に高い人気を誇り、価値が下がりづらいモデルの一つです。

編集部が選ぶ!価値が下がりにくいジャガー・ルクルトのモデル

レベルソ・トリビュート
Q3988482
マスター・ウルトラスリム
Q1232511
乗馬しながら行う球技「ポロ」の競技中に風防を守るために考案された反転ケースが特徴。デザインと歴史が一体となったこのモデルは、ブランドのアイコンであり、高い評価を得ています。極めて薄く洗練されたケースデザインが特徴。高い技術力とエレガントなスタイルが融合しており、普遍的な価値を持ちます。

資産価値のある腕時計ブランドの共通点

前章でご紹介したロレックスやパテック・フィリップをはじめとするトップブランドの時計は、なぜ他の高級時計と比べて抜きん出た資産価値を保持しているのでしょうか。

資産として価値を持つ時計は、簡単に手に入らない希少性と時代を超えて培ってきた普遍的な信頼の上に立っています。

ここでは、リセールバリューが高いブランドに共通する5つのポイントについて、解説します。

希少性と計画的な生産制限

資産価値を左右する最も重要な要素のひとつが希少性です。

現在では、ロレックスのデイトナや、パテック・フィリップのノーチラスが正規店で入手困難となっています。単に需要が過熱しているだけでなく、ブランドが品質を担保するために、製造体制を厳格に管理している結果であると考えられます。

これらのトップブランドは、熟練の職人による手作業の工程や、独自の高い検定基準を設けているため、大量生産が困難です。結果として、年間生産本数に限りが発生し、二次流通市場での需要が供給を常に上回る状況を生み出しています。

世界的なブランド力と認知度

資産としての安定性を担保するのは、国境や時代を超えて通用する圧倒的な知名度です。

世界的に認知されたブランドは、特定の国やトレンドに依存せず、常に広範な需要を持っています。例えば、ロレックスの時計は、世界で圧倒的な知名度と人気があります。そのため、どの国や地域にある二次流通市場に持ち込んでも、誰にでもその価値が理解され、買取・取引がスムーズに進みやすいという特性を持ちます。

100年以上にわたる長い歴史は単なる伝統ではなく、品質やサービスを継続してきた信頼の証です。この信頼性が、未来にわたる価値の裏付けとなります。また、圧倒的な知名度は、売却時にも買い手を見つけやすくするため、資産の「流動性」を極めて高く保つ要因です。

卓越した職人技術とクオリティ

高級時計は、“ただの腕時計”ではなく、精密な工業製品であり芸術品でもあります。

ムーブメントを自社で設計から製造まで一貫して行う「マニュファクチュール体制」を持つことは、時計ブランドの大きな強みです。外部に頼らず自社で作ることで、技術の独自性が保たれ、品質も安定します。

また、長く使えるように設計された“堅牢で精密な作り”も重要です。耐久性が高い時計は壊れにくく、数十年単位で使い続けられるため、「一生もの」としての価値が生まれます。こうした長期的な信頼性が、資産としての評価を支えています。

実物資産としての安定性

高級時計が“資産”になるのは、金やプラチナなど価値の高い素材と精密な技術によって作られているため、時計そのものに価値が残る「実物資産」だからです。

人気モデルでは、物価上昇でお金の価値が下がっても逆に市場価格が上がるケースもあり、インフレ時の資産として注目されることもあります。

さらに、高額なのにコンパクトで持ち運びやすいため、“持ち歩ける資産”としても優秀です。

メンテナンスによる価値維持

高級時計の価値は、購入時だけでなく“良い状態で使い続けられるかどうか”にも左右されます。資産価値の高いブランドの多くは、修理体制や部品供給がしっかりしているため、一定期間にわたって安心してメンテナンスを受けることができます。

ただし、サポート期間はブランドごとに異なります。ロレックスでは、カタログ落ち後も可能な限り長期間のサポートを保証すると公表されています。

いっぽうでパテックフィリップやオーデマ・ピゲなど、伝統的なマニュファクチュールでは、古いモデルでも可能な範囲で部品を製作し、長期的に修理を受けられるケースがあります。こうしたアフターサービス体制が、時計を長く大切に使える安心感につながります。

適切なオーバーホールを続けられるモデルは、状態が良好に保たれやすく、中古でも評価を落としにくい傾向があります。結果として、長期的に“資産としての価値”を維持しやすくなります。

