
「記念硬貨には価値がない」と耳にしたことのある人も多いことでしょう。多くの場合、記念硬貨の価値は額面通りとなりますが、素材や発行枚数などによっては高値で取引できることも少なくありません。
では、実際に高値で取引される記念硬貨には、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
この記事では、「記念硬貨には本当に価値がないのか?」という疑問にお答えします。高く評価される記念硬貨の例や売却時のコツも解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
※アイキャッチ画像:ブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影したアイテムを使用しています。
※本記事に記載された将来の価格見通しや市場動向は、複数の業界レポートや公開情報をもとに編集・推定したものであり、いかなる投資判断を保証するものではありません。記念硬貨の売買・取引はご自身の判断と責任において行ってください。
※本記事で使用している画像は、弊社で撮影したオリジナル画像、または商用利用可能なフリー素材を使用しています。
目次
記念硬貨は本当に価値がない?
記念硬貨には価値がないわけではなく、「最低でも額面通りの価値が保証されている」というのが正しい認識です。
記念硬貨は国が発行する正式な貨幣であり、金融機関の窓口で両替を行う際は額面通りの金額として扱われます。
一部の記念硬貨は高値で売れる可能性もある
記念硬貨のなかには高く評価されるものも存在します。
SNS上の売却報告では、額面以上の価格で取引された事例も見つかりました。素材や希少性など、特定の要素を持つ記念硬貨は高値での取引が期待できるでしょう。
なお、記念硬貨の買取価格は当日の金・貴金属相場によって変動します。詳しくは後述しますので、そちらもご覧ください。
高い価値が期待できる記念硬貨は?
査定時、高く評価される記念硬貨には、どのようなものがあるのでしょうか。具体的な例として、以下が挙げられます。
- 【皇室関連】天皇陛下御在位60年記念硬貨
- 【皇室関連】天皇陛下御即位記念硬貨
- 【皇室関連】皇太子殿下御成婚記念硬貨
- 【オリンピック・国際大会】東京オリンピック記念硬貨
- 【オリンピック・国際大会】長野オリンピック冬季競技大会記念硬貨
- 【オリンピック・国際大会】2005年日本国際博覧会記念硬貨
金貨の価値を知りたい場合は、下記の記事もあわせてチェックしてください。
>>金貨の種類を徹底解説!「10万円金貨」「メイプルリーフ金貨」など一覧
※掲載している買取相場は、複数の硬貨買取専門店の公開情報や市場データを基に、編集部が独自に算出した参考値です。あくまでも参考情報としてご活用ください。
※実際の買取価格は、硬貨の状態や相場、在庫状況などによって変動します。記載の価格での買取を保証するものではありません。
※掲載している内容は、2026年9月時点の情報です。
【皇室関連】天皇陛下御在位60年記念硬貨
| 記念硬貨の名称 | 天皇陛下御在位60年記念10万円金貨 |
| 発行年 | 1986年~ |
| 質量 | 20g |
| 品位 | 純金(K24) |
| 直径 | 30mm |
| 額面金額 | 10万円 |
| 買取価格(相場) | 約40万〜44万円程度 |
天皇陛下御在位60年記念硬貨は、1986年に昭和天皇の御在位60年を祝って発行された硬貨です。「500円白銅貨幣」「1万円銀貨幣」「10万円金貨幣」の3種類があります。
なかでも価値が高いのは、天皇陛下御在位60年記念10万円金貨です。純金20gが使用されており、地金価値だけでも額面を大きく上回ります。
【皇室関連】天皇陛下御即位記念硬貨
| 記念硬貨の名称 | 天皇陛下御即位記念10万円金貨 |
| 発行年 | 1990年 |
| 質量 | 30g |
| 品位 | 純金(K24) |
| 直径 | 33mm |
| 額面金額 | 10万円 |
