
「TUDOR(チューダー)」は、ロレックスの創設者ハンス・ウィルスドルフがセカンドラインとして立ち上げたブランド。コストパフォーマンスやデザインに定評があり、近年人気が急増しています。
「ロイヤル」など店頭で出会いやすいモデルもありますが、「ブラックベイ」をはじめとした一部モデルは品薄が続いています。
この記事では、チューダーの入手困難ランキングを現行モデル・廃盤モデルにわけて紹介します!
※アイキャッチ画像:ブラリバで買取・仕入れをし、自社で撮影したアイテムを使用しています。
※本記事では、当社が保有するデータに加え、各ECサイト・チューダー公式サイトを総合的に精査し、編集部の独自基準でアイテムを選出しています。
目次
- 1 【現行モデル編】チューダーの入手困難ランキングTOP10!
- 1.1 1位 ブラックベイ クロノ ピンク(Ref.M79360N-0019)
- 1.2 2位 ブラックベイ58 GMT(Ref.M7939G1A0NRU-0001)
- 1.3 3位 ブラックベイ54(Ref.M79000N-0001)
- 1.4 4位 ブラックベイ プロ(Ref.M79470-0001)
- 1.5 5位 ペラゴス 39(Ref.M25407N-0001)
- 1.6 6位 レンジャー(Ref.M79950-0001)
- 1.7 7位 ブラックベイ セラミック(Ref.M79210CNU-0001)
- 1.8 8位 ブラックベイ(Ref.M7941A1A0RU-0003)
- 1.9 9位 ブラックベイ GMT(Ref.M79830RB-0001)
- 1.10 10位 ブラックベイ クロノ S&G(Ref.M79363N-0001)
- 2 【廃盤モデル】チューダーの入手困難ランキングTOP5!
- 3 チューダーはなぜ入手困難なのか?
- 4 入手困難なチューダーはどこに行けば買える?
- 5 チューダーの入手困難モデルを狙うなら今がチャンス
【現行モデル編】チューダーの入手困難ランキングTOP10!

チューダーの現行モデルのなかには、入手困難なモデルが存在します。
正規店での購入が困難な幻のモデルや、需要が高騰している10本をピックアップしました。
※本記事でのランキングは編集部が独自に選出したものです。
1位 ブラックベイ クロノ ピンク(Ref.M79360N-0019)
| 定価 | 96万9,100円 |
| 素材 | ステンレススチール |
| ケースサイズ | 41mm |
ブラックベイ クロノ ピンク(Ref.M79360N-0019)は、ブランドアンバサダーのデヴィッド・ベッカムらにインスパイアを受け生産された、ピンクダイアル仕様のモデルです。
2024年に限定生産されると、挑戦的なカラーリングに加え、アンバサダーの着用が大きな話題を呼びました。
現在も正規店で入手困難な1本で、「幻のクロノグラフ」と言っても過言ではありません。
中古市場では、定価をゆうに超えた170万円前後での取引が常態化しており、資産価値の高さがうかがえます。
2位 ブラックベイ58 GMT(Ref.M7939G1A0NRU-0001)
| 定価 | 76万5,600円 |
| 素材 | ステンレススチール |
| ケースサイズ | 39mm |
ブラックベイ58 GMT(Ref.M7939G1A0NRU-0001)は、新開発のGMTキャリバーを搭載。
バーガンディとブラックのツートンベゼルに、ゴールドプレート加工の目盛りが映えるデザインが特徴です。
従来の41mmGMTモデルより扱いやすく、コンパクトサイズを求める層から強く支持されています。
流通量が抑えられているうえ入荷タイミングも不規則なため、正規店での購入が難しいモデルです。
3位 ブラックベイ54(Ref.M79000N-0001)
| 定価 | 65万4,500円 |
| 素材 | ステンレススチール |
| ケースサイズ | 37mm |
ブラックベイ54(Ref.M79000N-0001)は、1954年に発表された「初代サブマリーナー(Ref. 7922)」のデザインを現代に再現した復刻モデルです。
ケース径37mm、厚さ11.2mmというコンパクトなケースサイズで、抜群の装着感を味わえるのがポイント。日常使いのしやすさが高く評価され、購入希望者が後を絶ちません。
クラシカルな外観と70時間パワーリザーブなど現代的な性能を両立し、幅広い層から支持を集めるモデルといえるでしょう。
4位 ブラックベイ プロ(Ref.M79470-0001)
| 定価 | 70万6,200円 |
| 素材 | ステンレススチール |
| ケースサイズ | 39mm |
ブラックベイ プロは、1970年代のヴィンテージツールウォッチを彷彿とさせる、オレンジGMT針と24時間ベゼルが特徴のプロフェッショナル仕様です。
ジャンピングアワー式のローカルタイム表示など、実用性の高いGMT機構を搭載している点も見逃せません。
日本人の腕になじむ39mmサイズと万能な使い勝手から、発売以来高い人気が続いているモデルといえるでしょう。
5位 ペラゴス 39(Ref.M25407N-0001)