出典:ROLEX WORLD SERVICE


買ってはいけない!?資産価値が下がる可能性がある腕時計の特徴

高級時計はすべてが“資産”になるわけではありません。ブランド力や技術力、流通量、需要の強さが不十分なモデルを選んでしまうと、購入直後から大きく値下がりするケースもあります。

ここでは、資産価値を重視する人が避けるべき時計の特徴をわかりやすく解説します。

クォーツ式(電池式)の時計

クォーツ時計は実用性が高い反面、資産価値という観点では機械式に比べると不利なケースが多くあります

機械式のような複雑機構や職人技が評価されにくく、故障時はムーブメント交換が前提となるため、“商品としての個体価値”が残りにくいのが特徴です。中古市場でも「資産として買われる需要」は機械式ほど大きくない傾向があり、値落ちが早いモデルも少なくありません。

なお、ロイヤルオークをはじめとした一部の高級クォーツモデルなど、例外的に資産性が評価されている時計も存在しますが、資産目的で選ぶ場合は基本的に機械式モデルを優先するのがおすすめです。

マイナー・無名ブランドの時計

知名度が低いブランドは、中古市場の需要が限られるうえ、ブランド自体が消滅した場合には修理体制が維持できなくなります。

修理・オーバーホールができない時計は実用性が失われ、中古市場でも大幅に価値が下落します。資産目的で選ぶ場合、“ブランドの継続性”は非常に重要な要素です。

ファッションブランドの時計

アパレルブランドが展開する時計は、デザイン性は高いものの、時計専業ブランドに比べて技術的・歴史的な裏付けが弱い傾向があります。

流行によって人気が変わりやすく、数年でデザインが古くなることも多いため、中古相場は安定しません。資産目的であれば、時計専門メーカーの定番モデルを選ぶ方が安全です。

トレンド・流行に乗っただけのデザイン

派手な色使いや奇抜なデザインなど、トレンド先行で作られた時計は、中古市場での需要が短命です。ブームが過ぎると需要が急速に落ち込み、手放す頃には“時代遅れ”として扱われることもあります。

長く価値が残るのは、普遍性のあるデザインとブランド背景を持つ時計です。

過度にカスタム・改造された時計

ダイヤカスタム・塗装・社外パーツなど、メーカー純正から外れた改造を施した時計は、資産価値が大きく損なわれます。

メーカー保証が受けられなくなるだけでなく、中古市場でも「純正パーツではない=本来の価値が欠損」と判断され、査定額が大幅にダウンします。資産性を重視する場合は“完全純正”が原則です。

状態が悪い・付属品が欠けている時計

時計本体のキズ・腐食・ベルト破損がある個体は、中古相場で敬遠されます。さらに、外箱・保証書・説明書などの付属品は「正規品である証明」に直結するため、欠けているだけで査定額が大きく下がります。

資産価値を守るなら、“状態と付属品のフルセット”は必須条件といえます。

すでにプレミア価格がピークの時計

市場で正規価格を大幅に超えるプレミア価格がついているモデルは、“高値づかみ”になるリスクが非常に高いカテゴリです。

ピーク時のプレミア価格は長続きしにくく、供給増や流行の一巡で相場が下がる可能性があります。資産目的で検討する場合は、高騰後ではなく、価格推移がある程度落ち着いたモデルを選ぶ方がリスクを抑えやすいでしょう。

大量生産の現行モデル

多くのブランドの大量生産モデルは希少性が低く、定価以上の価値がつくことはほとんどありません

資産価値が保たれやすいのは、そもそも生産数が限られていたり、市場で流通量が少なくすぐに在庫が枯渇したり、長く定番として評価され続けているモデルです。こうした条件がそろうことで需要が途切れず、結果として中古相場でも価値が維持されやすくなります。

いっぽうで、大量生産されている現行モデルは値上がりを期待するのではなく、基本的には“使うための時計”として選ぶのが賢明です。

高額売却ならお気軽にご相談ください

お持ちのお品物の価値
最短でお答えいたします


賢く選んで時計の資産価値を維持しよう!

資産価値を維持する時計には、ブランド力・希少性・需要・アフターサポート体制といった複数の条件が共通しています。

これらを押さえて選ぶことで、購入後の値下がりリスクを抑え、長期的に安定した資産として活用することが可能です。

時計はただ身につけるだけでなく、「楽しみながら守れる資産」です。本記事を参考に、将来まで価値を保てる一本を賢く選んでみてください。

ブランド時計の高価買取ならブラリバにおまかせください!
ブランド時計の高価買取ならブラリバにおまかせください!