
「Dior(ディオール)」のLady Dior(レディディオール)は人気が高く、スーパーコピー品や偽物が後を絶ちません。
せっかくの買い物で「偽物を買いたくない…!」と思っている人は多いはず。
そこでこの記事では、買取サービス「ブラリバ」の査定士が監修したレディディオールの偽物を見分けるためのポイントを詳しく解説します。
※掲載している商品画像は、当社が独自の基準で真贋チェックを行い、基準を満たしたものを使用しています。
※本記事は「偽物の流通を推奨する」または「偽物の買取を行う」ことを目的とした内容ではありません。
※本記事はブランド公式の情報ではありません。あくまで参考情報としてご活用ください。
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。
目次
レディディオールとは?名前の由来や魅力を解説

レディディオールはディオールを代表するコレクションです。とくにレディディオールバッグは、ブランドのアイコンとして高い人気を誇っています。
1995年、当時まだ未発売だった「ディオール シュシュ」バッグが、フランス大統領夫妻からイギリスのダイアナ妃へ贈られ、彼女の“シュシュ(お気に入り)”に。公務でもたびたび愛用したことでバッグはブランドのアイコンとなり、翌年、彼女への敬意を込めて「レディディオール」へと改名されました。
レディディオール最大の特徴は、独自のカナージュステッチやD.I.O.R.チャーム。細かいディテールが施されていることからも、時代を超えて愛されているバッグなのです。
また、2025年にジョナサン・アンダーソンがブランドのクリエイティブ・ディレクターに就任したことで、新たな魅力が加わったレディディオールにさらなる注目が集まっています。
しかし、その人気の高さゆえに、精巧に模倣されたレディディオールの偽物が多く市場に出回っているのが現状です。本物を手に入れるためには、真贋ポイントを押さえて正しい知識を身につけましょう。
レディディオールの偽物の見分け方8選
ここからは、偽物レディディオールの見分け方8選を紹介します。
紹介する8つのポイントは、レディディオールのバッグ・アクセサリーを問わず、アイテム全般に共通する真贋チェックの一例です。
ただし、近年は精巧なコピー品も増えているため、ひとつのポイントだけで本物と断定するのは危険です。複数の箇所を組み合わせて、確認するようにしてください。
※記載している見分け方は一例であり、すべての偽物やすべての製品に当てはまるものではありません。モデルや製造時期によって仕様が異なる場合があります。
①カナージュ

画像は当社の基準内品のレディディオール カナージュ部分
カナージュは格子状のステッチのこと。熟練した職人が手縫いするステッチは、レディディオール最大の魅力であり、特徴です。真贋を見極める大きなポイントになります。
本物のカナージュは、バッグの中心線とステッチの中心がぴったりと揃う傾向にあります。縫い目が均一な幅と深さを保ち、模様が左右対称に見えるのです。
偽物は、バッグの中心とステッチの中心がややズレているケースがあります。また、はっきりした縫い目が見えず、ただプレスされただけのような印象を受けることも。

画像は当社の基準内品のレディディオール
また、カナージュの模様をよく見ると、水平・垂直のステッチと、斜めステッチが組み合わさった格子柄になっています。両方のステッチが重なる部分に小さな三角形ができていますが、本物は三角形の大きさが均一になっていることがほとんど。
偽物は、ステッチのズレが生じることにより、三角形の大きさが不揃いになっている部分もあります。こうした細かい部分もチェックしてみましょう。

画像は当社の基準内品のレディディオール カナージュ部分
②ステッチ(カナージュ以外)

画像は当社の基準内品のレディディオール
カナージュ以外のステッチも、レディディオールの真贋を見極める重要なチェックポイントです。本物はバッグの縁やハンドル、裏地など細部のステッチもていねいで均一な仕上がりになっています。
そのうえで注目すべきは、本物は縫い終わりに返し縫いをしていないこと。糸を布の裏から出して処理しているため、表面からは縫い終わりが目立たないようになっていることが多いのです。
偽物は、縫い終わりで返し縫いをしていることが多く、縫い目が二重になっていたり、糸のほつれが見えていたりすることも。本物は手間をかけている分、きれいな仕上がりですが、偽物では表現しきれない部分のひとつです。

画像は当社の基準内品のレディディオール 底部分
また、バッグの底にも縫い目の特徴があります。本物は、短辺の縫い目が端から端まで施されているのに対し、長辺の縫い目は短辺にかからないよう、手前で縫い終わっています。
偽物は、短辺も長辺も端から端まで縫われており、角の縫い目がクロスしていることが多いのです。こちらも、糸処理の手間を省くような作りであることがわかります。

