
国内の金の店頭小売価格(税込)は2026年1月29日に1gあたり3万円超を記録しましたが、8月現在は2万円台で推移しています。
現在も金価格は高値圏にあり、「このまま上がるのか」「下がるのか」と迷う人も多いでしょう。
この記事では、金価格の過去推移や2026年の動向を踏まえて今後の見通しを解説します。
\この記事で“金”のコレがわかる!/
- 金価格の過去の推移と今後の見通し
- 金価格を動かす6つの要因
- AIが予測!10年後・20年後の金価格
売る・持つ・買い足す判断のヒントとしてご活用ください。
※本記事に記載された将来の価格見通しや市場動向は、複数の業界レポートや公開情報をもとに編集・推定したものであり、いかなる投資判断を保証するものではありません。金の売買はご自身の判断と責任において行ってください。
目次
金価格は今後上がる?過去の推移と2026年8月時点の予想

世界的な経済情勢や金融市場の不安定さを背景に、金価格は高値圏で推移しています。直近では一時的な調整も見られましたが、依然として歴史的な高水準にあり、多くの人が今後の行方に注目しています。
結論として、金価格は短期的に下がる可能性はありますが、長期では上昇が期待されています。現在は上昇の流れの中で一時的に調整している状態です。現状を踏まえて、今後の動向を見ていきましょう。
過去~2026年8月現在の金価格推移をおさらい

出典:金価格 店頭小売価格(税込)円/g|田中貴金属
※2026年8月3日までのデータ
国内の金価格は、2020年代を通じて明確な上昇トレンドを描いています。
2020年のコロナ禍では、金価格は1gあたり6,000円前後で推移していました。しかし、2022年以降、世界的なインフレ進行や金融不安を背景に金価格の上昇基調が強まりました。
とくに転換点となったのが2025年です。
金価格はそれまでの上昇ペースを一段と強め、国内小売価格がはじめて2万円台を突破しました。これは、金が安全資産・インフレヘッジとして中長期的に評価される傾向が強まったことを反映した動きといえます。
2025年に金価格が急伸した背景には、以下の要因が重なりました。
- 米国を中心とした金融政策の転換期待(利下げ観測の広がり)
- ロシアによるウクライナ侵攻の長期化
- 中東情勢の緊迫化による地政学リスクの常態化
- 新興国を中心とした中央銀行による金の買い入れ
- 法定通貨(国が発行する通貨)への信認低下とインフレヘッジ需要の拡大
そのうえで2025年後半にかけては、「金を保有していないこと自体がリスクになる」という認識が投資家の間で広がり、機関投資家を含む資金が金市場へ流入しました。
そして2026年初頭にかけて高値圏で推移していた金価格は、3月以降、急騰後の反動や為替・金融政策をめぐる見方の変化を受けて、一時的に下落する場面も見られました。
いっぽうで、4月には中東情勢をめぐる緊張や米国の金融政策への思惑を背景に、金価格が再び大きく動く展開に。ロイター通信は4月下旬、金価格が一時調整したものの、中央銀行による金購入や経済不安を背景に、今後も金価格を支える要因は残っていると報じています。
また、ブルームバーグも4月の市場動向として、イラン情勢によるインフレ懸念やFRBの金融政策見通し、ドルの動きが金価格に影響を与えていることを伝えています。
そのため2026年の金価格は、過去と比べて高い水準を維持しながらも、地政学リスクや米国金利、為替の動向によって短期的に上下しやすい局面に入っているといえるでしょう。
出典:
イラン情勢による調整後も、金相場の上昇再開が見込まれるとの調査|ロイター
イラン情勢によるインフレ懸念を受け、金価格が3日続落|ブルームバーグ
円買い介入観測によるドル安を受け、金価格が反発|ブルームバーグ
金価格は長期では上昇の可能性大

長期的に見ると金価格は引き続き上昇する可能性が高いと考えられます。最大の理由は、金需要が構造的に継続すると見込まれている点です。
過去125年間でドルの価値が約半分になるいっぽう、金の価格はドルに対して200倍に上昇しており、価値の保存手段としての力が歴史的に証明されています。
また、近年は中国やロシアなどの中央銀行による金準備の大幅な積み増しが目立っています。とくに中国は、自国の外貨準備における金の保有量を増やし、米国債の保有を減らすなど「ドル離れ」の動きを強めています。実際、2026年第1四半期の中央銀行による金の購入は正味ベースで244トンとなりました。
こうした需要構造の支えがあるため、金価格の調整が長続きする可能性は低く、長期的な上昇トレンドは継続すると見られています。
なお、アメリカの大手金融会社であるゴールドマンサックスは2026年末までに4900ドル/オンス、JPモルガンは2026年末までに6300ドル/オンスに上昇するという予想を発表。予想金価格を下方修正しているものの、2028年8月現在の価格よりも大幅に上昇することを予想しています。
また、こうした予測の背景について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
>>金価格が2倍になる可能性も?現在の動向と今後の予想を解説!
