【2025年8月最新】ルイ・ヴィトンの値上げ情報まとめ!今後の値上げはいつ?

近年ハイブランドの価格改定が相次ぐ中、「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」はその頻度の高さで注目を集めています。SNSでは「値上げしすぎ」「もう手が届かない」といった声が見られ、ユーザーの関心も高まりつつあります。

2025年に入ってからもすでに複数回の値上げが確認されており、今後の動きからも目が離せません。

本記事では、2025年最新のルイ・ヴィトン価格改定情報をはじめ、値上げ後の主要アイテムの価格、さらに中古市場やリセールバリューへの影響までくわしく解説。購入を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

※本記事で記載している価格は、2025年8月更新時点のルイヴィトン公式サイトの定価を参考にしています。


直近で行われたルイ・ヴィトンの値上げ

ルイ・ヴィトンでは、近年たびたび価格改定が行われています。2023年には4回の値上げが実施され、2024年2回の値上げが行われました。2023年~2025年の値上げ時期は以下の通りです。

2023年
・2月3日
・6月1日
・7月19日
・9月19日

2024年
2月19日(一部) 
・5月28日

2025年
・2月15日(一部)
・4月15日

とくに2023年は、6月と7月にわずか1か月半という短い間隔で値上げが行われ、SNSでは「また値上げ?」と驚きの声が広がりました。

2024年には、2月に一部商品の価格が改定され、続く5月28日には全商品を対象とした値上げが実施されました。

2025年も価格上昇の流れは続き、4月15日には全商品で平均3.5%の値上げが行われています。

ルイ・ヴィトンの値上げは事前に告知される?

ルイ・ヴィトンの価格改定は、数%程度の小幅な値上げであれば、公式にアナウンスされないことがほとんどです。ただし、日頃から店舗を利用している常連客や外商経由で購入している顧客の中には、「事前にスタッフから値上げを知らされた」という声も一部に見られます(※SNSやYahoo!知恵袋などより)。

そうした関係性がない一般ユーザーの場合は、X(旧Twitter)などのSNSで「ヴィトン 値上げ」と検索してみるのがおすすめです。値上げ情報をいち早くキャッチしたVIP顧客による投稿が見つかることもあります。


直近の値上げは4月15日!すべての製品が平均3.5%アップ

2025年4月15日、ルイ・ヴィトン全製品の価格が一斉に改定され、平均で約3.5%の値上げが実施されました。モデルによっては約5%を超えるケースもあります。

SNS上では、「担当スタッフから値上げの案内があった」という常連客の投稿が注目を集めており、今回も事前情報は一部のVIP顧客に限られていたようです。

なお、同年2月15日にも、財布など一部アイテムを対象に3〜5%の値上げが行われており、2025年はすでに2度目の価格改定となります。2025年8月1日時点で新たな値上げ情報は確認されていませんが、過去3年間で年に2〜4回の改定があったことを踏まえると、年内にあと1〜2回の値上げが行われる可能性もあります。

欲しいアイテムがある場合は、今後のさらなる値上げを見越して、早めの購入を検討するのがおすすめです。


価格改定で値上げ!ルイ・ヴィトン人気商品の最新価格一覧

ここからは、ルイ・ヴィトンのバッグや財布などの人気アイテムを中心に、値上げ後の価格値上げ率を解説します。 シリーズごとの定価改定前の価格と、定価改定後の価格(2025年更新時点の最新価格)がすぐに分かる一覧表で解説しますので、ルイ・ヴィトンの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

スピーディシリーズ

商品名改定前の定価改定後の定価値上げ率&増加額
スピーディ・バンドリエール25279,400円288,200円約3.2% (+8,800円)
スピーディ・バンドリエール30289,300円298,100円約3% (+8,800円)
スピーディ・バンドリエール35299,200円308,000円約3% (+8,800円)

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スピーディは、1930年代に登場してから90年以上人気を集めているロングセラーシリーズですが、近年の度重なる値上げにより、購入のハードルが上がりつつあります。

2025年4月の値上げでは、主要モデルが一律で約8,800円の価格上昇となり、スピーディ・バンドリエール25はついに28万円台に突入しました。

アルマシリーズ

商品名改定前の定価改定後の定価値上げ率&増加額
アルマBB(モノグラム)279,400円288,200円約3.15% (+8,800円)
アルマPM(モノグラム)299,200円308,000円約3%(+8,800円)
アルマPM(エピ)366,300円383,900円 約4.8%(+17,600円)

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スピーディシリーズ同様、ルイ・ヴィトンの定番であるアルマシリーズ。2022年2月頃は10万円台でしたが、同年に行われた価格改定によって20万円台となりました。