画像は当社のいずれも基準内品のレディディオール 底部分
③D.I.O.R.チャーム

画像は当社の基準内品のレディディオール チャーム部分
D.I.O.R.チャームは、カナージュに次ぐレディディオールの特徴です。
本物は、チャームとバッグをつなぐリングや接続金具にしっかりと太さがあり、安定感を感じられます。また、接続金具が「8」のような形状で隙間が空いていることがあります。この隙間がバッグの面に向いており、正面からはわかりにくくなっている傾向にあります。

画像は当社の基準内品のレディディオール チャーム部分
偽物は、リングや接続金具が細い傾向にあり、全体的に安っぽく感じることがあります。また、隙間が表面を向いて装着されていることも。
さらに、チャームと一緒に付属しているレザーパーツの厚みや仕上がりも確認したいポイント。本物はふっくらと厚みがありますが、偽物は薄っぺらい傾向にあるため、チェックしてみましょう。
④金具(ロゴチャーム以外)
ロゴチャーム以外の金具も、レディディオールの真贋を見極める上で見落とせないポイントです。本物の金具はていねいなメッキ加工が施されている場合が多く、高級感のあるつくり。金具の色はバッグ全体で統一されていることが多く、ゴールドやメタル、黒などの展開があります。
まず、本物と偽物を比べると、金具の色が異なっていることがあります。とくに黒い金具は、本物はマット感がありますが、偽物は光沢を感じられる仕上がりになっていることが多いです。
また、金具パーツのかたちにも違いがあります。大きく2つの点をチェックしてみましょう。
1つめは、バッグ本体とショルダーストラップをつなぐナスカン。一部のモデルではナスカンが丸みを帯びていて滑らかであるいっぽう、偽物はつくりが直線的で安っぽいことが多いです。

画像は当社の基準内品のレディディオール ナスカン部分
2つめは、ネジのかたちです。ボディとハンドルをつなぐハトメ(生地に開けられた穴の周りを覆い、補強するパーツ)にはネジがつけられており、本物はマイナスネジであることがほとんど。

画像は当社の基準内品のレディディオール ネジ部分
しかし、偽物はプラスネジで留められていることが多いです。また、ネジ自体が付いていないケースも見受けられます。
⑤ロゴタグ

画像は当社の基準内品のレディディオール ロゴタグ部分
バッグ内側のロゴタグはチェックしたい箇所のひとつです。
本物のタグには、“Christian Dior PARIS”や“MADE IN ITALY”といった、ロゴや生産国が型押しされていることが多いです。型押しならではの凹凸感や光沢感があり、タグにも高級感を感じます。
しかし偽物は、上からプリントされているだけで、型押しの凹凸感が感じられないことがあります。
さらに、タグの縫い付け方にも違いが。本物はステッチが均一でていねいさが表れているいっぽう、偽物は縫い目が粗雑であることもあります。
また、偽物はそもそもタグがついていないこともあるため、かならずチェックしましょう。
⑥素材

画像は当社の基準内品のレディディオール(ラムスキン)
本物のレディディオールには、高品質なラムスキンやカーフスキン、ゴートスキンなどが使われていることが多いです。
たとえば、ラムスキンはしっとりとした柔らかさと自然な光沢が特徴で、手に触れると滑らかさと適度なハリが感じられます。
偽物には、安価な素材や合皮が使われることが多いです。合皮は光沢がありすぎる、またはマットすぎることがあります。感触も硬すぎる、または柔らかすぎることが。
ただし、偽物でも安価な本革が使われるケースがあるため、素材だけで断定しないようにしましょう。
⑦シルエット(ハンドバッグ)

画像は当社の基準内品のレディディオール
レディディオールのハンドバッグは、全体のシルエットや構造も真贋を見分けるポイントになります。
本物のレディディオールは、適度な柔らかさと曲線美を感じられるシルエットです。ハンドバッグを置いたときの重心が安定しており、きちんと自立します。
偽物は、本物に比べて硬く、直線的なシルエットになっている場合があります。また反対に、素材が柔らかすぎて、自立しないものもあります。
さらに、バッグのボディに対してマチのサイズが合わず、全体のバランスが崩れている例も確認されています。平らな場所に置き、引きの目線で確認することも有効です。
⑧付属品