出典:
【金価格 8月末までに反転か】中東情勢と金価格の行方/今、誰が金を買っているのか/長期的に金が上昇する要因/通貨価値下落への備え<塚本 卓治>|ピクテ・ゴールド 2026.7|ピクテ・ジャパン株式会社
ゴールド・デマンド・トレンド: 2026年第1四半期|ワールド ゴールド カウンシル
金価格の予想下振れ ゴールドマン500ドル下げ、タカ派FRB材料視|日本経済新聞
JPモルガン、26年末の金価格予想を4500ドルに下方修正|ロイター
短期では下落することもある
短期的には金価格は調整局面にあり、今後も下落する可能性があります。
その要因のひとつが米国の金融政策です。2026年7月のFOMCでは政策金利の据え置きが決定されましたが、ウォーシュFRB議長がタカ派的な姿勢を示したことで金価格は急落しました。物価安定を重視するFRBの方向性は変わらず、これが金価格の重しとなっています。
また、短期的な投機売り圧力や、テクニカル要因による見切り売りも金価格を一時的に下落させる要因となります。
金価格が下落する要因を詳しく知りたい人は、こちらの記事がおすすめです。
>>金価格は下落する?価値が下がる6つのシナリオ
出典:FRB 5会合連続で金利据え置き、3人利上げ主張 議長「2%目標堅持」|ロイター
2026年8月の金価格はどう動く?最高値からの調整・超円安と今後の売買戦略
2026年8月現在の金相場は、3月の最高値からの調整を挟みつつ、年後半に向けた値固めの局面に入っています。
テクニカル分析の観点からは、現在の金価格は「下降ウェッジ」と呼ばれるパターンを形成しており、8月末までに上昇に転じる可能性があると指摘されています。
現在、4,000ドル近辺が強烈なサポートラインとして機能しています。投機的な売りが一巡すれば「買いが買いを呼ぶ」展開となり、年後半には5,500ドルまで回復する可能性も十分にあるとの見方も。
売却を検討している人にとっては、ピーク時よりは値を下げたものの、1年前と比べれば依然として歴史的高値圏です。162円台の円安メリットも享受できるため、まとまった利益を確定するには今なお十分に有利なタイミングといえます。
購入を考えている人は、2万2,000円台まで価格が落ち着いた現在は、高値圏で見送っていた人にとって「押し目買い」の好機となり得ます。ただし、8月末にかけての値動きの荒さを想定し、一度に大金を投じず「純金積立」などで時期を分散するのが賢明です。
※金価格の見通しは、経済環境や政策動向などさまざまな要因によって変化します。記事の内容はあくまで参考情報としてご覧いただき、売買の判断はご自身の状況や目的に合わせて行うようにしてください。
金を買うタイミングに悩んでいる人は、下記の記事もぜひ参考にしてください。
>>金を買うベストなタイミングはいつ?
