
エルメスの時計は、気品と技術が詰まった、上質なタイムピースです。ハイブランドとして歩んできた由緒正しい歴史もあり、決して恥ずかしいものではありません。それなのに、なぜ「恥ずかしい」「ダサい」と言われるのでしょうか?
この記事では、高級時計ブランドの観点からエルメスの時計の現在の評価を解説。「恥ずかしい」という評価を覆す魅力を解説します。
編集部が厳選したレディース・メンズおすすめモデルも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※アイキャッチ画像:ブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影したアイテムを使用しています。
※本記事に掲載している価格は2025年更新時点の参考情報です。価格は予告なく変更となる場合があります。最新の情報は必ず公式サイトをご確認ください。 ※素材やサイズ、モデルによって価格が異なる場合があります。 ※当社は独立した買取・販売業者であり、エルメスの正規代理店ではありません。
目次
エルメスの時計が「恥ずかしい」「ダサい」と言われる4つの理由
本来、エルメスの時計に恥ずかしさを感じる理由はありません。しかし、一部でネガティブな噂がささやかれる背景には、主に4つの理由があります。
①時計以外の印象が強い
エルメスと聞いて思い浮かぶのは、バーキンやケリーといった名品バッグや上質な革製品ではないでしょうか。ファッションアイテムとしての印象が根強く、時計のイメージはあまりないかもしれません。
エルメスにおける時計づくりの歩みは1912年、エミール・エルメスが娘の懐中時計用に革製ホルダーを考案したことが発端。1978年には、自社の時計会社「ラ・モントル・エルメス」を設立しました。
歴史の長さは十分にあるものの、腕時計としての価値や技術力はあまり知られていません。結果として、時計好きの評価とファッションとして楽しむ人の評価には差が出やすいのです。
②デザインの好みが分かれる
エルメスの時計は、モデルによってアクセサリー感が強調されるものも存在します。
フォーブルに代表されるダイヤ付きモデルは、実用時計というよりジュエリーに近い印象を与えます。
文字盤の小ささや華奢なフォルム、きらめきのあるデザインは、実用性や重厚感を重視する人には物足りなく映る場合も。
デザインの方向性が幅広いからこそ、好みが分かれる傾向にあります。
③服装と合わせづらくミスマッチの可能性
エルメスの時計は、合わせ方次第で印象が大きく変わります。
とくにカジュアルすぎる服装や、派手なアクセサリーと重ねづけした場合は、上品さよりもブランドを強調しているように見えてしまうリスクがあります。時計単体の良し悪しではなく、着こなし全体との調和が問われます。
④王道の高級時計専門ブランドと比較される
エルメスは自社時計会社を設立したものの、ムーブメントの製造は「Jaeger-LeCoultre(ジャガー・ルクルト)」など、外部のスイスメーカーに委託していました。
この経緯から、他社のムーブメントを使うファッションウォッチであると捉えられることがあります。
しかし、2012年には自社専用ムーブメントを搭載したモデルが発表されました。現在では、クォーツモデルから数百万円を超える複雑機構を搭載した機械式時計まで幅広く展開しており、幅広い層の需要を満たしています。
ロレックスやオメガのような『時計専業ブランド』の愛好家たちからは、ファッションブランドの時計(ファッションウォッチ)と見なされやすいことが理由に挙げられます。
ネガティブ要素を覆す!エルメス時計の魅力
エルメスの時計は恥ずかしいものではなく、ブランドならではの魅力がたくさんあります
ここからは、エルメスの時計が選ばれる理由に迫っていきましょう。
最高峰バッグと同じ素材を使用