| 買取価格(相場) | 約60万〜67万円程度 |
平成の天皇陛下(現在の上皇陛下)の御即位を祝って日本政府が発行した法定通貨が、天皇陛下御即位記念硬貨です。
天皇陛下御即位記念硬貨のなかでも、とくに価値が高いのは1990年に発行された10万円金貨です。この金貨には純金30gが使われています。
御在位60年記念金貨より純金量が多いため、額面を大きく上回る相場で取引されています。
【皇室関連】皇太子殿下御成婚記念硬貨
| 記念硬貨の名称 | 皇太子殿下御成婚記念5万円金貨 |
| 発行年 | 1993年 |
| 質量 | 18g |
| 品位 | 純金(K24) |
| 直径 | 27mm |
| 額面金額 | 5万円 |
| 買取価格(相場) | 約35万〜39万円程度 |
皇太子殿下御成婚記念硬貨は、1993年の皇太子徳仁親王殿下と雅子さまのご結婚を記念して発行されました。
「500円白銅貨」「5千円銀貨」「5万円金貨」の3種類がありますが、日本の記念硬貨において額面5万円で発行されたのは「皇太子殿下御成婚記念5万円金貨」のみです。
皇太子殿下御成婚記念5万円金貨には純金18gが使用されています。近年の歴史的な金相場高騰に連動して、額面を上回る地金価値で取引されています。
【オリンピック・国際大会】東京オリンピック記念硬貨
| 記念硬貨の名称 | 東京2020オリンピック競技大会記念1万円金貨 |
| 発行年 | 2018年~2020年 |
| 質量 | 15.6g |
| 品位 | 純金(K24) |
| 直径 | 26mm |
| 額面金額 | 1万円 |
| 買取価格(相場) | 約32万〜34万円程度 |
1964年発行の日本初の記念硬貨(銀貨)も根強い人気がありますが、近年とくに価値が高まっているのは2020年大会などの硬貨です。
2020年東京オリンピック記念硬貨は、2018年から2020年にかけて、複数次(第一次~第四次)に分けて発行されました。なかでも、流鏑馬や心技体をデザインした1万円金貨は価値が高い傾向にあります。
なお、オリンピック関連の硬貨は種類が多いうえ、発行枚数や年銘によって評価が変わる傾向にあるため、売却前に保有する硬貨の価値を調べておくとよいでしょう。
【オリンピック・国際大会】長野オリンピック冬季競技大会記念硬貨
| 記念硬貨の名称 | 長野オリンピック冬季競技大会記念1万円金貨 |
| 発行年 | 1997年〜1998年 |
| 質量 | 15.6g |
| 品位 | 純金(K24) |
| 直径 | 26mm |
| 額面金額 | 1万円 |
| 買取価格(相場) | 約32万〜34万円程度 |
1998年の大会を記念して発行された長野オリンピック冬季競技大会記念硬貨。なかでも純金15.6gが使用されている「1万円金貨」は、高値での取引が期待できます。
金相場の上昇にともない価値も高まっており、買取額も上がる傾向にあります。
専用ケースなどの付属品が揃っている美品であれば、コレクター需要が加味され、より高く売れる可能性が高いです。
【オリンピック・国際大会】2005年日本国際博覧会記念硬貨
| 記念硬貨の名称 | 2005年日本国際博覧会記念1万円金貨 |
| 発行年 | 2004年 |
| 質量 | 15.6g |
| 品位 | 純金(K24) |
| 直径 | 26mm |
| 額面金額 | 1万円 |
| 買取価格(相場) | 約32万〜34万円程度 |
2005年日本国際博覧会記念硬貨は、愛知県で開催された愛・地球博を記念して発行された硬貨です。
硬貨には博覧会のテーマが反映されているのが特徴です。1万円金貨の表面には、生命をはぐくむ地球や愛知県の県鳥コノハズクが描かれています。
この1万円金貨は、2005年日本国際博覧会記念硬貨のなかでも高値で取引される可能性が高いです。純金15.6gが使用されており、長野オリンピック記念金貨と並ぶ資産価値を持ちます。
記念硬貨と同様に価値が高い海外の地金型金貨
価値が高いコインには、地金型金貨もあります。記念硬貨とは発行目的が異なる点が特徴です。
