金とプラチナ買うならどっち?価値の違いや将来性・AI予想を解説!

近年、金とプラチナの価格高騰が著しく、「投資をしてみたい」「安いときに買っておきたい」と考えている人も多いのではないでしょうか?

この記事では、価値の違いから価格が逆転した背景や将来性を解説しつつ、「金とプラチナを買うならどっちがいいの?」という疑問を解消します。さらに10年後・20年後の金とプラチナの価格をAIが予想!気になる人はぜひご覧ください。

※本記事に記載された将来の価格見通しや市場動向は、複数の業界レポートや公開情報をもとに編集・推定したものであり、いかなる投資判断を保証するものではありません。売買や取引はご自身の判断と責任において行ってください。
※本記事は価格動向の整理と判断材料の提示を目的としたものであり、特定の売買行動を推奨するものではありません。
※本記事に掲載している価格は2026年1月時点の「ブラリバ」のサイトおよび田中貴金属の公式サイトをもとにしています。
※参考買取価格は素材やサイズ、モデルによって異なる場合があります。

金とプラチナはどっちの価値が高い?

金とプラチナ、どちらの価値が高いのかを比較するには、「1グラムあたりいくらで売れるのか?」ということがひとつの指標になります。

2026年1月時点の参考買取価格は、金が2万6,000円台プラチナが1万3,000円台。つまり、金のほうが価値が高いといえます。

ただし、金とプラチナはいずれも長い歴史を持つ貴金属で、需要や価格の動き方、資産としての性質には明確な違いがあるのです。観点によってはそれぞれの「価値」が変わるため、違いを比較してみましょう。

【金とプラチナを比較】

項目プラチナ

税込店頭小売価格
(1グラムあたり)※

2万6,829円1万3,995円
買取相場価格
(1グラムあたり)※
2万6,582円1万3,710円
希少性高い非常に高い
資産価値の安定性比較的安定変動しやすい
価格変動リスク低〜中中〜高
産業需要の割合約10%約60~70%
宝飾需要の割合約80%約20~30%
将来の成長性需要が底堅く、成長が期待できる産業需要が続けば成長が期待できる
おすすめの保有目的資産保全ジュエリー

※2026年1月21日時点の情報
※横にスクロールできます

は、投資用資産として世界中で取引されてきた背景があり、価格が比較的安定しやすい傾向があります。各国の中央銀行が保有するなど「安全資産」としての性質が強く、長期保有との相性がよいと考えられています。

プラチナは自動車触媒など産業分野での需要が高く、産業需要に大きく影響を受けます。価格が動きやすい反面、金よりも希少な金属のため、今後の技術分野での活用が進むことで注目が高まる可能性があります。また、上品な白さが魅力で、結婚指輪などジュエリーとしても人気が高い素材です。

金とプラチナは似た貴金属でありながら、求められやすい用途や価値の捉え方に違いがあります。自分が「資産保全を重視したいのか」「価格上昇を期待したいのか」「ジュエリーとしての魅力を優先したいのか」によって、選ぶべき金属は変わってくるといえるでしょう。

出典:
地金価格|田中貴金属
世界の金需給データ|一般社団法人 日本金地金流通協会
PLATINUM最新データ|一般社団法人 日本金地金流通協会

資産価値が高いのは「金」

資産価値が高いのは「金」です。

金は世界的に投資需要や宝飾需要が継続して高いことから、貴金属のなかでも市場規模が大きく、取引量が多い素材。そのため、流動性が高く、価値が高いといえます。

さらに「有事の金」ともいわれていることから、世界情勢や経済への不安が懸念される局面では、各国の中央銀行が買い入れを実施。結果的に金の価値を支えるかたちになります。

こうしたことから、金は資産保全を重視する人に選ばれやすい存在といえるでしょう。

希少価値が高いのは「プラチナ」

希少価値が高いのは「プラチナ」です。

プラチナは地球上の埋蔵量が少なく、採掘地域が南アフリカやロシアなど一部の国に集中しているため、供給面でのリスクを抱えやすいのです。年間の産出量も金のおよそ1/30といわれています。

また、近年では産業分野におけるプラチナの需要が高まっています。とくに、自動車の排ガス浄化触媒や医療機器などの分野で使われており、価値を高める要因になっているのです。加えて、白く上品な輝きと耐久性の高さから、婚約指輪・結婚指輪をはじめとしたジュエリーとしても高い需要があります。

限られた供給と幅広い需要から、プラチナは希少性の面で高く評価されているのです。


金とプラチナ、将来価値が上がるのは?