その後もアルマBB、アルマPMともに値上げが行われ、現在の価格は30万円前後という結果になっています。エピ素材のアルマPMに関しては、40万円近い価格です。

ネヴァーフルシリーズ

商品名改定前の定価改定後の定価値上げ率&増加額
ネヴァーフル PM258,500円267,300円約3.4% (+8,800円)
ネヴァーフル MM268,400円277,200円約3.3%(+8,800円)
ネヴァーフル GM276,100円284,900円約3.2%(+8,800円)

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収納力とデザイン性を兼ね備え、世代を問わず支持されているネヴァーフルシリーズ。中でも最もコンパクトなPMサイズは、2022年2月時点ではおよそ19万円で購入できましたが、2025年4月の価格改定後には26万円台にまで上昇しています。

同シリーズは過去数年にわたり段階的な価格改定が続いており、今回の値上げでも各サイズが一律で約8,800円アップしました。これにより、GMサイズもいよいよ30万円台が見えてくる水準となってきています。

オンザゴーシリーズ

商品名改定前の定価改定後の定価値上げ率&増加額
オンザゴーPM
(モノグラム)
448,800円457,600円約2% (+8,800円)
オンザゴーBB
(モノグラム)
353,100円353,100円±0% (0円)
オンザゴーGM
(モノグラム)
477,400円486,200 円約1.8%(+8,800円)

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2019年のサマーカプセルコレクションで登場して以来、高い人気を誇るオンザゴーシリーズ。当初は30万円前後で購入できたモデルも、近年の度重なる価格改定により大幅に値上がりしています。

2024年〜2025年にかけて複数回の値上げが行われ、特に2025年4月の改定ではPM・GMモデルが一律で8,800円ずつ上昇。これにより、PMは45万円台後半、GMは48万円台に達し、50万円台に迫る価格帯となっています。

一方、オンザゴーBBは2024年に一度価格が引き下げられており、現在も据え置き価格(353,100円)で推移しています。他モデルと比べて唯一、直近の値上げ対象から外れています。

なお、限定アイテムである「ルイ・ヴィトン × 村上隆」コレクションはさらに高額で、BBは416,000円、PMは610,500円とプレミアムな価格設定になっています。

サックプラシリーズ

商品名改定前の定価改定後の定価値上げ率&増加額
プティット・サックプラ279,400円288,200円約3.15% (+8,800円)
サックプラ BB364,100円382,800円約5.14% (+18,700円)

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1968年に誕生したサックプラシリーズは、一度は廃盤となったものの、新型として復刻され、現在も女性を中心に高い人気を集めています。

特に注目されるのが、プティット・サックプラの価格推移です。2020年の発売当初は10万円台だったにもかかわらず、わずか数年で30万円近くまで上昇しました。近年の値上げによって、2025年4月の改定後は28万円台に達しています。

また、サックプラ BBについても今回の改定で約1万8,700円の値上げとなり、価格は38万円を突破。40万円台目前の水準となっており、今後の動向にも注目が集まります。

ミニバッグ

商品名改定前の定価改定後の定価値上げ率&増加額
ミュルティ・ポシェット・アクセソワール401,500円420,200円約4.7% (+18,700円)
ポシェット フェリシー
(モノグラム)
211,200円220,000円約2.9% (+8,800円)

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ルイ・ヴィトンのミニバッグカテゴリーも前回の改定で約3~5%の値上げとなりました。注目すべきは、比較的手頃とされていたミニバッグカテゴリーの価格帯の変化です。

とくにミュルティ・ポシェット・アクセソワールは40万円を超え、従来のミニバッグの価格帯を大きく上回る水準となりました。

ポシェット フェリシーも20万円を超え、ミニバッグ全体の価格帯が上昇傾向にあります。この傾向は、ルイ・ヴィトン全体のポジショニングの変化を示唆しているとも考えられます。

財布

商品名改定前の定価改定後の定価値上げ率&増加額
ポルトフォイユ・エミリー84,700円86,900円約 2.6%( +2,200円)
ポルトフォイユ・クレマンス88,000円90,200円約2.5% (+2,200円)
モノグラム ジッピーウォレット114,400円117,700円約2.9% (+3,300円)
ポルトフォイユ・サラ フューシャ95,700円97,900円約2.3%(+2,200円)
モノグラム ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌ81,400円83,600円約2.7%(+2,200円)

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今回のルイ・ヴィトンの財布価格改定では、主要モデルが約2.3〜2.9%の範囲で値上げされました。定番人気のポルトフォイユ・クレマンスも約2.5%(+2,200円)の価格改定となり、大きな跳ね上がりではないものの、じわじわと価格が上昇しています。

ジッピー・ウォレット(モノグラム)は約2.9%、アンプラントレザーを使用したモデルは約2.5%の上昇にとどまり、モデルや素材によって値上げ幅に差が見られます。

クレマンスやエミリーなど定番モデルも引き続き価格改定の対象となる可能性が高く、購入を検討している方は、次回の値上げ前に入手するのがおすすめです。

逆に、値上げ幅が比較的小さいモデルは、価格動向を見ながらじっくり検討しても良いでしょう。

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ルイ・ヴィトンが値上げする4つの理由

ルイ・ヴィトンはここ数年で度重なる値上げを行っていますが、一体なぜこれほど価格改定が行われるのでしょうか?下記4つの理由が要因だとされています。それぞれ詳しく確認していきましょう。