画像は当社の基準内品のレディディオール 付属品
付属品の仕様も、レディディオールの真贋を判断する際の手がかりになります。とくに注目したいのが、ショルダーストラップに付属するチャームです。
本物のレディディオールのバッグには、ショルダーストラップにバッジをつけられる「My ABCDior」バッグというモデルがあります。バッジは数字やアルファベット、ロゴなど、複数の中から自由にカスタマイズでき、3つまでは無料でつけることができます。
たとえば、インターネットで販売されているコピー品は、3つのバッジが同じ組み合わせで固定されていることが多いです。新品にも関わらずバッジの種類が決まっていたり、同じバッジの組み合わせが大量に売られていたりする場合は、偽物の可能性が。
現行ラインであれば、ディオールの公式サイトでバッジのデザインを確認するなどしましょう。また、バッジは年代やモデルによって、多くの種類が存在します。金具の質感や仕上がりも他のポイントと合わせてチェックしてみてください。

画像は当社の基準内品のレディディオール 付属チャーム
【チェックしたい!】
レディディオールの真贋ポイント
- カナージュステッチの中心が揃っているか
- 縫い終わりで返し縫いをしていないか
- 糸処理がていねいか
- 金具のつくりや構造が本物と一致するか
- ハトメを留めるネジがマイナスネジであるか
- ロゴは型押しならではの凹凸感があるか
- 高品質な素材が使われているか
- 曲線美を感じられるシルエットであるか
- バッグを置くと自立するか
- 正しい付属品がついているか
※すべてのアイテムに当てはまるわけではありません

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レディディオールの本物を手に入れるための5つの注意点

レディディオールの本物を手に入れるためには、真贋ポイントを知るだけでは十分とはいえません。購入の場面や状況によって、偽物に出会うリスクは大きく変わります。
ここでは、レディディオールの本物を手に入れるための注意点について詳しく紹介します。
「スーパーコピー」「N級品」=偽物なので絶対NG
「スーパーコピー」「最高級スーパーコピー」「N級品」といった言葉は、すべて偽物業者が販売促進のために作り出した呼称であり、ブランドの品質基準ではありません。
「本物と同じ素材」といった説明が添えられることもありますが、ブランドの伝統的な製法などを完全に再現することは困難です。精巧に見えても、手に取るとステッチの違和感や、使用を重ねるなかでメッキの剥がれ・型崩れといった「作りの甘さ」が表面化するケースが少なくありません。
偽物の購入・所持・転売はトラブルの原因にもなるため、どのような理由があっても手を出さないことが大切です。
フリマアプリ利用時は細部まで入念に確認する
フリマアプリでレディディオールを購入する際は、出品ページの細部まで入念に確認することが大切です。
偽物が紛れ込みやすい環境であるため、以下のポイントをチェックしてください。
- カナージュ・ロゴチャーム・タグ裏面など特定箇所の追加画像を要求する
- 入手経路を曖昧にする説明文は疑う
- 評価がゼロ、過去取引にブランド品がないアカウントからの高額購入は避ける
これらは偽物業者がよく使う手口であり、ひとつでも該当する場合は購入を見合わせる判断も必要です。
フリマアプリでの取引は価格面での魅力はありますが、本物かどうかの保証がないぶん、自己判断の精度が問われます。少しでも違和感を覚えたときは、取引を進めないことが自分を守る最善策といえます。
市場価格を大きく下回る販売価格に警戒する
市場価格を大きく下回る価格で販売されているレディディオールには、十分に警戒しましょう。
とくにレディディオールバッグは中古市場でも価値が落ちにくいです。モデルや状態にもよりますが、定価の半額以下など相場から大きく逸脱した安値には何らかの裏がある場合がほとんど。それらしい理由が添えられていても、価格の不自然さが解消されるわけではありません。
とくに人気の高いスモールやミディアムサイズが、状態が悪くなくても安く出品されているケースは、偽物の可能性が高いです。
付属品の有無だけで本物と断定しない
付属品がそろっていても、それだけで本物と断定するのは危険です。付属品はあくまで参考材料のひとつと位置づけ、本体の質感を軸に総合的に判断するようにしてください。
確認・注意すべきポイントは、以下のとおりです。
- 付属品一式が揃っていても偽物の可能性がある
- ギャランティカードのフォントや質感を確認する
- 付属品だけが本物の場合がある
「並行輸入品」を装った悪質な業者に要注意
「並行輸入品」とは、第三者が独自で海外から輸入・販売する商品のこと。実際にそうした方法で商品を販売している業者も存在します。
しかし問題なのは、このしくみを悪用して偽物を販売する業者が存在することです。
とくに「海外仕様なので国内正規品とタグの形状が異なる」といった説明は、偽物の粗悪さを正当化する言い訳として使われるケースがあります。インボイス(納品書)のコピーが付属していても、その書類自体が偽造されている可能性も。
並行輸入品は比較的安価で売られていることが多いですが、値段だけでなく、販売元の運営実績や信頼性を確認してから購入を検討しましょう。
並行輸入品についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
>>並行輸入品とは?偽物との見分け方と安全な購入ガイド!
買うなら本物を!レディディオールを安全に購入できる場所
レディディオールは高い買い物だからこそ、本物を手に入れたいもの。ここでは、本物のレディディオールを購入できる場所を紹介します。
ディオール正規店
本物を確実に買える方法は、正規店で購入すること。レディディオールは高額な買い物だからこそ、目先の安さよりも「100%本物である」という確証に投資する判断が大切です。
ディオールは路面店や百貨店の店舗、空港の免税店といった選択肢があります。
さらに、2026年2月には代官山に「ディオール バンブー パビリオン」がオープンしました。正規店での空間も楽しみながらショッピングすることで、アイテムへの愛着がより生まれるかもしれません。
出典:Dior
公式オンラインブティック
ディオールは、公式オンラインブティックも展開しています。公式オンラインショップも本物を購入できる選択肢のひとつです。
オンラインはいつでも、どこからでも、購入できることがメリット。正規店で購入するアイテムに目星をつけておき、検討した後に購入する方法もよいでしょう◎
出典:Dior
信頼できるリユースショップ
「正規品は高いけど、どうしてもレディディオールがほしい…!」
そんな人には、査定士が在籍するリユースショップもおすすめです。リユースショップでは正規品よりも安く手に入れることができたり、廃盤になったモデルと出合えたりするチャンスがあります。
古物商許可証を持つプロが介在する店舗を選べば、取引の安全性が高まるでしょう。
リユースショップでレディディオールの購入を検討している人は、ぜひ「WASTE_NOT」をご利用ください。
>>「WASTE_NOT」でレディディオールのアイテムを見てみる
レディディオールのコピー品を買ってしまったときの対処法