記念硬貨は国の行事や記念を祝う目的があるのに対し、地金型金貨は個人の資産投資用に作られたコインです。
地金型金貨は海外の政府や造幣局などが発行するものが主流であり、日本政府が発行するものはありません。
ここでは、そんな地金型金貨に該当する以下の3つのコインを紹介します。
- メイプルリーフ金貨
- パンダ金貨
- カンガルー金貨
メイプルリーフ金貨
| 記念硬貨の名称 | メイプルリーフ金貨(1オンス) |
| 発行年 | 1979年~ |
| 質量 | 31.1g |
| 品位 | 純金(K24・純度99.99%) |
| 直径 | 30mm |
| 額面金額 | 50カナダドル |
| 買取価格(相場) | 約66万〜72万円程度 |
メイプルリーフ金貨は、カナダ王室造幣局が発行する純金製の地金型金貨です。資産価値が高いコインとして知られており、インゴットに比べて手に入れやすい点が特徴です。
日本の純金製記念硬貨と同様に、日々の金相場に連動して価値が決まります。世界的な流通量と信頼性の高さから、安定した需要がある点が特徴です。
パンダ金貨
| 記念硬貨の名称 | パンダ金貨(30g) |
| 発行年 | 1982年~ |
| 質量 | 30g(※2016年以降) |
| 品位 | 純金(K24・純度99.9%) |
| 直径 | 約32mm |
| 額面金額 | 500元 |
| 買取価格(相場) | 約68万円〜70万円程度 |
中国人民銀行が発行するパンダ金貨は、メイプルリーフ金貨と同様、純金製の地金型金貨です。
パンダの絵柄は毎年デザインが一新されるため、コレクターが多く存在します。そのため、買取時には地金価値に加え、こうしたコレクション性による付加価値がつく傾向にあるのです。
また、パンダ金貨の価値は発行年によって異なります。とくに発行初年度の1982年や、発行枚数が極端に少ない1998年などは高値で取引される可能性が高いです。
カンガルー金貨
| 記念硬貨の名称 | カンガルー金貨(1オンス) |
| 発行年 | 1989年~ |
| 質量 | 31.1g |
| 品位 | 純金(K24・純度99.99%) |
| 直径 | 約32.6mm |
| 額面金額 | 100オーストラリアドル |
| 買取価格(相場) | 約66万円~72万円程度 |
オーストラリアのパース造幣局が発行する地金型金貨のカンガルー金貨。
メイプルリーフ金貨やウィーン金貨ハーモニーと並ぶ世界三大金貨のひとつで、純金で作られています。カンガルー金貨も毎年デザインが変わるため、コレクションとしての人気も高いです。
【売却前に要チェック】価値のある記念硬貨の3つの条件!

ここからは、額面以上の価値を持つ記念硬貨の特徴を深掘りしていきます。
①素材
金や銀といった貴金属を含んでいる硬貨は、地金としても価値を持ちます。
買取価格は、売却当日の金・貴金属の相場によって変動するため、現在のように金相場が高騰しているタイミングでは、額面を上回る価格での買取が期待できます。
②希少性
発行枚数の少ない記念硬貨は、需要が供給を上回るため高く評価されやすいです。
記念硬貨には世界中にコレクターが存在するため、希少性が高い硬貨ほど需要が高まり、結果として高値での取引につながるのです。
日本の記念硬貨の発行枚数は、造幣局の公式発表資料で確認できます。査定前の目安として、ぜひ活用してみてください。
参考:記念貨幣一覧|造幣局
③デザイン性
記念硬貨のデザインや人気度によっても、価値は左右されます。
たとえば、皇室関連の記念硬貨には、日本の伝統美を象徴する鳳凰や鶴、瑞雲などのモチーフが採用されています。デザイン性の高さは、コレクター需要を喚起することにつながるため、評価も上がりやすいのです。
また、近年のインバウンド増加に伴い、日本の文化や地域をモチーフにした記念硬貨は、国内外の観光客からの土産需要も高く、注目度が上昇しています。
記念硬貨の価値を維持するための保管・取り扱いのコツ
