
「何十年も前に買った古いSEIKO(セイコー)の腕時計、傷だらけでもう動かないけれど買い取ってもらえる…?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
実は今、世界的なヴィンテージブームにより、古いセイコーの需要が高まっているのです!
この記事では、古いセイコーの腕時計に値段がつく理由を解説します。さらに、モデル別の買取相場や高く売るためのコツも紹介。ぜひ参考にしてください。
※アイキャッチ画像:ブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影したアイテムを使用しています。
※本記事に記載された価格や買取相場は2026年9月時点の当社実績データをもとにしており、市場動向やアイテムのコンディションなどにより変動する可能性があります。あくまで参考情報としてご活用ください。
※本記事で解説している買取基準や査定ポイントは、当社の査定士が蓄積したノウハウや市場の傾向に基づく独自の基準であり、ブランド公式の情報ではありません。
※記載している内容は一例であり、すべての製品に当てはまるものではありません。
※掲載している商品画像は、ブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影したアイテムを使用しています。
目次
古いセイコーの腕時計でも買取できる4つの理由

「古い時計だけど、買い取ってもらえるの?」と疑問に思う人も多いかもしれませんが、古いセイコーでもしっかりと値段がつきます。
ここでは、状態が悪くても買取できる4つの理由を解説します。
①「アンティーク・ヴィンテージ」市場での世界的な需要
セイコーは、1881年の創業以来、日本を代表するマニュファクチュール(自社一貫生産)として世界中で高い評価を得てきました。
とくに1960〜1970年代の「グランドセイコー」や「キングセイコー」、1969年に登場した世界初の自動巻クロノグラフのひとつ「セイコー5スポーツ」などは、国内外の時計コレクターから絶大な支持を集めています。
近年は世界的なヴィンテージ時計ブームの後押しもあり、「古い年代のセイコー」だからこそ欲しいという根強いファンが存在するため、高価買取が期待できるのです。
②現行品にはないレトロなデザイン
古いセイコーが評価される大きな理由は、現行モデルにはない当時のデザイン性にあります。
文字盤のフォント、アンティークならではのプラスチック風防、経年変化によって渋みを増した文字盤(パティーナ)など、現行品では手に入らない独特の風合いがあります。
「生産が終了している廃盤モデル」「流通量が少ない当時の限定品」といった希少性が、買取価格を大きく押し上げているのです。
③オーバーホールや修理で再販できる
セイコーの腕時計は、高い耐久性と精密な技術でつくられています。
アンティークと呼ばれるモデルの純正部品は、すでに枯渇しています。しかし、自社工房や提携修理店を持つ業者であれば、モデルによってはドナーパーツ(部品取り)を活用したり、熟練の技術で修復したりすることが可能です。
そのため、再販できる可能性が高まり、買取できるというわけです。
④海外販路の広さと「ユーズド・イン・ジャパン」への信頼
日本国内で保管されているアンティーク時計は、保管状態がよくコンディションが比較的保たれていることから、海外のバイヤーやコレクターから「ユーズド・イン・ジャパン」として絶大な信頼を得ています。
世界中に独自の販売ルートを持つ買取業者であれば、日本国内だけでなく、海外のオークションや市場へ販売することが可能です。世界基準で需要を判断するため、古い時計でも強気の買取価格を提示しやすくなります。
セイコーの腕時計の売りたいなら…
世界的なヴィンテージブームによる需要の高まりを受け、古いセイコーの腕時計は買取相場が高水準を維持しています。年数が経過しているお品物や、キズ・不動状態のもの、箱や保証書がない本体のみの状態でもしっかり査定可能です。
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【モデル別】古いセイコー腕時計の買取相場
「古いセイコーの腕時計」の中にも、さまざまなモデルがあります。ここでは、「ブラリバ」の買取事例をもとに、古いセイコーの腕時計の買取価格を一部紹介します。
※買取参考価格は、「ブラリバ」における2026年9月時点の買取実績にもとづいた情報です。
※買取金額は過去のお取引の実績で、現在の買取金額を保証するものではございません。実際の買取価格は、お品物の状態、相場、在庫状況により変動いたします。
【グランドセイコー】 ファーストモデル(Ref.J14070)

| モデル | グランドセイコー ファースト 白文字盤 14K金張り 手巻き |
| 買取参考価格 | 26万500円 |
| 買取日 | 2026年3月 |
| コンディション | ランク:C 本体のみ(ベルトなし) 傷(全体/風防) 打痕(全体) 腐食(針/文字盤) ゼンマイ切れ 不動 現状 |
1960年誕生の初代グランドセイコー(Ref.J14070)。2017年に独立ブランドとなるまではセイコー内の最高峰コレクションとして展開されていました。
現在の現行モデルにも受け継がれている12時位置の「Grand Seiko」ロゴや、初代ならではの14K金張り仕様など、半世紀以上前のヴィンテージ時計特有の風格が漂います。
「ベルト欠品・ゼンマイ切れの不動品・全体的な傷や腐食あり」というボロボロの状態でしたが、圧倒的な歴史的価値とコレクター需要があるため、26万500円の高価買取となりました。
【セイコー】プロフェッショナルダイバー 600m(Ref.6159-7010)