万が一、手元のレディディオールが偽物かもしれないと感じたら、慌てず落ち着いて行動することが大切です。
購入後に気づいた場合でも、状況によっては返金や相談で解決できるケースがあります。購入した場所や状況に応じて、適切な対処法を選ぶようにしましょう。
まずは購入元に問い合わせる
まずは購入元に問い合わせることが、偽物トラブル解決の出発点です。
購入した店舗やフリマアプリの出品者に対し、即座にメッセージで連絡し、真贋に疑念がある旨を伝えたうえで返品と全額返金を明確に要求してください。
やり取りの履歴はチャットやメールを問わず、後のトラブル解決の証拠としてかならずスクリーンショットで保存しておきましょう。
フリマアプリを利用した場合は、受取評価を行うと取引が完了扱いになり返金が難しくなるため、問題が解決するまで絶対に評価ボタンを押さないことが大切です。
それでも解決しない場合は、次の方法を試してみてください。
消費者センターや警察に相談する
相手が返品に応じない場合や連絡が途絶えた場合は、公的な相談窓口を活用してください。
消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、専門の相談員から状況に応じた具体的なアドバイスを受けられます。また、悪質な詐欺サイトや組織的な偽物販売と判断できる場合は、警察相談専用窓口「#9110」への相談も有効です。
相談時には、購入時の画面コピー・届いた商品の写真・相手とのやり取りの記録を資料として準備しておくと、話がスムーズに進みます。
また、振込先口座が判明している場合は、銀行に対して振り込め詐欺救済法に基づく口座凍結の相談も可能です。ひとりで抱え込まず、早めに相談することがトラブル解決につながります。
参考:
消費者ホットライン|消費者庁
警察に対する相談は警察相談専用電話 「#9110」番へ|政府広報オンライン
真贋ポイントを押さえて、本物のレディディオールを手に入れよう!
レディディオールはバッグや財布など幅広いアイテムで展開されており、とても人気の高いコレクションです。しかし、偽物やコピー品が出回るケースが後を絶ちません。
本物とほとんど見分けがつかない精巧なコピー品も存在するため、この記事で紹介した真贋ポイントを押さえて、購入に関するトラブル回避に役立ててください。
また、真正性を重視するなら、正規店や公式オンラインサイトの利用が確実です。正しい知識を身につけ、納得できる本物のレディディオールを手に入れましょう!

