
「1カラットのダイヤモンドはいくらするの?」と疑問を抱いている人も多いでしょう。
1カラットの値段は、4C(品質基準)やブランドによって数十万〜数百万円と大きく変わります。
この記事では、2026年最新の価格相場をグレードやアイテム別に比較します。予算内で賢く手に入れる裏技や、将来の資産価値まで詳しく解説。これから購入する人は必見です!
※本記事で記載している価格や相場は、2026年8月時点で編集部が独自に調査した情報です。紹介している価格は一例であり、市場動向・為替変動・地金素材・ダイヤモンドの4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)などの条件により変動する場合があります。
※各ブランドの価格は予告なく変更される可能性もあるため、最新の詳細は各ブランドの店舗または公式サイトでご確認ください。
※本記事に記載された将来の価格見通しや市場動向(資産価値等に関する内容)は、複数の公開情報や市場の傾向をもとに編集・推定したものであり、いかなる投資判断を保証するものではありません。ご自身の判断と責任において参考情報としてご活用ください。
※本記事で使用している画像は、弊社で撮影したオリジナル画像、または商用利用可能なフリー素材を使用しています。
目次
1カラットのダイヤモンドの値段

1カラットのダイヤモンドの値段は、品質やブランド、アイテムによって大きく異なります。まずは購入の基準となる「最新の価格相場」を、グレード別・アイテム別・ブランド別にわかりやすく解説します。
【4Cグレード別】1カラット(ルース)ダイヤモンドの値段
1カラットのダイヤモンド単体(ルース)の値段は、「4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)」の評価によって数十万円から数百万円まで大きく変動します。
無色透明で内包物がない最高級グレード(D〜Fカラー / FL〜VVS2)であれば約150万〜220万円以上、標準的なグレード(G〜H / VS1〜VS2)で約60万〜100万円、色味や内包物を少し妥協したコスパクラスで約20万〜50万円が目安です。
| グレード | ランク | 値段の目安 |
|---|---|---|
| D〜Fカラー / FL〜VVS2 | 最高級 | 約150万〜220万円以上 |
| G〜H / VS1〜VS2 | 標準 | 約60万〜100万円 |
| I〜Jクラス / SI1〜SI2 | コスパクラス | 約20万〜50万円 |
「4C」については下記の章で解説します!
【アイテム別】婚約指輪・ネックレス・ピアスの値段の違い
ジュエリーの価格は、「ルース(裸石)代 + 地金・枠代 + デザイン加工費」で決まります。
婚約指輪(プラチナ)の場合、ルース価格に約10万〜20万円が上乗せされます。
一粒ネックレスの場合はチェーンと枠代で約5万〜15万円が加算の目安です。
ピアスを購入する際は、とくに注意が必要です。「両耳合計で1カラット(片耳0.5カラットずつ)」なのか、「片耳1カラット(両耳で計2カラット)」なのかで価格が数倍変わります。
アイテムの用途に合わせて予算配分を考えましょう。
【ブランド別】1カラットダイヤモンドリングの値段

ノーブランドや一般店なら100万円以内で手に入る1カラットダイヤモンドの婚約指輪も、ハイブランドになると価格は跳ね上がります。モデルによっては300万円を超えることも珍しくありません。
価格差が出るのは、各ブランドが独自に設ける厳格な品質基準に加え、ブランドのステータス料、洗練されたデザイン費、充実したアフターサービス代が含まれているためです。
| ブランド名 | モデル(型番) | カラット数・仕様 | 値段 |
|---|---|---|---|
| Cartier (カルティエ) | 1895 ソリテールリング ブリリアントカット ダイヤモンド (N4807300) | 1.02カラット F / VS1 プラチナ | 361万6,800円 |
| Harry Winston (ハリー・ウィンストン) | ラウンドカット・クラシック・リング (RGDPRD010TB) | 1カラット(センターストーン) | 580万円台中心 |
| Van Cleef & Arpels (ヴァン クリーフ&アーペル) | ボヌール 1.00カラット EIF (VCARB86000) | 1カラット E / IF プラチナ | 533万2,800円 |
| GRAFF (グラフ) | プロミス ラウンド ダイヤモンド エンゲージメント リング (RT01ALL_RT01_GR18327) | 1カラット(センターストーン) E / IF | 662万円 |
※値段は記事更新日時点の各公式サイト掲載価格をもとにしています。カラット数や仕様などにより、価格は変動する可能性があります。
※価格は予告なく変更される可能性があります。
ダイヤモンドの値段は何を基準に決まる?
ダイヤモンドの値段を左右するのは、大きく分けて3つの要素です。なぜ同じ1カラットでも価格に大きな差が生まれるのか、そしてなぜ時期によって価格が変動するのか、それぞれの基準を紐解きます。
基準① 石の品質を評価する「4C」
ダイヤモンドの価格は、米国宝石学会(GIA)が定めた国際的な品質評価基準である「4C」によって決定されます。
4Cとは、Carat(重さ)、Color(色)、Clarity(透明度・キズの有無)、Cut(研磨・輝き)の頭文字です。重くて大きく、無色透明で内包物が少ないほど希少性が増し、値段は高くなります。
とくに「カット」は4Cの中でも唯一人間の技術が関わる項目であり、ダイヤモンドの輝きを大きく左右する重要な要素です。
4Cの評価基準
- Carat(重さ):数字が大きいほど重くて評価が高い
- Color(色):D~Z(Dに近いほど無色透明で評価が高い)
- Clarity(透明度・キズの有無):FL~I3(FLに近いほど評価が高い)
- Cut(研磨・輝き):Excellent~Poor(EXに近いほど評価が高い)
ダイヤモンドの価値を見極める方法について、より詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考になります。
>>ダイヤモンドの価値を見極める方法
基準② 世界的な需要と供給を示す「国際相場(RAPI)」

