ティファニーブルーとはどんな色?特別な意味や“作ってはいけない理由”

ジュエリーブランド「Tiffany & Co.(ティファニー)」といえば、ティファニーブルー。鮮やかで上品なブルーグリーンの色合いは、長年“憧れのカラー”であり続けています。

いっぽう、ティファニーブルーに込められた意味や、色の作り方については知らない人も多いはず。

本記事では、ティファニーブルーの基本的な知識に加え、「自分で作ってはいけない」と言われる理由についても解説します。

※アイキャッチ画像:ブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影したアイテムを使用しています。

※本記事に記載する内容は、当社が保有するデータに加え、ブランド公式情報を総合的に精査した、編集部独自の情報です。
※当社は独立した買取・販売業者であり、ティファニーの正規代理店ではありません。


ティファニーブルーとは、どんな色?

いわゆる“ティファニーブルー”とは、世界中で愛されているティファニー独自のブランドカラーです。

さわやかなブルーグリーンの色合いが特徴で、ジュエリーボックスやショッピングバッグに用いられ、ブランドイメージを強く印象づけています。

ブランドに不可欠な要素であるティファニーブルーは、1998年より登録商標となっています。

2001年には、米PANTONE(パントン)社がティファニー専用に開発したカスタムカラーとして標準化され、創業年にちなんで「1837 Blue」と名付けられています

 ティファニーブルーに込められた意味

画像はブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影した「ティファニー  箱」です。

ティファニーブルーの由来について、ブランド公式サイトでは「19世紀のジュエリーにおけるターコイズの人気が理由だったという説がある」と書かれています。いっぽうドキュメンタリー映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』(2016年)では「コマドリの卵の青から着想を得た」と語られ、この色が選ばれた理由に明確な記録はありません。

パントンの解説によれば、この色は、創業者チャールズ・ルイス・ティファニーが1845年に発刊したジュエリーカタログ「ブルー・ブック」の表紙に採用したことが始まりとされています。

ティファニーのジュエリーは結婚式や祝いのシーンでよく使われることから、この色は「幸福」や「愛」の象徴とも広く認識されています。

ブランド公式にも次のようなメッセージが掲載されています。

ティファニーブルーは、優雅さと洗練を体現する国際的なアイコンです。ただの色ではなく、より大きな意味を持っています。それはティファニーの魔法を思い起こさせ、ティファニーブルーボックスから生まれるものは必ず喜びをもたらすという確信を与えてくれるのです

出典:Our Story Tiffany Blue|TIFFANY & CO.  NEWSROOM

このメッセージからも、ティファニーブルーが持つ「意味」を感じることができます。

なお以下の記事では、ティファニーの歴史や概要について総合的に取り上げています。詳細なブランド史を知りたい人は、あわせてチェックしてください。

>>ティファニーとはどんなブランド?歴史や定番アイテムを知ろう!


ティファニーブルーは作ってはいけない?

鮮やかで美しい色合いから、世界中の多くの人が憧れるティファニーブルーは、法的に保護されているブランド資産です。そのため、「再現してもいいのか」「自身の商品に使えるのか?」と疑問を持つ方も少なくありません。

知らないうちに権利を侵害してしまわないよう、商業利用と個人利用の違いを理解し、正しい楽しみ方を知っておきましょう。

色彩商標登録をしているため商業利用は控えて

先述のとおりティファニーブルーは、1998年に「Tiffany Blue®」として色彩商標登録されています。さらに、2001年には「1837 Blue」として専用のカスタムカラーに標準化されましたが、詳細な色コードは一般公開されていません。

商業利用、特に製品パッケージや商品名に使用することは商標権侵害となる可能性が高いため、避ける必要があります。また、広告や販促物の一部にティファニーブルーに近い色を取り入れる場合も注意が必要です。

近い色を個人的に楽しむことはOK

商業利用が制限されているティファニーブルーですが、個人の範囲で楽しむことまで禁止されているわけではありません。たとえばネイルカラーやスマートフォンの壁紙、インテリアのアクセントなどに近い色を取り入れるのは自由です。