記念硬貨の価値を維持するためには、ていねいに取り扱ったり、正しく保管したりすることが大切です。具体的には、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
①素手で触らないよう注意する
記念硬貨に触れる際には、手袋や柔らかい布を使用しましょう。素手で触ると、指紋の油分が付着して変色や腐食を引き起こす可能性があるためです。
指紋や変色などが見られる記念硬貨は、評価が下がる原因にもなるため、素手での接触は避けておくのが賢明です。
②研磨・洗浄は避ける
記念硬貨の黒ずみや汚れが気になる場合でも、磨いたり、洗ったりするのは避けてください。
研磨用のブラシによる摩擦で表面に傷がついてしまったり、洗剤による化学反応で変色してしまったりするおそれがあります。たとえ微細な傷だったとしても、評価を落としかねません。
発行当時の風合いを保っている硬貨のほうが評価されることもあるため、汚れが気になる場合も自分では手を加えずそのまま査定に出しましょう。
③直射日光・湿気を避けて保管する
記念硬貨のなかでも、銀貨や白銅貨などは直射日光・湿気による影響を受けやすいです。直射日光が当たる場所や湿気の多い場所で保管すると、変色やサビが起こる可能性があります。
また、金貨は変色しにくい硬貨ですが、傷がつきやすいため適切に保管することが重要です。記念硬貨の保管に関するポイントは、以下のとおりです。
- 直射日光が当たらず、湿度の少ない場所で保管する
- 専用ケースやコインカプセルに1枚ずつ収納し、硬貨同士が擦れ合うのを防ぐ
- 収納後は開けず、密閉した状態を保つ
記念硬貨を高く売るための3つのポイント

記念硬貨を少しでも高く売りたいなら、以下の3つのポイントは押さえておきましょう。
①金・貴金属相場を確認する
金貨や銀貨といった貴金属製の記念硬貨の買取価格は、素材や重さ、希少性だけではなく、金・貴金属相場によって変動します。
金・貴金属相場が高騰しているタイミングで売却すれば、納得のいく価格で取引できる可能性があります。金や銀の価格推移を定期的に確認し、売り時を見極めることをおすすめします。
ブラリバでは、金・貴金属相場を毎日更新しています。売却時期を見極めるために、ぜひご活用ください。
また、今後の金や銀の価格変動については、下記の記事にまとめています。
>>金価格、今後どうなる?10年後・20年後のAI予想も解説!
>>銀価格はこれからどうなる?高騰している理由と5年後、10年後の予想を解説
②セットでまとめて査定に出す
記念硬貨を1枚だけ査定に出すのもよいですが、もし複数枚売却できる硬貨がある場合や不要な金・貴金属製品がある場合は、まとめて持ち込むのがおすすめです。
一度に査定するものが多いほど、業者側が諸費用を削りながら効率よく査定を進められます。その削減分が査定額に上乗せされ、高値での取引が実現する可能性があるのです。
また、業者によっては「まとめ売りキャンペーン」を行っているケースも見られます。
同一テーマの記念硬貨が全種類揃っていると、コレクター需要が高まるため、査定額が上がることも。
③付属品も一緒に持ち込む
査定時には、記念硬貨を購入した際に付いていた専用ケースや外箱、商品解説書などもあわせて持ち込みましょう。
記念硬貨は、硬貨本体だけではなく、こうした付属品も含めてコレクターアイテムとして扱われる傾向にあります。品質などを証明する証にもなるため、価値をしっかり評価してもらえる可能性も高まります。
記念硬貨を現金化する3つの方法
記念硬貨を現金化する方法は、3つあります。それぞれに特徴があるため、売却前の知識として押さえておいてください。
①銀行で両替する
銀行の窓口では、記念硬貨を通常貨幣と交換できます。
ただし、どんなに希少な硬貨でも、原則として額面通りの金額にしかならない点は覚えておきましょう。
また、持ち込む硬貨の枚数によっては硬貨取扱手数料が発生し、実質的に手元に戻る金額が額面を下回る可能性がある点には注意が必要です。