出典:
【金価格 8月末までに反転か】中東情勢と金価格の行方/今、誰が金を買っているのか/長期的に金が上昇する要因/通貨価値下落への備え<塚本 卓治>|ピクテ・ゴールド 2026.7|ピクテ・ジャパン株式会社
ゴールド・デマンド・トレンド: 2026年第1四半期|ワールド ゴールド カウンシル
●8月3日:トランプ米大統領が対イラン攻撃を見送る考えを示したことで原油価格が急落し米長期金利が低下したものの、米雇用統計の発表を控えた様子見姿勢が拡大。中東情勢の先行き不透明感や金融引き締め警戒感が残る中、金先物は小幅に下落し、4,090ドル台/オンスとなった。国内の金小売価格は22,624円
●8月4日:米・イラン協議の進展やホルムズ海峡再開合意への期待から原油価格が5%超急落し、インフレ懸念が緩和。FRBによる9月の利上げ観測が後退し米金利が低下したことが好材料となり、金先物は反発した。4,150ドル台/オンスとなり、国内の金小売価格は22,782円に上昇した
●8月5日:米・イランの戦闘終結期待によるドル安や、米国債入札規模の据え置き・原油安に伴う長期金利の低下が進行。金相場は急伸し、国際金先物は4,300ドル台/オンスへ急騰し、国内の金小売価格は22,932円となった
●8月6日:イランのホルムズ海峡通航禁止法案の報道で原油高となり、インフレ懸念や米雇用統計への警戒から米長期金利とドルが上昇。これらが重しとなり、国際金先物は4,290ドル台/オンスに下落。いっぽう、国内金小売価格は為替の円安進行を受けて24,068円/gへ大きく上昇
●8月7日:7月米雇用統計の予想外の悪化で景気懸念が浮上し、FRBの9月利上げ観測が後退。これに伴う米長期金利の低下とドル安が強い追い風となり、金相場は約7週間ぶりの高値へ急騰。国際金先物は4,390ドル台/オンス。国内金小売価格は23,947円/gとなった
●8月10日:トランプ米大統領の賠償要求発言で中東和平期待が後退し、原油が約5%急伸。米金利やドルも上昇しましたが、「買い遅れ」警戒感や強い上昇勢いに支えられ金相場は続伸しました。国際金先物は4,410ドル台/オンスと約9週間ぶりの高値を付け、国内金小売価格は24,416円/gとなった
●8月11日:イラン高官の強硬発言や海峡での船舶攻撃報道を受け原油価格が続伸。いっぽう、翌日の米CPI発表を控え、ドル横ばい・米金利小幅低下など様子見姿勢も。国際金先物は4,440ドル台/オンスとなった
●8月12日:7月米CPIの伸び鈍化でFRBの9月利上げ観測が後退。金利据え置き見通しの強まりを受けて金相場は堅調に推移した。国際金先物は4,460ドル台/オンスへ続伸。国内金小売価格は円安傾向などが要因で24,821円/gへ上昇した
●8月13日:7月米PPIが予想を下回りインフレ鈍化が確認され、FRBの9月利上げ観測後退や米金利低下を受け金相場は一時2か月ぶりの高値を記録した。しかし、利確売りに押され反落。国際金先物は4,420ドル台/オンスに下落。国内金小売価格は25,143円/gとなった
●8月14日:7月米小売売上高の予想外の減少により、インフレ鈍化と相まってFRBの9月利上げ観測が一段と後退した。これに伴うドル安が追い風となり、国際金先物は4,430ドル台/オンスへ上昇。国内金小売価格は24,658円/gとなった
●8月17日:トランプ米大統領の強硬発言により中東和平交渉が停滞し、原油高や米金利上昇が進んだ。いっぽうで、米経済指標の軟化に伴う利上げ観測の後退やドル安が好感され、金相場は続伸。国際金先物は4,470ドル台/オンス、国内の金小売価格は24,843円/gと、いずれも上昇した
●8月18日:イランによるホルムズ海峡の封鎖継続表明を受け中東の緊張が再燃し、原油価格は3週間ぶりの高値に上昇した。エネルギー高に伴うインフレ懸念や米金利の高水準が重しとなり、国際金先物は4,420ドル台/オンスに下落。国内金小売価格は25,155円/gに上昇した
●8月19日:米財務省が長期国債の買い入れオペ規模倍増を発表し、米長期金利の低下とドル安が進行した。これらが強力な追い風となり、金相場は国際金先物は4,540ドル台/オンスへと急伸した。いっぽう、国内金小売価格は24,693円/gとなった
●8月20日:トランプ氏の報復警告で原油が高値へ上昇した。インフレ懸念や米債務膨張への警戒から米金利とドルは反発したが、長期実質金利の低下観測が下支えとなり、国際金先物は4,570ドル台/オンスへと上昇。円安進行により国内の金小売価格は25,427円/gとなった
●8月21日:米財務省の国債買い戻し拡大に伴うドル安やテクニカル面の重要水準上抜けが追い風となり、金相場は高値へ急伸した。国際金先物は前日比2.4%高の4,680ドル台/オンスへと大幅続伸