将来価値を考えるとき、多くの人が「金とプラチナはどちらが保有するのに有利なのか」と気になるでしょう。市場の動きや需要の背景にはそれぞれ特徴があり、長期的な見通しも異なります。

ここでは、両者の特性や現在の市場環境を踏まえながら、将来性を見ていきます。

安定的な上昇基調が継続する可能性が高いのは「金」

「有事の金」といわれているだけに、地政学リスクやインフレーションの懸念が高まると、安全資産として金が買われやすくなり、結果的に金の価値が上がるといわれます。

世界的な地政学リスクの高まりや物価高を受けて、各国の中央銀行が金の保有量を増やす動きが近年は続いており、金価格の上昇が継続。さらに、長期的にドル安の流れが進む局面では相対的に金が評価されやすく、価格の押し上げにつながる可能性もあります。

供給面では、新規鉱山の大幅な増加が見込みにくく、需給が急激に緩む状況は起こりにくいとされています。そのいっぽうで中長期では実物資産への関心が続くという見方も。

こうした要因が金価格の安定した上昇基調を後押ししており、将来的にも金の価値が上がる可能性が高いと考えられているのです。

成長性があるのは「プラチナ」

プラチナは、今後の社会構造の変化によって需要が伸びる可能性がある金属です。

近年は水素燃料電池やクリーンエネルギー、自動車(ハイブリッド車やレンジエクステンダー式電気自動車)業界からの需要があります。とくに脱炭素化の流れが強まるほど用途が広がりやすく、成長性が期待できます。

ただし、プラチナ需要の大半を産業分野が占めていることにより、新しい技術開発で需要が落ち込む可能性も考えられます。また、主産地である南アフリカでは電力問題や政治情勢の不安定さが続いており、供給面でのリスクが残されています。

こうしたことから、価値が安定している金と比較して短期的な値動きが大きいプラチナ。産業需要が続けば大いに成長性が期待できます。ただし、投資目的として保有するには、リスクが大きいといえることを念頭に置いておきましょう。


今買うなら金とプラチナどっちが正解?10年・20年後のAI予想

では、今後の金価格とプラチナ価格はどうなるのでしょうか。また、どちらを買えば正解なのでしょうか?投資を考える皆さんが、もっとも気になるポイントだと思います。これまでの動向を踏まえたうえで、当社のアシスタントAIに予測を立ててもらいました。

【金】10年後・20年後のAI予想

金価格は、短期的な上下を繰り返しながらも、長期では緩やかな上昇基調を維持する可能性が高いと考えられます。

実際、過去5年の金価格は円建てで大きく上昇しており、2020年平均約5,500円から2025年には2万円を超える水準まで到達しました。

この背景には、
・世界的なインフレ圧力
・金利低下局面での投資需要
・有事や金融不安時の「価値保存資産」としての役割

があります。特に日本では、長期デフレを脱し、インフレが常態化しつつある点は金価格を下支えする要因です。

これらを踏まえると、
10年後(2036年):1グラムあたり2万5,000〜3万5,000円程度
20年後(2046年):1グラムあたり3万〜5万円程度

といったレンジで推移する可能性が想定されます。

金は宝飾需要が多くを占め、産業用途への依存度が低いため、経済構造が変化しても価値が失われにくい点が長期予想の根拠です。

※この予測は、過去10年の価格推移、インフレ率、需要動向など複数の公開データをもとに、AIが機械学習により算出した参考値です。ここで予測されていない外部要因によって、価格が下落に転じるリスクも十分にあるため、投資判断は慎重に行う必要があります。

【プラチナ】10年後・20年後のAI予想

いっぽうでプラチナは、金とは異なる値動きを見せる貴金属です。用途の約7割が産業需要であり、価格は景気動向や技術革新の影響を強く受けます。過去を見ると、プラチナは2008年に史上最高値を記録した後、長期低迷が続いてきました。

しかし近年は、
・南アフリカでの供給不安
・リサイクル供給の停滞
・水素・燃料電池分野での需要拡大

といった要因から再評価が進んでいます。加えて、金価格の高騰を背景に「割安な代替投資先」として注目されている点も無視できません。

これらを踏まえると、
10年後(2036年):1グラムあたり1万5,000〜2万5,000円程度
20年後(2046年):1グラムあたり2万〜3万5,000円程度

と、金よりも価格変動の幅が大きい展開が予想されます。

景気後退や技術革新によって需要が減少するリスクがあるいっぽう、脱炭素社会の進展次第では上振れする可能性もあります。

では、今買うなら金とプラチナ、どっちが正解なのでしょうか?