銀行での両替は確実性のある方法ではありますが、価値が高い硬貨を換金したい場合は別の方法を検討するとよいかもしれません。
②金券ショップ・リサイクルショップに持ち込む
金券ショップやリサイクルショップの利用も、記念硬貨を現金化する方法のひとつです。
これらのショップを利用する際には、記念硬貨や金・貴金属の専門知識があるかを確認しましょう。
知識がないショップを選んでしまうと、記念硬貨の価値を判断してもらえないリスクがあります。本来、高値で売れるはずの硬貨が額面通りの評価を受け、損をしてしまうこともあるかもしれません。
自分でも記念硬貨の価値を把握したうえで、慎重に売却先を選ぶのが大切です。
③専門の買取業者で売却する
「記念硬貨の価値をしっかり見極めてほしい」「適正な価値で現金化したい」という場合は、専門の買取業者に持ち込む方法がおすすめです。
記念硬貨のほか、金・貴金属の買取実績がある買取業者であれば、最新の相場動向を把握しているといえます。
また、専門知識を有する査定士が在籍している場合は、記念硬貨の価値をしっかりと見極めてもらえます。
信頼できる買取業者を選ぶためにも、公式サイトで過去の買取実績や査定士在籍の有無などをあらかじめ確認しましょう。

ブラリバでは、記念硬貨や海外金貨など、あらゆる金貨を積極買取中です。
専門知識を持つ査定士が在籍しており、一つひとつの硬貨の価値をしっかりと見極めます。「詳細がわからない」「傷や変色が見られる」といったものでも買取可能です。
まずは一度、電話やLINEで相談してみませんか?
今後、記念硬貨の価値は上がる?
今後、記念硬貨の価値が上がるかどうかを、明確に予測するのは困難です。記念硬貨の価値は金・貴金属相場やコレクター需要など、複数の要因が絡み合って決まるためです。
そこで、弊社のAIアシスタントに今後の記念硬貨の価値について、予測を立ててもらいました。
純金30gを含む10万円金貨や発行枚数が極めて少ない1万円金貨は、今後も、長期的に価値を維持しやすいといえます。
また、銀相場の上昇などを受け、過去に安価で発行された状態のよい純銀製記念硬貨などは、相対的な割安感から再評価される可能性が高いです。
いっぽう、過去に数千万枚発行された500円・100円記念硬貨は、素材自体の価値が低く、コレクター需要も行き届いている傾向にあります。
そのため、発行枚数の多い白銅貨・ニッケル黄銅貨などは、額面以上の価値がつくことは現実的ではありません。
※この予測は、過去数年分の金価格推移などをもとに、AIが機械学習により算出した参考値です。ここで予測されていない外部要因によって、価格が下落に転じるリスクも十分にあるため、投資判断は慎重に行う必要があります。
記念硬貨はそのまま買い物に使える?
記念硬貨は国が発行する正式な貨幣であり、法律上は額面通りの金額として支払いに使用できます。
しかし、通常の硬貨とサイズや重さが異なるため自動販売機やセルフレジでは使用できず、一般店舗のレジでも受け取りを拒否されることがあるかもしれません。
また、金貨や銀貨の種類によっては、額面を大きく上回る価値を持つものも存在します。そうした硬貨を買い物で使用した場合、著しく損をする可能性がある点に注意が必要です。
保有している記念硬貨の価値がわからない場合は、一度、買取業者などに査定を依頼することをおすすめします。
なお、日本国内で法定通貨として使用できるのは「日本政府が発行した硬貨」に限られます。海外造幣局が発行した金貨は、日本国内で買い物等では使用できません。
記念硬貨の価値を正しく見極め、後悔のない選択をしよう
記念硬貨は、決して価値がないわけではなく、額面通りの価値が保証 されているというのが正確です。
多くの記念硬貨が額面通りの扱いとなりますが、素材や希少性、デザイン性などによっては評価が高い場合もあります。
また、記念硬貨の評価は金・貴金属相場によっても変わります。「価値がない」と自己判断して手放さず、まずは専門の買取業者に相談し、価値を確かめてみてください。
記念硬貨の価値を維持するためにも研磨や洗浄などは避け、適切な環境で保管しておきましょう。

