
「OMEGA(オメガ)」の資産価値は比較的安定しています。状態がよければプラス評価につながることがあるだけではなく、一部モデルはプレミア価格で取引されることも珍しくありません。
しかし、モデルによっては価値が落ち着く場合があるため、「資産価値が低い」という印象を抱かれることも少なくありません。では、どのようなモデルが高値で取引されているのでしょうか。
この記事では、ブラリバの買取実績にもとづく、オメガの資産価値ランキングを見ていきます。「資産価値が低い」と誤解される理由や評価されやすいモデルの特徴もまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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※当社は独立した買取・販売業者であり、オメガの正規代理店ではありません。
目次
- 1 オメガの資産価値は安定している!
- 2 オメガは資産価値がないといわれる3つの理由
- 3 資産価値が高いモデルは?オメガの高額買取ランキングTOP10
- 3.1 【1位】スピードマスター キャリバー321(311.50.39.30.01.001)
- 3.2 【2位】スピードマスター アポロ11号 50周年記念(310.60.42.50.99.001)
- 3.3 【3位】スピードマスター キャリバー321(311.93.42.30.99.001)
- 3.4 【4位】スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル(310.60.42.50.10.001)
- 3.5 【5位】デ・ヴィル アワービジョン(431.60.41.21.13.001)
- 3.6 【6位】スピードマスター シルバー スヌーピー アワード 50周年記念(310.32.42.50.02.001)
- 3.7 【7位】コンステレーション(123.55.24.60.55.003)
- 3.8 【8位】デ・ヴィル プレステージ(424.50.33.20.05.001)
- 3.9 【9位】スピードマスター ムーンフェイズ(304.30.43.52.01.001)
- 3.10 【10位】プラネットオーシャン クロノ(222.28.46.50.57.001)
- 4 高い資産価値を誇るオメガの特徴3選
- 5 オメガの資産価値を保つためのポイント3選
- 6 オメガの資産価値に関するよくある質問
- 7 オメガの今の資産価値を把握して保有か売却かを決めよう
オメガの資産価値は安定している!
高級時計業界のなかで、オメガの資産価値は比較的安定しています。
ただし、モデルによって資産価値は異なります。たとえば、スピードマスターやシーマスターなどの定番モデルは、安定した需要により値崩れしにくく、高い価値を維持します。
いっぽう、定価を大きく上回るプレミア価格で取引されるのは、「アポロ11号 50周年記念モデル」のような特定の限定・記念モデルが中心となります。希少性が高いモデルや需要が供給を上回るモデルは、高値で取引される可能性が高いでしょう。
オメガは資産価値がないといわれる3つの理由

オメガの時計は安定した買取率を誇りますが、ロレックスなどのプレミア相場を形成しやすいブランドと比較されることで、「資産価値が低い」と見られてしまうことがあります。
そのため、一部では「オメガには資産価値がない」といわれることもありますが、具体的にはどのような理由があるのでしょうか。
①二次流通市場での流通量が多い
オメガでは世代や仕様の異なるモデルが数多く展開されており、二次流通市場での流通量も多い傾向にあります。
新品・リユース品を問わず市場で手に入る個体数が多いため、「スピードマスター」のような定番モデルの場合は希少価値が薄れ、プレミア化しにくいのです。いっぽう、一部限定モデルや貴金属を使用したモデルなどは特出した価値を持つこともあります。
世界的な腕時計売買のプラットフォーム「Chrono24」では、2026年9月時点で1万件以上のスピードマスターが掲載されていました。
②旧型の需要が変わりやすい
オメガは、年間を通じて継続的に新作を発表するブランド。新作が追加されると、旧型モデルの需要が変化し、買取価格にも影響を与えることも少なくありません。
たとえば、既存アイテムのスペックやデザインなどをアップデートしたモデルが展開されると、実用性を重視する層の需要は新作に移りやすくなります。
需要が多様化するため、一部の定番モデルでは旧型の買取相場が上がりにくくなる側面があります。
③多様な購入ルートが存在する
かつてオメガは並行輸入市場で定価より安く購入できる傾向にあり、リセール率が極端に跳ね上がりにくい背景がありました。
しかし、近年は流通網の整理や品質の向上などにより、並行輸入品の相場も底上げされています。
資産価値が高いモデルは?オメガの高額買取ランキングTOP10
ここからは、ブラリバの買取実績をもとにオメガの資産価値を確認していきます。買取価格が高い順に、ランキング形式でまとめました。
※本記事で掲載している買取参考価格は、「ブラリバ」における2025年3月から2026年6月時点の買取実績にもとづいた情報です。
※買取金額は過去のお取引の実績で、現在の買取金額を保証するものではございません。実際の買取価格は、お品物の状態、相場、在庫状況により変動いたします。
※掲載している参考定価および製品情報は記事更新時点の参考情報です。価格は予告なく変更となる場合があります。最新の情報は必ず公式サイトをご確認ください。
【1位】スピードマスター キャリバー321(311.50.39.30.01.001)