| モデル | セイコー プロフェッショナル ダイバー600m 黒文字盤 Ti×ラバー/AT |
| 買取参考価格 | 31万1,500円 |
| 買取日 | 2026年3月 |
| コンディション | ランク:B 傷(全体) 打痕(全体) ベルト破損 |
1975年に誕生した世界初のチタン製ダイバーズ(Ref.6159-7010)、通称“ツナ缶”の元祖です。現行の「プロスペックス」登場以前、1970年代に造られた歴史的モデルで、当時の最高級自動巻きムーブメントを搭載している点が古い年代ならではの特徴です。
この買取事例では「全体的な傷や打痕、ラバーベルトの破損」がある状態でしたが、ヴィンテージダイバーの勲章(エイジング)としてコレクターから高く評価され、31万1,500円の高価買取となりました。
【セイコー】セカンドダイバー 150m(Ref.6105-8110)

| モデル | セイコー セカンドダイバー 150m 黒文字盤 SS×ラバー/AT |
| 買取参考価格 | 16万8,800円 |
| 買取日 | 2026年7月 |
| コンディション | ランク:B 傷(全体/風防) 腐食(針/インデックス) ベゼル回転不良 |
1970年代に製造された「セカンドダイバー 150m(Ref.6105-8110)」です。冒険家の植村直己氏が極地で愛用したことで知られ、“植村ダイバー”の愛称で親しまれる古いヴィンテージ時計の代表格です。
今回の買取事例は「全体の傷や風防のダメージ、針やインデックスの腐食、ベゼルの回転不良」など経年劣化の目立つ状態でしたが、16万8,800円の高価買取となりました。
【セイコー 5スポーツ】スピードタイマー(Ref.6138-0020)

| モデル | セイコー 5スポーツ スピードタイマー 黒文字盤 SS/AT 6138-0020 |
| 買取参考価格 | 21万700円 |
| 買取日 | 2026年6月 |
| コンディション | ランク:C 小傷(全体) 劣化(針) 異音(巻き上げ) 錆(裏蓋/バックル) カレンダー不良 プッシュボタン不良 不動 |
1970年代の国産クロノグラフ黄金期を象徴する「5スポーツ スピードタイマー(Ref.6138-0020)」です。分厚くレトロフューチャーなデザインは、現代の時計にはない強烈な個性を放ちます。
「異音・プッシュボタン不良・動かない(不動)」というジャンク状態でしたが、海外コレクターからの需要が極めて高い名機であるため、21万円超の高額査定となりました。
【セイコー】V.F.A. クオーツ 18Kモデル(Ref.3823-7000)

| モデル | セイコー V.F.A. クオーツ シャンパン文字盤 18K×社外革/QZ |
| 買取参考価格 | 92万9,000円 |
| 買取日 | 2026年5月 |
| コンディション | ランク:C 傷(全体) 打痕(ベゼル/ケース) ヤケ(ベゼル/ケース) |
1971年頃に製造された、初期クオーツの最高峰「V.F.A.(特別調製品)」の18金無垢モデル(Ref.3823-7000)。現代では安価なイメージのクオーツですが、当時はスイスの機械式時計業界を震撼させた「超高精度の超高級品」でした。
傷やヤケが目立つランクCの状態でも、時計の歴史を変えた資料的価値と18金無垢の重厚感が高く評価され、92万9,000円という買取価格になりました。
買取不可になる古いセイコーの腕時計とは?
ここまで解説したように、古いセイコーの腕時計はヴィンテージとしての価値や修理・再販の余地があるため、基本的には買取が可能です。
しかし、アイテムの状態によっては例外的に値段がつけられず、買取不可となってしまうケースもあります。査定に出す前に、以下の3点に該当していないか確認しておきましょう。
①模倣品の可能性が高いアイテム
模倣品や類似品の可能性が高いアイテムは、買取基準を満たさない「買取基準外品」とみなされます。こうしたアイテムは状態にかかわらず買取不可です。
アンティークの名機は、近年海外などで社外品の文字盤や別モデルのパーツを不当に組み合わせた「寄せ集め品(フランケンウォッチ)」が多数流通しているため、注意が必要です。
②改造品
メーカーのオリジナル状態から大きくかけ離れた「改造品」は基準外品とみなされ、買取不可となることがあります。具体的には以下のようなケースが該当します。
アフターダイヤ
純正ではない後付けのダイヤモンドや宝石を文字盤・ベゼルに装飾している
カスタムや過度な非純正パーツの使用
非正規店での修理などで、一部パーツが社外品に交換されている
リダン(文字盤の書き換え)
オリジナルの文字盤を個人で完全に塗り直したりデザインを変更したりしている
コレクター市場では「当時のオリジナル状態(純正度)」が非常に重視されるため、度を越したカスタマイズが施されていると価値が認められない場合があります。
③経年劣化による修復不可能なダメージ
現行のセイコーは修理が可能ですが、アンティークの場合は前述のとおり部品の調達が困難です。
さらに、専門の職人でも手を加えられないほどの原型をとどめない破損があるアイテムは、ドナーパーツとしても使えず、買取が難しくなります。
古いセイコーを少しでも高く売るためのコツ
査定に出す前の準備で、買取金額がさらに高くなる可能性があります。売却を検討する際は、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
①付属品をそろえて査定に出す

