
「OMEGA(オメガ)」は2026年3月1日に価格改定を実施し、一部人気モデルの定価が引き上げられました。
ここ数年、オメガは毎年の値上げを繰り返しており、購入を迷っている人にとっては悩ましい状況が続いています。
この記事では、オメガの価格改定動向を紹介します。2026年3月に値上げしたモデルや改定額の一覧、過去の値上げとその背景についても詳しく解説。ぜひ最後までご覧ください。
※価格は予告なく変更される場合があります。また、サイズや色、素材、仕様などによって価格が異なる場合もあります。最新情報は公式サイトやブティックでご確認ください。
※過去の値上げ実績・値上げ率について公式発表はなく、数値は編集部による独自調査をもとにした参考値です。
目次
【2026年3月1日値上げ】オメガ価格改定の最新情報!
オメガは2026年3月1日に約2~6%の価格改定を実施。金無垢、コンビ、ブロンズゴールドなどを含む「ゴールドモデル」が値上げされました。
オメガは2025年8月にも値上げを行っており、前回から半年程度での再改定となりました。
今回の値上げは、ここ数年続く金価格の高騰に大きな影響を受けたと考えられています。今後もこの傾向が続く可能性があるため、購入を検討している人は早めの判断が吉といえるでしょう。
【2026年3月価格改定】オメガの値上げ対象アイテム一例
ここからは、2026年3月の価格改定で値上げ対象になったモデルの一例を解説します。各モデルの旧価格・新価格・値上げ額・値上げ率を一覧で紹介します。
スピードマスター
オメガの伝統的なコレクションである「スピードマスター」。高精度のクロノグラフ(ストップウォッチ機能)を備え、高い耐久性を誇ります。そんなスピードマスターの値上げを一部紹介。
スピードマスター38

出典:OMEGA
「スピードマスター38」は、コレクションの中でもコンパクトなケース径38mmが特徴の人気モデル。
サイズ感が絶妙なため男女問わず幅広い層から支持を集めており、自動巻きクロノグラフにコーアクシャルムーブメントを搭載するなど、機能面でも高い評価を誇ります。
定番シリーズのため、値上げ後も流通量は安定しており、需要が落ちにくい点も特徴です。
| モデル名 | 旧価格 新価格 | 値上げ率 値上げ額 |
|---|---|---|
| スピードマスター38 SS/SG(324.23.38.50.02.002) | 119万9,000円 ↓ 123万2,000円 | 約2.75% +3万3,000円 |
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※SS=ステンレススティール、SG=18Kセドナゴールド
ムーンウォッチ プロフェッショナル

出典:OMEGA
もともとNASAの厳しい公認試験を勝ち抜き、有人宇宙飛行の標準装備として採用された歴史を持つスピードマスター。その系譜を受け継ぐのが「ムーンウォッチ プロフェッショナル」、通称“ムーンウォッチ”です。
本モデルはコーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー3861を搭載し、ゴールド製のケースを採用していることから価格帯も高水準に位置しています。
| モデル名 | 旧価格 新価格 | 値上げ率 |
|---|---|---|
| ムーンウォッチ プロフェッショナル MSG(310.60.42.50.99.002) | 712万8,000円 ↓ 755万7,000円 | 6% +42万9,000円 |
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※MSG=18Kムーンシャインゴールド
また、スピードマスターの値上げ情報をより詳しく知りたい人はこちらの記事がおすすめです。
>>【最新】オメガ スピードマスターの価格改定事情!値上げ一例と価格推移から見る今後の動向
シーマスター
1948年に誕生し、第二次世界大戦中の軍用時計をルーツに持つ「シーマスター」。クラシックな「アクアテラ」から、精巧な機能性を誇る「ダイバー 300M」まで、多彩なモデルを展開しています。ここからはシーマスターの値上げアイテムを紹介。
アクアテラ 150M