ダイヤモンドの値段を決めるもうひとつの重要な基準が、世界的な需要と供給のバランス(国際相場)です。この相場トレンドを測るバロメーターとなるのが「RAPI(ラパポート価格指数)」です。
RAPIは世界の取引データをもとに算出される卸売価格の指数であり、この数値が上がれば小売店の価格なども連動して上がります。
2023年以降、ラボグロウンダイヤモンドの普及などで下落傾向が続いていた1カラットのRAPIですが、とくにここ13か月間続いていた連続下落が2026年7月にストップし、横ばいとなりました。
原石の減産や在庫調整が進んだことで相場は「底打ち」し、2026年現在は安定期に入っています。
ダイヤモンドの価格推移についてもっと知りたい人は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
>>ダイヤモンドの価格推移と今後の見通し!
基準③ 国内価格に直結する「為替レート」
日本国内に流通するダイヤモンドはすべて輸入品であるため、販売価格は「ドル建ての国際相場」と「為替レート」に直結します。
近年はラボグロウンダイヤモンドの普及などにより、天然ダイヤモンドの国際相場は下落傾向にあるのが実態です。しかし、歴史的な「円安」の影響で日本円に換算すると国内価格は値上がり、あるいは横ばいしているように見える現象が起きています。
とくにハイブランドにおいては、ルースの相場だけでなく、金やプラチナなどの地金価格の高騰、世界的な人件費の上昇、ブランド価値の向上を背景とした価格改定(値上げ)が定期的に行われていることも、価格上昇の大きな要因です。
「国内価格が高い=ダイヤモンド自体の価値が上がった」とは限らないため、購入の時期を見極めるには為替の動向チェックが欠かせません。
1カラットのダイヤモンドを予算内で手に入れる3つのコツ

いざ1カラットのダイヤモンドを購入しようとしても、気になるのはその値段ですよね。1カラットのダイヤモンドは価値が高いことから、ほしいアイテムが予算を上回ってしまうことも考えられます。
ここでは、予算内でダイヤモンドを手に入れるコツを紹介します。
4Cのメリハリを付ける
天然ダイヤモンドにこだわりたい場合は、4Cのグレードに「メリハリ」をつけましょう。
輝きを決める「カット」は最優先(Excellent以上)にしつつ、肉眼で差がつきにくい「カラー」や「クラリティ」のグレードを下げると、予算を抑えられます。
ヴァン クリーフ&アーペルの「ボヌール 1.00カラット」を例にとると、カラット数は同じでも、グレードの差によって価格が大きく変動することがわかります。
【ボヌール 1.00カラットの比較】
| 型番 | グレード | 価格 |
|---|---|---|
| VCARB86400 | E / VVS2 | 386万7,600円 |
| VCARB86200 | E / VVS1 | 442万2,000円 |
| VCARB86000 | E / IF | 533万2,800円 |
| VCARB85800 | D / VVS2 | 458万400円 |
| VCARB85600 | D / VVS1 | 510万8,400円 |
| VCARB85400 | D / IF | 646万8,000円 |
※価格は予告なく変更される可能性があります。
「0.9カラット」で価格を抑える
あえて「1.0カラット」に届かない「0.9カラット」を選ぶという手も。
ダイヤモンドは1.0カラットの大台に乗ると急激に価値(価格)が跳ね上がります。 しかし、0.9カラットと1.0カラットの直径差はわずか0.2mm程度で、肉眼で大きさを判別するのは困難です。
見た目のボリューム感は1カラットとほぼ変わらないにもかかわらず、0.9カラットのダイヤモンドは価格を安く抑えられます。
たとえば、カルティエの「1895 ソリテールリング ブリリアントカット ダイヤモンド」の0.9カラットと1.02カラットを比較してみましょう。
0.9カラットを選べば、1.02カラットよりクラリティのグレードが1段階(VVS2へ)上がっても、約50万円安く抑えられます。
【1895 ソリテールリング ブリリアントカット ダイヤモンドの比較】
| カラット数 | グレード | 価格 |
|---|---|---|
| 0.9カラット | F / VVS2 | 308万8,800円 |
| 1.02カラット | F / VS1 | 361万6,800円 |
※価格は予告なく変更される可能性があります。
リユース(中古)ジュエリーを探す
新品に強いこだわりがなければ、リユース(中古)品を探すのもおすすめです。
リユース市場のジュエリーは新品の半額近くで販売されているケースも多く、同じ予算であれば新品よりもワンランク上のグレードの1カラットダイヤモンドが狙えます。
鑑定書付きのものは将来的な資産価値も維持できるため、価格と品質を両立したい人に最適です。