エルメスの時計のストラップ部分には、バーキンやケリーと同様の高級レザーが使われています。
長年培われた革製品づくりのノウハウが、ストラップの手触りやしなやかさに表れています。時計はストラップを含めて印象が決まるため、手元に自然な上質感を添えます。
エルメス専用工房の職人技が施されたレザーストラップは、他社には真似できない肌馴染みとしなやかさを備えています。
きれいめにもカジュアルにも馴染むデザイン
エルメスの時計は、きれいめにもカジュアルにも振れる絶妙なデザインが魅力です。ビジネスシーンから休日のコーデまで、あらゆるシーンに対応できます。
他の高級時計ブランドにはない、遊び心のあるカラーリングや装飾も見どころ。
ストラップ交換が簡単なモデルも多く、気分や服装に合わせて印象をアレンジできる点も、大きなメリットです。
時計づくりにも表れる細部へのこだわり
エルメスの時計は、ケース形状や文字盤、針、ストラップの取り付け部分など、細部の意匠にこだわりが表れます。
一見シンプルなモデルでも、数字配置や余白の取り方、ケースラインの描き方に独自の雰囲気が宿ります。エルメス製時計は外装の美しさのみならず、内部機械にも本格的なこだわりが詰まっています。
エルメスの技術力を感じられるポイント
- 「スリム ドゥ エルメス」に搭載された薄さ2.6mmの自社製ムーブメント「H1950」
- 「H08」に搭載される自動巻きムーブメント「H1837」
- 「アルソー」の鐙に着想を得たアシンメトリーなラグと流線形のインデックス
細部の仕上げからは、アクセサリーにとどまらない本格的な腕時計としての作り込みが伺えます。
エルメス時計の失敗しない選び方
エルメスの時計を選ぶ際は、自分に似合う1本を選ぶためにも以下のポイントを押さえることが重要です。後悔しないためにも、選ぶ際の基準を3つ紹介します。
ケース形状による“印象”で選ぶ
エルメスの時計は、ケース(ムーブメントや文字盤を収める外装)のデザイン自体がブランドを象徴するアイコンです。
ケース形状ひとつで、時計全体の印象が大きく変わります。そのため、エルメスらしい存在感を楽しみたい方には、ひと目でエルメスと伝わるHウォッチがおすすめです。
いっぽう、繊細を重視するなら、ジュエリーウォッチのナンタケットやフォーブルなどのモデルが向いています。
ベルトの素材と着け心地で選ぶ
ベルト選びは、エルメスウォッチならではの醍醐味です。ケースと同等に、手元の印象や装着感を左右します。
ブランドの真骨頂を味わいたい方には、上質なレザーストラップがおすすめです。手元になじむしなやかさと上品な光沢が魅力です。
いっぽう、日常使いや実用性を重視するなら、耐久性の高いステンレスブレスレットが向いています。汗や水濡れにも強く、扱いやすさを求める方に適しています。
年齢・ライフスタイルにあわせる
時計だけが浮いてしまわないよう、普段の服装や自分の年齢を意識して選びましょう。
20代〜30代にはケープコッドなどの、日常使いしやすいシンプルなデザインが適しています。40代〜50代以降は、素材の上質さや普遍的な定番感を備えたアルソーなどが落ち着いた印象を演出します。
コーデを格上げする!女性おすすめのエルメス時計BEST3
ここからは、レディースにおすすめのエルメス時計を紹介します。数あるモデルのなかから、コーデを格上げしてくれる3本を編集部が厳選しました。
Hウォッチ

「HERMES」のイニシャル「H」に、遊び心を感じる定番モデルです。主張しすぎないものの、しっかりと存在感があります。
ミニ・PM・MMと複数のサイズが展開されており、「ミニ」なら華奢なジュエリー感覚で装着できます。また、手元を引き締めるアクセントとして着けるなら「PM」「MM」もおすすめです。
落ち着いた色味や小ぶりなサイズを選べば、ブランド感を出しすぎず日常使いにもなじみます。オンオフ問わず活躍してくれる、頼れる一本です。
ナンタケット

最小サイズでは横幅わずか17mmで、錨と船体をつなぐアンカーチェーンを着想源とするナンタケット。細身なシルエットが、手首のラインを華奢に演出します。
小ぶりなダイヤルを備えたPMサイズは、主張を抑えたエルメスの時計を選びたい女性にぴったり。控えめながらも確かな輝きを放ち、オフィスでも上品に着用可能です。
肌に馴染むレザーから煌めくダイヤモデルまで、幅広いラインナップから自分に合ったモデルを選べます。
ギャロップ ドゥ エルメス