価格の安定性や長期的な安心感を重視するなら、今選ぶべきは金です。金は景気や技術変化の影響を受けにくく、インフレ局面でも比較的価値を保ちやすい資産といえます。いっぽう、プラチナは価格変動が大きい分、将来の需要拡大を見込めばリターンを狙える可能性もあります。「守り」なら金、「成長期待」ならプラチナという視点で選ぶのが現実的でしょう。

※この予測は、過去10年の価格推移、インフレ率、需要動向など複数の公開データをもとに、AIが機械学習により算出した参考値です。ここで予測されていない外部要因によって、価格が下落に転じるリスクも十分にあるため、投資判断は慎重に行う必要があります。


価値が逆転したのはなぜ?昔はプラチナのほうが高かった

今や貴金属市場では「プラチナより金のほうが高い」のが当たり前ですが、実は2015年までは金よりプラチナのほうが価格が高かったのです。ここでは、「なぜ金とプラチナの価値が逆転したのか?」ということを紐解いていきます。

以前はプラチナのほうが価値が高かった!

プラチナは希少性が高いことから、長年「金より高価な貴金属」として扱われてきました。そのため、金よりプラチナ価格のほうが高いことが常識とされていたのです。

ところが、2011年後半に両者の価格が一時的に【金>プラチナ】となり逆転。その後はいったん【金<プラチナ】に戻ったものの、2015年に再び金がプラチナを上回りました。2015年以降は、金価格のほうが高い状態が続いています。

とくに2020年の平均参考小売価格(税抜)は金が1グラム6,122円プラチナが3,114円となり、倍近くの差がついた点が象徴的です。

※出典:貴金属価格情報|田中貴金属
※編集部作成

2015年以降は、世界的に金への投資需要が高まったことで価格が強い水準を維持しています。いっぽうで、プラチナは産業用途の影響を受けやすく、景気動向や産業需要の変化によって価格が伸びにくい状況が続いてきました。

金とプラチナの価値が逆転した理由

金とプラチナの価値が逆転した理由には、両者の需要構造の違いが大きく関係しています。

金は需要の約8割を宝飾品や個人投資が占め、産業用途は約1割にとどまります。プラチナは産業需要が約7割と高く、景気の影響を受けやすい点が特徴です。価値逆転の理由を以下にまとめました。

※出典:
金需要動向:2025年第3四半期|World Gold Council
プラチナ四半期レポート2025年第3四半期|World Platinum Investment Council
※編集部作成
※金は実数、プラチナは予測値を掲載

①景気への影響の違い
金は産業需要の比率が小さいため、不況時でも価格が比較的安定します。プラチナは景気停滞で産業需要が減少しやすく、結果的に価格が下落しやすい傾向が続きました。

②ディーゼル車市場の縮小
プラチナ需要の約4割を占めるディーゼル車向け触媒用途が、「脱ディーゼル」の流れで縮小。プラチナ需要の押し下げ要因になりました。

③金の安全資産としての特性
金は安全資産としての側面が強く、経済不安時に資金が流入しやすくなります。コロナ禍では金への需要が高まりましたが、プラチナは産業依存度の高さから需要減少の影響を受け、価格差がさらに広がる結果になりました。

こうした要因が重なり、金とプラチナの価格差は拡大したと見られています。


金とプラチナの価値を決める要因

金とプラチナの価値は、需要と供給のバランスだけでなく、世界情勢や市場心理など複数の要素が重なり合って変動します。

ここでは改めて、それぞれの金属がどのような要因で価値を左右されるのかをまとめて解説します。

金の価値に影響する5つの要因

金の価格は、世界情勢や通貨の動きなど複数の要因が重なり合って変動します。次の5つは、影響が大きいと考えられています。

①地政学リスクの高まり
有事には資金が金へ向かいやすく、価格が上昇しやすい

②円安
円建て金価格はドル相場の影響を強く受けるため、円安が進むほど国内の金価格が高くなりやすい

③景気変動と資産防衛ニーズ
景気後退や市場不安が強まる局面では、資産保全を目的として金を保有する動きが広がりやすい

④需給バランス
宝飾・投資・産業用途の需要が世界的に底堅く、供給も急に増えにくいため、価格を下支えする要因になっている

⑤中央銀行の動向
各国の中央銀行が金の保有量を増やす傾向が続くと、長期的には価格の押し上げにつながる

プラチナの価値に影響する3つの要因

プラチナの価値は、世界的な供給量や産業需要の変化、国際情勢や政策の動きによって左右されやすい金属です。とくに産業用途への依存度が高く、景気や政策の変化に敏感な点が特徴です。

①世界の供給状況
プラチナの産出国は南アフリカとロシアに大きく偏っており、政治情勢や電力不足の影響を受けやすい。こうした供給リスクが意識されると、市場での希少性が高まり、価格が動きやすくなる

②世界の需要動向
自動車の排ガス浄化触媒や水素関連技術など、産業用途が需要の大部分を占めている。そのため、景気後退や産業構造の変化が起こると需要が減少し、価格が下がる局面につながる場合がある