| モデル名(リファレンスナンバー) | スピードマスター キャリバー321(311.50.39.30.01.001) |
| 参考定価 | 1,623万6,000円 |
| 買取参考価格 | 746万6,700円 |
| リセール率 | 約46.0% |
| 状態 | SA |
| 買取日 | 2025年12月 |
「スピードマスター キャリバー321(311.50.39.30.01.001)」は、1957年に登場した初代「CK2915-1」の65周年を記念し、2022年に発売されたモデルです。
オメガが独自開発したカノープスゴールドは、高い白色度と優れた耐久性といった特徴を持っています。
また、フルゴールド仕様やCal.321の搭載などにより、通常のスピードマスターより上位に位置づけられます。
無垢素材に加え、オメガの歴史においても格の高い特別仕様である点が、評価にもつながっているのです。
【2位】スピードマスター アポロ11号 50周年記念(310.60.42.50.99.001)

| モデル名(リファレンスナンバー) | スピードマスター アポロ11号 50周年記念(310.60.42.50.99.001) |
| 参考定価 | 635万8,000円 |
| 買取参考価格 | 478万4,600円 |
| リセール率 | 約75.3% |
| 状態 | SA |
| 買取日 | 2025年11月 |
アポロ11号の月面着陸50周年を記念して誕生したのが、「スピードマスター アポロ11号 50周年記念(310.60.42.50.99.001)」。1969年に誕生したゴールド製の「BA145.022」をモチーフにした、世界1,014本限定の手巻きモデルです。
ケースとブレスレットには、オメガ独自開発の18Kイエローゴールド合金「ムーンシャインゴールド」を使用。インデックスにはオニキスが採用されています。
生産本数が限られているため希少性が高く、コレクターから安定した需要があります。こうした背景が、二次流通市場でも評価される理由です。
【3位】スピードマスター キャリバー321(311.93.42.30.99.001)

| モデル名(リファレンスナンバー) | スピードマスター キャリバー321(311.93.42.30.99.001) |
| 参考定価 | 1,160万5,000円 |
| 買取参考価格 | 418万9,400円 |
| リセール率 | 約36.1% |
| 状態 | SA |
| 買取日 | 2025年11月 |
紹介する「311.93.42.30.99.001」は、スピードマスターのなかでも素材の組み合わせが特徴的な一本です。
42mmのケースには金を配合した特殊なプラチナ、文字盤にはブラックオニキスが使用されています。クロノグラフの3つのサブダイアルには、本物の月隕石が使われています。
プラチナ合金やオニキス、月隕石など素材そのものの価値が高いことは、時計の価値を押し上げる要素のひとつ。天然素材ならではの唯一無二性も、二次流通市場で評価されるポイントです。
【4位】スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル(310.60.42.50.10.001)

| モデル名(リファレンスナンバー) | スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル(310.60.42.50.10.001) |
| 参考定価 | 759万円 |
| 買取参考価格 | 373万4,300円 |
| リセール率 | 約49.2% |
| 状態 | A |
| 買取日 | 2025年9月 |
フルゴールド仕様の「スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル(310.60.42.50.10.001)」。
定番のステンレス製のムーンウォッチとは一線を画すハイエンドモデルで、素材価値や需要、希少性すべてが高水準です。ムーブメントには、手巻きのマスター クロノメーターCal.3861を搭載。
また、世界的にも人気の高いゴールドとグリーン文字盤の組み合わせは、二次流通市場でも需要が高い傾向にあります。
【5位】デ・ヴィル アワービジョン(431.60.41.21.13.001)

| モデル名(リファレンスナンバー) | デ・ヴィル アワービジョン(431.60.41.21.13.001) |
| 参考定価 | 374万円 |
| 買取参考価格 | 312万7,000円 |
| リセール率 | 約83.6% |
| 状態 | B |
| 買取日 | 2026年4月 |
フルゴールド仕様のモデルには「デ・ヴィル アワービジョン(431.60.41.21.13.001)」もあります。ケースからブレスレットまで18Kレッドゴールドで作られており、高級感が漂うデザインとなっています。
さらに、ケース側面からムーブメントを鑑賞できる独自の構造が採用されている点も特徴。この量産に向かない作りは、コレクターアイテムとしての価値を高める要素となっています。
2026年現在、本モデル(431.60.41.21.13.001)は生産終了となっており、流通量が限定されている点も評価につながっています。
【6位】スピードマスター シルバー スヌーピー アワード 50周年記念(310.32.42.50.02.001)