●8月24日:対イラン制裁拡大等でドルが買われたものの、米国債買い戻し計画の報道に伴う米長期金利低下やテクニカルな買いが追い風に。国際金先物は4,690ドル台/オンス。国内金小売価格は26,001円/gとなった
●8月25日:米国の対イラン制裁が軍事緊張に発展しないとの見方から原油安となった。国際金先物は4,690ドル台/オンスと高値圏を維持。国内の金小売価格は26,525円/gへと大幅続伸
今後の金価格上昇に影響を与える6つの要因をチェック

金価格が上昇・高値圏を維持している背景には、複数の要因が重なっています。ここでは、以下の6つに絞って解説します。
- 地政学リスクの高まりと長期化
- 金利変動
- 為替変動
- 景気変動
- 中央銀行による金の売買
- 需給バランス
上昇要因① 地政学リスクの高まりと長期化
地政学リスクの高まりは、金価格を押し上げる代表的な要因です。
直近ではアメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃で地政学リスクが急激に高まりを見せています。
さらに、2022年に始まったロシアによるウクライナ侵攻は2026年時点でも完全な終結には至っていないほか、台湾海峡をめぐる対立、米中関係の不透明感など、世界情勢には依然として不安定要素が残っています。
こうした状況では、経済や金融市場の先行き不透明感が強まり、投資家は株式や債券などのリスク資産から資金を引き揚げ、安全資産とされる金へ資金を移す傾向が強まります。
実際、2022年のウクライナ侵攻をきっかけに金需要は急増し、金相場は大きく上昇しました。

出典:金価格 店頭小売価格(税込)円/g|田中貴金属
歴史的にも、1979年のソ連によるアフガニスタン侵攻など、地政学リスクが顕在化した局面で金価格が上昇した例は少なくありません。このように、地政学リスクの高まりや長期化は、今後も金価格を下支えする重要な要因と考えられます。
地政学リスクが上昇 → 金価格上昇
地政学リスクが低下 → 金価格下落
上昇要因② 金利変動
金利(とくに米国金利)と金価格は、逆相関関係にあるといわれています。
金利とは、お金を貸し借りする際に発生する「利息」の割合のことです。預貯金には利息がつきますが、金を持っていても利息はつきません。そのため、金利が上昇すると、利息のつく現金や債券の魅力が高まり、金の魅力が薄れて金価格が下落しやすくなります。
逆に、金利が下がると現金や債券を保有するうま味が減り、「現物資産」としての金の価値が高まり、金価格が上昇しやすくなるのです。
金利低下 → 金価格上昇
上昇要因③ 為替変動
金価格は為替変動の影響を大きく受け、おもに2つの要因が考えられます。
米ドル安
一般的に、米ドルと金価格(ドル建て)は逆相関関係にあります。

金は国際的に米ドルで取引されているため、ドルの価値が下がると相対的に金の割安感が生まれます。その結果、投資家は金を買いやすくなり、金価格の上昇につながるのです。反対に、ドル高になると金価格が下落しやすくなります。
米ドル安 → 金価格上昇
米ドル高 → 金価格下落
円安の進行
円安が進むと国際金価格が横ばいでも、日本円換算の金価格は上昇しやすくなります。
2022年以降、日本円は対ドルで下落基調が続いており、2026年時点も円安傾向が継続中です。この背景には日米の金利差があり、米国が高金利を維持するいっぽうで、日本は緩和的な金融政策を続けている点が挙げられます。
2026年8月時点の金利は、米国が3.75%、日本が1%です。

出典:主要各国政策金利表|為替どっとコム
円安基調の継続は、今後も国内金価格を押し上げる要因となるでしょう。
円安 → 国内金価格上昇
円高 → 国内金価格下落
上昇要因④ 景気変動
景気の先行き不透明感や金融不安も、金価格を押し上げる要因です。
株式市場が不安定になる局面では、投資家は資産防衛の手段として金を選好しやすくなります。過去には、2008年のリーマンショックや2020年のコロナショックの際に、金の安全性が再評価され、金価格が上昇しました。
また、インフレが進行する局面では、通貨価値の目減りを防ぐ手段として金の需要が高まる傾向があります。2022年のアメリカでは高インフレが続く中、金の投資パフォーマンスが株式を上回る場面も見られました。
このように、景気変動やインフレ懸念が強まる局面では、金への資金流入が起こりやすく、価格を押し上げる要因となります。
上昇要因⑤ 中央銀行による金の売買