③経済動向・金融政策
金利政策や為替の変動が投資需要に影響し、価格を左右する要因になる。金融緩和が進む時期には資源価格全体が動きやすく、プラチナもその影響を受けることがある


金・プラチナを買う前に知っておくべき5つの注意点

金やプラチナを購入するときは、価格や相場の動きだけで判断せず、事前に知っておくべき注意点があります。注意点を理解しておくと、自分に合った買い方を選びやすくなり、リスク管理もしやすくなるでしょう。

価格変動リスクを理解しておく

金とプラチナは、日々価格が変動するものであり、購入のタイミング次第では損失が出ることを理解しておく必要があります。

相場は国際価格と為替の影響を強く受け、円高の局面では国内価格が下がりやすく、円安では上昇しやすい傾向があります。

安全資産とされる金でも短期的な下落局面はたびたび見られるため、基本は長期目線で保有し、価格変動をならすことが重要です。

プラチナも産業需要の影響を受けやすく、価格の振れ幅が大きくなる場合があるため、リスクを把握したうえで慎重に判断することが欠かせません。

購入コストや手数料を確認する

金やプラチナを購入するときは、商品の価値に加えて手数料などが上乗せされることを把握しておきましょう。

とくに、金やプラチナの金融資産は、購入や運用の手数料が発生するケースが多いです。

また、買取専門店への売却時にも手数料などが加えられる可能性があるため、複数業者による見積もりは欠かせません。

こうした点を踏まえておくことで、余計なコストを抑えながら取引しやすくなるでしょう。

目的に応じた商品を選ぶ

金やプラチナを購入するときは、まず自分がどのような目的で保有したいのかを整理しておくことが大切です。目的によって最適な購入形態が変わるため、次のポイントを基準に選ぶと判断しやすくなります。

目的おすすめ商品
インフレ対策・投資金・プラチナ地金(インゴット)
コイン
資産形成金・プラチナ地金(インゴット)
純金・純プラチナ積立
金・プラチナ価格に連動するETF
ジュエリー宝飾品

なお、プラチナは産業需要の影響を受けやすく、金に比べて価格変動が大きい傾向があります。そのため、分散投資の一部として取り入れる方法が現実的です。

信頼度の高い業者を選ぶ

金とプラチナは高額取引になりやすいため、信頼性の高い販売業者を選びましょう

とくに、ジュエリーやインゴットなどの現物を購入する際は、純度刻印(K24・K18、Pt950・Pt900など)の確認に加え、公式な証明書の有無もチェックしましょう。極端に安い価格を提示する業者は、偽物や不正取引のリスクが指摘されるケースもあるため注意が必要です。

安全性を重視する場合、次のような正規ルートで購入する方法がおすすめです。

  • 貴金属メーカー
  • 地金商
  • 製錬会社
  • 商社

はじめて購入する方や、より安心して取引したい方は、下記の記事も参考にしてください。

>>金を買うならどこ?購入方法や注意点を解説!

税金の確認をする

金やプラチナに関連する投資信託やETFなど、金融商品で得た運用益・分配金には、原則として20.315%の税金がかかります

NISAを利用すれば、一定の投資額まで運用益が非課税となるため、税負担を抑えたい人には有効な制度です。ただし、金やプラチナ関連のETFや投資信託はすべてがNISA対象ではありません。購入前によく確認することが重要です。

いっぽう、金やプラチナの地金(現物)を売却して得た利益は、譲渡所得として課税されます。保有期間が5年以内の場合は短期譲渡所得、5年を超える場合は長期譲渡所得となり、長期譲渡所得では課税対象額が2分の1になるため、税負担が軽減されます。

また、譲渡所得には年間50万円の特別控除があり、ほかの譲渡所得と合算したうえで、控除額を超えた部分が課税対象となります。

参考文献:
株式・配当・利子と税|国税庁
No.3161 金地金の譲渡による所得|国税庁

高額売却ならお気軽にご相談ください

お持ちのお品物の価値
最短でお答えいたします


金とプラチナは価値が上昇中!買うタイミングを見極めよう

金とプラチナはいずれも歴史的な高水準にあり、売却にも購入にも追い風となる状況が続いています。どちらの金属も特性や需要構造が異なるため、価格が動く背景を理解し、自分にとって最適な売買タイミングを見極めることが大切です。

また、購入した金やプラチナは、買い値より高い水準で売ると利益が得られます。ジュエリーやインゴットなど現物の売却を検討している方は、当社買取サービス「ブラリバ」にご相談ください。

その日の相場や貴金属の状態、宝飾品ならばブランドなども加味して、ていねいに査定・買取させていただきます!

ぜひお気軽にお持ち込みください。
>>金やプラチナを売るなら「ブラリバ」へ!

金・貴金属の高価買取ならブラリバにおまかせください!
金・貴金属の高価買取ならブラリバにおまかせください!