ティファニーブルーのカラーコードがわからなくても、ブルーグリーン系の色調を選べば、その雰囲気を気軽に楽しめます。ブランドの権利や世界観を尊重しながら、日常に上手く取り入れてみてください。


ティファニーブルーの参考カラーコード

完全に同じ色を再現することはできないものの、ティファニーブルーには、デザインや印刷の現場で広く用いられている近似色が存在します。

ここでは、編集部が検証したティファニーブルーに近いカラーコードを紹介します。

ティファニーブルーのHEXカラーコード

ティファニーブルーの近似色として代表的なものがHEXカラーコード「#81D8D0」です。明るいターコイズブルーのような色合いで、ティファニーブルーによく似た雰囲気を再現できます。

ただし、これはあくまでも参考値であり、正規のカスタムカラーとは異なります。使用する際は、その点に十分留意しましょう。

ティファニーブルーのCMYK

CMYKとは、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)、ブラック(Key plate)の4色で構成される印刷用の色表現方式です。ティファニーブルーの近似色を印刷物で再現したい場合には、以下のCMYK値が参考になります。

C:40
M:0
Y:4
K:15

ティファニーブルーのRGB

RGBとは、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3色の光を組み合わせて色を表現する方式で、主にディスプレイやデジタル機器で使用されます。スマートフォンの壁紙などでティファニーブルーを再現したい場合には、以下のRGB値が参考になります。

R:129
G:216
B:208


ティファニーブルーに関する豆知識3選

ティファニーブルーには、色そのものの魅力だけでなく、ブランドの歴史や戦略にまつわる興味深いエピソードも数多く存在します。

ここでは、そんなティファニーブルーに関する豆知識を3つご紹介します。

 “ティファニーブルー廃止”の真相

2021年4月、ティファニーがブランドカラーを黄色に変えたというニュースが話題になりました。きっかけは、公式Instagramに投稿されたエイプリルフールの“偽告知”です。

翌日には「ティファニーブルーを変えることはありません」と否定したものの、実際にロサンゼルスなど一部店舗が期間限定で黄色に塗装され、大きな注目を集めました。

当時のティファニーは、「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」や「Christian Dior(クリスチャン・ディオール)」を傘下に持つLVMHに買収された直後であり、新体制のもと若い世代を意識した戦略の一環だったとされています。

 ティファニーで「ブルーボックス」をもらうには条件がある

「ブルーボックス」とは、ティファニーのジュエリーやギフトが収められている、ティファニーブルーの箱のことです。実は、このブルーボックスは単体で購入することはできません。アイテムを購入した人にだけ無償で贈られる特別な箱であり、これ自体がブランドの緻密なイメージ戦略のひとつといえます。

ブルーボックスは、目にするだけで中身への期待や高揚感が生まれるように設計されています。1889年にはニューヨーク・イブニング・サン紙も「ティファニーには、どんなにお金を出しても買えないものが一つある。それはティファニーの名を冠したボックスである」と紹介しており、その希少性と特別感は今も変わりません。

出典:ティファニー ブルー ボックス|TIFFANY & CO. 

ティファニーブルーに輝く「ブルーボックスカフェ」

ティファニーでは、ティファニーブルーを活かした体験型のブランド戦略も展開しています。

2025年7月11日、アジア最大規模となる旗艦店「ティファニー銀座」がオープン。翌8月8日には併設カフェ「Blue Box Café by Natsuko Shoji」がオープンしました。

店内には、アメリカの建築家ピーター・マリノ氏による独創的かつ洗練された空間が広がっており、ティファニーブルーを表現したマカロンなども味わうことができます。


ティファニーブルーがあしらわれたアイテム

ティファニーブルーは「ブルーボックス」だけでなく、ジュエリーや腕時計、シューズなど、さまざまなアイテムにも使われています。

ここでは、その中でも特に人気が高く印象的なアイテムをご紹介します。

リターン トゥ ティファニー  ダブルハートタグペンダント

画像はブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影した「リターン トゥ ティファニー  ダブルハートタグペンダント」です。

「リターン トゥ ティファニー」コレクションの原点は、1966年に登場した“Please Return to Tiffany & Co. New York”と刻印されたキータグにあります。タグには固有の番号が刻まれており、持ち主が鍵をなくしても、その番号を手がかりにティファニー本店へ届けられる仕組みになっていました。