| 定価 | 78万1,000円 |
| 素材 | チタニウム |
| ケースサイズ | 39mm |
ペラゴス 39は、軽量で耐食性に優れたグレード2チタニウムを採用した、本格ダイバーズウォッチです。
サンレイサテン仕上げの質感と、赤文字の「PELAGOS」ロゴなど、シンプルながらこだわりが詰まったデザイン。扱いやすい39mmのサイズ感も人気を博しています。
登場時の爆発的な品薄からはやや落ち着いたものの、時計界のアカデミー賞と評される「GPHG」の受賞歴を誇る実力派です。
6位 レンジャー(Ref.M79950-0001)

| 定価 | 55万6,600円 |
| 素材 | ステンレススチール |
| ケースサイズ | 39mm |
1960年代の伝説的なツールウォッチ「Ref.7995」を現代風にアップデートしたレンジャー。
耐久性と実用性に定評があり、時計としての完成度の高さがうかがえます。
グリーン・レッド・ベージュのミリタリー配色を含むファブリックストラップも展開している、シリーズ全体の個性もファンの心を射止めています。
39mmのコンパクトなケースサイズと軽快な着用感が、幅広い層からの支持につながっています。
7位 ブラックベイ セラミック(Ref.M79210CNU-0001)

| 定価 | 85万300円 |
| 素材 | セラミック |
| ケースサイズ | 41mm |
ブラックベイ セラミックは、オメガ以外で初となる「METAS(スイス連邦計量・認定局)」による「マスター クロノメーター」認定を受けた、キャリバーMT5602-1Uを搭載しています。
レギュラーラインでは珍しいセラミック製ケースが人気を博し、希少性と高級感を両立しています。
チャリティーオークション「Only Watch」の限定モデルがベースとなった、特別な背景を持つ1本です。
8位 ブラックベイ(Ref.M7941A1A0RU-0003)

| 定価 | 75万6,800円 |
| 素材 | ステンレススチール |
| ケースサイズ | 41mm |
ブラックベイ(Ref.M7941A1A0RU-0003)は、バーガンディのアルマイト加工ベゼルを採用した、定番41mmラインの1本です。
ブラックベイ58(39mm)より大きめのケースを好む層から支持されており、シリーズの基本形といえる存在です。
比較的手頃な値段ながら「マスタークロノメーター」認定済みのキャリバーMT5602-1Uを組み込んでいるため、コレクションの中心的存在として安定した人気を維持しています。
9位 ブラックベイ GMT(Ref.M79830RB-0001)

| 定価 | 73万1,500円 |
| 素材 | ステンレススチール |
| ケースサイズ | 41mm |
ブラックベイ GMTは、GMT機能を備えた実用性の高さから、旅行やビジネスシーンで活躍する層に支持されています。
自社製キャリバーMT5652を搭載する本格的なスペックと、人気の「ペプシベゼル」を兼ね備えたモデルです。なおかつ、高水準なコストパフォーマンスを実現しているため、本格派のGMTウォッチを求める層から絶大な支持を集めています
その結果、正規店の在庫が安定しない状況が続いています。
10位 ブラックベイ クロノ S&G(Ref.M79363N-0001)

| 定価 | 149万6,000円 |
| 素材 | ステンレス&イエローゴールド |
| ケースサイズ | 41mm |
ブラックベイ クロノ S&Gは、イエローゴールド製ベゼル・リューズ・ブレスレット一部を組み合わせたコンビ仕様のクロノグラフです。
クロノグラフ機能とタキメーターベゼルを備え、スポーティさと高級感を高い水準で両立しています。
上位のモデルよりは入手しやすいですが、タイミングによっては購入困難な場合も。
【廃盤モデル】チューダーの入手困難ランキングTOP5!