近年、世界の中央銀行は外貨準備の分散や地政学リスクへの備えを目的に、金の保有を積極的に増やしています。とくに新興国の中央銀行を中心とした年間の金購入量が上昇しているのです。
世界情勢が揺らいでいるときや、自国の通貨価値に懸念がある新興国にとって、現物の安全資産とされる金は重要な存在です。こうした中央銀行による底堅い実需が、金価格を押し上げる要因になっています。
また、反対に中央銀行が資金をつくることなどを理由として金を売ると、金価格が下落します。
中央銀行が金を買う → 金価格上昇
中央銀行が金を売る → 金価格下落
上昇要因⑥ 需給バランス
ここまで、金価格を動かす要因を説明してきましたが、最終的には人々の「需要と供給」によって金価格が変動します。
金は宝飾品用途に加え、工業用途、投資需要、各国中央銀行の準備資産など、複数の分野で同時に需要が存在する資産です。そのため、特定の用途が一時的に弱含んだとしても、需要全体が急激に減少する可能性は低いと考えられています。
実際、世界的な金需要は高水準を維持しています。WGCが公表した「Gold Demand Trends Q3 2025」では、2025年7〜9月期の金需要が四半期ベースで過去最高水準に達し、投資需要や中央銀行による購入が総需要を下支えしていることが示されています。
いっぽう、供給面では、金鉱山の産出量は急激に増やしにくく、新規鉱山の開発にも長い年月と多額の投資が必要です。需要が堅調に推移する中で供給が制約されやすい構造が続いていることは、金価格を中長期的に下支えする要因といえるでしょう。
金の需要>供給 → 金価格上昇
金の需要<供給 → 金価格下落
【2026年8月更新】AIが予測!10年後・20年後の金価格

今後の金価格はどうなるのか?投資を考える皆さんが、最も気にしているポイントだと思います。これまでの動向を踏まえたうえで、弊社のアシスタントAIに予測を立ててもらいました。
※本予測は過去数年の金価格推移や経済指標をもとにしたシミュレーション結果であり、将来の価格動向を保証するものではありません。市場環境の変化によって実際の価格は大きく異なる可能性があります。投資判断の際は最新の相場や専門家の意見もあわせてご参照ください。
【10年後】2036年の金価格予測は1gあたり最大4万5,000円
10年後(2036年)の金価格予想:35,000〜45,000円/g
今後10年間は、各国の金融政策の転換や景気循環による調整局面を挟みつつも、中央銀行による金準備の積み増しや地政学リスクの常態化などが下支えとなると想定されます。
・中央銀行による金準備の積み増し
・地政学リスクの常態化
・実質金利の低下局面
・円安基調の継続可能性そのため、長期では緩やかな上昇トレンドを維持し、2036年頃には1gあたり35,000〜45,000円程度に到達する可能性が考えられます。
急激な右肩上がりというよりも、「高値圏でのボックス推移を挟みながらの段階的上昇」というシナリオが現実的でしょう。
※この予測は、過去数年分の金価格推移などをもとに、AIが機械学習により算出した参考値です。ここで予測されていない外部要因によって、価格が下落に転じるリスクも十分にあるため、投資判断は慎重に行う必要があります。
10年後の予想については以下の記事でくわしく解説しています。あわせて参考にしてください。
>>金価格、10年後はどうなる?経済動向から見る将来予測
【20年後】2046年の金価格予測は1gあたり最大6万5,000円
20年後(2046年)の金価格予想:50,000〜65,000円/g
20年という長期スパンでは、インフレの累積効果や通貨価値の変動がより大きく影響します。過去20年を振り返っても、金は段階的な価格上昇を続けてきました。
今後も下記のような構造要因が続けば、金価格は長期的に底堅く推移する可能性があります。
・各国の財政赤字拡大
・通貨供給量の増加
・新興国中央銀行の金購入継続
・株式・債券から実物資産への資金分散ただし、足元の上昇ペースをそのまま延長するのはやや楽観的であり、現実的なシナリオでは2046年に50,000〜65,000円程度がひとつの目安になると考えられます。
70,000円超はインフレ急拡大や通貨不安が強まった場合の強気シナリオと位置づけるのが妥当でしょう。
※この予測は、過去数年分の金価格推移などをもとに、AIが機械学習により算出した参考値です。ここで予測されていない外部要因によって、価格が下落に転じるリスクも十分にあるため、投資判断は慎重に行う必要があります。
金価格の今後に関するFAQ
最後に、金価格の今後や売却・購入の判断で迷いやすいポイントについて、FAQ形式で解説します。
Q.金価格の予想はどこまで信じてよい?