その後、このキータグをモチーフとしたジュエリー展開が始まり、現在まで続く人気コレクションへと発展しました。

ダブルハートタグペンダントは、大小二つのハートシェイプが胸元で揺れる愛らしいデザインが魅力。片方のハートには伝統の刻印が施され、もう片方にはティファニーブルーのエナメルが輝きます。

歴史あるアイコニックなモチーフとブランドカラーの鮮やかさを融合したこのペンダントは、世代を超えて長く愛され続けています。

ティファニー T ダイヤモンド&ターコイズ ワイヤーリング


画像はブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影した「ティファニー T ダイヤモンド&ターコイズ ワイヤーリング」です。

「ティファニー T」コレクションは、希望と可能性の地であるニューヨークの精神を具現化したデザインとして誕生しました。その中でも、ダイヤモンドとターコイズを組み合わせたワイヤーリングは特別な存在です。

ティファニーブルーを想起させるターコイズは、100年以上にわたりデザイナーに愛されてきた宝石であり、透明感のあるダイヤモンドと調和することで気品ある輝きを放ちます。一つひとつ形が異なるターコイズの自然な個性は、身に着ける人の魅力を引き立たせるユニークさを持っています。

シンプルに単独で着けても、ほかのリングと重ねてモダンに楽しんでも映える、ティファニーならではの人気アイテムです。

 ティファニー アトラス

画像はブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影した「ティファニー アトラス」です。

「ティファニー アトラス」は、ニューヨーク五番街本店のファサードに掲げられたアトラス クロックから着想を得て生まれた腕時計です。

ローマ数字をグラフィカルに配した文字盤にティファニーブルーがさりげなくあしらわれ、洗練された印象を与えます。宝石専門店としての美意識と時計製造の技術が融合した逸品です。

ファッションアイテムとしても人気が高く、性別を問わず身に着けやすいユニセックスな魅力を発揮。ビジネスシーンでは凛とした存在感を放ち、カジュアルスタイルにはさりげない上品さを添える万能な時計として、幅広い世代に愛されています。

 ティファニーコーヒーカップ

画像はブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影した「ティファニーコーヒーカップ」です。

ティファニーの職人たちは、実用的なアイテムをも丁寧な手仕事で仕上げ、日常を彩る芸術品へと昇華させています。その象徴ともいえるのが、ティファニーブルーで彩られた「ティファニーコーヒーカップ」です。

シンプルなフォルムにブランドロゴが映えるカップは、ティータイムを華やかに演出します。アイコニックなカラーと上質な素材が融合したカップは、大切な人への贈り物や自分へのご褒美にふさわしいアイテムといえるでしょう。 

ティファニー×ナイキ エアフォース1 1837

画像はブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影した「ティファニー×ナイキ エアフォース1 1837」です。

2023年、スニーカーシーンを揺るがす一足として登場したのが、ティファニーとナイキによる正式コラボレーションモデル「ティファニー×ナイキ エアフォース1 1837」です。ティファニーが世界的スポーツブランドであるナイキとタッグを組んだことは大きな話題を呼びました。

マットな質感のブラックレザーに、ティファニーブルーのロゴが映えるデザインで、ヒールにはシルバー925のティファニー製タグがあしらわれています。

同時に、ホイッスルやシューホーン、シューブラシ、デュブレといったスターリングシルバーの限定アクセサリーも展開されました。ジュエラーとしての技や魂とナイキのストリートカルチャーが融合した、まさに特別な一足です。

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ティファニーブルーはブランドを象徴するカラー

ティファニーブルーは、ブランドを象徴する特別なカラーであり、誕生から100年以上が経った今でも世界中の人々を魅了し続けています。ティファニーのジュエリーやアイテムには普遍的な価値があり、時を経ても色あせることはありません。

なお「ブラリバ」では、ティファニーをはじめとしたブランドジュエリーの買取を強化中。使わずに眠っているアクセサリー、そのままにしていませんか?

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参考:TIFFANY & CO. 公式サイト

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