| モデル名(リファレンスナンバー) | スピードマスター シルバー スヌーピー アワード 50周年記念(310.32.42.50.02.001) |
| 参考定価 | 178万2,000円 |
| 買取参考価格 | 228万7,300円 |
| リセール率 | 約128.4% |
| 状態 | B |
| 買取日 | 2025年3月 |
「スピードマスター シルバー スヌーピー アワード 50周年記念(310.32.42.50.02.001)」は、特別なデザインで人気を集めているモデルです。
1970年、スピードマスターがアポロ13号の生還に貢献したことで、NASAからオメガへ栄誉ある賞が贈られました。受賞から50年が経過した節目の年に、本モデル(310.32.42.50.02.001)が作られたのです。
クロノグラフを作動させると裏蓋のスヌーピーが月を周回する、といった遊び心と高度な技術が融合したからくり機構は、コレクター需要を高める要素となっています。
需要に対して供給量が少ないことから希少性が高く、正規店での購入も難しいといわれています。歴史的背景やデザイン性、希少性が高いため、二次流通市場での需要も安定しているのです。
【7位】コンステレーション(123.55.24.60.55.003)

| モデル名(リファレンスナンバー) | コンステレーション(123.55.24.60.55.003) |
| 参考定価 | 162万8,000円 |
| 買取参考価格 | 215万2,700円 |
| リセール率 | 約132.2% |
| 状態 | N |
| 買取日 | 2026年6月 |
24mmの小ぶりなケースに、18Kイエローゴールドやダイヤモンド、マザーオブパールを取り入れた「コンステレーション(123.55.24.60.55.003)」。
通常のコンステレーションのレディースモデルは、二次流通市場での需要層が限定される傾向にあるため、買取価格は控え目になりがちです。
しかし、紹介するモデル(123.55.24.60.55.003)は、腕時計としてだけではなく、ジュエリーとしても人気を集めるため、二次流通市場での評価が上がりやすいです。
また、新品・未使用品であったことも、高く評価された背景にあります。
【8位】デ・ヴィル プレステージ(424.50.33.20.05.001)

| モデル名(リファレンスナンバー) | デ・ヴィル プレステージ(424.50.33.20.05.001) |
| 参考定価 | 268万円 |
| 買取参考価格 | 213万円 |
| リセール率 | 約79.5% |
| 状態 | B |
| 買取日 | 2026年4月 |
二次流通市場において「デ・ヴィル プレステージ(424.50.33.20.05.001)」は、素材価値と流通量の少なさが評価される傾向にあります。
ケースとブレスレットには18Kイエローゴールド、文字盤にはホワイトマザーオブパールが採用されたフルゴールド仕様となっています。一級品の素材が組み合わされている点は、宝飾時計としても評価されやすいです。
また、32.7mmのケースは性別を問わず着用しやすいサイズ感。二次流通市場でも購入層が限定されにくいため、安定した需要が見込める点も資産価値を支える理由のひとつです。
【9位】スピードマスター ムーンフェイズ(304.30.43.52.01.001)

| モデル名(リファレンスナンバー) | スピードマスター ムーンフェイズ(304.30.43.52.01.001) |
| 参考定価 | 287万1,000円 |
| 買取参考価格 | 183万5,400円 |
| リセール率 | 約63.9% |
| 状態 | A |
| 買取日 | 2026年3月 |
「スピードマスター ムーンフェイズ メテオライト(304.30.43.52.01.001)」は、2025年に登場したモデルです。
6時位置には、独自のムーンフェイズ表示が特徴で、時計愛好家のなかで注目を集めています。
二次流通市場において、本モデル(304.30.43.52.01.001)のような「ステンレススチール×ブラック文字盤」の組み合わせは人気が高く、安定した需要があるため、値崩れしにくいといえるでしょう。
【10位】プラネットオーシャン クロノ(222.28.46.50.57.001)