生産終了により中古市場でしか出会えないモデルのなかから、希少性と人気の高い5本を厳選しました。
※本記事でのランキングは編集部が独自に選出したものです。
1位 モンテカルロ 7169/0(オールトリチウム アンティーク)
モンテカルロ 7169/0は、カジノのルーレット盤を思わせる文字盤デザインからその名が付けられたヴィンテージクロノグラフです。
12時間表示の回転ベゼルを備えた第2世代モンテカルロ(7100シリーズ)であり、同シリーズの中でも高い人気と希少性を誇るモデルです。
経年変化した「オールトリチウム」の夜光インデックスがヴィンテージの味わいを演出し、フルセット個体は高値で取引され、中古市場では200万円を超えるケースも珍しくありません。
2位 クロノタイム “ビッグブロック & スモールブロック”(Ref.79160 / Ref.79260 など)
クロノタイム“ビッグブロック”は、ロレックス•デイトナが手巻きだった1976年に自動巻きクロノグラフを搭載していたことで知られるモデル。機能性だけでなく、歴史的価値も評価されています。
第3世代クロノタイム(Ref.79160など)は“ビッグブロック”の愛称で親しまれ、無骨な存在感が人気を集めています。その後、第4世代(Ref.79260など)では薄型フォルムを採用し、“スモールブロック”へと進化しました。
どちらのモデルも初期はロレックスのパーツ(リューズや裏蓋)が流用されていたため、それらの個体はコレクターズアイテムとしても価格が高騰しています。
3位 ヘリテージ ブラックベイ(Ref.79220N)
ヘリテージ ブラックベイ(Ref.79220N)は、現代ブラックベイの原点と言える人気モデル。
現行の「盾ロゴ」とは異なる、ヴィンテージファン垂涎の「ローズロゴ(小バラ)」と湾曲した文字盤表記が特徴です。
自社製ムーブメントへの世代交代により、わずか半年ほどの短期間で生産終了となったため、中古市場での流通量は極めて少量です。そのため、定価を大幅に超えるプレミアム価格で取引されています。
4位 ヘリテージ ブラックベイ ハロッズ限定 (Ref.79230G-0001)
ヘリテージ ブラックベイ ハロッズ限定モデルは、英国の老舗百貨店「ハロッズ」限定で販売された1本。時計コレクターからは「グリーンベイ」「チューダーカーミット」の愛称で親しまれています。
通常ラインには存在しないハロッズのシグネイチャーカラーである、ディープグリーンのベゼルが目を惹く一品。さらに、裏蓋のハロッズロゴも特別感を演出します。
発売当初はロンドンのハロッズ店舗限定モデルでしたが、ハロッズ公式オンラインストアで販売されていた時期もあるようです。
生産終了の噂が流れており、現在は中古市場での購入が現実的な選択肢と言えます。
5位 ヘリテージ ブラックベイ クロノ 初代(Ref.79350)
2017年に登場した、ブラックベイ クロノ「真の初代モデル」です。
2代目ブラックベイ クロノがアルミ製ベゼルを採用しているのに対して、初代はステンレススチール製ベゼルを備えているのが特徴。その無骨な佇まいは、今なおファンを魅了し続けています。
2代目への移行に伴い短い製造期間で廃盤となったため、現在では中古市場でしか入手できない、コアなファン向けの隠れた名作クロノグラフです。
チューダーはなぜ入手困難なのか?
チューダーはロレックスから独立したブランドとして、ムーブメントやパーツが独自に進化をしています。その結果、高級時計愛好家から高評価を獲得するブランドへと成長を遂げました。
そんなチューダーが入手困難となってしまう、4つの原因を紹介します。
高品質な時計が100万円以内で手に入るから
チューダーは自社工場での効率的な生産体制により、ほとんどの時計が100万円以内で手に入ります。
「Born To Dare(挑戦者の精神)」というスローガンを掲げているチューダー。高性能な時計の証「マスタークロノメーター」を取得している時計も存在しながら、他の高価格帯ブランドと比較すると手頃な価格で販売し、コンセプトを体現しています。
この技術的価値と価格のバランスが、高級腕時計初心者から愛好家に至るまで、非常に高い需要を生み出しています。
日常使いしやすい実用性の高さ
チューダーは、堅牢性の高さから日常使いに適した実用時計として支持されています。
ロレックスから受け継いだ高い堅牢性を誇るケース構造で、耐久性と腕へのフィット感を実現。さらに、ヴィンテージ感溢れるリベット風デザインで、歴史を紐解く美しい佇まいも妥協せずに両立しています。
近年は、工具なしで最大8mm(5段階)の微調整ができる「T-fitクラスプ」を導入し、更なる進化も期待されています。
シーンを選ばず着用できる実用性も、根強い人気を支える理由といえるでしょう。
ロレックスとは異なる独自のデザイン性
チューダーは、スノーフレーク針やブルーベゼル×ブルーダイヤルなど、ロレックスには存在しない配色・意匠を数多く採用しています。
レザーやラバーなど交換用ストラップの選択肢が豊富で、季節や服装に合わせて印象を変えられる遊び心のあるデザイン展開も魅力です。
伝統的なローズロゴに加えて盾をモチーフにしたロゴも存在し、独自のブランドアイデンティティを確立しています。
生産数が需要に追いついていないから
チューダーは、人気モデルほど需要が供給を上回りやすく、正規店入荷分がすぐ完売してしまいます。
市場に出回る個体数自体が限られるため、「チューダーマラソン」で複数店舗を巡る愛好家も少なくありません。
限定生産モデルは、廃盤後は中古市場での供給が絞られるため価格が高騰します。また、新作コレクションも流通量が安定するまで時間を要し、発売直後の在庫確保は難しいことが多いです。
入手困難なチューダーはどこに行けば買える?