ギャロップ ドゥ エルメスは、馬具の一種「鐙(あぶみ)」から着想を得た流線型のケース、文字盤の下に向かって大きくなるユニークなアラビア数字が特徴です。
メゾンのルーツである馬術の世界を時計に落とし込んだデザインには、エルメスらしい気品を感じさせます。
定番すぎないエルメスの時計を選びたい方や、手元にさりげなく個性を出したい方におすすめの一本です。コーディネートに加えることで、華やかさを演出してくれます。
はじめて買うならこれ!男性におすすめのエルメス時計BEST3
ここからは、編集部が厳選した、男性の手元を格上げするモデルを紹介します。ぜひ参考にしてください。
ケープコッド

「正方形の中に長方形を描く」という幾何学的な観点からデザインされたケープコッドは、1991年の誕生以来人々を魅了してきました。
ブランドの象徴『シェーヌ・ダンクル(錨の鎖)』から着想を得たケースデザインが特徴です。直線と曲線の絶妙な対比は、袖口から覗くたびに知的でユーモラスな印象を与えます。
レザーやメタルなど複数のベルトに交換しながら使用できるため、飽きずに長く楽しめるのも嬉しいポイント。
長く愛されてきたブランドを代表する時計だからこそ、初めてのエルメス時計にもぴったりです。
H08

H08は、サテン仕上げのチタンケースやグラスファイバー複合素材、スポーティなラバーストラップなどを採用。『エルメス=上質な革製品』という固定概念を心地よく裏切る本格スポーツモデルです。
内部には自社製自動巻きムーブメント『H1837』を搭載し美しさと実用性を両立しています。
都会らしさを感じるデザインは、カジュアルな服装をさりげなく引き締めます。
アルソー

アルソーは1978年に誕生した、馬具の鐙に着想を得た時計です。
アシンメトリーなラグ、疾走する馬を思わせる傾斜した文字盤、クラシックな円形ケースが調和して、袖口に個性と知性を加えます。
流行に流されない歴史があるからこそ、深く長く愛せる一本と言えるでしょう。
二次流通での評価は?エルメス時計の買取事情
エルメスの時計は、二次流通市場でも高い評価を得ています。とくに人気モデルは需要が安定しており、高価買取が期待できるでしょう。
参考買取価格は、以下のとおりです。
| モデル | 買取参考価格 |
|---|---|
| Hウォッチ 青文字盤 SS/QZ HH1.210 | 8万7,200円 |
| ケープコッド シルバー文字盤 SS/QZ CC3-210 | 10万5,300円 |
| クリッパー アイボリー文字盤 SS×GP/QZ※廃盤ライン | 6万7,900円 |
| マゼラン 青文字盤 12PD YG×革/AT※廃盤ライン | 62万3,100円 |
| ケープコッド ダイヤベゼル ゴールド文字盤 PG×アリゲーター/QZ CC1.371 | 62万3,100円 |
※2026年9月時点のブラリバ買取実績をもとにした参考価格です。実際の買取価格は状態や相場によって変動します。

ブラリバではエルメスの時計を買取強化中です。
現行モデルはもちろん、廃盤モデルにも精通したスタッフが、丁寧に状態を確認して査定いたします。
「タンスに眠っているエルメスの時計がある…」という方は、お気軽にご相談ください!
エルメス時計は恥ずかしいものではない!自分に合う1本を選ぼう
エルメスの時計は、恥ずかしいものではありません。メゾンが培ってきた素材へのこだわりやデザイン性は、腕元に上質な魅力を添えてくれます。
選ぶ際は、普段の自分の服装と合うか考えて購入すると、満足感は増すでしょう。
エルメスの時計だからこそ味わえる個性を、ぜひ自分らしく楽しんでみてください。