出典:OMEGA
シーマスター「アクアテラ」は、オメガの中核を担うコレクション。
150m防水とマスタークロノメーター認定ムーブメントを搭載し、日常使いからビジネスシーンまで対応できる上品なデザインが魅力です。
| モデル名 | 旧価格 新価格 | 値上げ率 値上げ額 |
|---|---|---|
| アクアテラ 150M SS/SG(220.22.41.21.02.001) | 156万2,000円 ↓ 160万6,000円 | 約2.8% +4万4,000円 |
| アクアテラ 150M SS/SG(220.22.41.21.03.001) | 165万円 ↓ 169万4,000円 | 約2.7% +4万4,000円 |
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ダイバー 300M

出典:OMEGA
シーマスター「ダイバー300M」は、オメガを代表する定番ダイバーズモデルです。
300m防水を備えたケースに、高精度なマスタークロノメーター認定ムーブメントを搭載しており、実用性と精度を両立しています。
シーマスターコレクションはここ数年で段階的に価格帯が引き上げられていますが、需要は安定しやすいコレクションです。
| モデル名 | 旧価格 新価格 | 値上げ額 値上げ率 |
|---|---|---|
| ダイバー 300M SS/SG(210.22.42.20.01.002) | 132万円 ↓ 136万4,000円 | 約3.3% +4万4,000円 |
| ダイバー 300M BC(210.62.44.20.01.001) | 206万8,000円 ↓ 220万円 | 約6.4% +13万2,000円 |
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※BC=ブラックセラミック
コンステレーション