購入時についてくる「外箱・内箱」「保証書(ギャランティ)」「取扱説明書」などの付属品が残っていれば、一緒に査定に出しましょう。
また、金属ベルトのサイズ調整時に外した「余りコマ」も非常に重要な付属品です。コマがないと腕周りが細い人しか着用できないため査定額が下がることがありますが、余りコマがあれば相場満額での査定が期待できます。
②無理な掃除は避け、表面の汚れだけ軽く拭き取る
長年保管していた時計にはホコリや皮脂汚れが付着していることがあります。柔らかな布などで優しく拭き取っておきましょう。
ただし、アンティーク時計の文字盤や針を無理に磨いたり、水拭きしたりするのは絶対に避けてください。 文字盤の塗装が剥がれたり、内部に浸水して機械がサビついたりして、かえって価値を落としてしまう原因になります。
③査定前のオーバーホールはしない
「高く売るために、事前に時計店でオーバーホールに出したほうがいいのでは?」と考える人もいますが、査定前に自分でオーバーホールを出すのはおすすめしません。
一般的にオーバーホール費用は2万〜5万円ほどですが、アンティーク時計やクロノグラフの場合、オーバーホールや部品調達の費用が5万〜10万円以上と高額になることも。そのため、査定額の上がった分以上に修繕費用が高くついて損をしてしまう可能性が高いのです。
④複数の業者で相見積もりを取る
古い時計やアンティーク時計は、業者の「専門知識」や「コレクター向けの販売ルート」によって買取価格に大きな差が出ます。
1社だけで決めてしまわず、手軽なLINE査定などを活用して複数の買取業者で相見積もりをとり、最も高い金額を提示してくれた業者を選びましょう。
古いセイコー腕時計の買取なら
「ブラリバ」にお任せください!
「30年前の時計に価値があるかわからない」
「動かない時計を見せるのが恥ずかしい…」
そんなお悩みをお持ちの人は、ぜひ「ブラリバ」にご相談ください!
ブラリバでは専門知識を持った査定士が、古いセイコーの腕時計を1点ずつていねいに査定いたします。動かない時計やダメージのある古い時計でも、お気軽にご相談ください。
※本サービスは鑑定・真贋判定のみのご相談は受け付けておりません。
【FAQ】ボロボロになったセイコーの買取に関するよくある質問

最後に、古いセイコー腕時計の買取に関する疑問を解説していきます。
Q1. 電池切れで動かないセイコーも買い取ってもらえる?
動かないセイコーの腕時計でも、買取可能です。
単なる電池切れであれば、電池交換を行うことで問題なく動作するため、買取してもらえます。クオーツ時計で液漏れがある場合、電子回路の再利用は難しいケースもありますが、ケース素材(金無垢等)の価値や、文字盤・針・ケースなど外装のパーツ取りとして評価できる可能性があります。
Q2. 刻印が入っている時計や、ベルトが社外品に替わっているものでも売れる?
刻印入りや社外ベルトのセイコー時計も売れます。
裏蓋に刻印が入っている場合や経年劣化でレザーベルトを社外品に交換している場合などでも、時計本体(ケースやムーブメント)に価値があるため問題なく買取できます。
Q3. レディースの古いセイコー時計も買取対象になる?
レディースの時計も、もちろん買取対象です。
18金仕様のクレドールや、レトロなアンティークデザインのレディースセイコーは根強い人気があります。
Q4.腕時計の本体のみでも買取してもらえる?
時計の本体(ケース)のみでも買取可能です。
ヴィンテージのセイコー、とくに初期のグランドセイコーやアンティークのダイバーズウォッチなどの希少モデルは、修理用の「部品取り(ドナーパーツ)」として時計コレクターや修理業者から需要があるため、外装だけでも価値がつきます。
古いセイコー腕時計でも高値で売れるチャンスがある!
「古くて動かないから」と処分してしまうのは非常にもったいないことです。
セイコーの古い時計には、歴史的価値やアンティークとしての魅力が詰まっており、思わぬ高値がつくケースが多々あります。
「手持ちの時計でもちゃんと売れるかな」とお悩みの人は、ぜひ一度ブラリバにご相談ください。専門の査定士があなたの時計の価値をしっかりと見極めます。