金価格の予想は、あくまで判断材料のひとつとして見るのがよいでしょう。
金価格は、金融政策、為替、景気、地政学リスク、投資家心理などさまざまな要因によって変動します。金融機関や専門家の予測であっても、将来の価格を正確に保証するものではありません。
そのため、予想価格だけを見て売買を決めるのではなく、現在の相場、自分の保有目的、資金の必要性、価格が下がった場合のリスクをあわせて考えることが大切です。
Q.金価格が今後も上がる場合、古い金製品の価値も上がる?
金価格が上がれば、古い金製品の地金としての価値も上がりやすくなります。
金製品は、デザインが古いものや壊れているものでも、金の純度と重量に応じて評価されることがあります。そのため、金価格が高い局面では、昔購入したジュエリーや使っていない金製品の価値が思った以上に高くなっている可能性があります。
ただし、実際の査定額は純度、重量、状態、ブランド価値などによって変わります。
Q.金価格の今後を考えるとき、買取価格と小売価格のどちらを見るべき?
売却を考えている場合は、買取価格を見ることが大切です。
ニュースや相場表で表示される金価格には、小売価格と買取価格があります。小売価格は購入時の目安、買取価格は売却時の目安になるため、金を売りたい人は買取価格を確認する必要があります。
「金価格が高い」と言われていても、実際に売却する際の価格は買取価格をもとに判断するため、相場を見るときはどちらの価格なのかを確認しましょう。
Q.金価格が高いときに査定へ出すメリットはある?
金価格が高いときに査定へ出すメリットは、現在の価格水準でどれくらいの価値があるかを把握できる点です。
査定を受けたからといって、必ず売却しなければならないわけではありません。手元の金製品が今いくらになるのかを知っておくことで、「売る」「持ち続ける」「一部だけ売る」といった判断がしやすくなります。
金価格は日々変動するため、高値圏にあるタイミングで一度価値を確認しておくのも有効です。
Q.金価格が下がりそうなときは、何を確認すべき?
金価格が下がりそうなときは、ドル高、米国金利の上昇、利下げ観測の後退、地政学リスクの緩和、投資家による利益確定売りなどを確認しましょう。
金は利息を生まない資産のため、金利が高い局面では相対的な魅力が下がりやすくなります。また、安全資産として買われていた金は、国際情勢が落ち着くと需要が弱まり、一時的に価格が下がることがあります。
短期的な値動きだけで判断するのではなく、なぜ金価格が下がっているのかを確認したうえで、売却や購入のタイミングを考えることが大切です。
資金調達を検討しているなら売却も視野に

金価格は日々変動します。「もう少し待てば上がるかも」と考えている間に、相場が下落する可能性があるのも事実です。
2026年8月26日時点の国内の金買取相場は、1gあたり2万5,804円。この水準であれば、「将来の不確実性」よりも「今の確実な価値」を選ぶ判断も十分に合理的です。
「新しいブランド品の購入資金に充てたい」
「一時的にまとまった資金が必要」
「価格が下がるリスクを避けたい!」
といった人にとって現在の相場は、「売却を検討するひとつの判断材料」といえます。
もし金・貴金属の売却を検討しているなら、ぜひ「ブラリバ」にお任せください!ブラリバは累計950億円を超える買取実績を持つ買取専門店。金・貴金属に精通したスタッフによるスピード査定や買取手数料負担サービス、広告宣伝費の削減による買取金額への還元を強みとしています。
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2026年8月26日の買取相場価格
買取相場価格:2万5,804円
※出典:ブラリバ「金・貴金属 今日の1gあたりの買取相場価格」
※前日比は土日・祝日および休業日を除く前営業日の価格との比較で算出。
金は今後も価格上昇が期待される
金価格の今後について、価格を左右する要因やAIを使った10年後・20年後の予想を解説しました。2026年8月現在も金価格は1gあたり2万円越えで推移し、今後も長期にわたって価格上昇が見込まれています。
こうした上昇局面では、資金形成を見越した金の購入や目先の資金調達を目的とした売却を検討するのに有利です。
金相場の現状や今後の見通しを理解したうえで、最適な売却のタイミングを見極めることが重要です。金価格が高水準にある今、ぜひブラリバを活用して有利な売却を行ってください。
参考文献:
金価格推移|田中貴金属
主要各国政策金利表|為替どっとコム
Gold Demand Trends Q3 2025|World Gold Council