チューダーを購入する際は、正規店はもちろんのこと、中古市場も視野に入れることで、希望のモデルに出会える可能性が高まります。
販売店・ブティック
正規販売店・ブティックでの購入は、入手困難なチューダーを狙う際にまず検討したいルートです。
チューダー日本公式サイトでは直接購入することはできません。そのため、正規品を確実に購入したい場合は店舗に出向く必要があります。
全国の正規販売店・ブティックで購入すると、定価での購入とメーカー保証が受けられる点が大きな魅力。
2020年以降は、偽造防止技術として「NFCチップ搭載のギャランティカード(保証書)」を導入し、世界共通の5年間保証を設けています。
公式サイトの店舗検索ページを使えば、現在地周辺の販売店・ブティックを簡単に探せます。まずは近隣の店舗をチェックし、在庫状況をこまめに確認しましょう。
フリマサイト・オークションサイト
フリマサイトやオークションサイトは、入手困難なチューダーを探す際の選択肢のひとつです。
廃盤・限定モデルが見つかる可能性があるいっぽう、個人間取引のため保証がなく、トラブルに繋がりやすい購入方法です。
画像と実物の相違や偽物混入の事例もあるため、出品者の評価や説明文をよく確認し、慎重に検討することをおすすめします。
>>チューダーを買う前に査定士が実際に見ている真贋ポイントを確認
海外の販売店
日本で入手困難なモデルも、需要が異なる海外の正規店では在庫が見つかる可能性があります。
並行輸入品は海外で出荷された時点から保証期間が始まっており、手元に届く頃には残期間が短くなっている場合があるため注意が必要です。
また、免税範囲(20万円)を超える購入は課税対象となるため、帰国時の税関申告を忘れないようにしましょう。
ブランドリユースショップ
ブランドリユースショップは、定価より安い価格で人気モデルに出会える可能性がある購入ルートです。
写真や動画で状態を細かく確認できるうえ、正規店にない在庫が見つかることもあります。中古品でもメーカー保証が有効な場合があり、購入者名の記載有無にかかわらず条件を満たせば保証を受けられます。
チューダーの入手困難モデルを狙うなら今がチャンス
チューダーでは一部の人気モデルや希少なヴィンテージは、需要が供給を上回る状況が続いており、とくに廃盤モデルは時間が経つほど入手難易度が高まる傾向にあります。
ブラックベイ クロノ ピンクなどの特別仕様のモデルから廃盤ヴィンテージまで、希少な一本は市場に出るたびに争奪戦となりやすいのが実情です。
正規店だけにこだわらず、中古市場や海外ルートなど複数の選択肢を組み合わせることで、理想のモデルに出会える可能性は大きく広がるでしょう。