「憧れの1カラットを手に入れたいけれど、予算が足りない…」
そんな人は、自宅に眠っているジュエリーを売却し、購入資金に充てるのも賢い選択肢です。
「ブラリバ」では、ダイヤモンドや金・プラチナ製品を高価買取中!地金相場の高騰もあり、古い指輪やネックレスが思わぬ高額査定につながり、購入予算を生み出せるケースが増えています。
まずはお手持ちのアイテムがいくらになるか、LINEで気軽に無料査定してみませんか?
1カラットのダイヤモンドの資産価値とリセールバリュー

ダイヤモンドは単なる装飾品ではなく、実物資産としての側面も持ち合わせています。資産や投資を目的として1カラットのダイヤモンドの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
1カラットのダイヤモンドは資産価値が高い
ダイヤモンドの価値はカラット数が大きくなるほど上昇します。
0.1〜0.5カラット程度の小粒ダイヤモンドは流通量が多く、地金代やデザイン料が価格の大半を占めます。しかし、1カラット以上の大粒の原石は採掘量が少なく、希少価値が高くなります。
流通量が多い小粒ダイヤモンドとは異なり、1カラット以上は国際的な取引相場が明確に確立されているため、値崩れしにくい「世界共通の実物資産」として高く評価されるのです。
資産価値が落ちにくい1カラットダイヤモンドの特徴
資産価値が落ちにくい1カラットダイヤモンドの特徴には、大きく分けて3つのポイントがあります。
ひとつめは「投資目線の4C基準」を満たしていること。無色の場合はD〜Eカラー、VVSクラス、3EX(トリプルエクセレント)など、最高品質を狙うことで値崩れを防げます。
2つめは別格の価値を持つ「ファンシーカラーダイヤモンド」であることです。天然のピンクやブルーなどは、無色ダイヤとは全く異なる独自の基準で評価され、極めて希少なため無色を凌ぐ価格で取引されます。
3つめは「信頼できる鑑定機関の証明があること」。世界基準であるGIAや中央宝石研究所(CGL)の鑑定書があるダイヤモンドは、資産価値が落ちにくいです。
ダイヤモンドの資産価値についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
>>ダイヤモンド投資は本当にアリ?資産価値や将来性、メリット・デメリットを解説!
【Q&A】1カラットのダイヤモンドにまつわる疑問を解消!

1カラットダイヤモンドの購入を検討する際の、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。大きさや重さといった基本的な知識から、予算や日常使いの悩みまでお答えします。
1カラットのダイヤモンドの大きさはどれくらい?
一般的なラウンドブリリアントカット(円に近い形)の場合、1カラットのダイヤモンドの大きさは直径約6.5mm。
5円玉の穴の大きさ(5mm)よりも一回り大きく、鉛筆の断面(約7.5mm)よりも一回り小さいくらいのサイズ感です。
指に着けるとしっかりとした存在感を放ち、遠目からでも美しい輝きがはっきりとわかります。
1カラットのダイヤモンドの重さはどれくらい?
1カラットは「0.2グラム」です。
指に着けたり手に乗せたりしても物理的な重みはほとんど感じません。
1gのダイヤモンドは何カラット?
1カラットが0.2グラムであるため、1グラムのダイヤモンドは計算上「5カラット」です。
5カラットともなると直径は約11mmにも達し、一般的なジュエリー店ではめったにお目にかかれない特大サイズです。極めて希少なハイジュエリーの領域となります。
30万円で1カラットのダイヤモンドは買える?
結論からいうと購入可能です。
ただし、天然ダイヤモンドの新品で30万円となると、色味がかなり黄色っぽかったり、肉眼でも内包物が確認できる「Iクラス(I1〜I3)」などの低グレード品、またはノーブランドのものがほとんどになります。
予算30万円で「美しく輝く1カラット」を手に入れたい場合は、リユース(中古)品を選ぶといった工夫が必須となるでしょう。
1カラットのダイヤモンドは「譲れない優先順位」を決めて選ぼう
1カラットのダイヤモンドの値段は、4Cのグレードやブランドによって数十万〜数百万円と大きく変動します。
後悔しないためには、「絶対に天然がよい」「輝き(カット)だけは妥協しない」「コスパ重視でリユース品を選ぶ」など、自分の中で譲れない優先順位を決めることがもっとも重要です。
また、1カラット以上のダイヤモンドは資産価値が高く、将来的なリセールバリューが期待できるのも大きな魅力です。
この記事の価格相場や選び方のコツを参考に、買って後悔しない1カラットのダイヤモンドを見つけてみてください。