出典:OMEGA
「コンステレーション」はオメガを象徴するコレクションのひとつです。
コンステレーションとは英語で「星座」を意味し、星座にまつわるデザインやケースを掴む「4つの爪」など独創的なデザインが特徴。フォーマルな場にもふさわしいドレスウォッチです。
そんなコンステレーションもここ数年で段階的に価格帯が引き上げられています。
| モデル名 | 旧価格 新価格 | 値上げ率 値上げ額 |
|---|---|---|
| コンステレーション SS/YG(131.25.25.60.58.001) | 139万7,000円 ↓ 144万1,000円 | 約3.1% +4万4,000円 |
| コンステレーション SS/SG(131.23.41.21.03.001) | 159万5,000円 ↓ 163万9,000円 | 約2.8% +4万4,000円 |
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※YG=イエローゴールド
次の値上げ予定はいつ?2026年3月時点の価格改定情報!
2026年3月1日に値上げしたオメガ。次回の値上げについてはまだ発表されていません。
しかし、2022年と2023年には複数回の値上げを行っていることから、2026年中に再び値上げする可能性は十分に考えられます。
オメガの値上げは正規取扱店にて発表される傾向が多いため、こまめに情報をキャッチしておくとよいでしょう。また、オメガの値上げ情報は今後もこの記事で紹介します。ぜひブックマークして情報収集に役立ててください!
これまでの値段は?オメガの過去の価格改定をおさらい
オメガはここ数年、為替変動や原材料価格の上昇を背景に定期的な価格改定を実施してきました。
正規取扱店のブログや販売店の情報でも改定時期はそのつど告知されており、短期間で価格帯を引き上げてきたブランド戦略がうかがえます。そこで、過去の改定履歴を確認しておきましょう。
| 価格改定時期 | おもな対象アイテム | 平均値上げ率 |
|---|---|---|
| 2022年2月・7月 | スピードマスター、シーマスターなど | 約6〜10% |
| 2023年2月・6月・9月 | 主要コレクション全般 | 約6〜8% |
| 2024年3月 | ゴールド素材を含む一部モデル | 約2〜3% |
| 2025年8月 | スピードマスター、コンステレーションなど | 約3% |
| 2026年3月 | ゴールドモデル | 約2〜6% |
オメガは値上げしすぎ?値上げが続く3つの理由
オメガの値上げは単発的な改定ではなく、複数の要因が重なって継続している状況です。ここからは、オメガが値上げする理由を3つ解説します。
原材料の高騰による製造コストの上昇
オメガの値上げの土台には、原材料価格の高騰があると見られています。
とくに金価格の上昇は顕著で、10年前の2016年の国内平均金価格は4,700円台/1gだったのに対し、2026年3月現在は2万6,000円〜2万8,000円台まで上昇。約10年で5倍以上に上昇しています。
オメガの時計はゴールドを用いているモデルも多く存在し、今回のゴールドモデルの値上げにもつながりました。
さらに、ムーブメント部品やサファイアクリスタルといった素材のコストも上がっています。クロノグラフ搭載モデルは部品点数が多いため、こうしたコスト上昇の影響を受けやすいといえます。
このように、原材料の高騰が続く限り、オメガの価格改定は避けられないといえるでしょう。
貴金属相場の最新動向を知りたい人は、以下の記事も合わせてご確認ください。
>>【最新】金価格、今後どうなる?10年後・20年後のAI予想も解説
>>【最新】プラチナ価格のこれから!高騰理由と今後の見通し
人件費の増加
オメガの値上げには、人件費の増加も大きく関わっています。
オメガはスイス国内での製造を基本としています。高級時計の製造には熟練した技術者の手作業が欠かせず、その確保や育成にかかるコストは年々増加傾向に。
さらに、オメガはマスタークロノメーター認定の取得など品質基準の高度化にも力を入れており、検査工程や品質管理にかかる人的コストも上昇しているのです。
ブランド価値の維持と品質向上への投資は、製造コスト全体を押し上げ、最終的に販売価格へ反映されやすくなっています。
輸入コストの増加
オメガはスイス製のため、為替レートの変動が国内定価に大きく影響します。
近年の円安進行によりスイスフランに対する円の価値が下がり、仕入れコストが上昇しました。
2016年頃、スイスフラン/円は100円台で推移していましたが、コロナ禍以降、徐々に上昇。2026年3月現在は200円前後で推移しており、10年程度で約2倍となる大幅な円安水準です。
また、為替だけでなく国際輸送費の高騰も続いています。スイスから日本への輸送にかかるコストは、燃料費の上昇や物流のひっ迫で以前よりも負担が増している状況です。
為替と輸送コストの複合的な上昇は短期的に解消しにくく、今後も価格改定が続く要因のひとつといえます。
値上げは売却するチャンス!オメガの中古市場事情
値上げ直後は定価との差を意識した需要が高まりやすく、モデルやコンディション次第では改定前より有利な価格で売却できる場合も。ここでは、オメガの中古市場の事情を紹介します。
限定モデルや生産終了品は希少価値が高まりやすい
オメガの限定モデルや生産終了品は、供給量が限られるため希少価値が高まりやすい傾向にあります。
とくにスピードマスターの記念モデル等はコレクター人気が根強く、生産終了後は市場在庫の減少に伴い希少性がさらに意識されます。
また、新品価格の改定後は「中古でしか入手できない」という心理から需要が加速し、相場が安定・上昇することも珍しくありません。保有している場合は、値上げのタイミングが売却の好機ともいえるでしょう。
定価の上昇に連動して中古の需要も伸びる傾向がある
新品定価の上昇は、中古市場の需要拡大に直結します。
価格改定で新品購入をためらう層が増えると、中古の割安感が際立ち、購入層が中古市場へ流入するためです。
とくにスピードマスターなどの定番モデルや、マスタークロノメーター搭載の高性能モデルは需要が集中しやすくなります。
付属品が揃った個体ほど人気が高く、資産価値が維持されやすいです。
市場の動き次第では買取額アップも期待できる
市場動向次第では、値上げ後の買取額アップが期待できます。新品定価の上昇が中古需要を刺激し、業者の仕入れ意欲が高まるためです。
とくにスピードマスターやシーマスターなどの定番モデルは相場が動きやすく、買取価格が段階的に引き上げられるケースもあります。
ただし、相場への反映には時間差が生じることもあるため、売却時期の見極めが肝心です。
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オメガの値上げ動向を把握して最適なタイミングで行動しよう
オメガは2026年3月にゴールドモデルを対象に約2~6%の値上げを実施しました。
今回は金が使われたゴールドモデルのみの値上げということで、近年の金価格高騰の影響を大きく受けていると考えられています。
次回の改定時期は未定ですが、数年単位での価格調整が続く可能性は十分に考えられます。
売却を検討している方は、値上げ後の相場が動きやすいタイミングを逃さないよう、最新の買取相場をこまめに確認しておきましょう。正しい情報をもとに行動すれば、後悔のない判断ができるでしょう。