  • 円安の影響
  • 輸送費の高騰
  • 原材料や人件費の高騰
  • ブランド価値を守るため

円安の影響

まず、円安が与える影響について解説します。円の価値が下がると輸入コストが増加するため、日本国内で販売される海外ブランド品の多くが値上げされます

たとえば、“1ドル=100円”であれば10万円で仕入れられる商品も、“1ドル=120円”の円安になれば12万円の支払いが必要となります。企業側はこのコスト増加分を埋めるために、定価を引き上げざるを得ないというわけです。

2025年の円安動向を振り返ってみると、1月には1ドル=156円台、2月時点では1ドル=151円台と、引き続き円安傾向が続いています。ルイ・ヴィトンも海外ブランドのひとつであり、円安による仕入れコストの上昇が、日本国内での価格上昇の大きな要因となっています。

輸送費の高騰

近年の世界的な輸送コストの上昇は、商品価格に大きな影響を与えています。2020年のコロナ禍初期、欧米諸国でのロックダウンにより人と物の移動が制限され、生活必需品や娯楽用品の需要が急増した結果、国際物流の荷物量も急増しました。

同時に、中国でのコンテナ生産が一時的に減少したことで世界的なコンテナ不足が発生し、2025年現在も解消には至っていません。このコンテナ不足が主な要因となり、海上運賃が急騰。これが輸送コスト全体の引き上げに繋がっています。

さらに、ウクライナ情勢によるエネルギー価格の高騰も、輸送コスト上昇の一因となっています。とくにアジアから欧米への航路では、コンテナ不足に加え、港湾での混雑やトラックドライバー不足といった問題が複合的に発生し、輸送の遅延とコストの高騰が長期化しています。これにより、輸送費の増加が最終的に商品の価格に転嫁される形で反映されています。

出典:三菱商事ロジスティクス株式会社 MCLOGI
出典:東洋経済オンライン

原材料や人件費の高騰

高級ブランドが使用する皮革や金属といった原材料は、世界的な需要増加やインフレの影響で価格が上がっています。ルイ・ヴィトンのアイテムは上質な素材が使用されています。なかでも牛革を使用した製品については、上質な革の確保がますます難しくなっています

。これは、近年の牛肉消費の増加に伴い、供給量を増やすために量産が進んだことで、全体的な革の質が低下し、上質な牛革の総数が減少しているためです。結果として高品質な原材料の確保が困難となり、価格が高騰しています。

また、職人や熟練した人材を雇用し続けるために人件費も増加しています。ルイ・ヴィトンが値上げする理由には、こうした製造コストの上昇も含まれており、品質維持のために価格調整が必要とされています。

ブランド価値を守るため

高級ブランドは価格が低下するとブランド価値が下がることがあるため、意図的に値上げすることがあります。ルイ・ヴィトンも価格を上げることで、希少価値やブランドステータスを保ち、プレミアム感を維持する戦略を取っています。また、高価格帯を保つことで顧客層に一定のステータスを提供し、他のブランドとの差別化を図っています。


値上げによる中古市場での価格変動

価格改定によって現行の商品の定価が変わると、中古市場にも影響があります。もともとの価格が上がれば、底上げされて中古品の販売価格も少し上がります。販売価格が上がると聞くとネガティブな印象がありますが、いっぽうでよい点もあります。

それは、“買取価格がアップ”することです。ルイ・ヴィトンはハイブランドの定番で、需要と供給いずれも高いため、中古であっても高価格で取引されることも多くあります。そのため、不要なルイ・ヴィトンのアイテムがある場合は、今のタイミングで売ってしまうのも一案です。


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    ※掲載された価格は2025年更新時点のものです。※表示価格はあくまでも参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではございません。実際の買取価格は、相場・在庫状況や商品の状態に応じて変動いたします。あらかじめご了承ください。

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    ルイ・ヴィトンの値上げ動向まとめ

    ルイ・ヴィトンに限らず、ラグジュアリーブランド全体で価格改定が常態化しており、背景には円安の進行や原材料・人件費の高騰といった外的要因が挙げられます。頻繁な値上げにより、ブランドとしての希少性や高級感が一層強調されているのも事実です。

    実際、ここ数年で複数回の価格改定が行われており、直近では全商品を対象に平均3.5%の値上げが実施されました。今後も同様の傾向が続く可能性があります。

    さらに、価格の上昇に伴い中古市場でのリセールバリューも高まりつつあり、「資産性」を重視して購入を検討する人も増えています。気になるアイテムがある場合は、価格推移を確認しつつ、ルイ・ヴィトン正規店や信頼できる専門店での相談をおすすめします。

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