| モデル名(リファレンスナンバー) | プラネットオーシャン クロノ(222.28.46.50.57.001) |
| 参考定価 | 308万円 |
| 買取参考価格 | 179万7,100円 |
| リセール率 | 約58.3% |
| 状態 | A |
| 買取日 | 2025年11月 |
ダイバーズウォッチとしての実用性とジュエリーのような華やかさを併せ持つ「プラネットオーシャン クロノ(222.28.46.50.57.001)」。
ベゼルにバゲットカットの宝石が敷き詰められているほか、インデックスにはダイヤモンドが使用されています。
また、日本未入荷のモデルであり国内での流通量は限定的です。こうした高い希少性とラグジュアリーな仕様が相まって、二次流通市場で高く評価されています。
高い資産価値を誇るオメガの特徴3選
資産価値の高いオメガには、以下の3つの特徴があります。
- 自社製キャリバーを搭載している
- 安定した人気がある
- 希少価値が高い
①自社製キャリバーを搭載している
資産価値の高いモデルには、Cal.321をはじめとする自社製キャリバーが搭載されていることが多いです。
圧倒的な技術力や実用性の高さから、コレクター需要が高い傾向にあります。需要が供給を上回ることから、二次流通市場でも高値で取引される可能性があるのです。
②安定した人気がある
人気が高く、二次流通市場でも需要が安定しているモデルも評価される傾向にあります。継続的に売買されているモデルは次の買い手が見つかる可能性が高いです。
とくに、ブラックやホワイトの文字盤は着用しやすいため、人気があるといえます。
③希少価値が高い
限定モデルや生産終了モデルは、市場に出回る個体数が限られるため、希少性が高まります。需要が供給を上回る傾向にあることから、二次流通市場での評価につながる可能性があるのです。
そのほか、記念モデルや特殊素材を使用したモデルも需要が高いといえます。
ただし、希少性の高いモデルなら必ず評価されるわけではありません。「そのモデルを求める買い手がどの程度いるか」が重要で、二次流通市場での需要が弱い場合は資産価値の維持は難しいです。
オメガの資産価値を保つためのポイント3選
たとえ同じモデルでも、状態や付属品の有無などによって買取価格には差が生まれます。オメガの資産価値を保つポイントには、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
①良好な状態で保管する
二次流通市場において、状態がよいアイテムは次の買い手が見つかりやすくなるため、評価が上がる傾向にあります。そのため、よい状態を保つことは、結果として資産価値の維持にもつながります。
使用後はケースやブレスレット部分を柔らかい布で拭き取り、汚れや水分などをそのままにしておかないようにしましょう。
また、強い衝撃や極端な温度変化などは避け、ていねいに扱うことを心掛けてみてください。
※実際のメンテナンスやお取り扱いはご自身の責任において行ってください。
②定期的にメンテナンスを受ける
定期的にメンテナンスを受けると、時計の精度や美しさを保つことができます。
オメガ公式は、使用状況や環境に応じて5〜8年に一度、メンテナンス(コンプリート メンテナンス サービス)を受けることを推奨しています。
コンプリート メンテナンス サービスでは、ムーブメントの分解・洗浄や注油、精度調整、必要に応じた純正部品の交換が行われます。
非正規でのメンテナンスや修理は資産価値を下げる要因になるため、正規サービスを利用することが大切です。
③付属品を保管する
購入時に付いてきた箱やギャランティカード(保証書)、余りコマなどは、保管しておくことをおすすめします。
付属品がそろっている個体は、査定時にプラス評価につながる場合があります。とくに余りコマはブレスレットのサイズ調整に必要なため、残っていると需要が高くなりやすいです。
オメガの資産価値に関するよくある質問

ここでは、オメガの資産価値に関するよくある疑問に回答します。
①オメガとロレックスの資産価値はどちらが高い?
オメガとロレックスを比べると、ロレックスのほうが資産価値が高いといえます。
しかし、オメガの一部モデルは定価を上回る価格で取引されています。資産価値の高さはブランドだけではなく、モデルごとに見ることをおすすめします。
②オメガのシーマスターの資産価値はどれくらい?
シーマスターの資産価値は、モデルやコンディションによって異なります。
ダイバー300 Mなど二次流通市場での取引が続くモデルもありますが、世代や付属品の有無、購入時の価格によって評価は変わります。
③オメガは今後値上がりする?
記事更新日現在、オメガの値上げは発表されていません。しかし、近年値上げが繰り返し行われていることから、価格改定が実施される可能性は十分にあります。
オメガの価格改定について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
>>オメガの値上げ動向!シーマスターなど人気アイテムの価格改定を紹介
オメガの今の資産価値を把握して保有か売却かを決めよう
ロレックスなどと比べるとプレミア化しにくいものの、オメガの資産価値は比較的安定しています。
スピードマスターやシーマスターなどの定番モデルは、型番によっては値崩れしにくいです。いっぽう「シルバー スヌーピー アワード」や「アポロ11号50周年記念モデル」などの特定のモデルは、オメガのなかで高い資産価値を誇るといえます。
同じシリーズでも素材や状態、付属品の有無などによって、二次流通市場での需要は変動します。そして、これらの要素が買取価格を左右する重要なポイントです。
オメガの資産価値を維持するためにも、日頃の使用後のケアや、正規サービスでの定期的なメンテナンスをおすすめします。

